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原付で室戸一周ツーリングのために日和佐で一泊中に「手羽島」という名前に初めて出会った。今年の冬に「伝統的建造物群保存地区」に指定されたばかりだという。「辺路の島」が大好きな私としては行かねばなるまい。予定のない旅をしているので目的地はいつでも変更OK。早朝に起きて8:20牟岐港発の連絡船に乗ることにする。<br /> 明日に備えて今日を寝る。そのためウミガメ上陸のメールにも気付かず朝までぐっすり。なにをしているのか・・・<br /><br />気を取り直して手羽島へ

「街並み保存地域」に指定されたばかりの牟岐町手羽島に行く

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2017/06/09 - 2017/06/13

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tono202

tono202さん

原付で室戸一周ツーリングのために日和佐で一泊中に「手羽島」という名前に初めて出会った。今年の冬に「伝統的建造物群保存地区」に指定されたばかりだという。「辺路の島」が大好きな私としては行かねばなるまい。予定のない旅をしているので目的地はいつでも変更OK。早朝に起きて8:20牟岐港発の連絡船に乗ることにする。
 明日に備えて今日を寝る。そのためウミガメ上陸のメールにも気付かず朝までぐっすり。なにをしているのか・・・

気を取り直して手羽島へ

  • 見逃したウミガメ上陸地 日和佐海岸を7:00過ぎに出発。

    見逃したウミガメ上陸地 日和佐海岸を7:00過ぎに出発。

  • できるだけ主要道を通らない、旧道をゆっくりと眺めながら原付を走らせることを原付ツーリングの「流儀1」としている。その流儀通りに古い家並みの残る日和佐の街並みをはしていると・・・

    できるだけ主要道を通らない、旧道をゆっくりと眺めながら原付を走らせることを原付ツーリングの「流儀1」としている。その流儀通りに古い家並みの残る日和佐の街並みをはしていると・・・

  • こんな標識を背負った建物が・・・<br />「世間遺産(第一号)20世紀初めの風呂屋(初音湯)」とある。<br />一瞬、きょとんとして後は大笑い、当分思い出してはニコニコできた。<br />これだけではない何かがこの町にはありそうな気配。<br />日和佐の町、侮りが足し。再訪したい町になった。

    こんな標識を背負った建物が・・・
    「世間遺産(第一号)20世紀初めの風呂屋(初音湯)」とある。
    一瞬、きょとんとして後は大笑い、当分思い出してはニコニコできた。
    これだけではない何かがこの町にはありそうな気配。
    日和佐の町、侮りが足し。再訪したい町になった。

  • 旧道使用の流儀を破り、牟岐の港へ向けて国道を原付で走ること1時間弱。<br />牟岐役場前の連絡船乗り場に到着。<br />停泊しているのが手羽島への連絡船らしい。

    旧道使用の流儀を破り、牟岐の港へ向けて国道を原付で走ること1時間弱。
    牟岐役場前の連絡船乗り場に到着。
    停泊しているのが手羽島への連絡船らしい。

  • 手前には小さな2階建ての待合室があり、洗面所もある。<br />無料の駐車場も周辺にはある。バイクを止めて乗船。

    手前には小さな2階建ての待合室があり、洗面所もある。
    無料の駐車場も周辺にはある。バイクを止めて乗船。

  • 8:20発に乗り、復路は12:20の予定。<br />わずか4時間余りの滞在になる。

    8:20発に乗り、復路は12:20の予定。
    わずか4時間余りの滞在になる。

  • 船内はこんな感じ。島内のお爺ちゃんやお婆ちゃんからの聞き取り調査を行っているNPOの学生達が何人がいたが観光客とおぼしき人は2人のみ。

    船内はこんな感じ。島内のお爺ちゃんやお婆ちゃんからの聞き取り調査を行っているNPOの学生達が何人がいたが観光客とおぼしき人は2人のみ。

  • 港を出港し手羽島を目指す。料金は220円15分の船旅だ。<br />出航後、料金を集金に来るがチケットはない。

    港を出港し手羽島を目指す。料金は220円15分の船旅だ。
    出航後、料金を集金に来るがチケットはない。

  • 雨模様の中を舟は進み、手羽島の湾内に入っていく。<br />ここの石組みの防波堤がなかなかいい。

    雨模様の中を舟は進み、手羽島の湾内に入っていく。
    ここの石組みの防波堤がなかなかいい。

  • 数名の乗船者が下船した後、連絡船と記念撮影。<br />舟大好き人間なのだ。<br />特に、こんな島を結ぶ小さな舟には惹かれる。<br />

    数名の乗船者が下船した後、連絡船と記念撮影。
    舟大好き人間なのだ。
    特に、こんな島を結ぶ小さな舟には惹かれる。

  • 事前準備なしでやって来ているので予備知識なし。<br />パンフをもらえるような所も見当たらない。<br />まずは防災マップで島の概要をつかもう。<br />島の北側に港があり、港を取り囲むように民家が集中しているようだ。<br /><br />。

