2017/12/23 - 2017/12/31
2位(同エリア24件中)
worldspanさん
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この旅行記のスケジュール
2017/12/23
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ダカール国際空港
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飛行機での移動
エールブルキナ
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ダボヤ教会
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リベルテ大通り
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サンカリアレ市場
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ワガドゥグゥー駅
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グランマルシェ
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カテドラル
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チャペル
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ウスマン像
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ホテルリベルテ
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グランモスク
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スーパースキマス
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ワガドゥグゥー国際空港
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この旅行記スケジュールを元に
1960年に「オートボルタ共和国」と言う名でフランスから独立したブルキナファソ。その後ユーゴスラビアのチトーが主導で作り上げた非同盟主義に賛同し、非同盟運動に加入する一方で、社会主義路線の諸国と友好関係を築いた。
現在の「ブルキナファソ」と言う名に改称されたのは1984年、アフリカのチェ・ゲバラと言われるサンカラが政権を握っていた時のこと。その意味は「清廉潔白な民の国 」、「高潔な民の国」。
ブルキナファソの政治は決して安定したものではなく、ブルキナファソの英雄サンカラは1983年に33歳の若さで大統領に就任するも37歳で暗殺され、その後も独裁政治や軍事政権が発足するなど幾度となくクーデターを経験した。
ブルキナファソの特筆は、中国と距離を置いていること。アフリカはチャイナマネーに席巻されているが、ブルキナファソは台湾を国家として承認している数少ない国だ。ブルキナファソは中国から札束で頬を叩かれながら台湾への断交を求められるも、中国の要求を一蹴したところは国名通りの高潔感がうかがえる。
日本にはなじみの薄いブルキナファソだが、映画界ではその存在感が強い。ブルキナファソでは2年に一度、パン・アフリカ国際映画祭、FESPACOが開催される。FESPACOは40 年以上の歴史を誇る伝統的なアフリカ最大の国際映画祭でもあり、アフリカ出身の映画監督たちはFESPACOを登竜門として出展し、その後世界で活躍する。いわばアフリカ映画界の中心がこのブルキナファソなのだ。
アフリカの「チェ・ゲバラ」、高潔な民、そしてFESPACO・・・、ブルキナファソを知れば知るほど味がある国に感じる。首都のワガドゥグゥーは治安も安定し、西アフリカでは群を抜いて旅行がしやすい国。首都の見所は少ないが、地方には見所があるので、オススメの国だ。
++++++++++++++++++++++++
12/23 KIX 23:35 EK315ー
12/24 DXB5:45
DXB 7:15 EK798 ー DSS14:20
Hotel La Villa Serere
12/25 DSS 7:30 KP3003 ー OUA10:20
Hotel de la Liberte
12/26 OUA 15:25KP46 ー NIM17:30
Grand Hotel
12/27 NIM 9:15 KP47 ー LFW11:35
LFW 12:45 KP16 ー CKY17:25
Zambezi Inn Hotel
12/28 CKY 7:00 KP1069 ー BKO8:50
BKO 15:10 ET909 ー DSS17:10
Hotel Warang
12/29 DSS 15:50 EK795 ー
