全日空利用決定版！ルーマニア・ブルガリア２か国周遊10日間　８日目リラの僧院・ボヤナ教会

2017/05/29 - 2017/05/29

　2017年5月22日（月）～31日（水）阪急トラピックス主催
「全日空利用　決定版！ルーマニア・ブルガリア２か国周遊10日間」に参加しました。薔薇の季節、薔薇の花と香りに包まれたくて、この季節のこのツアーを選びました。夢が実現でき幸せな10日間でした。
　その１日毎の旅行記です。主な行程は以下の通りです。
１日目　22日（月）羽田～フランクフルト乗り継ぎブカレストへ
２日目　23日（火）ブラン城観光・ブラショフ市内観光
３日目　24日（水）シギショアラ歴史地区観光・ビエルタン要塞教会
４日目　25日（木）シナイア観光・ブカレスト市内観光
５日目　26日（金）イワノボ岩窟教会・トラキア人の墳墓
６日目　27日（土）ベリコタルノボ観光・カザンラク観光
ダマスセナローズガーデンへ
７日目　28日（日）プロブディフ観光・ソフィア市内観光
８日目　29日（月）リラの僧院・ボヤナ教会
９日目　30日（火）ソフィア発フランクフルト乗り継ぎ羽田へ
10日目 31日（水）羽田着

エリア リラの僧院周辺(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　2017年5月29日（月）旅行8日目　観光最終日です。
　9時　ホテル出発　リラへ（約100km）
リラの僧院を観光します。

　リラの僧院は標高1150mにひっそりと佇んでおり、ブルガリア正教のシンボル的存在の聖地で世界遺産にも登録されています。創始者は10世紀のイヴァン・リルスキで、第二次ブルガリア帝国の時代は、歴代の王の寄進を受けて大いに繁栄したそうです。

リラ修道院 寺院・教会

　キリスト教の信仰が制限されたオスマン朝統治下でも変わらず活動を続け、
最盛期には3600人もの修道僧が寝食を共にしたそうです。

リラ修道院 寺院・教会

リラの僧院には、聖母誕生教会と、フレリョの塔があります。

リラ修道院 寺院・教会

これは聖母誕生教会です。

リラ修道院 寺院・教会

こちらは僧坊。寝泊りする所。

リラ修道院 寺院・教会

僧院の壁や天井にはびっしりと多くのフレスコ画が描かれています。

リラ修道院 寺院・教会

絵画にはそれぞれ意味があります

リラ修道院 寺院・教会

中庭の中央に聖母誕生教会があり、周囲に４階建ての僧坊があります。

リラ修道院 寺院・教会

1883年の大火で教会は焼け落ちました。

リラ修道院 寺院・教会

教会はその後再建されました。

リラ修道院 寺院・教会

教会には５つのドームがあります。

リラ修道院 寺院・教会

　内部は撮影禁止です。

おいしい湧水が湧いているので、少し頂きました。

リラ修道院 寺院・教会

教会内部にイコノスタス（至聖所の前にある壁）は大量の黄金で飾られています。

リラ修道院 寺院・教会

　昔の人は、文字が読めなかったので、絵で表現して、見て分かるようにしていました。

　地獄では「火に焼かれるよ」

リラ修道院 寺院・教会

悪いことをすると罰があたるよ。

リラ修道院 寺院・教会

色が鮮やかです。

リラ修道院 寺院・教会

売春婦たちは地獄に落ちて

リラ修道院 寺院・教会

蛇に体をさいなまれるよ

リラ修道院 寺院・教会

天国には神様がいるよ

リラ修道院 寺院・教会

悪魔は子供にいろいろな誘惑をするよ

リラ修道院 寺院・教会

悪魔は大人も誘惑するよ

リラ修道院 寺院・教会

びっしりと絵が描かれています。

リラ修道院 寺院・教会

　ブルガリア語初の文法書を著したネオフィト・リルスキの墓
　
ブルガリア語教育に多大な貢献をした人物で、リラの僧院の院長も務めたそうです。

リラ修道院 寺院・教会

１レフの裏側には　イヴァン・リルスキが彫られています。
それだけ身近な人ってことなのかな？

　博物館があります
入場料は８レヴァ（約480円）
細かい彫りのエッチングや、木彫り作品が飾ってありました。

リラ修道院 寺院・教会

博物館入口
　必見は19世紀初頭に制作されたラファエロの十字架。高さ50cmの木製の十字架には140の聖書の場面が彫り込まれ、登場する人間の数は1500人。12年の歳月をかけて完成した時には、ラファエロの視力はすっかり失われていたそうです。

