2017/04/09 - 2017/04/10
7位(同エリア62件中)
れいろんさん
ボリビアとの国境の町、ラ・キアカの標高は3,442mもあります。
4泊滞在していたサルタの標高は1,190mに過ぎないため、昨日は一気に2,250mも高度を上げたことになります。
私はもともと高度には強くないのですが、ホテル到着後、小走りで市場に行ったり、夕食時にビールを飲んだりしたため、やはり軽い高山病の症状が出てしまいました。
ベッドの上でまんじりともせず、朝になっちゃいました。
頭もうっすら痛いです。やっちゃたなぁ。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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-
Hotel MUNAY 外観。
昨夜はほとんど眠れなかったし、頭も痛いです。
延泊したいけど、この日はトリプルルームしか空室がなかったはずです。
どうしよう・・・。
オーナー夫妻に正直に話してみることにしました。 -
オーナー夫人は私の顔を見るなり、「れいろん、顔色が悪いわ、大丈夫?」と聞いてくれました。
軽い高山病の症状が出ていて、頭が痛いので、もう1泊させてくれないかとお願いします。
荷造りをするのも辛いので、可能であれば、同じ部屋に滞在させて欲しいと。
「ツインの部屋を予約した人達に、トリプルルームに泊ってもらうから、れいろんは何も心配しないで、ゆっくり休んでね。薬をあげましょうか。」と言ってもらいました。 -
ああ、良かった。
すこしベッドでうつらうつらしてから、町の散策に出かけます。
ただ、寝ているだけでは高山病の症状は良くならないので、水分を沢山採って、ゆっくり動くことにします。
明日のために、国境を見に行きます。
あの先にイミグレーションがあり、橋が国境ですね。 -
イミグレーションの写真は撮れなかった(係官に尋ねました)ので、手前の公園のような所から、ズームしてみました。
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かつての鉄道の跡。
国道9号線に沿って走っていた鉄道は、ボリビアまで通じていたんですね。 -
反対側には、ラ・キアカの駅舎や鉄橋があるようです。
ゆっくり歩いて行ってみましょう。 -
枕木も線路も残っています。
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この公園みたいな場所は、荷物をチェックする税関のような場所だったのでしょうか。
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ゆっくり歩いて、ラ・キアカの旧駅舎に着きました。
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プラットフォームも残っているんですね。
駅舎の中には入れるのかな。 -
背後には鉄橋があります。
元気になったら、渡りに行きましょう。 -
昔は乗客(※)が乗り降りしていた駅舎。
※南米の鉄道は貨物(主に鉱物)を運搬のためで、旅客が乗車できないものも多いのです。 -
今は犬が横切るだけ・・・。
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ラ・キアカからサン・サルバドール・デ・フフイまでの350kmを修復して、旅客と貨物用の鉄道を再整備する計画もあったのですが、1991年ににFerrocarrilesが事実上解体されたため頓挫しています。
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改札です。
駅舎の中には入れませんでした。 -
ポイント切り替え機も健在でした。
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駅舎の北側に教会(Iglesia Nuestra Senora del Perpetuo Socorro)がありました。
左側の緑はPlaza Principalです。 -
散策はひとまず、ここまで!
無理は禁物、いったん、ホテルに戻って休みます。 -
ホテルで休憩後、朝食兼昼食をとるため、昨夜入った食堂の向かいにあるカフェにやって来ました。
朝は食欲がなく、せっかくのホテルの朝食が食べられなかったので。
オムレツ50ペソ。塩からい。
パンがついて来るかと思ったら、単品でした。 -
缶ビール35ペソ。
軽い高山病の症状が出ているのに・・・ビールかいっ?
と、自分で突っ込んでみる、一人旅なので。
上階がホテルになっていることもあり、このカフェではWIFIが使えます。 -
右がホテル兼カフェ(Hotel Frontera )。
左は昨夜利用した食堂(La Coyita)。
中央はBelgrano通り。ここから1ブロック半下った所がホテルです。 -
La Coyita の方が安いし、美味しいかったな。
今日のランチも賑わっています。 -
カフェから1ブロック上がった所がバスターミナルです。
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サン・サルバドール・デ・フフイ行きの時刻表
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サルタ行の時刻表。Balutは昨日乗って来たバスの会社です。
南米のバス時刻はインターネットでは十分検索できません。
自分の足と目で確認すると、思いのほか運行本数があるものです。 -
ゴミのようにみえるのは、地元の人たちがバスに持ち込む荷物です。
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国道9号線。この町が終点です。
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少し町を歩いて、教会に行きましょう。
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Iglesia Nuestra Senora del Perpetuo Socorro.
