2017/02/27 - 2017/03/16
414位(同エリア988件中)
ゆるりとらべらーさん
- ゆるりとらべらーさんTOP
- 旅行記150冊
- クチコミ195件
- Q&A回答8件
- 210,924アクセス
- フォロワー27人
ユーラシア大陸最西端の国ポルトガルと最初に少しだけスペインを16泊18日の日程で旅してきました.訪れた都市はスペインがセビーリャ,サンティアゴ・デ・コンポステーラ,そしてポルトガルがリスボンを中心にポルト,コインブラ,オビドス,エヴォラなど12都市です.もちろんユーラシア大陸最西端のロカ岬も訪れました.旅の前半はあまり天気はよくありませんでしたが,後半は晴天に恵まれました.都市間の移動は主にバス,1部飛行機と鉄道を利用,また都市内の移動はメトロ,トラム,バスを利用しました.
ルート概要は 羽田★→ロンドン(乗継のみ)★→リスボン(乗継のみ)★→セビーリャ★→サンティアゴ・デ・コンポステーラ→ブラガ→ギマランイス→ポルト→コインブラ→ナザレ→アルコバサ→バターリャ→ナザレ→オビドス→エヴォラ→リスボン→トマール→リスボン→シントラ&ロカ岬→リスボン→ロンドン(乗継のみ)→羽田.
その1:往路+セビーリャ編 1,2日目
1日目:HND11:30発→LHR15:10着のJL43便プレミアムエコノミーでまずはロンドンへ.ロンドンではブリティッシュ・エアウェイズのラウンジで時間を潰し,LHR19:45発→LIS22:30着のJL7733便(ブリティッシュ・エアウェイズ運航)にてリスボンに向かいます.翌朝セビーリャに発つため,リスボンでは空港近くのホテルに宿泊.
2日目:LIS9:20発→SVQ12:05発のTAPポルトガル航空,TP1102便にてセビーリャに向かいます.空港からはバスでプラサ・デ・アルマスへ,そこから歩いてホテルに行くとまだチェックイン時間にはなっていませんでしたが,チェックインできました.そしてカテドラル,アルカサルを駆け足で観光し,メゾンセラニートにて夕食をいただき,ホテルに戻りました.
観光ルートは下記の通り.
1日目:HND→LHR→LIS→ホテル.
2日目:ホテル→LIS→SVQ→プラサ・デ・アルマス→ホテル→カテドラル→アルカサル→メゾンセラニート(夕食)→ホテル.
表紙はオレンジの中庭からみたカテドラルとヒラルダの塔.
その1:本旅行記
その2:サンティアゴ・デ・コンポステーラ編 http://4travel.jp/travelogue/11226133
その3:ブラガ編 http://4travel.jp/travelogue/11230284
その4:ギマランイス編 http://4travel.jp/travelogue/11230288
その5:ポルト編① http://4travel.jp/travelogue/11230324
その6:ポルト編② http://4travel.jp/travelogue/11230325
その7:コインブラ編 http://4travel.jp/travelogue/11230329
その8:ナザレ編 http://4travel.jp/travelogue/11230336
その9:アルコバサ+バターリャ編 http://4travel.jp/travelogue/11230337
その10:オビドス編 http://4travel.jp/travelogue/11230340
その11:エヴォラ編 http://4travel.jp/travelogue/11230351
その12:リスボン編① http://4travel.jp/travelogue/11230368
その13:トマール編 http://4travel.jp/travelogue/11230372
その14:シントラ+ロカ岬編 http://4travel.jp/travelogue/11230383
その15:リスボン編② http://4travel.jp/travelogue/11230396
その16:リスボン編③+復路編 http://4travel.jp/travelogue/11230403
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ JAL TAPポルトガル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
この旅は羽田空港からスタート.
羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
-
羽田空港の保安検査場は優先レーンがあり,対象の航空会社のビジネスクラスや上級会員が利用できるのですが,対象の航空会社が多すぎでスゴく並んでいました.時間帯にもよると思いますが…
-
保安検査場と出国審査をサラリと抜けてサクララウンジへ.
羽田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ
-
もちろんカレーはいただきました.他にもサラダやパン,スープなどをいただき満腹に.
個人的にサクララウンジのカレーはお気に入りです.
