2017/01/19 - 2017/01/24
3964位(同エリア8639件中)
玲音さん
アンコールワットの遺跡群観光3日目は
早起きをしてアンコールワットの夜明け鑑賞へ。。。
その後は楽しみにしていた「バンテアイ・スレイ」観光に出かけます。
- 旅行の満足度
- 4.5
PR
-
おはようございます。
と言っても・・・・
現在、時刻は5:15
まだ外は真っ暗
迎えに来てくれた車に乗り込み
同じホテルに泊っている若い御夫婦&ガイドさんと一緒に
出発~!!
若夫婦がアンコールワットのチケットをまだ取得していなかったので、
昨日訪れたチケットセンターに寄ってから、目的地へ。。。 -
で
着いたのがココ
って
真っ暗で全然わからないですよね~(笑) -
此処
実はアンコールワットの参道なんです。
よーく見ると奥の方にアンコールワットのシルエットが・・・
今朝はここで日の出を見るんです。
時刻はまだ6時過ぎ・・・
今日の日の出時刻は6:40頃なので
一旦ここで解散。 -
既に
多くの観光客が日の出を見るために早朝から集まってきています。
持参した小さな懐中電灯で足元を照らしながら移動。 -
暗闇に浮かぶ
アンコールワットのシルエットが素敵~♪
再びガイドさん達と合流して
ビュースポットまで移動します。 -
だんだんと空が明るくなってきました!
-
徐々に空がピンク色に染まり始め・・・
もうすぐかな~? -
向こうの空に、光が見えてきました~(^^♪
-
空がオレンジ色に染まって美しい!!
-
いよいよ日の出です
キレイに見えて・・・感激!!
今日は1月の半ば過ぎなのでアンコールワットの右側からの日の出でしたが、
春分の日と秋分の日にはアンコールワットの真ん中から日がのぼるんですって!
(私達は初日に訪れた博物館でその映像を見ました) -
日の出を鑑賞した後は・・・
-
もと来た道を歩いて戻ります。
-
さっきは暗くてよく分からなかったけど、こんな道だったんですね。
-
これは入り口にあるゲート。
入場する時はここでチケットをチェックされます。 -
外に出たらトゥクトゥクがいっぱい客待ちをしていましたよ。
-
私達はというと、7:00過ぎにホテルに戻り、朝食を済ませ・・・
改めて8:30にガイドさんと合流して。。。
遺跡観光に出かけます。
(ここからは昨日と同様、私達2人だけで観光します)
車は
再びチケットセンターの前を通り過ぎ・・・ -
こんな景色を見ながら郊外へと走ります。
-
通り沿いに見える民家は・・・
-
伝統的な高床式住居。
郊外にある住宅は電気も水道も無いため、クーラーも扇風機も使えない(^-^;
しかし、この高床式住居は
地上より数メートル高いだけで、風が通り抜けて涼しいんですって!
しかも、床下のスペースは日よけにもなり、絶好の避暑スペースになるらしい。 -
床下スペースで食事をしている風景も、よく見ましたよ!
もう一つの理由は洪水が多いこと。雨季には地面が水没するんですって(+д+) -
車で走っていると
至る所で見る放し飼いの牛。
これは農耕用の牛なんです。みんな痩せてたな~(*_*) -
左にいるのは水牛。これも農耕用。
-
途中こんな町も通り・・・
-
着いたのが此処。
-
この場所は今は草が生えてるけど、雨季(5月~11月)には稲作用の田んぼになります。
(カンボジアの全人口の70%が農業に従事。
農地全体の80%が稲作を行う用地となっているそうです)
カンボジア人の主食は日本と同じお米なんですよ! -
さて
私達はこんな道を通り・・・遺跡へと向かいます。 -
暫くするとゲートが・・・
ここでチケットをチェックします。 -
その先を歩いて行くと・・・
-
門みたいなものが見えてきましたよ~♪
ここは
「バンテアイ・スレイ」
967年に建てられたヒンドゥー教寺院で、
シヴァ神とヴィシュヌ神に捧げられた寺院だと言われています。
シェムリアップから北東に約40㎞・車で約1時間の場所にあるこの寺院は、
赤色砂岩で建てられているんですって! -
東門
たしかに、この門も赤みがかっていますよね。 -
塔門の上に彫られたレリーフが綺麗に残っています。
良く見ると・・・
左右の端にナーガ(蛇神)の頭があって、ナーガの胴体に囲まれたスペースの中央には・・・ -
アイラーヴァタ(三つの頭を持つ象・神の乗り物)に乗ったインドラ神(天空の神)が見えます。
-
これは連子窓。
ソロバンみたいな窓ですよね(笑) -
東門から第一周壁の門までの通路です。両側に立つのはリンガ。
リンガは男性性器を形どっていますが、シヴァ神の象徴であるとされています。 -
いよいよ遺跡が見えてきました~!!
