一人旅にもサイコーです！

長文です。
興味のある方だけどうそ（笑）

2014年11月下旬に観光で2泊。一人旅です。公式サイトからネット予約し支払いはクレジットカード。食事の追加注文分は現金精算。連泊割引がありました。1泊2食付きプランです。

以下はすべて11月下旬に「ちゃんや～・しらぱまの四つ竹」に泊まった場合の話です。各棟がフクギ並木周辺に離れて点在しているので、別の棟では項目によって話が異なってくるためです。建物の仕様もそれぞれ違うみたいなので。また季節によって日の出日の入りの時間が異なりますし。

6時ではまだ真っ暗です。7時前後になってようやく明るくなりだします。ここに泊まると、朝はまず縁側の雨戸を開け放つことからはじまります。木製なので動きがスムーズにいかず、時には外側に回って戸袋に収納します。しかも雨戸の枚数が多い（笑）。これだけでも都会暮らしの人間にとっては一つのイベントになるでしょう。

布団の上げ下ろしは各自で行います。新聞はありませんがテレビはあります。私はドコモですが携帯電波は入りました。ただしLTEには切り替わらなかったかな。部屋にWiFiはありませんが食事処では使えるようです。エアコンの効きはバッチリです。瞬間湯沸かし器がありますのでコーヒーがすぐ飲めます。冷蔵庫もあり中には水のポットが入ってました。室内は禁煙ですので愛煙家は縁側で吸いましょう。シャワー付きの風呂で湯船はゆったりサイズ。水回りとトイレ（高機能ウォシュレット）は最新式です。

朝目覚めて雨戸の一仕事が終えたら、島ぞうりを履いてすぐ近くの海に出てみましょう。左に目をやると高級リゾートホテル、右には備瀬崎が見えて目の前は伊江島です。干潮時なら備瀬崎の浜にいる熱帯魚たちが見えます。海は朝が順光、夕方が逆光です。夕日見物をするのもいいでしょう。ただし風がないと蚊がいます。虫除けスプレーなどで防御しましょう。

さてお楽しみの食事ですが「食事処・ちゃんや～」は徒歩2～3分の所にあります。四つ竹を出たらフクギ並木を南方向に歩きます。そのまま一直線でちゃんや～が右手にありますが、道中の交差点を右に目を向けると海が見えてしまいます。それもエメラルドグリーンのきれいな海です。するとつい寄り道したくなります（笑）。なので約束の時間には余裕をもって出かけましょう。たとえば午前8時スタートで予約したなら、その20分前に部屋を出るとか（笑）。なお向かう際は部屋に備え付けの島ぞうり（ビーチサンダル）で行くことをお勧めします。砂で汚れても気にならないし、食事処では足を拭くタオルも用意されています。雨の日ならなおさらサンダルがいいでしょう。さらに朝は地元住民が並木道を掃き掃除しているはずです。きれいにならされた道に足跡を付けていくような感覚です。「ご苦労さま」の気持ちとともに「おはよううございます」とあいさつを交わすといいでしょう。

夜は夜でこれまたスリリングです（笑）。私は2泊とも午後7時からスタートにしました。街灯がほとんどないので並木道は真っ暗です。そのため備え付けの懐中電灯を持って食事処まで向かいます。男性ならともかく、女性の一人旅だとちょっと不安になるかもですね。その場合は食事処からもっとも近いタイプの部屋を予約することを勧めます。雨の日もそのほうが便利ですね。広い部屋に一人利用だと宿泊費が割高になるでしょうが、背に腹はかえられません。と言っても周囲は物騒な地域ではありません。大声を上げれば村中の人が出てくるでしょう。フクギ並木の集落とはそういうところです。

食事処・ちゃんや～も古民家です。ダイニングには神棚がありました。食事内容は朝夕とも最高でどれを食べても美味しいです。夜はコース料理になっていてメイン（アグー豚のしゃぶしゃぶや陶板焼）は予約時に選択しておきます。沖縄の家庭料理なども出ます。オプションメニューもあり、ジーマミー豆腐が最高に美味しかったです。私は下戸なので頼みませんでしたが、泡盛やワインのリストも豊富にありました。ソフトドリンクもあり、オリオンのノンアルコールビールもありました。連泊の場合は翌日から別メニューの選択ができます。スタッフが尋ねてくれますので相談するといいでしょう。朝は和定食ですが、おかずの内容は沖縄家庭料理風です。魚にしろ野菜にしろ肉にしろ、ほとんどの素材が地産地消だとスタッフは言ってました。食後にはコーヒーも飲めます。私はテラスに席を移して、タバコと一緒にいただきました。灰皿は白い大きな貝殻です（笑）

どうでしょうか。
ホテルライフとは異なるものですが、たまにはこんな宿もいいのでは。
フクギ並木に囲まれ古民家の宿ですごす静かな夜。
目の前は青い海。
美味しい食事と笑顔のスタッフ。
私はこの宿を選択して本当によかったと思います。

そうそう美ら海水族館がすぐ近くにあります。朝一番、または夕方など団体観光客が減った時間に行けるのは魅力ですね。私は午後4時～入場券（通常よりも割安）で黒潮の海大水槽を思う存分堪能してきました。午後5時からはジンベイザメへのエサやりタイムもありました。

クチコミ投稿日：2014/12/04