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そうだ、今のローマ法王はアルゼンチンのパパ・フランシスコでしたね。
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薄いピンクの柱と白い壁の清楚な教会内部。
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主廊のみで側廊はなく、説教壇もないシンプルな造りでした。
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祭壇には、真ん中に魚が泳ぐ十字架と、左右で十字架を支える鹿2頭。
その上に、イエスのステンドグラスです。
向かって右の絵は聖母子像、左は聖書を手にするイエス。 -
鉄橋と駅舎はラ・キアカの観光名所(?)のようで、町の観光パンフレットにも掲載されています。
登ってみないとね。 -
この鉄橋はラ・キアカの観光名所の一つです。
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鉄橋の上から旧駅舎の眺め。
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もう一つの観光名所(?)は、市場です。
昨日も果物を買いにきたのですが、既には暗くなっていて、写真が撮れなかったので、撮影にやって来ました。
歴史のある市場の建物は修復工事中。 -
今日は日曜日なので、閉まっているお店が多いですね。
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市場の建物が修復中なので、露店スタイルで営業中です。
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店先に犬が寝そべっていますね。
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八百屋さんの店先。秤がいくつも吊り下げられています。
買物のスタイルは「ミカンを1kg」または「ミカンを10個」で、重さを図ってもらいます。 -
肉や魚を扱う店は、隣接する新しい市場に入っていました。
ここでも犬は我が物顔で歩いています。 -
そうだよ。ここは僕の家なんだよ。良い気持ち~。
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肉、魚の市場から修復中の市場の建物を見たところ。
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日曜日なので人出は少なかったのですが、南米らしい市場を見ることができて嬉しかったです。
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ぐっすり寝ている犬も市場には欠かせないし、
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もちろん、八百屋の店先の猫ちゃんも。
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市場の付近の街並み。
バスターミナルの辺りと違って、2階建ての建物もほとんどありません。 -
Av. Heroes de Malvinas 。
日曜日には屋台が出るという話でしたが、ズラーっと並んでいます。 -
エンパナーダや鳥のローストなどを販売する屋台です。
エンパナーダを買いました。2個20ペソ(1個10ペソ)。 -
ボリビアのビジャソンから来た(※)人たちのお店も多いのだとか。
※ラ・キアカとビジャソンは徒歩10分弱。毎日、多くの地元の人たちが行ったり来たりしています。 -
Hosteria MUNAYが面しているBelgrano通りは、町のメインストリート。
綺麗な石畳風の舗装は、ラ・キアカでこの通りだけでしょう。 -
Republica Arabe Siria通りの交差点や、Sarmiento通りに出る所などには変な彫刻も設置されています。
写真は前の夜に撮影、中央右側にその変な彫刻(Republica Arabe Siria通りとの交差点のもの)が写っています。 -
Belgrano通り。
サルタやフフイからのバスが到着すると、ボリビアとのイミグレーションに向かって、大きなリュックを背負った旅人が足早に通り過ぎていきます。
彼らにのラ・キアカの滞在時間は歩いている20分ほどなのでしょう。この町を通った事さえ、記憶にも残らないかもしれません。 -
アルゼンチン最北部の国境の町、ラ・キアカ。かつての鉄道駅など見どころもあり、のんびりした雰囲気が心地よい町。ただ、通過するだけなんてもったいないなぁ。
Hosteria MUNAY のレセプション&朝食カフェ。
翌朝はオーナー夫人手作りの美味しいケーキなどの朝食をゆっくり味わいました。 -
Hosteria MUNAY に2泊。ゆっくり町を見ることができて良かったです。
体調不良による延泊にも親切にして対応くれたオーナーご夫妻。
ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ガブリエラさん 2017/07/09 13:32:17
- そういうことだったのですね\(◎o◎)/!
- れいろんさん☆
こんにちは♪
標高の高い所には、行ったことがないのですが、辛いらしいですね・・・。
優しいオーナーさんご夫妻に、私からも感謝です♪
ゆっくり歩いて、水分をいっぱいとって・・
この後、すぐ治ってますように!
ガブ(^_^)v
- れいろんさん からの返信 2017/07/10 22:56:18
- RE: そういうことだったのですね\(◎o◎)/!
- がぶちゃん、こんばんは。
前の旅行記で思わせぶりに書いたけど、そういう事なんです。
高山病の症状は人それぞれなんだけど、私の場合は「眠れない、頭が痛い」という感じですね。
人間は標高2500m〜4000mの間で誰でも必ず高山病の症状が出るそうです。
対処療法でコカ茶を飲むというのが、ボリビアやペルーでは一般的なんだけど、アルゼンチンではコカの葉は違法になるので、この手法は使えないんです。
でも、高地に慣れれば症状は治まるので、大丈夫。
ラ・キアカで症状が出たおかげで、このあと行くウユニでは全く平気でした。
心配してくれてありがとう。
れいろん
-
- 虎キチお岩さん 2017/07/09 01:22:32
- 素敵なオーナー♡
- ねえちゃま。こんばんは。
忙しさにかまけていましたが、ちょっとずつ4トラ復帰しようかと。コメントを!
高山病は恐ろしいですね、そんなお客様をよく見ていらしてるのか・・・
それにしても顔色で言い当てるなんて。
オーナーの対応がすばらしい!
その後体調は・・・大丈夫ですよね(笑)
ボリビアかあ・・・
行けたらいいなあ・・・(遠い目)
女性の体は繊細なので、湿度、気温があがる日本のこの時期どうぞご自愛くださいませ。
美味しいもん食べに行きましょ( ´艸`)
とらきち☆
- れいろんさん からの返信 2017/07/10 22:50:27
- RE: 素敵なオーナー♡
- とらきちさん、こんばんは。
久々の旅行記アップでしたね。
再開とのこと、楽しみにしています。
人間は標高2500m〜4000mの間で誰でも必ず高山病の症状が出るもんなんですよ。
標高が低い所で出る人、症状がひどく病院に行く必要がある人など。
私は「眠れない、軽い頭痛」が出るのですが、吐いてしまう、眩暈がして立っていられないなど症状もいろいろ。
この宿のオーナー夫妻は本当に親身になってくれて有り難かったです。
オーナー夫人は「私も到着の翌日はいつも高山病の症状が出ちゃうの」と言っていました。
高地に慣れれば症状は治まるので、大丈夫。
ラ・キアカで症状が出たおかげで、ウユニでは全く平気でした。
では、美味しいもの、よろしく〜。
れいろん
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