2017/06/09 - 2017/06/13
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tono202さん
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「四国最東端」の地に立ったことがないので一度は行ってみたいと機会を伺っていた。梅雨入りはしたがさわやかな快晴が続く季節に4泊5日で阿南・室戸方面を「原付ツーリング」することになった。前日に蒲生田岬の灯台を訪れ、「四国最東端」はクリア。その沖の伊島に是非行きたくなり、椿泊に一泊して翌日8:30発の定期船に乗り込むことにする。その様子をお伝えします。
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橘湾の奥にある答島の乗船場所にやってきたのですが・・・
港をイメージしていて惑わされました。 -
伊島行きの待合所です。シンプルです。
洗面所もありません。しかし、無料の駐車場はあります。
受付もチケット売り場もありません。チケットは舟の中の販売機で購入してくださいと言われました。 -
5月末の土曜日から6月2週の日曜日までの土日は、「伊島ささゆり祭り」が開かれているようで、大きなカメラをぶら下げた人たちなど思ったよりも乗船客は多かったです。
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定刻の8:30分。ほぼ満席で出航。
伊島まで30分、1020円。 -
大きな石炭発電所のすぐそばから出航し、太平洋に出て行きます。
トビウオが長く長くとぶのが見えました。 -
昨日に行った蒲生田岬の灯台が遙かに見えます。
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30分で伊島の港に入港します。
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港の広場で、パンフや地図をいただき簡単な説明を受けます。必要な人にはスタッフがささゆりの咲く所まで案内もしていただけるようです。
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私は、まずは島の氏神様である「富所神社」に御参り。
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ここは日本で唯一奥津三神を祭る神社です。
ここまで導きいただいたことへの感謝と、島での自然や人々との出合いや歴史につて導いてくださるよう祈願。 -
実は、私はあまり花には興味が無いのですが、スタッフのやる気に促されて丘の上のささゆり見学に向かうことにします。
スタート地点は、島の小中学校です。 -
舗装された遊歩道を15分ほど上ると展望が開ける地点がありました。
島の西側にある集落が一望できます。 -
そして、伊島ささゆりが出迎えてくれます。
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20分ほどで峠地蔵の分岐点です。ここから稜線沿いにミニ西国の石仏が島の北端の観音堂まで続いています。
まずは、伊島燈台に寄り道してみます。藪の中の小道を5分ほど登ると -
空が開け、白い燈台が目に飛び込んできます。
しかし周囲は、照葉樹の灌木に囲まれ視界は遮られます。
ちなみに藩政時代には、椿泊に拠点を構えた阿波水軍の頭目である森氏は、この島の開発を行う一方。ここにのろし台も置いたようです。 -
峠地蔵に引き返し、ミニ西国巡礼の道を行きます。
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時折、東側の展望が開けますが絶壁となって海に落ち込んでいます。
この岩場は磯釣りのメッカで、ポイントには釣り師が必ず上がっています。 -
西側に開けたところが一ヶ所だけありました。ここからは眼下に湿原が広がります。
帰路は、あの湿原の中を通ってみましょう。 -
12番から15番にかけての石仏は笹百合に囲まれていました。
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木漏れ日の中、風にゆらりゆらりと揺らめきます。
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15番から先は、深い木立の中で光も差し込みません。そのためか笹百合の姿は見えませんでした。舗装も終わり、自然石をつんだ石段が続きます。
代わってヤブ蚊の襲来に悩まされながらたどり着いたのが島の東北端の野辺崎にある観音堂。 -
空也が刻んだとされる十一面観音が安置されているそうです。
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ここも展望はありません。ヤブ蚊の襲来は激しくなります。昼食もそこそこに撤退します。
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復路は野尾辺湿原を突ききって帰ります。
湿原への下山路の途中にある通夜堂。かつて、縁日の時には多くの人で賑わったそうです。 -
湿原に下りてきました。
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ここは昭和25年までは水田化され、集落もあったようです。
今は自然に帰り、日本の重要湿原500選のひとつだそうです。 -
湿原の中には、水をたたえた池があり、何種類かのトンボが飛び交っていました。
ここで大休止。 -
峠地蔵を再び通ってスタート地点の学校に帰ってきました。
この間、約2時間半。
ちょうどお昼時が近づいてきました。 -
上陸した湊周辺では、海鮮BBQも開かれていました。
急ぐべし。 -
お店にはなかなか並ばないトコブシ。
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そして、大きなサザエ。
これは今朝、海に潜って獲ってきたものばかり。
BBQをやっていたのは島の漁業組合の青年部の若者たち。この島には本当に若い漁師が何人もいました。伊島は「器械潜水業」の発祥の地。島周辺には、豊富な魚貝類が育つ豊かな海でもあるようです。
ビールを飲みながらそんな話を聞きます。眠くなってきたので待合所で昼寝。
13:00からは島一周の周遊船が出るそうなので、それまで待合所で昼寝です。続きはまたの機会に・・
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