2017/08/11 - 2017/08/11
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シゲタロウさん
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祝日といっても、職場の夏休み初日と重なって有難味が薄い、8月11日(金)=山の日、高崎から横川までの「SLレトロ碓氷」号に乗って、夏の一日を楽しんできました。
SL乗車は、20年位前に体験した「EL&SL奥利根」号以来。
列車を牽引する蒸気機関車のD51-498が時折放つ豪快な汽笛や煙突から吹き上がる煙の匂い、
「カタン、カタン」ではなく、「ゴトゴト」と足元から伝わる重い響きのジョイント音、
冷房などなく、天井で扇風機が回り、長く使用されてきたであろう歴史を想い起させる年季の入った旧型客車の雰囲気、緑の田園が広がる沿線の車窓風景など、それら全てを、それこそ、スマホいじりなどせず、終点横川までの一時間余り、五感を研ぎ澄まして味わいました。
沿線にはD51を撮影しようとする撮り鉄さんや、地元住民の方たちが笑顔で手を振る姿がそこかしこに。
終点横川では地元高校生たちによる和太鼓の演奏が降車客たちを歓迎していました。
下車後は、横川駅から徒歩5分の場所にある碓氷関所跡に向かい、往時に想いを巡らせました。
その後は横川駅近くにある、国道18号線沿いのおぎのやさんに向かい、復路で乗車する「ELレトロ碓氷」号の出発近くまで過ごしました。
駅の立ち食いで天ぷらそばを口にしてはいましたが、横川に来たならば決して外してはならない、“ド定番”の「峠の釜めし」をいただいたり、家族へのお土産探しをして過ごしました。
もう何度食べたかわからない峠の釜めしですが、憎らしいことに、悔しいことに、今回も“やっぱり”美味しいのでした(笑)。
あー、食べてよかった。
車窓に広がる長閑な田園風景を眺めながら往復の車中で自然に頭に浮かんできたのは、井上陽水さんの名曲「少年時代」のメロディ。
この曲は、映画「少年時代」の主題歌に、原作者の藤子不二雄Aさんが井上陽水さんに依頼して出来上がった曲ですが、出来上がった曲を試聴した藤子不二雄Aさんは絶句、しばらく押し黙ってしまったそうです。
想像を上回るあまりの出来の良さに感動し、言葉が出てこなかったらしいです。
納得させられるエピソードだと思いましたね。
この短い列車の旅の印象は、さながらこの「少年時代」のようでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
最寄りの駅を朝8時前に発ち、「SLレトロ碓氷」号の始発駅となる高崎駅まで向かいます。
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約1時間で高崎駅に到着。
出発時刻となる09:47まで、まだ約1時間の待ち時間がありますが、高崎駅をぶらぶらしたかったのです。 -
出発時刻を案内する電光掲示器。
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「SLレトロ碓氷」号がホームに入線してきました。
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列車の最後尾にはEF64-1053電気機関車が連結されています。
「ELレトロ碓氷」のヘッドマークが掲げられています。
横川から折り返しとなる際、列車を牽引するのでしょう。 -
小さなお子さんを伴った親子連れが目立ちました。
楽しい想い出づくりができればよいですね。
あっという間に発車時刻となり、落ち着いてD51を撮影できず、列車に乗り込みます。 -
発車して間もなく、缶バッジが当たるアトラクションが始まりました。
乗客にスクラッチカードが配布されました。
私は残念ながらハズレ。
私の真向かいに座られていた方が当たりました。
羨ましいです。 -
終点の横川まで僅か1時間あまりの道のりですが、車内販売がやってきました。
今ではこの光景もすっかり珍しくなりました。 -
安中駅で数分間の停車。
窓から顔をのぞかせるお子さんたちをホームから親御さんがパチリ。 -
長閑な沿線の田園風景が心を和ませます。
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横川駅に到着。
乗客が降車してから旧型客車の車内を撮影しました。 -
こちらは荷物室を併せ持ったオハニを客室側から撮影。
うーん、ノスタルジックな雰囲気がムンムンで何とも言えません。
末永くいつまでも乗客らの夢を運び続けてほしいです。 -
もっともっと乗っていたかったですね。
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地元高校生たちによる歓迎セレモニー。
D51付近で和太鼓の演奏が行われていました。
安中総合学園高校と富岡実業高校の生徒さんたちらしいです。 -
D51の前で記念撮影。
皆さん行儀よく並んで、順番が自分たちにまわってくるのを待っています。 -
車体から立ち昇る蒸気。
こうして観ていると、鉄の塊のD51がまるで生き物のようです。 -
そうです。この日は平成29年8月11日だったのです。
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D51の周りから人影がだいぶなくなりました。
横川に到着してから1時間近く時間が経っています。 -
蒸気機関車の魅力はなんといっても、このゴツゴツとした機器剥き出しのメカメカしいところだと思います。
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復路の「ELレトロ碓氷」号の出発まではまだ時間がたっぷりあります。
チョコレート色の車両が静かに横たわっています。 -
せっかくの列車の旅ですから、ホームで立ち食いそばをいただくことにします。
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天ぷらそばをいただきました。
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改札を抜けました。
横川駅舎です。 -
横川ー軽井沢間がレールで一つながりだった当時に信越本線の当該区間を行き交っていたEF63形電気機関車の動輪が保存されていました。
錆が浮き上がっている様子は「今は昔…」と、時の移り変わりを実感させます。 -
横川駅周辺を散策します。
横川駅から徒歩で約5分の所にある碓氷関所跡です。 -
こちらは妙義山。
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横川駅近くを流れていた小川です。
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国道18号線沿いにあるおぎのやさんで「峠の釜めし」をいただき、お土産を物色しました。
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「峠の釜めし」です。
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包みを解いた「峠の釜めし」です。
もう何度もいただきましたが、やっぱり美味しいです。 -
「ELレトロ碓氷」号の出発前にも和太鼓演奏のセレモニーがありました。
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