12/30 ーDXB7:35
Dubai International Hotel
12/31 DXB 3:05 EK316 ー KIX16:55
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空 エチオピア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
PR
-
セネガルから次に目指す場所はここ、ブルキナファソ。西アフリカの中央に位置する国。サハラの南に位置する国で、サハラ砂漠からの砂が首都ワガドゥグゥーで常に舞う。町並みが茶色く見えるのはそのためだ。
その量も半端じゃない。写真を見てもわかるように、黄砂なんて比じゃないほど。健康に影響がありそうな気がする。。。
今回の旅行ではブルキナファソの首都、ワガドゥグゥーに滞在した。ワガドゥグゥーは人口約200万人の大都会。とはいっても、大きなビルが建ち並ぶわけではなく、逆にホンマに200万人も住んでんの!?と感じてしまう。 -
ブルキナファソには、サファリを楽しめるドゥブルベ国立公園もある。ドゥブルベ国立公園はブルキナファソ、ニジェール、ベナンの3か国にまたがるとても大きな国立公園だ。
その他西側にはボボデュラッソという町があり、泥で作られたモスクがとても有名だ。ボボデュラッソには空港があり、首都のワガドゥグゥーから2日から3日に一本、飛行機も飛んでいる。一応国際線も週に数本ある。
ただ残念ながらブルキナファソは場所により、日本政府は退避勧告(危険度が最大のレベル4)、であったり、渡航中止勧告(レベル3)を発令している。レベル4と言えば、イラクのバグダットやアフガニスタン、ソマリア、シリアと同レベルに危険であるという位置付けになる。
首都のワガドゥグゥーやボボデュラッソは注意が必要な程度のレベル1。 -
ワガドゥグゥーへのフライトの前日の夕方、日本から丸一日かけてセネガルに到着した。旅の疲れから、部屋でシャワーを浴び、荷物の整理をしていると、目覚まし時計をセットした19時頃にはもう寝入ってしまった。
しかし22時頃、あまりの寒さに目が覚めた。蚊に刺されるのが嫌なのでジャージ上下を着ていたがそれでも寒い。日中は気温30度に達するが、夜の気温は13度ほど。気温の寒暖が激しい。
翌朝は早い。ホテルのスタッフにはタクシーを早朝5時に頼んでいたので三時半には起床して準備に取りかかる。夜に洗濯した服が乾いてなければドライヤーをかけたり、お金の計算や荷物の整理、時間を要する。朝食は機内食で持ち出したロールパンと日本から持ってきたハッピーターンだ。
4:45にはロビーにおりた。ロビーには誰もいない。スタッフからは「部屋に鍵をつけて勝手に出ていけば、それでチェックアウトさ!」といわれたが、タクシーが来なかったら一体どうすれば良いのだろうか?ふと不安になっていた。
5時5分前、そんなに早く来るはずもないが、大体アフリカタイムはたおやかな時の流れ。遅れるのが前提だ。とはいえ、わかっちゃいてもソワソワする。少々遅れるのは見込んで時間を設定しているが、そもそも来なければどうすればよいのだろうか???
5時になった。タクシーが来る気配もない。5時半になるかなー。。。、ここはアフリカ、心配するな、と自分に言い聞かせながらも心はソワソワする。
5:10頃、ようやく外で人の気配がしたーそう、タクシーがきたのだ。頼んでいたのでタクシーが来るのは当たり前だが、それでも「if」があるので、ホンマに嬉しかった。。タクシーは漆黒の闇を時速100キロで突っ走り空港には5:30には到着することができた。 -
セネガルの首都、ダカールの新空港は2017年12月7日に開港した西アフリカで最も新しい空港だ。空港は厳密にはダカールではなく、近郊のディアッセという町にある。
セネガルの大統領はこの空港を西アフリカのハブ空港にすべく建設した。しかし旧空港は滑走路が二本あったが、新空港は一本のみ。食事をする場所もカフェが数か所設置だけ。お土産店も二店舗のみ。銀行は二階にあるが24時間営業ではない。最新の空港にもかかわらず、携帯電話の充電するような場所もない。 -
致命的なのが、セネガル国内に路線を持つ航空会社はあるが、国際線は他諸国の航空会社に依存していること。西アフリカのハブ空港といえば、エールコートジボワールのベース、コートジボワールのアビジャン国際空港と、Askyのベース、トーゴのロメ国際空港があるが、ダカールの新空港はセネガルの大統領が目指す「西アフリカのハブ空港」には遠く及ばない状況だ。「新しい空港」、ただそれだけ。
2019年には首都のダカールと空港を結ぶ鉄道が開業し、市内中心部とのアクセスは大きく改善されるが、実際に鉄道が敷設され営業するのはいつになるやらわかったもんじゃない。「取りあえず空港を作って開港しました」という印象は否めない。 -
そんなダカールの空港で、一人のセネガル人と知り合った。彼の名はライ。私が空港でボーっと外を眺めていると、「君は日本人?」と声をかけてきた。
