2017/09/02 - 2017/09/07
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駿河大納言さん
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世界遺産プラハはとても魅力的な街だと思います。しかし、そこは観光地。余程マイナーなところに行かない限り、どこに行っても人だらけ! 特に、今回は中国人の団体旅行が目立ちました。
そこで、プラハとは趣の違うところに行きたいと思い、プラハから列車で1時間の世界遺産クトナー・ホラを訪れてみました。
このクトナー・ホラの見どころは、2つの地域に分かれていて、その2つをどのように繋ぐのかキーポイントだと思います。
一言で言えば、「いろいろな印象をもつ街」だと思いました。決して、すべてがスゴイと思わせるものではなく、すべてがショボいと思わせるようなこともありません。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝ゆっくりし、プラハ本駅をお昼少し前に出発。
プラハ本駅 (プラハ中央駅) 駅
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プトナー・ホラ行きの終点はブルノ。昼間は2時間に1本なので要注意!
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こんな列車です。クトナー・ホラまで、73km、51分、108クローネ。
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Kutna Hora Main Train Station到着。
クトナ ホラー本駅 駅
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この到着に連絡しているKutna Hora Town Train Station行きの2両編成の短い列車に飛び乗る。
とは言え、急いで、帰りの列車の時間とクトナー・ホラのパンフを駅ナカの「Information」でゲット。 -
到着!
駅構内には、こんな古びた列車が捨てられて(?)いる。クトナ ホラームニェスト駅 駅
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列車の進行方向に沿って少し歩くと、目印になる「Church of Our Lady Na Nameti」
でも、外から見るだけ! -
さらに、川にそって進むときれいな公園があり、そこからは、こんな風景が。
クトナー・ホラは城郭都市ではなかったはずなので、丘の上には、城壁。
後から分かったことは、この城壁は、右側の建物イタリア宮殿(イタリアン・コート)を守るためのもの。
左の教会は、聖ヤコブ教会。 -
さらにいくと、聖バルボア教会(左)とイエズス修道学校(イエズス会大学)が丘の上に見えてくる。
丘の斜面には、ブドウ畑。 -
丘を登ると、右側にイエズス修道学校(イエズス会大学)、正面に聖バルボア教会。
まずは、聖バルボア教会へ。 -
聖バルボア教会の正面ファサード。リッパ!!
聖バルバラ教会 寺院・教会
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典型的なゴチックの構造
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いろいろなガーゴイルが。
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その中に一つ。カエルのガーゴイル
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正面祭壇は、最後の晩餐。珍しい!
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そのアップ。
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さらに、そのアップ。イエスの右側が誰かについては、諸説ある。
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天井にはいろいろな紋章。
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主祭壇の反対側には、美しい・美しすぎるパイプオルガン。1760~70年代の作品らしい。
その後ろのステンドグラスも! -
その一部をアップで!
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主祭壇の右上にあるのが、この教会の名前にもなっている聖バルボア。
鉱夫の守護聖人。 -
鉱山の町らしく、作業服を着た鉱夫の像。1700年頃の作品。
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このクトナー・ホラで採掘した銀を硬貨に加工しているところのフレスコ画。1500年ころの作品らしい。この他にも、古いフレスコ画が何枚も!
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ここクトナー・ホラの守護神は聖母マリアとのこと。守護神を聖母マリアにして良いのであろうか? 主祭壇の脇祭壇。
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ここをアップで見ると、その聖母マリアがイエスを抱いている。1380年ころの作品とのこと! 古い! いかにも中世風な作風。
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聖バルボア教会を出たところにあるのが、この教会の聖体礼拝堂。
中には、何もないが、アーチ型の天井が、その柱から伸びているその曲線は美しい。 -
聖バルボア教会から出たところの、イエズス修道学校脇の小路には、聖人の彫像が並ぶ。
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さらにその下には、ブドウ畑。遠くに、聖ヤコブ教会の塔。
この地で醸したワインも売っていました。買いませんでしたが。。。 -
少しいったところに「フラーデク」と呼ばれるチェコ銀鉱博物館。
フラーデク鉱山博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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中は、こんな感じで昔の様子が復元。
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少し歩いたところにある「石の噴水」。
もちろん、目的は、「噴水」ではなく、飲料水の貯水池。
しかし、周りには、美しい装飾がなされている。 -
ちなみに、中を覗いてみると、今はへんな彫像が飾られているだけ。でも、誰も見ないに違いない!
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「石の噴水」の向こう側にあるのが、聖ヤン・ネポムツキー教会。
外観は、ピンクの大理石が用いられていて美しい。聖ネポムツキー教会 寺院・教会
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内部には、聖ヤン・ネポムツキーの伝説が描かれている。全体として調和がとれている。
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聖ヤン・ネポムツキー教会を出たところにあるのが「石の家」。
1489年に、当時の富裕な銀鉱業者の家として建設。 -
切妻部分には、アダムとイブが建っており、紋章などもきっちり残っている。
内部は、博物館になっているらしいものの、パス。 -
修復中だった、ペスト柱。
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ペスト柱からすぐのところにあるのが「イタリア宮殿」。
硬貨鋳造の専門家が、フィレンツェから招かれたので、こんな名前になったらしい。
造幣所として、また、王家の宮殿として使われていた。 -
その中庭。
ガイドツアーは、宮殿部分のツアーと造幣所部分のツアーの2種類。
たまたま、私が訪れた時刻の次のツアーは、造幣所部分。全く面白くなかったです。 -
外に出てみると、城壁が。そして、遥か遠くに聖バルボア教会とイエズス修道学校。
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再び、2両編成の支線に乗って、クトナー・ホラ駅へ
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駅の目の前には、羊や山羊の牧場が。なんてのどか!
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駅から、墓地教会(納骨礼拝堂)へ歩く。15分位。道は分かりやすい。
この教会には、墓地も置かれている。
問題は、この教会の内部。。。 -
入り口を入ったところの写真。
これだとよく見えないから、良いものの、この教会の中身は、ガイコツだらけ。。。もちろん、すべてホンモノ。
ある修道士がエルサレムから一握りの土を持ち帰り、その土をこの地に撒くことによって、ここは聖地に。それを知り、ヨーロッパ各地から遺体が運ばれてきて、ここに埋葬。その数4万人。。。ここまでは、私も理解できます!
しかし、その遺骨をこのように飾り立てる精神は全く理解できません。。。でも、ここも世界遺産!全聖人墓地教会 (セドレツ納骨礼拝堂) 寺院・教会
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主祭壇のようす。すべて人骨!
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すべて人骨!
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紋章まで、人骨!
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こんな飾り方まで。
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よ~っく見てみると、塔の上の飾りもガイコツ。。。
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駅に戻る途中にあるのが、聖母マリア修道院教会。
確かに大きく、確かに重厚。聖母マリア大聖堂 寺院・教会
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重厚な中、可憐なチャペルも。
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再び、クトナー・ホラ駅まで戻る。
この日のプラハ行きの列車は、15:00、17:00、19:00.この日は、臨時の18:00の便も。この18:00の列車で、プラハに帰還。 -
<おまけ>
列車に乗るのなら、クトナー・ホラ行きには、進行方向左側(プラハ行きには、進行方向右側)の方が、川の景色が一部に見え、楽しめます!
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