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人気急上昇 ロシア極東・シベリア情報

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2000/11/01 - 2000/11/01

801位(同エリア827件中)

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JIC旅行センター

JIC旅行センターさん

 ロシアというとモスクワやサンクトペテルブルグを思い浮かべてしまうが、実は日本のすぐ近くにもロシア極東地方のウラジオストックやハバロフスクがある。新潟・富山等から飛行機で約2時間、3?4日の短期間で気軽にロシア旅行できることから新スポットとして人気急上昇。ロシアの大地は日本から案外近くにある。大自然とスラブ民族である美しいロシアの人達に囲まれ、ヨーロッパの雰囲気を味わえるのが嬉しい。最近はホテルやレストラン、ナイトライフもかなり充実してきたので、安旅行から豪華旅行まで色々な旅行を楽しめるようになってきた。また、夏には直行便がでるイルクーツクも合わせて紹介しよう。


<ウラジオストック>
 
 日本海に面したロシア沿海州の州都で、人口は約63万人。入り組んだ入り江と起伏に富んだ地形で、東洋のサンフランシスコとの異名を持つ美しい都市。冬季には厳しい風が吹きつけマイナス20度前後になるが、凍結したアムール湾の上を歩くこともでき、春先にはホテルの窓から美しい流氷も見られる。冬季は乾燥しているため雪は少なく、寒いが真っ青な高い空と太陽が見られる。日本からこんなに近くで別世界を見ることができるのはすごい。

■見所

「鷹の巣展望台」

金閣湾を見下ろす展望台からは、アムール湾も望める。金閣湾には軍艦も見ることができ、太平洋艦隊の軍港であることを思い出させる。

「潜水艦C?56博物館」

実際の潜水艦が陸に揚げられて博物館となっている。

■ホテル

「ヒュンダイ」

韓国現代グループが経営する高級ホテル。街の中心地に位置し、予算がゆるせば泊まってみたいホテル。ショー付きのレストランなども充実。盛り上がってくると、客同士でダンスをしたり、おいしい食事と楽しい雰囲気を味わえる。カジノ、プールなどの施設も充実。

「ベルサイユ」

日本企業との合弁の高級ホテル。中心地に位置し豪華な雰囲気。ロビーはギャラリーになっており、様々な絵画が飾ってある。レストランでは日本食メニューもある。カジノもあり、ホテル内で朝まで楽しめる。

「ウラジオストック」

ウラジオストック駅に近く、アムール湾沿いの高台に建つ大型経済的ホテル。リーズナブルな旅にはぴったり。階により、室内装飾や改装状態が異なり、価格も様々。「さくら」「ふじやま」など、日本風のレストラン・カラオケバーがあるが、味はロシア風。

「ガヴァニ」

中心から少しはずれるが、プール・サウナなどを完備、部屋には日本人用に浴衣のサービスもある。

「アクフェス西洋」

日ロ合弁の高級ホテル。室内は清潔で快適。地階のレストランでは日本食のメニューもある。

■レストラン

「ノスタルジア」

ウラジオストックホテルと駅との中間点にあり、ロシアレストラン、カフェそしてギャラリー&土産物店が一緒になっている。夜には生演奏もあり、食事も美味で雰囲気もナイス。旅行者や地元の人たちにも根強い人気がある。

「ツァールスキー」

ヒュンダイの1階にある高級ロシアレストラン。夜には食事をしながらショーも楽しめる。民族衣装を着たかわいいウェイトレスさんが給仕してくれる。おしゃれをして食事を楽しみたい。

「グドック」

鉄道駅内にあるロシアレストラン。吹抜けの天井が豪華で食事も美味。鉄道旅行の前に食事を楽しめる。


<ハバロフスク>

 アムール河のほとりにあるハバロフスク州の州都であり、人口は約60万人。緑が多く広々とした街である。冬は厳冬で雪も多く、マイナス30度を下回ることもあるが、美しいダイヤモンドダストを見るためならば寒さも我慢できる。河は完全に凍り、歩いて対岸に渡ることもできる。

■見所

「アムール河」

冬は凍っているので無理だが、春から秋にかけてならクルーズが楽しめる。冬には河の上を歩いてみよう。氷に穴を開けて釣りをしている人も多く見かける。

「郷土史博物館」

インツーリストホテルのすぐ横にある。ロシア極東&沿海州の歴史や古代原住民の暮らしぶりがよくわかる。1?2時間で回れるのでぜひ訪れてみよう。

「ロシア中国国境地帯」

市内から1時間ほど車で行くと中国との国境まで行ける。国境近くに自然保護区があり、レインジャーが動物や植物について教えてくれる。シャシリク(ロシア風バーベキュー)を楽しんだり、近くのサウナで汗を流したり1日遊べる。個人では難しいので旅行社に依頼しよう。

「ナナイ人村」

半日コースになるが、少数民族ナナイ人の形成する村があり、家庭訪問をすることができる。子供達は独特の民族衣装をきており、とてもかわいい。

■ホテル

「パルス」

アムール河から近く旧迎賓館を改装した高級ホテルで、ハバロフスクでは一押し。部屋数が少ないので予約は早めに。レストランも定評があり、人気のあるホテル。予算が許せば泊まってほしいお勧めのホテル。