「雰囲気で日本人ってわかるよ。」と、日本人はアフリカでは頻繁に中国人に間違えられるので(世界の何処に行ってもか。。)、その言葉は意外に感じた。彼は空港職員で、20代。子供の頃に、何とJAICAのお世話になったのだとか。そのため日本人にとても敬意を払っており、JAICA以外の日本人と話すことがないので、こうして会話ができるのがとても嬉しいのだという。
JAICAはセネガルにおいても活動をしており、評価が高いのだという。
昨年ガボンでもJAICAの活動を評価している男性に出会ったが、こうして日本人に好意や敬意を抱いてもらえるのは、日本人としても誇らしいし、アフリカの利便性の悪い田舎に派遣されながらも技術や医療、農業などの支援をするJAICAの人たちを改めて尊敬してしまう。 -
ダカール国際空港を7:30に出発するはずのエールブルキナは一時間も遅れて出発した。エールブルキナはその名の通り、ブルキナファソのナショナルフラッグ。
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エールブルキナに搭乗するのは今回で二回目のフライト。昨年はガーナからトーゴまでの50分程のフライトを経験した。前回のフライトも一時間遅れだったが、今回も一時間の遅れ。西アフリカでこの程度の遅れは定時と思わなければならない。
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ターミナルだけがポツンとある。周辺開発は全くされていない。ただし、ダカールに向けての高速道路は整備されているように感じた。
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機内は前方に乗客が固められ、後方座席はまばらな感じ。搭乗率で言えば6割程度といった感じか
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ダカールからワガドゥグーまでは約二時間のフライト。簡単な機内食が配膳される。クロワッサンと菓子パン、そしてヨーグルト。アフリカのコーヒーは濃厚で美味しい!
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機内食を食べた後、トレイなどが回収されるが、その回収方法は実に大胆。トレイ以外のものはすべてごみ箱に捨てていった。確かにお皿に使われた容器は安っぽいものではあるが。。。リサイクルした方が安くつくような気がするが、そうでもないのかな???
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そんなエールブルキナから、クリスマスの粋なプレゼントがあった。乗客全員に一杯のシャンパンが振舞われた。これがヨーロッパの航空会社やエミレーツであればわかるが、まさかエールブルキナでこんなもてなしを受けるとは!?
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ダカールから二時間、ブルキナファソの首都、ワガドゥグゥーに到着した。国内線はブルキナファソきっての観光地、ボボデュラッソにも飛んでいるが2日に一本程度、国際線も一日に数本しかない空港なのでとてもこんじんまりしている。まるで日本の離島の空港のようだ。
ワガドゥグー空港 (OUA) 空港
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イミグレーションカードが機内で配られるので、記入してこれをイミグレにパスポートと一緒に提出。西アフリカでは出入国時に賄賂の要求があったりすることがあるが(セネガルでも日本への帰国時にあった)、ブルキナファソではそんなこともなく、淡々と手続きが行われていく。
ワガドゥグー空港 (OUA) 空港
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因みにビザはこんな感じ。空港にはオンアライバルでのビザの窓口があったが、日本人はビザを空港で取得することができないと聞いていたので、駐日大使館で事前に取得していた。西アフリカの国によってはビザの発行後3ヶ月の有効期間内であれば、何時でも出入国が可能な国もあるが、ブルキナファソはビザの申請時に記入した入国日からビザの有効となるので注意が必要だ。
飛行機のキャンセルなどに対応できるように、ビザの申請時には余裕を持って入国日を決めておいた方が良い。 -
ワガドゥグゥーは人口約200万人の町とはいえ、見所は市内中心部に凝縮されている。1日10キロ歩くか歩かない程度で、凡その観光地を回ることはできる。
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ホテルまでの移動には事前にトランスファーを依頼していており、飛行機の到着が遅れたのでドライバーと合流できるか不安だった。しかしアライバルホールにホテルのネームプレートをもったドライバーがいたのでホッとした。
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ん???ホテルに事前オーダーでトランスファーを依頼しておけば、そりゃおるじゃろ!、と思うでしょ?