-
第一周壁の手前に置いてあったレリーフ。
日なたで暑いのにガイドさんはこのレリーフの話が好きらしく
熱弁!! -
インドの伝説「ラーマーヤナ」に出てくる魔王ラーヴァナがシータ姫を
誘拐する部分の
レリーフなんですって! -
先をさらに歩いて行くと・・・
-
第二周壁の東側の門に到着。
こじんまりした寺院ですが、なんとなく気品を感じます。 -
そもそも、バンテアイ・スレイの「バンテアイ」というのは砦を意味していて、
「スレイ」が女性を意味していますから、
バンテアイ・スレイというのは日本語でいえば「女性の砦」という意味になるんですよね。
で
中に入ると・・・
こんなものが在りました。 -
これはヨニ(女陰)
シヴァ神の妃ドゥルガーの象徴といわれ、参道で見たリンガと組み合わせて造られました。。
(真ん中にあったリンガは盗まれた!(^-^;)
繁栄や豊かさ、平和、不死などを意味しているそうですよ。
これはヒンドゥー教の象徴で、聖水を流したんですって! -
ちょっと離れたところにあったコレ(ヨニ)
穴が二つ開いてるって、どういうこと??(笑) -
続いて、第三周壁です。
-
ここには有名な「踊るシヴァ神」のレリーフがあります。
この塔門では、シヴァ神が描かれている部分だけではなく、
塔門全体が細かいレリーフで装飾されていて見事なんですよ!! -
「踊るシヴァ神」
-
その下にあったのは、牛の像らしいのですが・・・
残念なことになっていました(T_T)
(ちなみに、シヴァ神の乗り物はナンディンという雄牛です。) -
ちょっと横を覗くと、こんな建物が建っていました。
壁にデヴァター(女神)が見えます。 -
次は北側の経蔵。
大雨を降らせるインドラ神が描かれています。 -
西塔門に描かれているこのレリーフは、
「ラーマーヤナ」の一場面で
猿王スグリーヴァがその妻と王位を奪った兄と戦っている場面だそうです。
右側で弓をひいているのがラーマ王子。 -
これは
ヴィシュヌ神の妻ラクミシューが象の聖水を頭から浴びて、身を清めている場面。 -
その先を行くと、祠堂が見えてきました。
-
祠堂の周りの壁には沢山のデヴァター(女神)が彫られています。
-
南塔、中央祠堂、北塔
(後ろ側) -
現在、中には入れないので柵の外から見学です。(T_T)
-
南塔正面
ここバンテアイ・スレイのデヴァターは赤色砂岩とラテライトで建てられた建物に彫られているので、赤みを帯びているんです。
また、大変彫りが深く、967年に建てられ既に1000年以上経過しているのに、
その年月を感じさせない保存状態でキレイ!! -
ここで一番有名なのが・・・
-
この塔の右側にある「東洋のモナリザ」と名付けられたデヴァターです。
-
柔らかな曲線で彫られている、美しい「東洋のモナリザ」
元々このデヴァターが有名になったのは
1923年にここを訪れたフランス人の作家アンドレ・マルローが
このデヴァター像をとても気に入り
なんと
盗み出してこっそりお持ち帰り(>_<)
でもね
プノンペンまで運んだところで、バレて逮捕されたんですって!
で
あとからはめ込まれたので、ガイドさん曰く、下の部分がちょっとずれているらしい。
後に
彼はその体験をもとに小説「王道」を発表。
で
世界的にこの
「東洋のモナリザ」が有名になったわけ。。。 -
拝殿
-
こちらは、南側の経蔵。
-
カイラス山で瞑想するシヴァ神と山を動かそうとしている魔王ラーヴァナの
レリーフが彫られています。
(山を揺さぶって瞑想するシヴァ神の邪魔をしている図) -
帰りは西塔門から出て・・・
-
修復途中?の遺跡を見ながら・・・
歩きます。 -
お天気もいいし、公園の中を歩いているみたい・・
でもね -
ちょっと歩くとこんな場所が・・・
元々、このバンテアイ・スレイは
アンコール王朝の衰退以降1914年までジャングルの中に埋もれていたんですって! -
よく見つけたわよね~(*^_^*)
-
入り口(出口)まで戻ってきました。
-
出口。
これで楽しみにしていたバンテアイ・スレイの観光は終了です。
ここの遺跡は
繊細なレリーフが沢山あり、その一つ一つに物語があって
(覚えきれないけどね。)
とっても見ごたえがありました~!!
観光後はシェリムアップまで戻ります。 -
街に入り
外を見ていると・・・
踊るシヴァ神が・・・塀になってる~♪ -
こちらの塀もすご~い!
と見ていたら・・・・ -
私達の乗った車が駐車場の中に。。。
-
で
着いたのが「パラダイス・アンコール・ヴィラ」というホテルの中にある
レストラン -
今日のランチは、ここで飲茶をいただきます。
入り口は旧正月の飾りつけがしてあって、可愛い! -
二階にあるレストランに案内された二人。
-
本日のメニュー。
いっぱい出てくるのね~(^-^)
と思っていたら・・・ -
次から次へと
運ばれてくる料理に・・・アセアセ! -
春巻・・・熱かったけど美味しかった~!!
飲茶は私達にとってもお馴染ですが・・・ -
左奥の黄色いのは
大根のクリスピーパイ。初めて食べたお料理ですが、パイが何層にもなっていて
(中華菓子みたい)
メチャクチャ美味しかったですよ~(*^_^*) -
シメはひき肉の入った汁なしマーポー麺。
-
デザートも盛り沢山。
(一番奥の白いのはココナッツ団子)
お料理も全部美味しくって・・・大満足でした~!!
ランチの後は午後の観光に出かけます。
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