    事前準備なしでやって来ているので予備知識なし。
    パンフをもらえるような所も見当たらない。
    まずは防災マップで島の概要をつかもう。
    島の北側に港があり、港を取り囲むように民家が集中しているようだ。

  • 初めての集落を訪ねたときには氏神様に御参りして、訪問の許可と出合いをお願いするのが私の流儀2。<br />ここに導いてくださったことのお礼と、この地での未知なるもの出合いや発見を祈願する。

    初めての集落を訪ねたときには氏神様に御参りして、訪問の許可と出合いをお願いするのが私の流儀2。
    ここに導いてくださったことのお礼と、この地での未知なるもの出合いや発見を祈願する。

  • 神社から時計回りに弧を描くように続く路地に入っていく。

    神社から時計回りに弧を描くように続く路地に入っていく。

  • 家並みは瓦葺,平入,平屋又は二階建が殆ど。<br />正面からの外観は,蔀(しとみ)と 床几(しょうぎ)から成る揚見世せと出格子を供えている家が多い。<br />

    家並みは瓦葺,平入,平屋又は二階建が殆ど。
    正面からの外観は,蔀(しとみ)と 床几(しょうぎ)から成る揚見世せと出格子を供えている家が多い。

  • 床几を下ろすとこんな感じになる。<br />ものを置いたり、干したり、座って世間話に興じたり、路地裏の社交場だったのだろうと勝手に想像を膨らませる。

    床几を下ろすとこんな感じになる。
    ものを置いたり、干したり、座って世間話に興じたり、路地裏の社交場だったのだろうと勝手に想像を膨らませる。

  • 港の一番奥に防災タワーが設置されている。鍵はかかっていない。<br />その下で世間話をしていたお爺ちゃん達に、「登ってもいいですか」と聞いて登る。<br />「流儀3 高いところに登り俯瞰する」 <br />ドローンはないので防災タワーは街並み俯瞰のうってつけの展望台だ。

    港の一番奥に防災タワーが設置されている。鍵はかかっていない。
    その下で世間話をしていたお爺ちゃん達に、「登ってもいいですか」と聞いて登る。
    「流儀3 高いところに登り俯瞰する」 
    ドローンはないので防災タワーは街並み俯瞰のうってつけの展望台だ。

  • 猫車が並ぶトタン屋根の家。

    猫車が並ぶトタン屋根の家。

  • 瓦葺きの2階建ての家。

    瓦葺きの2階建ての家。

  • 港から南奥の集落の景観。家が建て込んで、路地は狭い。

    港から南奥の集落の景観。家が建て込んで、路地は狭い。

  • タワーを下りて路地散策を再開。<br />自動車は入っていないが、狭い路地に車が一杯!。

    タワーを下りて路地散策を再開。
    自動車は入っていないが、狭い路地に車が一杯!。

  • タイヤがいたんだ猫車も路地に「展示」

    タイヤがいたんだ猫車も路地に「展示」

  • これを見ていると、猫車の歩んだ歴史を想像して楽しくなる。<br />使われなくなったものも敢えて見せるという姿勢を感じる。

    これを見ていると、猫車の歩んだ歴史を想像して楽しくなる。
    使われなくなったものも敢えて見せるという姿勢を感じる。

  • こんなものに出会うと、立ち止まって眺めてしまう。<br />「やっぱり、あんた年なのよ」と言われそう。

    こんなものに出会うと、立ち止まって眺めてしまう。
    「やっぱり、あんた年なのよ」と言われそう。

  • 砂嘴の上に立つ住宅地から海岸線の土手に出ようと階段を登ると・・・

    砂嘴の上に立つ住宅地から海岸線の土手に出ようと階段を登ると・・・

  • 裏側は・・・・<br />家が張り子の虎。「ロケのセットみたい。」と呟いてしまう。<br />しかし、更地のままで放置して欠けた歯のようにするよりは、この方がいい。<br />

    裏側は・・・・
    家が張り子の虎。「ロケのセットみたい。」と呟いてしまう。
    しかし、更地のままで放置して欠けた歯のようにするよりは、この方がいい。

  • 黒い壁に赤い防火ホース収納箱が目印になる建物が・・

    黒い壁に赤い防火ホース収納箱が目印になる建物が・・

  • 一間丸貸しの民宿のようだ。<br />今度は、ゆっくりと泊まり込みでやって来たいと思う。

    一間丸貸しの民宿のようだ。
    今度は、ゆっくりと泊まり込みでやって来たいと思う。

  • 港へ引き返す路地では、車の上にこんなものが並べられていた。

    港へ引き返す路地では、車の上にこんなものが並べられていた。

  • 作業をしていたお婆ちゃんに聞くと延縄漁のしかけとか。<br />「今朝、お爺ちゃんが寮から帰ってきて、今牟岐の市場に魚を下ろしにいとる。<br /> 今晩、また漁にでていくけん、延縄のしかけを整えよるんじゃ。このあと、この針に餌をつけていかないかん・・・<br />昔に比べたら魚価が下がっていかんわ、燃料代は上がっとるのに」<br />「島の学校もなくなって、牟岐の保育所に行っきょる。朝、勤めに出るお母ちゃんが送っていって、帰りも一緒に帰ってくる。」<br />「子どもの声が響くのはええわな」<br /><br />