ところが昨年のアフリカ旅行では7回頼んで合流できたのは3回だけ。何と50パーセントにも満たない。 -
ホテルは市内中心に位置する安宿のリベルテホテル。ところが残念なことに宿泊客は皆無に等しい。中庭でパソコンを打ったりお茶をしていたが、宿泊客に会うことがなかった。。
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観光客を見かけないのにはブルキナファソに対する欧米諸国の評価による影響が非常に大きい。
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ブルキナファソは治安が不安定なマリ、ニジェール等に囲まれており、これら周辺諸国との国境付近は治安が悪く、欧米諸国はもちろん日本もブルキナファソの同地域については渡航中止勧告や退避勧告を発令している。
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そうはいってもブルキナファソは以前は西アフリカの中でも比較的治安がよかったが、年々治安が悪化し、国境付近ではアルカイダやアル・ムラビトゥーンといったテロリスト集団の活動が頻繁にあり、欧米人も誘拐事件が発生するなどにより、欧米からの観光客はここ5年間で減少していた。
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ブルキナファソの観光産業は衰退していったが、これに追い打ちをかけるような事件が起こった。2016年1月、治安が安定している首都、ワガドゥグーにアルカイダ系のテロリスト集団が侵入し、外国人が利用する高級ホテルとカフェが襲われ、外国人を含む30名が亡くなった。
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日本政府はこれを受け、2016年にはワガドゥグーの4段階の危険度をレベルの1からレベル2に引き上げ、不要不急の渡航を自粛するよう発令した。
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現在日本政府は治安が安定したことを評価し、ワガドゥグゥーのハザードマップをレベル1に引き下げた。ところが欧米諸国はレベル2を継続しており、観光客が激減している。
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ワガドゥグー市内を歩いていて感じたことは、欧米の評価よりもはるかに治安がよいこと。
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日本政府はワガドゥグーを一時的にレベル2に引き上げていたが、過去同じレベル2の街を訪れたことがある。それは戦争をしていない場所として世界で最も治安が悪い町と言われる、ホンジュラスのサンペトロスーラという町だ。
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町歩きはとても緊張感があり、一人ではまともに歩くことができなかった。なぜなら殺人事件は日本の200倍の発生率で、そのほとんどが銃犯罪。
https://4travel.jp/travelogue/11097324
いつ、どこから、誰が襲ってくるかもわからない状況だったサンペトロスーラがレベル2であることを踏まえると、ワガドゥグーはサンペトロスーラとは比べ物にならないくらい、日中の治安は良好だ。何せ一人でよほどの場所でない限り歩けるのだから。 -
こうして考えると欧米によるブルキナファソの評価は低いと感じてしまう。ホテルの人や、お土産店で話をしていて皆口を揃えてこういう。「ワガドゥグーはこんなに治安がよいのに何故ヨーロッパやアメリカは危険な国と評価するのか。ヨーロッパのほうがよっぽどテロが起こっているし、殺人事件はアメリカのほうが多く起こっているではないか。」と。
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欧米の各政府、日本のMOFAが発令する治安情報はあくまでも自国民に対する治安面の発令であり、多くの外国人が訪れることにより、再びテロを惹起させるかも知れないので、一概に判断することは難しい。。
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とは言え、ワガドゥグーについていえば落ち着いており、主要な道路には兵士がたち、一定の警備がなされていることを考えると、以前と比べれば少なくとも日本の評価通りのレベル1でも十分な印象が強い。
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リベルテ大通りからほど近いダポヤ教会(?・glise de Dapoya)。この教会の歴史を調べては見たものの、何処にも書かれていなかった。カトリック系の教会のようだ。場所はサンカレアレ市場からも近い。
ダポヤ教会 寺院・教会
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ホテルリベルテからリベルテ通りを右手に一キロくらい歩いていくと、サンカリアレ市場marche・ de Sankariareがある。
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市場はとても静か。そうか、、今日はクリスマスだからかな?
