2017/01/19 - 2017/01/24
3453位(同エリア8872件中)
玲音さん
観光最終日はアンコール・トムの観光に出掛けます。
アンコール・トムは、アンコール遺跡郡の1つで、アンコール・ワット寺院の北に位置する城砦都市遺跡。
12世紀後半、ジャヤーヴァルマン7世により建設されたといわれていて、
アンコール王朝最盛期の都跡です。
最初に目指すのは南大門&バイヨン寺院。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
今日も良いお天気です。
8:30
最後の観光へ出発~!!
立派な門ですね。これは現代の寺院だそうです。 -
アンコール・トムはホテルのあるシェムリアップの中心地から
アンコールワットを通り過ぎた先にある巨大遺跡です。 -
こんな道を走って行くと・・・
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車窓からハスの花が咲いている池が見えました。
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ホテルを出発してから約30分。
前方に何か見えてきましたよ~!
ここで車を降ります。 -
着いたのはアンコール・トムの入り口・南大門に続く道。
ちなみにアンコール・トムとは「大きな街」という意味なんですって。 -
環濠に架かる橋の上には、右側には阿修羅像、
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左側にはヒンドゥの神々がおよそ130mにわたってズラーと並んでいます。
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ちょっとコワイ顔の阿修羅像。
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こちらは神々の像、色が明るいのは修復後。
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橋を歩いて行くと・・・
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南大門に到着!!
門の上には・・・ -
東西南北の4方向に観世音菩薩の顔が彫られていて、
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その横には象が3頭(ちょっと分かりにくいかな?)
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先を行くと。。。
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バイヨン寺院に到着!!
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バイヨンは
アンコール・トムの中核をなす独特の建築様式を持つ仏教寺院です。 -
入り口を入ると・・・
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彫刻が施された第一回廊にでます。
天井は崩れ落ちていますが壁面にのレリーフは綺麗に残っています。
私達が訪れる直前に修復が終了したそうで、ラッキー(^^♪) -
久々のデヴァター!
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足は不自然な斜め横向き(笑)
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美しい!!
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壁面にも沢山のレリーフが彫られています。
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アンコールワットで見た壁画よりもこちらの方が彫りが深く、はっきりと見えます。
当時の軍隊や住民の生活が描かれているので
アンコールワットのレリーフより、見ていても面白いですよ(^-^) -
このレリーフはクメール軍の行軍。
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後ろから行く女性の姿も見えます。
良く見ると・・・ -
犬や子供までいますよ~(*^_^*)
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これは水上戦の様子。
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こちらのレリーフは、亀におしりを噛まれ、驚いて後ろを振り向く人(笑)
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亀、魚、鶴、猿までいます!
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これは森の中?
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この様なレリーフが壁面全体に描かれている様子は圧巻!!
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これは、中国人の商人とのやり取りの様子だそうですよ。
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人間味のある日常生活が描かれているレリーフが多いので、
ガイドさんの説明を聞きながら見ていると、とても楽しいです(^^♪ -
この回廊にはデヴァターと同様、アプサラも柱に残っています。
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アプサラとは天女の意味。
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優雅に舞う姿がバイヨンの回廊を華やかに彩っています。
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回廊の途中から上を覗くと、こんな景色が見えました~♪
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続いて第二回廊へ。。。
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第二回廊の壁面にもデヴァターが・・・
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その先の階段を登ると
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ジャ~ン!!!!!
上部テラスに出ました。 -
ここは巨大な四面仏塔が林立しています。
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テラスには、この様な塔が中央祠堂を囲んで
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16も配置されているんですよ~!(^^)!
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そんなに広い場所ではないので
実際に見ると顔だらけって感じです。 -
観光客も多いので写真を撮るのも一苦労(;^^)
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これは中央祠堂
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高さは43mです。
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入り口にはレリーフも残っていますよ!
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ここにもデヴァターがありました。
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このデヴァターは足が前向き・・・
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美しい顔に混じって・・・
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この顔、誰かに似てませんか?
ガイドさん曰く「京唄子」ですって!
確かに・・・ -
ずっーと見ていても飽きず、離れがたい場所ですが・・・
上部テラスを下りて、次に向かいます。 -
上部テラスを後にした私達は
階段を下りてバイヨンの外へ・・・
見上げると中央祠堂の周りに沢山の四面仏塔が並んでいるのが良くわかります。 -
このバイヨン全体では最初に訪れた南大門の塔も含め
50の塔があり、
尊顔の合計は173面だとか・・・ -
凄いですね~!!
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この遺跡には象に乗って訪れる観光客も・・・
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楽しそう~(^^♪
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バイヨンの前は広場になっていて。。。
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その奥にはプラット・スル・プラットという小さな12の塔が並んでいます。
祭祀の時に観客に綱渡りを見せたといわれているそうで、別名「綱渡りの塔」 -
その前にあるのが象のテラス。
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12世紀後半、
ジャヤヴァルマン七世によって創られ、王族の閲兵などに使われていたそうです -
高さ3m、長さは
なんと
300m以上、東側壁にはその名のとおり、象のレリーフが見られます。 -
中央テラスを挟んで反対側は
聖獣ガジャシンハ像のレリーフが並んでいるんです
(ガジャシンハ:ガルーダとシンハが一体化したインド神話の聖獣) -
ガジャシンハがテラスを持ちあげてる!!
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ふり返ってみると・・・長~い!
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ここが一番端のテラス。
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獅子と象
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このテラスの先には・・・
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「ライ王のテラス」があります。
バイヨン様式で建てられていて、1辺が約25m、高さは約6m。 -
ガジャシンハのいるテラスの横を入って行くと。。。
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目の前の壁面に圧倒されます!!
(ライ王のテラスの壁) -
コレ、みんな神々の像なんですよ~(@_@)
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このライ王のテラスは
新しいテラスの奥に古いテラスが残り、二重の壁面になっています。
その間が通路になっていて
そこを入って行くと・・・ -
壁面には、たくさんの壁画が刻まれています。
(保存状態はかなりいいですよ) -
女性の神や剣を持つ神、冥界の神等が並ぶ中・・・
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9つの頭を持つナーガ発見!!
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曲がり角にもナーガ(^-^)
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ライ王のテラスという名は、このテラスにある像に由来します。
この像は手に指がなく、ライ病を連想させました。
また
ライ病を患ったとされる王の伝説もあり、この像と結び付けられたそうです。 -
なので・・・
ガイドさんの説明では、この壁に彫られている彫像は、ライ病に感染した人々の姿だそうです。
確かに皮膚の様子が上の写真のものとは違いますよね
ちょっと恐い(-o-;) -
階段を上って行くと、ライ王のテラスに出ました~(^^♪
ライ王
(これはレプリカで、本物はプノンペン国立博物館にあります)
三島由紀夫の戯曲『癩(らい)王のテラス』は
ジャヤーヴァルマン7世を主人公とした壮大な物語。
1965年にこの地を訪れた三島由紀夫は、
このライ王の彫像を見て強い印象を受け、作品の着想を得たんですって! -
上から見ると壁が二重になっているのが良くわかりますよね(^-^)
これで盛り沢山だったアンコール・トムの観光は終了です。 -
大きな木のある駐車場で、再び車に乗り込み
アンコール・トムを後にした私達。
次の観光へ向かいます。
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