2017/08/11 - 2017/08/13
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spitfirebuzz90さん
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フォートラを始めて早12年目。1000冊へ向けての折り返し501冊目は
この春デビューした四国まんなか千年ものがたり、そして今もっとも
乗りたいと言われている大人気の伊予灘ものがたりとJR四国の観光列車の
乗り鉄をメインに20年ぶりに松山へと行って来ました。
それでは、まず四国まんなか千年ものがたり乗車編を綴っていきます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2017年夏休み。 今年の夏は以前から乗りたいと思っていた
JR四国の観光列車である伊予灘ものがたりの乗り鉄をメインに
20年ぶりの松山へと向けて三島駅を朝一番のこだまでまずは
名古屋を目指します。 -
出発はN700A。 新幹線車両も今では殆どがN700Aとなってしまい、
ついこの前JR東海から2018年3月にまずは試験車両としてN700Sが
デビューする事が発表され、1997年デビューのかものはし新幹線
700系が2020年までに引退する事が発表されました。 -
名古屋へは8:40到着。
ここからのぞみ9号へと乗り換えて岡山へ向かいます。 -
岡山へは途中、多くのお客さんの乗り降りでちょこちょこ
遅れ岡山へは定刻より7分遅れの10:34到着。
岡山到着前から10:35岡山発しおかぜ号へと乗り継ぐお客
さんに向けて接続を取りますが乗り換え時間が5分しかない旨を
繰り返し放送していました。
ちなみに私が乗り継ぐ列車は11:05発の南風7号なので余裕は
ありましたが、この日は3連休、お盆休み初日という事で全般的に
新幹線は遅れていました。 -
到着した反対側のホームに上りの500系こだまが停車していました。
500系を見るのも久しぶり。 2008年の夏休みはここ岡山を拠点に
0系、500系メイン、2012年は100系メインに新幹線撮り鉄の旅に
来ました。 ちなみに今回の岡山への途中でエヴァの500系とすれ
違いました。 -
大混雑の新幹線コンコースから在来線乗り場へと移動してきて
津山線を走っているたらこ色のキハ40系と対面。
もう関東では2017年3月に烏山線を最後に見れなくなりました。 -
更に反対側には色は変わってしまいましたが115系、117系。
本日乗車するうずしお・南風の2000系並び。 -
南風7号で本日のメイン、四国まんなか千年ものがたりの
始発である大歩危駅を目指します。 -
本日、乗車する南風7号は偶然にもアンパンマン列車です。
奥にはやはり色は変わっていますが381系特急やくも。
岡山は国鉄時代の車両が未だに多く走っていて、国鉄を
知っている自分には本当に懐かしい限りです。 -
南風7号の反対側には瀬戸大橋アンパンマントロッコ列車が
停車していました。 こちらもアンパンマンカラーにはなり
ましたが国鉄末期に製造されたキハ185系。 当時としては
最先端のハイパワー気動車でした。
今ではJR九州の一部の列車とJR四国では特急剣山等でまだ
走っています。 -
キハ185 1両(これが動力車になります)にトロッコ車両が
連結されています。
反対側に松山からしおかぜ号 8000系 アンパンマン電車が
到着しました。 -
トロッコ車両の内部です。
窓がなく、開放感あふれる車両です。
車内には勿論、アンパンマンデザインされています。
窓がないのでこれで瀬戸大橋を渡るので強風の際は
勿論、注意が必要ですよね。 -
さて南風7号の車内へと戻り、接続する新幹線が遅れた事もあり
岡山を定刻より約5分遅れて出発。 途中、児島駅でJR西日本から
JR四国の運転手、車掌さんへ交代。 ここからJR四国のエリアであり
ジーンズの街でもあります。 -
児島駅到着前から見えていた瀬戸内海を左に、瀬戸大橋へと
向かいます。 -
鷲羽山トンネルを抜けてパッと視界が開け、まるで海の上に
飛び出し方のような感覚になる瀬戸大橋を渡ります。
列車で瀬戸大橋を渡るのは5年ぶりです。 -
瀬戸大橋は本四備讃連絡橋、与島を始めとするいくつかの
島に橋脚を掛けて作られた青函トンネルと共に20世紀最大の
国家プロジェクトとして出来た橋、この橋が出来たおかげで
日本がレールで結ばれました。
かつて一本列島というキャッチフレーズがありましたよね。
-
列車からは坂出のコンビナート群が見えてきて
もう少しで四国へと上陸です。 -
瀬戸大橋を渡ると左側には讃岐富士こと飯豊山が見え
南風は宇多津デルタ線へと差し掛かり宇多津へと向かいます。
ちなみに左へそれる線路が坂出、高松方面へ向かいます。
その奥にまっすぐに見える高架線が予讃線 高松⇔宇和島を