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市場が静寂なのはとても気持ちが悪い。
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ワガドゥグゥー駅のちょうど真裏、タポソバ・テンガ・ドミニク通りに位置するモスク。
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ワガドゥグゥーに民営バス会社もあり、ここから、ボボデュラッソやその他地域にバスを走らせている。
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単線の線路が一本延びている。写真の方向の先にはボボデュラッソがあり、さらにその遥か先コートジボワールのアビジャンまでつながっている。週に3本の国際列車をのんびり楽しむのも良いかもしれない。
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駅までのみち。車やバイクが走ると凄まじい砂ぼこりが舞う。マスクを持ってきて正解だった。
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ワガドゥグゥー駅。毎日旅客列車が走っているとは思えないが、とても立派な駅舎だ。
ワガドワガドゥグゥ中央駅 駅
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駅構内にはカッサがズラリと並んでいる。これだけ立派な建物はあるのに鉄道のインフラが整備されていないのは実にもったいない。
ワガドワガドゥグゥ中央駅 駅
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ブルキナファソのグランマルシェ。特徴的なのは二階建てになっていること。
ワガドゥグ中央市場 市場
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二階は衣料店が多く並んでいる。この日はクリスマスの影響か、シャッターを閉めているお店もあり、14時前には半分以上のお店が店じまいをし始めていた。賑わいを楽しむことが殆どできることなく撤収・・・。
ワガドゥグ中央市場 市場
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1938年に建設されたカテドラル。ワガドゥグゥーの観光名所のひとつで、白人の観光客もちらほら見かけた。因みに内部は撮影禁止となっている。
ワガドゥグー大聖堂 寺院・教会
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カテドラルのファサード。左右のアンバランスさがとても特徴的でアフリカらしい。カトリック系の教会で、周囲は大変広い広場になっているので喧騒とは無縁の世界が広がる。
ワガドゥグー大聖堂 寺院・教会
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カテドラルの横に位置するチャペル(Chapel de la Reconciliation)。チャペルの横にはカテドラルが経営していると思われるホステルがある。
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銅像はセンベーネ・ウスマン Sembene Ousmane。セネガル出身の映画監督で「アフリカ映画の父」と呼ばれいる。
彼の働きかけにより、ブルキナファソで1969年からアフリカの国際映画祭、FESPACOが開催されることになった。ちなみにFESPACOとはFestival panafricain du cin ma et de la t l vision de Ouagadougouの略称。現在でも二年に一度開催されている由緒ある映画祭だ。センベーネ ウスマンの像 モニュメント・記念碑
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ワガドゥグゥーで宿泊したHotel de la Liberte 。リベルテ大通りから少し中に入っているので、とても静かだ。レストランもあるので夕食も食べることができる。レセプションはフランス語しか通じない人もいたが、別に気にならない。昔はバックパッカーたちでにぎわっていたような雰囲気はあるが、今は殆ど宿泊客がいない。
Hotel de la Liberte ホテル
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一泊バストイレ付で約3,500円の部屋。蚊帳やエアコンもついている。蚊帳は睡眠時には利用していたが、エアコンは全く利用しなかった。
Hotel de la Liberte ホテル
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ホテルにはガーデンテラスがある。ここで朝食や夕食を食べることができる。テラスのほうが部屋よりもむしろWiFiが良くつながる。
Hotel de la Liberte ホテル
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ワガドゥグ市内を歩き回った後にホテルでゆっくりビールを飲んだ。
Hotel de la Liberte ホテル
