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コロニア・グエルを見てモリ・ノウ駅からエスパーニャ駅まで戻った私達は、タクシーでマリーナ地区の評判の良いレストラン、「エル・カングレホ・ロコ」まで行きました。<br />ここまでも一方通行で回り道がありましたが、海辺沿いの道へ入りレストランの前まで14ユーロでした。<br /><br />「エル・カングレホ・ロコ」は店舗の前に広いテラス席があり、私達は「どこでも良いよ」と言われて海辺沿いの道路に近い席に着きました。<br />マリーナなので繋留してあるヨットなどの帆は見えますが、席からはあまり海辺の感じがしませんでした。<br />メニューを見て、メインをエビのパエリャにして、パン・コン・トマテと生ハムを頼みました。ドリンクはもちろん水。<br />付け出しにオリーブが出て来ました。私のイメージのオリーブは硬くて味もイマイチでした。ところがこのオリーブの美味しいこと。コリコリとジューシーで、ついまた手が出てしまいます。新鮮なのでしょう。日本での梅のようです。<br />美味しかったのですが、残念なことに日本ではあじわえないそうです。瓶や缶に入ったスペイン産のオリーブも保存できるように加工した時点でもうスペインで食べられるオリーブとは違っているのだとか。スペインに行ったら食べまくってください。<br />もしかしたら日本でも小豆島あたりでは美味しいオリーブが食べられるかもしれませんね。<br />スペインに来てタパスでは生ハムを食べてましたが、生ハム自体を味わったのもこれが初めてでした。<br />生ハムは美味しい、でも塩気が強いのでは?と、マドリッドでもたくさん生ハム屋がありましたが、注文の仕方も不安で入ってはみませんでした。<br />日本で食べた生ハムはこちらよりサッパリしていたようです。この店のは熟成が長く、しっかりと歯ごたえがあり、噛めば噛むほど味わいがあり、美味しかったです。日本に帰ってから、熟成期間の長い生ハムを探すようになりました。<br />パエリャがやって来て、一担テーブルまで鍋のまま持って来てくれて、写真を撮ったりしてからもう一度控えに下げて三人分にお皿に取り分けて持って来てくれました。<br />お米に味がしっかりしみていて、友は美味しいと言っていました。私は元々パエリャという米料理が大好きではないというのをなぜか自覚してしまいました。(残念)<br />でも以前にランブラス通りの老舗や日本で食べたものよりは美味しいと感じました。<br /><br />食事が終わると海辺の通りを戻ってタクシー乗り場を見つけてカタルーニャ広場に帰りました。8時過ぎでしょうか、まだ空は明るいままでした。<br />カタルーニャ広場ではスペインおなじみのデパート、「エル・コルテ・イングレス」に立ち寄ります。<br />地下の食品売り場でタラの缶詰などのお土産や常備する水のペットボトルの大きいのを探します。<br /><br />見ているうちになんだか私のお腹が怪しくなって来ました。どうもお昼のスムージーでの冷えが効いたようです。<br />友に断って一人でトイレを探しに行きました。デパートだからあるはず。<br />でもありそうな建物の隅の方を見ても見つかりません。案内所があったので尋ねると「2階!」と化粧の濃いオバサンがアゴをしゃくります。<br />2階を一回りしても見つからず、また店員に意を決して聞きましたが、上の階と言います。「しまった、スペインの2階は日本の3階だった!」と気付いてまた上階を探します。トイレの表示がありましたがたどっていくといつの間にかなくなります。<br />そうこうしているうちに閉店の時間になりました。店員もどんどん片付けて帰り支度です。<br />どうしてもトイレの場所がわからず、結局青くなりながらホテルまで帰ることになりました。あー、辛かった!<br />日本のデパートの親切に、そしてわかりやすい表示につくづく有り難みを感じました。<br />日本ではトイレを綺麗にすることも集客する事に繋がるという考えですが、スペインでは、お客は買い物に来るんであって、トイレを使わない前提なんですかね。<br /><br />そうやって、グラナダからバルセロナへ、カタルーニャ音楽堂とコロニア・グエル見学とレストランの盛りだくさんの1日は終わったのでした。<br /><br />