結ぶ線路です。 -
デルタ線を右へそれていき予讃線へと合流します。
-
宇多津駅で徳島行き、うずしお号を切り離して高知へと
向かいます。 途中、丸亀駅手前では丸亀城が見えました。
丸亀城は現存天守12城の一つ、四国4城の一つで石垣が
美しいお城です。 今回は行きませんでしたが過去、2回程
行っています。 -
南風7号は土讃線の起点である多度津駅へと到着。
ここ多度津はかつては鉄道の町として国鉄多度津工場が
あり、今でも給水塔が残っていたりと、風情がある駅でも
あります。 あとで多度津へは戻ってきます。 -
多度津を出発してから、岡山駅で購入した駅弁で早目のお昼と
します。岡山は申し訳ないですが栗のイメージがなかったので
栗おこわのお弁当があるのが意外でした。 -
お弁当の中身はこんな感じです。
意外とボリューミーな内容で、栗が美味しかったです。
ですが、本当は他の駅弁を買うつもりでしたが、売り切れ
というか、準備待ちでしたので第2候補の栗おこわにしました。 -
列車は阿波池田を過ぎ吉野川沿いを走ります。
ここがいわゆる大歩危、小歩危峡と言われている景勝地です。
今から15年前の2002年の夏、友人と高知へ向けてドライブした
所です。 あの時はサンライズ瀬戸で高松入りして祖谷渓、かづら橋
高知を目指し高知城やひろめ市場、桂浜等を巡りました。 -
南風7号は大歩危駅へと到着。反対側にはこの後、乗車する
四国まんなか千年ものがたりが停車していました。 -
大歩危駅のホームから大歩危峡が見える展望台へ降りる
小道がありせっかくなので見ていく事に。 -
大歩危峡についての説明です
-
展望台からの風景 小歩危側
-
カメラを左に振って 高知側。
列車の発車時刻まで時間があるので後であの橋の所まで
行ってみます -
大歩危駅です。
-
中々、趣のある駅です。
-
大歩危駅を橋の上から
-
違う角度から。 ホームにはミニかずら橋があります
-
駅前の坂を橋へ行く途中にあった歩危マートで
祖谷そば とビールで休憩 -
14:20 四国まんなか千年ものがたりは発車します。
-
発車前にもう一度、列車をスナップ。
-
さて乗車開始です。
この列車は各車両ごとに一人ずつアテンダントさんが
つかれて車内で色々サービスをしてくれます。 -
では早速、乗り込みます。
私の席は1号車のこの外を向いた席です。 -
指定された席から見た車内の反対側はこのようなテーブル席が
並んでいます。
詳しくはJR四国のHPをご参照願いあます。 -
まん中2号車は、販売カウンターと席はこのように
今までにない配置になっています。
大きいソファが置かれており、4人用 テーブルが3脚
あります。 -
3号車は基本 1号車と同じ作りになっています。
-
14:20 いよいよ多度津へと向けて出発です。
出発の時は先ほど休憩していた歩危マートのおばちゃんたちや
地元の方達、観光客のお見送りがありました。
この後、多度津までの間、所々で地元の方々などのお見送りや
沿線で手を振って下さる方達を多く見ました。 -
大歩危を出発してしばらくすると対岸の国道のドライブインでも
手を振ってくれており -
列車は吉野川を何度も右へ左へとこの後渡って行きながら
多度津へと向かいます。 -
第2吉野川鉄橋を渡ります。
ここは土讃線屈指の有名撮影ポイントです。 -
列車は小歩危駅へと到着。
ここは数分の運転停車です。
ドアは開きません。 -
小歩危駅を出発すると車窓、右下に吉野川。
ラフティングをしている人達が沢山いました。 -
ボートからこちらに手を振って下さる方達がいました。
-
阿波川口駅に到着。 ここは狸の里。
駅では狸の着ぐるみを着た狸駅長がお出迎えです。 -
阿波川口駅では数分、停車。時刻表上では通過扱いですが
運転停車をします。 この間に地元の方々が作った農産物等の
特売が行われています。 -
列車は再び、吉野川を渡り
-
阿波池田駅に到着。
ここも数分停車します。
時刻表上では通過扱いです。
阿波池田駅職員のお出迎えです。 -
阿波池田でも阿波踊りのお祭りがあるんですね。
-
阿波池田駅にもミニかずら橋がありました。
-
阿波池田を出発し、再び吉野川を渡ります。
-
私は食事を予約していなかったのですが、アルコールを
始め結構、色々メニューがあり、その中で桃のカクテルを
オーダー。 -
カクテルをオーダーした際に一緒にお土産グッズも
オーダー。 その中のアイテムの一つ。この列車が
途中停車する駅の硬券入場券セット。
勿論、座席まで持ってきてくれます。 -
そして次の停車駅。 この列車のメインと思える
坪尻駅へと到着。 ここも時刻表上では通過扱いです。
この坪尻駅はJR四国の2か所あるスイッチバック駅の
一つで、かつ秘境駅として有名な駅です。 -
通常はこの列車の隣の本線を通過していきます。
-
坪尻駅の駅舎。
-