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本日のディナーはビーフステーキとポテト。ニンニクと胡椒が良く聞いていてとても美味しかった。夜は蚊がやってくるので、少々暑いがジャージの上下で対応。
Hotel de la Liberte ホテル
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雰囲気は良いのだが、如何せんブルキナファソへの旅行者が少ない。とりわけフランスやドイツといったヨーロッパからの観光客が激減したのは、このホテルにとっても大きな痛手だろう。
Hotel de la Liberte ホテル
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庭にある木の葉っぱに付着した砂。これを見ればわかるでしょ??どれだけ毎日砂が待っているのか。
Hotel de la Liberte ホテル
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朝食はいたってシンプル。朝食は別料金で注文制。フランスの植民地の影響だからか、パンは美味しい。
Hotel de la Liberte ホテル
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ワガドゥグーを出発する26日、スーパーマーケットに訪れた。
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昼食と夕食に食べるパン等を購入ししようとしたわけだが、驚いたことにスパーにはブルキナファソで作られたものが殆ど何もない。
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ワガドゥグー駅近くのバス乗り場でお客を待つバス。
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ブルキナファソでもコーヒー豆は栽培されているはずだ。しかしブルキナファソでも製品化したコーヒーが全く売られていないのだ。
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昨年訪れた東アフリカのウガンダやルワンダにも自国で製品化したコーヒーが売られていたが、ブルキナファソでは見当たらない。他の食材もそう。缶詰やお菓子、ヨーグルトまでmade in Burkina Fasoの商品が限られている。
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加工業や製造業が一体どのくらいあるのだろうか。アフリカでは一次産業しかない国もあるといわれているが、せめて加工業は発達させなけれ、いつまでたっても世界最貧国のままに甘んじてしまう。主要な乗り物といえばバイク。バイクの製造だけでもできればこの国の発展は見えるのだが。
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因みにブルキナファソの経済力は、隣国と比べても著しく低い。ブルキナファソのGDPは隣国のガーナやコートジボワールの半分にも満たないと言われている。
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今まで西アフリカには6カ国訪れたが、西アフリカではトーゴに並んで気に入った国だ。シノワ(中国人)と言われることもあるし、日本人とわかると「案内してあげるよ」とか、「生活ができないから何か買ってくれた」と執拗に言ってくる者もいる。しかし基本的には穏やかな国民性でとても居心地が良かった。
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この治安の状況であればボボデュラッソにも行けそうだ。もう少し治安が回復すれば地方を含めた旅ができそうだ。
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MAPS. ME でホテルから近いスーパーを探していくつか行ってみると、既にスーパーがなくなってた場所がいくつもあり、結局三キロも歩いてグランモスク付近までやってきた。復路も合わせると6キロもある。あと一時間くらいでホテルに戻りたいのにな。。。
ワガドゥグー グランモスク 寺院・教会
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人口1800万人を抱えるブルキナファソだが、そのうち約6割りがイスラム教徒(スンニー派)だといわれている。その総本山がこのグランモスクになるのかな?建物はまだ一部建設途上にある。
ワガドゥグー グランモスク 寺院・教会
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三キロ歩いて、やっとこさスーパーを見つけた。スーパーではお土産にmade in burkina faso のコーヒーを購入しようとしたが、残念ながら売っていなかった。全てフランスや他の諸国て製造されたものの輸入品ばかりだ。
SCIMAS スーパー・コンビニ
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スーパーで購入したパンとポテチ。これがこの日の昼食。ホテルを正午にチェックアウトする前にささっと食事を済ませた。13時にトランスファーを手配していたのでそれまではホテルのカフェで紅茶を飲みながらマッタリとした時間を過ごそうとした。カフェで、お世話になったお礼に折り鶴を作ってあげると、大喜びをされ20代の女性がまるで子供のようにおおはしゃぎ。どうやってつくるの?と言われ、折り鶴教室となった。