リラ修道院 寺院・教会

　小さな噴水

　教会の奥の方の外に、メキッツァ（ドーナツ）を売っているお店があるそう。
Ｓさんが買って、一口くれました。確かに美味しかったです。

リラ修道院 寺院・教会

　フレリョの塔
　1883年の火災の難を逃れて現存する唯一の建物。
14世紀に建てられ正面の外壁にはフレスコ画が残っています。鐘楼として使われるほか、１階は土産物屋になっています。

フレリョの塔 建造物

ランチはgoski kut にて

お豆のスープ

　鱒のグリル

持参したポン酢しょうゆをかけました。Ｓさんがお箸（しかもバラの花の、ブルガリアだから？）をくれたので、それで美味しく頂きました。

　Ｓさん曰く。「お箸だと時短になりますから・・」
ナイフとフォークでは確かに時間がかかります。この後の、ボヤナ教会は少人数のグループでの入場になるので、少しでも早くということらしいです。ベテラン添乗員さんならではの、先を見通した考えです。こんなTDだと安心して旅が楽しめます。

店から見た景色

私たちは室内で頂きましたが、外席もあります。

ゼラニウムも咲いています。

　店の斜め前に露店が。見に行きました。お姉さんが売り子さん。
値段を聞くと中瓶一つ３ユーロ、ミニ瓶を付けるとのこと。Ｓさんが言っていた、「４個買うと10ユーロ」より高い！
「４個10ユーロなら買う」と帰りかけるそぶりをすると、「その値段でいい！」とおまけしてくれました。
　主婦は妥協しません！親子３人連れにも教えてあげて、値切って買うようお勧めしました。もちろんその値段でゲット。

　Ｓさんがお勧めの店は少し下ったところにあるお店。叔父さんとお兄さんが二人で販売してました。値段は同じ。片言の日本語がご愛敬。
沢山売れてました。

　次はボヤナへ（約90km）
　ボヤナ教会も世界遺産です。10世紀に創建され、13世紀と19世紀に増築され、3つの部分からなりたっています。13世紀に増築された教会内部を彩るフレスコ画が素晴らしいです。聖書の場面を題材に描かれていますが、1259年に描かれた「最後の晩餐」は必見です。
　２グループに分かれて見学しました。前の団体もいたので、ずっと待ちました。

ボヤナ教会 寺院・教会

　教会の裏側

教会内部はグループ貸し切り。他の方は入れませんでした。荷物もこれなら安心です。

ボヤナ教会 寺院・教会

　教会　別の側

「最後の晩餐」の絵は、ユダが亡霊のように描かれていました。何百年もたったのに、色が残っているのが不思議でした。

ボヤナ教会 寺院・教会

森の奥に教会はあります。

ボヤナ教会 寺院・教会

教会入口の門

ボヤナ教会 寺院・教会

　門の前で絵を売っている人

　観光後ソフィアへ（約10ｋｍ）
　ホテル→レストランという予定を変更して先に、早めにレストランへ。
明朝出発が早いので、少しでも早くホテルインできるようにと言うＳさんの配慮。
ありがたいです。

ボヤナ教会 寺院・教会

　最後の晩餐です。rokimechkataにて
　いつものショプスカサラダ。でもゆで卵も乗ってました。
ちょっと味も変わって美味しかったです。

　こちらのスグラッフィート陶器に入った香辛料。
右側の粉はＳさんお勧めで皆さんが購入したカレー粉入りの物。
ちょっと一味変えたいときお勧め。バターを塗ったパンにかけても。

このパンが焼きたてで、熱々で、とてもおいしかったです。

牛肉のほほ煮とマッシュポテト
美味しかったです。

デザートはアイス３個。チョコとバニラ。
こんなに沢山は食べられません。

　店の看板

　ホテルインして、小銭を使いにスーパーへ。ほぼ使い切りました。コイン数枚はユニセフ募金します。