2度目のフィンランド ～2日目：メイデーでピクニック＠カイヴォプイスト公園、ヘルシンキ郊外へ～

2017/04/30 - 2017/05/07

2日目のフィンランド。この日は日本人の友人が数か月前からスウェーデン人の旦那さんとヘルシンキで新生活をスタートさせていたので、おこがましくも、お邪魔虫をさせていただくことに。でも、そのおかげで、一人ではなかなかできないフィンランド恒例のメーデー・ピクニックを地元の人っぽく楽しむことができました。

その後、お二人が住む郊外のお家へ。自分一人の旅行だと郊外に行くことはあまりないので、面白い経験でした。市内から30分ほど電車とバスを乗り継いで行きましたが、郊外はヘルシンキ市内と違って静かで落ち着いた雰囲気。こちらはこちらでいいなと個人的には思いました。

そして、自分では絶対にできないであろう素敵なホームパーティでもてなしてくれた友人に感謝。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、この日はメーデー（フィンランド語でVappu（ヴァップ））。フィンランドではメーデーは祝日です。というわけで、街のあちこちでフィンランドの国旗がはためいています。この日は、現地に住んでいる友人夫妻にくっついて、メーデーの定番スポット、カイヴォプイスト（Kaivopuisto）公園に向かいます。

この日は前日とは打って変わって快晴！

Vanha kirkkopuisto公園。ガイドブックにはあんまり載ってない公園だと思いますが、朝来てみたら爽やかでお気に入りの公園に。来ている人も地元民が多い感じでした。毎回シティーセンターとの行き帰りに通り抜けていたのでちょっと思い出の公園。

公園の中にドーンとあるのが、Vanha kirkko (Old Church)。ガイドブックにはあまり載っていませんが、ヘルシンキ大聖堂のミニ版みたいな教会です。

雰囲気がそっくり。

天気が違うだけで昨日とは全く雰囲気が違う。

ストックマン。近くで見るとでかい。

ストックマン 百貨店・デパート

マリメッコのショップ。マリメッコのショップはヘルシンキ市内にもかなりの数がありますが、郊外でも空港でも、とりあえずフィンランド中にあるのね、と思いました笑。でもそれだけ愛されているブランドなんだという証でもあるのかも。確かに町中にもマリメッコの服やカバンなどを持っている人がいます。

マリメッコのお店のすばらしいところは、どこのお店に行ってもそのお店独自の美しいディスプレイが見れること。以前マリメッコのデザイナーさんとお話しする機会があったのですが、現在マリメッコはディスプレイの仕方も考えながら製品をデザインしてるとのこと。すごい。

左手にカンピ・ショッピングセンター、右手に中央駅がある大通り。

そんなことをしているうちに中央駅に着。

ヘルシンキ中央駅 駅

このときちょうどバンドのKissがヘルシンキに来ると言うことで、ヘルシンキの中央駅の有名な像たちにはKissのマスクが被されていました笑。フィンランド人粋なのかなんなのか。。。

ヘルシンキ中央駅 駅

友人夫妻と日本語で世間話をしていると（笑）、Kaivopuisto公園に着。みんなワッと降りていきました。目指す場所は一緒 笑。

カイヴォプイスト公園 広場・公園

お天気に恵まれたこともあって、公園にはたくさんの人が集まっていました。みんな思い思いにテントや机のセットを持ってきて、持ち寄った食べ物や飲み物をつまみながら、太陽の光を謳歌している感じ。

実に牧歌的です。

カイヴォプイスト公園 広場・公園

雰囲気はお祭り。風船も売られていて、フィンランド人なりに弾けている感じがしました。でも、友人の旦那さん（スウェーデン人）曰く、フィンランド人の弾け方は非常に控えめ、だとのこと。でも確かに、「春が来た！わー」というよりは、まったりと家族や友人たちと春の訪れを楽しんでいる感じ。

カイヴォプイスト公園 広場・公園

友人が持ってきてくれたお酒で乾杯。プラスチック製の洒落たグラス。こういうの日本ではあまり見かけない気が。

乾杯！

思い思いに憩う人々。近くで大学生とおぼしきつなぎの子たちがビニールシートを引いてそこに石鹸水？を流し、滑り台ゲームのようなことをしていました。あとシャンパンのかけあいっこも。それが、一番弾けてた人たちだった気がします（笑）。

Kaivopuisto公園のすぐ目の前は海！お昼ごろには日の光が燦々とさして海がキラキラと光って綺麗でした。

カイヴォプイスト公園 広場・公園

桟橋も。奥に見えているのは、要塞があるスオメンリンナ島。

ヨットも航行中。

桟橋。ちょっとララランドっぽい。

桟橋のはじっこ。ここから船が次々と出ていきます。家族や友人とボートをチャーターしていく人たちを見かけました。さすが海辺の都市。

スオメンリンナ島。

左側には、かもめ食堂の映画にも出てきたカフェが。

さて、Kaivopuisto公園を後にし、友人夫妻が住む郊外の町へ。途中結構ありえないことになぜかトラムが止まりました。。。うっそ。というわけで徒歩でカンピのバスセンターまで。途中、アールヌーボーな感じの美しい建物群を発見。デザインディストリクトがある辺りです。

白い帽子をかぶっている人たちは今日もたくさん。年季の入った帽子をかぶった人も結構います。みんな物持ちいい。

こんなかわいいデコレーションをしていたお店も。そういえば、いたるところで、紙テープもよく見かけました。紙テープ風船はどうやらVappuの必須アイテムらしい。

どのガイドブックにも大抵載ってるエクベリ。前回の時はちらりと紅茶だけいただきに入りましたが今回は時間がなくて行けなかったな。。。

さて友人が住む郊外の町に着。カンピでメトロに乗り、その後バスに乗り換え。

郊外もアパートが多いのですが、ヘルシンキ中心部よりゆったりした感じ。

ゴミゴミ感がなくて、個人的には住むんだったらこういうところの方がストレスが少なそうと思ったり。

友人宅でホームパーティ。女子力高すぎな友人。本当にありがとう＾＾

お家サウナ。フィンランドでは、アパートの場合、共用サウナがあることが多いそうですが、友人宅は部屋の中にありました。ただ、私が泊まっていたAirbnbのアパートには、サウナはなく、ホストの子が「サウナがなくて残念」とつぶやいていました。どこでもサウナがあるのかと思いきや実はそうでもないようです。

そんなこんなで、友人のおかげでちょっとフィンランドっぽいメーデーを過ごすことができました。

天気も良くてよかった！