1日、下り7本、上り5本しか停車しません。
それ以外は普通列車も通過します。 -
駅前広場は山へと続く、この砂利道があるのみです。
-
さて列車は本線をまたぎ、スイッチバックをするため
一度、引き込み線へと進行方向とは逆に進みます。 -
スイッチバックの引き込み線へと入ると眼下には滝が見えます。
これは坪尻駅でスイッチバックをする列車からしか見えない
景色です。 -
引き込み線で一旦停止した後、運転手が先頭車両へ
移動します。 -
さて本線へと合流して多度津を目指します。
-
先ほど停車した坪尻駅の前を通ります。
-
列車は山間を抜け、香川県に入ると金比羅山が
見えると -
琴平駅に到着。
ここで約20分ほど停車します。
この間に専用のラウンジで休憩と食事を予約されていた
お客さんには確かアイスがふるまわれます。
食事を予約しなかったお客さんも停車時間中は利用できます。
ラウンジから直接、外へ出れるようになっており途中下車も
可能です。
この20分の停車中に食事類で使われた食器類や車内販売品等の
積荷類が下されます。 車内カウンターの営業は琴平で終了します。 -
ラウンジの中は こんな感じです。
色々、観光ガイドや展示品などがありました。 -
私は途中下車をして琴平駅をスナップ。
琴平駅も何年か前に建て替えられたようです。 -
琴平駅職員、琴平駅で一部、降りたアテンダントさん
ラウンジ担当の方々、食事を提供されたお店の方々等の
お見送り付きで16:52琴平駅を発車。 -
列車は5分ほどで善通寺へと到着。
善通寺でも約5分位停車。 琴平、善通寺ともに
時刻表上での停車駅。
要は部分的に乗せない、悪質な方の途中乗車、下車
短距離客の乗車はご遠慮くださいという事です。
でもこの方法の方が良いと思います。
琴平ではツアー客、善通寺では家族連れの殆どが
下車。 多度津まで乗車した人は意外と少なかったです。 -
善通寺駅。
私にとっては昔の思い出がちょっぴりある駅。
またここ善通寺駅は琴平駅と共に鉄道文化財に
指定された駅でもあります。
後は終点、多度津です。
-
列車は多度津へと到着。
多度津到着直前にアテンダントさんが
乗客一人ずつ、挨拶に回って下さいました。
今回、乗車した四国まんなか千年ものがたり号、
食事を予約していなくても、沿線の景色、車内販売、
アテンダントさんのきめ細かいサービス、地元の方々の
お見送りやお出迎え等、予想以上に楽しめる、列車でした。
但し、食事を予約していかない方は車内への飲食事類の
持ち込み禁止の列車なので、車内販売の軽食類か乗車前、
下車後に食事の手段を考えておいた方が良いです。
(お茶、水のペットボトル類に関してはOKのようです)
私は上り列車に乗る事、大歩危駅周辺で食事が取れるか
分からなかったので岡山駅で駅弁購入して南風の車内で
済ませておきました。 -
四国まんなか千年ものがたりを満喫して、この後は
松山へと移動するのですが、その前に丸亀へと寄って
夕飯としていきます。 -
この日の夕飯は、この旅の計画をした時から
ここ一鶴と決めていました。
ここ一鶴は讃岐コーチンの丸ごともも焼きを
食べさせてくれる骨付き鳥発祥のお店で15年前に
初めて知りすっかりはまりました。高松、大阪、
横浜にも支店があり、高松に行った際や、勿論、
大阪、横浜へ出かけた際には良く行くお店の一つで
私の過去の旅日記にも時々登場しています。骨付鳥 一鶴 丸亀本店 グルメ・レストラン
-
まずはエビスの生とおや天。
何故か丸亀本店には大好きな鳥ハムがないんですよ。
この日は本当に暑かったのでこの一杯が最高です。 -
骨付き鳥 (ひな)が運ばれてきました。
同時にハーフ&ハーフもオーダー。
このスパイシーでジューシーなもも肉に
かぶりつきます。 -
さて丸亀駅へと戻ってきて松山行のしおかぜ号を
待ちます。 今回、新しくデビューした新型車両が
使用される列車を予約しました。
その為、奮発してG車を予約していました。 -
が、来たのが従来から走っている8000系車両でした。
松山からの帰りはアンパンマン車両の8000系しおかぜを
これまたG車を予約してあって乗り比べ、新車を楽しみに
していたのにちょっとショックでした。
車掌さんに聞いたら、繁忙期は車両変更され8000系車両を
増結して対応しているとの事でした。
丸亀から約2時間、松山へと到着。
奥に写っている車両が今回、楽しみにしていた8600系です。 -
松山駅へ降り立つのは多分、22年ぶり。
愛媛県自体も2007年、2008年のしまなみ海道チャリ旅以来。 -
伊予鉄 市内線で今宵の宿がある勝山町まで移動します。
-
ホテルには22時過ぎにやっと到着。
部屋からは松山城が見えました。
翌日は今回のメイン2つめ、伊予灘ものがたりへと
乗車します。松山城 名所・史跡
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