Hotel de la Liberte ホテル
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空港は市内中心部から数キロしか離れていないため、13時過ぎには空港に。空港はこじんまりとしており、一部2階建てになっているが、基本的には平屋の建物。一階にアライバルホールとデパーチャーホールがある。
チェックインがはじまるまで時間があるので、空港の前に座りボーッと時間を潰すことに。ワガドゥグー空港 (OUA) 空港
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空港の前には小さなお店が並んではいるが、そもそも空港の利用者も少なければ、フライトも少ないので、ガランとしている。
ワガドゥグー空港 (OUA) 空港
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空港のデパーチャーホール。簡単なお土産店が二店、キオスク二店、その他カフェがある程度だ。
ワガドゥグー空港 (OUA) 空港
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空港でパスポートコントロールを受け、バゲージコントロールを受け、保安区域に入域する。保安区域には一部2階が設置され、ブルキナファソの民族衣装などの衣類のお土産を売っていたり、レストラン、ラウンジがある。
ワガドゥグー空港 (OUA) 空港
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二階の通路の先に見えるのが服屋さん。その奥にラウンジがあるが、残念ながらプライオリティパスは使えない。
ワガドゥグー空港 (OUA) 空港
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一階の保安区域にはバーやキオスクがある。飛行機に搭乗するときには窓側に設置された扉が開かれ、バスに乗って飛行機の近くまで行き、タラップを利用する。バスに乗るといっても、駐機している場所にもよるが、100メートルも乗らない。
ワガドゥグー空港 (OUA) 空港
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目の前に駐機されているエールブルキナ。こんな目と鼻の先でもバスに乗る。
ワガドゥグー空港 (OUA) 空港
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アスカイのQ400に搭乗し、いよいよニジェールへ!
ワガドゥグー空港 (OUA) 空港
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この旅行記へのコメント (4)
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- たぬき2号さん 2018/01/14 19:55:33
- ワガドゥグー
- worldspanさん、こんばんは。
私も年明けワガドゥグーに行ってきました。
リベルテ通りのモスクとスーパーの間にあるホテルに泊まりました。
本当に治安はよかったですね。
それに歩いていると「ボンジュール」と声がかかったりして
過ごしやすい街でした。
ワガドゥグー以外にはバマコ・ドゥアラ・ルアンダを訪れましたが
spanさんの旅行記も参考にさせていただき、ありがとうございました。
また続きを楽しみにしております。
たぬき2号
- worldspanさん からの返信 2018/01/14 23:07:43
- RE: ワガドゥグー
- たぬき2号さん、こんばんは
たぬきさんもワガドゥグゥーに行かれたのですね!私も驚きました。まさかここまで平穏だとは思いませんでした。特に驚いたのはバマコです。何でレベル2の危険度になっているのか全く理解できないほど治安が良かったですよね!
それにしてもうらやましいです。アンゴラに行かれているなんて!以前アンゴラのビザを取得しようとした際、本人が直接大使館に行き申請でなければダメだと電話で受けたことがあります、今は状況が変わったのでしょうか??ルアンダは以前アエロフロートが就航していたので、昔からとても興味があり、アップを楽しみしています。
worldspan
- たぬき2号さん からの返信 2018/01/15 01:06:44
- RE: RE: ワガドゥグー
- worldspanさん、こんばんは。
アンゴラ査証ですが、直接大使館で申請しました。
私、東京で仕事があるときが多いものですから。
しかしルアンダ、たった24時間の滞在であまりにもトラブルが多く
少々まいりました。
アップはだいぶ先になりますが、気長にお待ちくださいませ(笑)
たぬき2号
- worldspanさん からの返信 2018/01/15 07:21:08
- Re: ワガドゥグー
- そうだったんですね・・・。
内戦もあけ、資源も豊かな国なので、好転しつつある国なのかな、とおもってましたけど、何やらあまり他のアフリカ諸国とかわらないのですね・・・。
アップを気長に待っております(笑)
worldspan
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