北京発着便には遅れやすい便もあります。

今回は上海虹橋～北京のCA1502便を利用しました。上海虹橋定刻11：50発でしたが、朝の時点で天候の影響で2時間近く遅れが発表されていました。確かに前日北京の天候は荒れ気味だったようで、この便は国際線機材のA350を使用することから、国際線の遅れを引きずりやすい便でもあります。また、時間帯的に混雑空港である北京の空域規制を受けることもあるようで、遅れることが比較的多い便であるようには感じていました。予約に関してですが、今回は中国国際航空の中国版のウェブサイトを英語表示して直接購入しました。というのも、日本版のウェブサイトでは、この便はプレミアムエコノミーの座席が最安値と表示され、エコノミーがそもそも選択肢に表示されないようになっていたため、やむなく中国版サイトから購入するに至りました。予約がしっかり行えているか不安もありましたので、TRAVELSKY.comにおいてE-チケットの確認も行いました。当日は予約後に表示されたバーコードをカウンター見せるだけで、あっさりとチェックインができました。北京から遅れをもってやってきた使用機材は、A350 B-1085は先述の通り国際線機材であることもあり、個人用ディスプレイも大きく、快適に過ごすことが出来ました。この便では欧米系のCAの方も乗務しており、英語も問題なく使えました。客室乗務員の方々の対応は特に問題はなく。機内食はしいたけたっぷりの麺で、味付けはなかなかよかったのですが、その他の付け合せも含めて、特においしいとは思わないレベルの範囲です。利用便は山東省上空に差し掛かったあたりで、旋回して上空待機がありましたが、その後無事に着陸し、結局2時間遅れのまま到着となりました。ただし機材はこの後国際線で使用するようで、到着したのは第三ターミナルの最も北にある国際線ブロック。したがって、搭乗橋ではなく、搭乗橋の手前にある階段を下されて、バスに乗り換えて、国内線ブロックの建物に到着という手順となることから、さらに時間がかかることとなりました。国内線で国際線機材に乗ることができるお得便ではありますが、国際線機材の間合い運用の場合、遅れの影響を受けやすいことや北京での到着ゲートなど、時間的な注意は必要であると感じました。