「インツーリスト」

ハバロフスク一の大型ホテル。11階には日本食レストラン「ユニハブ」や夜にはショーのあるバーもありナイトライフも楽しめる。ホステスさん達は日本語を話せるので、美しいロシア美女達と話をしながら楽しく過ごせる。日本食もオーダーでき、日本語のカラオケも楽しめる。

「アメチスト」

全14室のこぢんまりとしたホテルだが、各部屋は広く快適。ホテル内でゆっくり過ごしたい人にはお勧め。

「マールイ」

マールイとはロシア語で小さいという意味。その名の通り11室しかないが、日本食レストランもあり、日本語のできるスタッフが常駐しているので安心できる。

「サッポロ」

こぢんまりとしていて、日本のホテル風の室内。レストランが近くの別の建物にあり、以前はハバロフスク随一の美味しい日本食レストランだったが、最近は残念ながら味・サービスともに質が低下。

「アムール」

レーニン通りに面した古いホテルだが、最近改装され室内はきれいになっている。だだっ広い室内には、大きめのベッドの他、ダイニングセット等がおいてある。値段の割にはお買い得なホテル。チープトリップ向き。

「ツーリスト」

安価な大型ホテル。部屋は簡素だが十分快適に過ごせる。

■レストラン

「シャンガン(香港)」

コムソモール広場に面した中華レストラン。味は美味で人気のレストラン。チャイナドレスを着たかわいいロシア人のウェイトレスさんが給仕してくれる。

「ルースキー」

室内はロシアの田舎風小屋をイメージしており、地元のロシア人が一押しと勧めているロシアレストラン。確かになんでも美味しい。

「B―52」

カジノ・レストラン・ナイトクラブが一緒になっており、レーニン広場に面している。夕食後、クラブで踊ったり、ショーを見たり、カジノでルーレットを楽しんだり、ここ一件で一通りのナイトライフが楽しめる。夜遅くなった時は、車でホテルまで送ってくれるサービスもある。ちょっとおしゃれをして出かけてハバロフスクの夜を満喫しよう。


<イルクーツク>

 ウラジオストクから3泊4日、モスクワからは4泊5日(現地時間)の列車の旅で、東シベリアの中心都市イルクーツクに到着する。イルクーツクは、ロシアの作家チェーホフが「シベリアのパリ」と異称をつけたように、ヨーロッパ風の町並みと澄んだ川の流れる落ち着いた街。18世紀のはじめにロシア帝国の通商及びシベリア開発の拠点として開発され、1825年に「デカブリストの乱」を起こした貴族の流刑地としても有名だ。今でもスパスカヤ教会やパガヴレーニエ寺院、ズナメンスキイ修道院などあちこちに往時を偲ぶ建物と記念碑が、町の中心部には特徴的な意匠を施した木造民家が残されていてシベリア的なものを感じられる。

 イルクーツク駅からは各方面に向かう列車が頻繁にでており、モンゴル・中国などのアジア方面、またロシアを横断するシベリア鉄道のモスクワ・ペテルブルクと極東を結ぶ拠点であることが分かる。遠路を行く旅行者はイルクーツクで一時の休息をとり、食料を仕入れて次の街に旅立つ。

■見所

「ズナメンスキイ修道院」

市内から車で10分、ウシャコフカ川沿いに立つ1762年建立の修道院。

「木造建築博物館」

イルクーツクからバイカル湖に向かう途中の林に囲まれて、戸外に木造建築博物館がある。イルクーツク周辺の古い木造建築を集め、建物は17世紀から18世紀に建てられたものが多い。

「バイカル湖」

イルクーツクから東方へ約70キロ、車で1時間程の隣町リストビヤンカがバイカル湖観光の拠点だ。

 バイカル湖のスケールは大きく、様々な尺度で「世界一」という称号がついてまわる。水深は世界一(1637m)、面積(3万1500平方メートル)と透明度(43メートル)は淡水湖で世界一。面積は琵琶湖の47倍。水量は2万3000キロ立方メートルで、地球上にある淡水の約18%を占める。冬は湖全体が凍り、現地の人たちが歩いた跡が対岸までの氷の道となる。夏には遊覧船があり、その深さと広がりを間近に感じることができる。

■ホテル

「バイカルビジネスセンター」

市内からバイカル湖方面に車で約15分のところに位置する高級ホテル。静かでゆったりした室内は、落ち着いたインテリアでまとまっている。ビジネスマン向けだが、落ち着いた滞在を楽しみたい人に。

「サンホテル」

今年2月にオープンしたばかりの高級ホテル。市内からバイカル湖方面に車で約15分のところに位置する。白に太陽の黄色をイメージした室内で、エレガントな雰囲気。バイカル湖でリゾート気分を楽しみたい人に。

「バイカル」

イルクーツク市内のアンガラ川沿いにある、かつての外国人旅行者用ホテル「インツーリスト」。室内の設備や調度品は少々古いが、レストランやカフェは充実し、サービスデスクでは毎日バイカル湖観光を手配している。

「アンガラ」

イルクーツク市街中心部にある中国資本のホテル。最近改装が進み、6階と7階の部屋は水回りも整備され、ユーゴスラビア製の家具も入り快適。

「ルーシ」

市街中心部にある小さなホテル。室内は旧ソ連製の冷蔵庫や電話がありロシア風ビジネスホテル。部屋数は少ないが好立地で安く宿泊したい旅行者には手頃で便利。

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