バルセロナ、エル・カングレホ・ロコとエル・コルテ・イングレス~三年に一度、50代の三人旅

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2017/05/15 - 2017/05/17

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ひろろ

ひろろさん

コロニア・グエルを見てモリ・ノウ駅からエスパーニャ駅まで戻った私達は、タクシーでマリーナ地区の評判の良いレストラン、「エル・カングレホ・ロコ」まで行きました。
ここまでも一方通行で回り道がありましたが、海辺沿いの道へ入りレストランの前まで14ユーロでした。

「エル・カングレホ・ロコ」は店舗の前に広いテラス席があり、私達は「どこでも良いよ」と言われて海辺沿いの道路に近い席に着きました。
マリーナなので繋留してあるヨットなどの帆は見えますが、席からはあまり海辺の感じがしませんでした。
メニューを見て、メインをエビのパエリャにして、パン・コン・トマテと生ハムを頼みました。ドリンクはもちろん水。
付け出しにオリーブが出て来ました。私のイメージのオリーブは硬くて味もイマイチでした。ところがこのオリーブの美味しいこと。コリコリとジューシーで、ついまた手が出てしまいます。新鮮なのでしょう。日本での梅のようです。
美味しかったのですが、残念なことに日本ではあじわえないそうです。瓶や缶に入ったスペイン産のオリーブも保存できるように加工した時点でもうスペインで食べられるオリーブとは違っているのだとか。スペインに行ったら食べまくってください。
もしかしたら日本でも小豆島あたりでは美味しいオリーブが食べられるかもしれませんね。
スペインに来てタパスでは生ハムを食べてましたが、生ハム自体を味わったのもこれが初めてでした。
生ハムは美味しい、でも塩気が強いのでは?と、マドリッドでもたくさん生ハム屋がありましたが、注文の仕方も不安で入ってはみませんでした。
日本で食べた生ハムはこちらよりサッパリしていたようです。この店のは熟成が長く、しっかりと歯ごたえがあり、噛めば噛むほど味わいがあり、美味しかったです。日本に帰ってから、熟成期間の長い生ハムを探すようになりました。
パエリャがやって来て、一担テーブルまで鍋のまま持って来てくれて、写真を撮ったりしてからもう一度控えに下げて三人分にお皿に取り分けて持って来てくれました。
お米に味がしっかりしみていて、友は美味しいと言っていました。私は元々パエリャという米料理が大好きではないというのをなぜか自覚してしまいました。(残念)
でも以前にランブラス通りの老舗や日本で食べたものよりは美味しいと感じました。

食事が終わると海辺の通りを戻ってタクシー乗り場を見つけてカタルーニャ広場に帰りました。8時過ぎでしょうか、まだ空は明るいままでした。
カタルーニャ広場ではスペインおなじみのデパート、「エル・コルテ・イングレス」に立ち寄ります。
地下の食品売り場でタラの缶詰などのお土産や常備する水のペットボトルの大きいのを探します。

見ているうちになんだか私のお腹が怪しくなって来ました。どうもお昼のスムージーでの冷えが効いたようです。
友に断って一人でトイレを探しに行きました。デパートだからあるはず。
でもありそうな建物の隅の方を見ても見つかりません。案内所があったので尋ねると「2階!」と化粧の濃いオバサンがアゴをしゃくります。
2階を一回りしても見つからず、また店員に意を決して聞きましたが、上の階と言います。「しまった、スペインの2階は日本の3階だった!」と気付いてまた上階を探します。トイレの表示がありましたがたどっていくといつの間にかなくなります。
そうこうしているうちに閉店の時間になりました。店員もどんどん片付けて帰り支度です。
どうしてもトイレの場所がわからず、結局青くなりながらホテルまで帰ることになりました。あー、辛かった!
日本のデパートの親切に、そしてわかりやすい表示につくづく有り難みを感じました。
日本ではトイレを綺麗にすることも集客する事に繋がるという考えですが、スペインでは、お客は買い物に来るんであって、トイレを使わない前提なんですかね。

そうやって、グラナダからバルセロナへ、カタルーニャ音楽堂とコロニア・グエル見学とレストランの盛りだくさんの1日は終わったのでした。

旅行の満足度
4.0
同行者
友人
交通手段
タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 奥がオリーブ、真ん中はパン・コン・トマテ、手前が生ハム。

    奥がオリーブ、真ん中はパン・コン・トマテ、手前が生ハム。

  • パエリャはそれぞれのお皿に具もうまく3つに分けて盛り付けてくれました。プロの技です。

    パエリャはそれぞれのお皿に具もうまく3つに分けて盛り付けてくれました。プロの技です。

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