    作業をしていたお婆ちゃんに聞くと延縄漁のしかけとか。
    「今朝、お爺ちゃんが寮から帰ってきて、今牟岐の市場に魚を下ろしにいとる。
     今晩、また漁にでていくけん、延縄のしかけを整えよるんじゃ。このあと、この針に餌をつけていかないかん・・・
    昔に比べたら魚価が下がっていかんわ、燃料代は上がっとるのに」
    「島の学校もなくなって、牟岐の保育所に行っきょる。朝、勤めに出るお母ちゃんが送っていって、帰りも一緒に帰ってくる。」
    「子どもの声が響くのはええわな」

  • 路地を歩いていると「青」の使われた家や車などが目を惹く。<br />それが違和感なく風景の中に溶け込んでいる。沖縄の海岸の民家のよう。<br />海にはやはり「青」が似合う?

    路地を歩いていると「青」の使われた家や車などが目を惹く。
    それが違和感なく風景の中に溶け込んでいる。沖縄の海岸の民家のよう。
    海にはやはり「青」が似合う?

  • 旅から帰って、改めて選定理由をネットで調べてみると次のように書かれていた。<br /><br />徳島県南東部に位置する 牟岐町の沖合に浮かぶ 出羽島の北部、入江に形成された漁村集落である。出羽島は,江戸時代は徳島藩に属し,藩が移住奨励を強めた寛政12年(1800)に,6軒から始まり,5年のうちに50軒程となり,明治以降,鰹漁の隆盛に伴い人口を増やし,昭和9年には166軒,約800人に至った。<br />出羽島では,入江周りから西北部の 山裾にかけて宅地が集中し,その背後の斜面に畑地が階段状に作られる。道は地形に合わせて湾曲しながら宅地と畑地を結び,アワエと呼ばれる小路が分岐して,宅地と海を繋いでいる。<br />保存地区は,面積約3.7ヘクタールの範囲で,天保11年(1840)を最古として,江戸末期から昭和前期にかけての伝統的な主屋が良く残る。<br /><br />

    旅から帰って、改めて選定理由をネットで調べてみると次のように書かれていた。

    徳島県南東部に位置する 牟岐町の沖合に浮かぶ 出羽島の北部、入江に形成された漁村集落である。出羽島は,江戸時代は徳島藩に属し,藩が移住奨励を強めた寛政12年(1800)に,6軒から始まり,5年のうちに50軒程となり,明治以降,鰹漁の隆盛に伴い人口を増やし,昭和9年には166軒,約800人に至った。
    出羽島では,入江周りから西北部の 山裾にかけて宅地が集中し,その背後の斜面に畑地が階段状に作られる。道は地形に合わせて湾曲しながら宅地と畑地を結び,アワエと呼ばれる小路が分岐して,宅地と海を繋いでいる。
    保存地区は,面積約3.7ヘクタールの範囲で,天保11年(1840)を最古として,江戸末期から昭和前期にかけての伝統的な主屋が良く残る。

  • 牟岐町出羽島伝統的建造物群保存地区は,徳島藩の移住奨励によって形成され,江戸後期から昭和前期まで,鰹漁の隆盛に伴って拡大した漁村集落である。組頭庄屋を勤めた青木家による土地所有の下,規模や形式が揃った漁家の主屋が建ち並ぶ集落景観が発達し,我が国にとって価値が高い。

    牟岐町出羽島伝統的建造物群保存地区は,徳島藩の移住奨励によって形成され,江戸後期から昭和前期まで,鰹漁の隆盛に伴って拡大した漁村集落である。組頭庄屋を勤めた青木家による土地所有の下,規模や形式が揃った漁家の主屋が建ち並ぶ集落景観が発達し,我が国にとって価値が高い。

  • 島の東半分を廻って、共同井戸のあるところへやって来た。

    島の東半分を廻って、共同井戸のあるところへやって来た。

  • ここには天然記念物の「カニクイ」が住んでいて、夜になると現れるという。<br />さてカニクイとは????<br />

    ここには天然記念物の「カニクイ」が住んでいて、夜になると現れるという。
    さてカニクイとは????

  • 家並み散策を一旦置いて、島の南にある燈台を目指すことにする。<br />

    家並み散策を一旦置いて、島の南にある燈台を目指すことにする。

  • 雨模様だがヤマユリがおいでおいでと招いてくれる。<br />以下は、また次の機会に・・

    雨模様だがヤマユリがおいでおいでと招いてくれる。
    以下は、また次の機会に・・

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