ヴルタヴァ川ディナークルーズ（プラハ）

2017/03/18 - 2017/03/25

だいたい、独りでディナークルーズに参加してどうする？という自分の声も聞こえましたが、やはり川面からライトアップされたプラハの夜景を見たくて現地ツアーに申し込んでみました。
まあ、完全アウェイ状態でしたけど（笑）。

エリア プラハ(チェコ)

選択したツアーは「ヴルタヴァ川ナイトクルーズ　ビュッフェ式ディナー＆生演奏付き、往復送迎付き」というもの。
3時間のクルーズです。

ホテルまでお迎えが来て、帰りも送り届けてくれて50ユーロでした。

時間通りにホテルにピックアップの方が現れ、集合場所まで連れて行ってくれました。
集合場所からはみんなでバスに乗り船着き場へ。

乗船時にウェルカムドリンクを渡してくれます。
甘いリキュールでした。
食前酒ですね。

我々のグループは到着が早い方だったので窓際のテーブルに座れました。
4人掛けのテーブルの窓際にアメリカから来た老夫婦、通路側に私です。

そのうち次々と他のお客さんがやってきて、ほぼ満席。

窓際でないテーブルがほとんどなので、多くの乗客は多分食事をしながら夜景を眺めるのは無理のようです。

出航後、しばらくはテーブルについていたのですが、演奏は始まったもののディナーが提供される気配なし。景色も見えないので上部デッキに出て見ました。
するとすでにプラハ城は過ぎていてカレル橋に近づいていました。

カレル橋を過ぎ、国民劇場が見えてきました。

この国民劇場に続く橋を抜けたあたりで船は動かなくなります。
周りを見てみるとどうやら水位調整のためのドッグがあるようです。
ここで多分30分程でしょうか、停船します。

結局、3時間のクルーズのうち、1時間は水門の中で停船しています。

仕方ないので船室に戻るとちょうどビュッフェが始まっていました。

まあ、そこそこ、です。少し食べてやめました。

再び船が動き出したので上部デッキに出ます。

Dancing houseがライトアップされています。

上部デッキはこのようにランタン付きのテーブル席があります。

ただ雨上がりだったことと寒いので人影はまばらでした。

すれ違うクルーズ船と、その向こうにSaint Peter and Paul Basilicaが見えます。

Saint Peter and Paul Basilicaがライトアップされているのですが、実はこのクルーズで見られる歴史的建造物はこれが最後になります。

じゃあ引き返すのかと思いきや、船はまだまだ遡上します。

街灯りも途絶え、真っ暗な中、どんどん進みます。

デッキにいても面白くない。

ということで船室に戻ると大宴会状態。

中央のテーブル席の若者グループがいい加減酔っぱらって大騒ぎしてます。
まあ、窓際でないから何も景色は見えないし、飲むしかないでしょうね。

各テーブルもそれぞれのグループで盛り上がっていてほとんど居酒屋状態ですね。

こうなると独り者には居場所がありません。

仕方ないのでまたデッキに戻って時間を潰します。

水門を過ぎてから少ししてYellow Penguinsが間近に見えてきました。
これは良かったですね。

さて、ナイトクルーズですが、おひとり様で参加するならもっと時間の短いツアーがお勧めです。

3時間のコースは、始まりと終わりだけしか夜景が楽しめないので、あとは会話を楽しむ時間になります、
まあ、カップル、あるいはグループ向けですね。

一人旅の方は時間の短いものを選んでください。

このツアーに参加したら、
１．船が出航したら上部デッキに出てプラハ城やカレル橋、国民劇場などを見る。
２．水門に入ったら食事に戻る。
３．水門を出たら再びデッキに出てDancing House やSaint Peter and Paul Basilicaを見る。
４．そのあとは延々暗闇を航行するので下に降りて食事の続きと生演奏を楽しむ。
５．下りの水門を出たら再び夜景を楽しむ。
がお勧めですかね。