食事後は少しのんびりして,出発30分前くらいに搭乗口へ. -
JL43便,機材はBoeing B777-300ER.
この時は個人用モニターの整備とため,少し搭乗開始が遅れていました. -
結局10分ほど遅れて出発.
出発から1時間半ほどで1回目の機内食です.
サイドメニューは野菜の胡麻和え,蓮根のラタトゥイユ,チョップドサラダ,フルーツポンチ.
メインはこくうま肉じゃが.
今回プレエコの旅ですが,JALはプレエコもエコノミーも食事は同じです.飲み物は少し違うようですが. -
離陸後約7時間で間食が配られました.
こちらはトマト&タンシチューブレッド. -
こちらはつくよみ.
おそらくドラ焼き的なものだったと思うのですが,覚えていません. -
今回初めてうどんですかいを頼んでみました.
中々うまかったです. -
到着の約2時間半前に2度目の機内食.
熊本のとのコラボでAir くまモンということで,熊本名物の太平燕と焼きおにぎり,棒々鶏にくまモン カスタードケーキでした.
こちらも中々うまかったです. -
そうこうしているうちに約15分遅れでヒースロー空港T3に到着.13時間弱のフライトでした.
ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
-
ヒースロー空港T3の地図です.
実はヒースロー空港は初めてだったりまします.ロンドンを訪れたことはあるのですが,その時はパリのCDGに到着し,ユーロスターでロンドン入りしました. -
Lounge Fにあるブリティッシュ・エアウェイズのラウンジに向かいます.
ブリティッシュ エアウェイズ ビジネスラウンジ (ヒースロー空港) 空港ラウンジ
-
ビジネスクラスラウンジに入ったところ.
さらに奥に2つ部屋があったと思います.左手部分に食事が置かれています.
奥にはBarなどがあります. -
この時間はまだホットミールが充実していていなかったので,サンドイッチとスープ,ボテトチップをいただきました.
-
午後5時ごろにはホットミールが提供され始めました.
-
ペンネやカレー類,ポテトなどをいただきました.
4時間ほどをラウンジで過ごし,出発の40分前に搭乗口へ. -
JL7733(BA504)便,搭乗口付近から機材を撮影することができず.
ちなみに機材はAirbus A320でした. -
リスボン1日目(全行程1日目).
定刻から約20分遅れて出発,リスボン空港には定刻の10分前に到着.ポルテラ空港 (LIS) 空港
-
サラリと入国し,さっさとホテルへ.
リスボンではこちら TRYP Lisboa Aeroporto に宿泊.
空港から徒歩5分ほどです.ちなみに周りには何もないので,飲み物などの購入は空港で.メリア リスボア アエロポルト ホテル
-
客室はこのような様子.
チェックインしたのが11時過ぎだったので,この日はこれでおやすみなさい. -
リスボン2日目(全行程2日目).
この日はホテル朝食からのスタート.
いわゆるヨーロッパのビュッフェ形式のホテル朝食といった感じです. -
9:20発のTAPポルトガル航空 TP1102便に乗るため,リスボン空港へ.ホテルのシャトルバスで向かいます.
歩いて行こうと思っていたのですが,チェックアウトした時にちょうどバスが来ていました.
7時過ぎですが,この明るさです.ポルテラ空港 (LIS) 空港
-
TAPポルトガル航空はセルフチェックインです.
-
保安検査場を抜けて,プライオリティパスで入場できる,ANAラウンジへ.
ANAですが全日空とは全く関係ありません.ANA ラウンジ 空港ラウンジ
-
ラウンジ内の様子.
-
ホテルでも朝食をとったのに,ここでも軽く食事をしてしまいました.
ここで本旅行初のナタ(=エッグタルト)を食べました.
出発40分前ごろに搭乗口へ. -
TP1102便,機材はATR 72-600,初めて乗る飛行機です.ターボプロップ機とのこと.
沖止めでバスでの搭乗. -
機内の様子.座席は2-2の配置.
ちなみに機内誌によると70席だそうです. -
定刻から5分ほど遅れて出発.
1時間ちょっとのフライトでしたが,軽食がでました.
ブリティッシュ・エアウェイズは2時間半ほどのフライトでも出ませんでしたが… -
セビーリャ1日目(全行程2日目).
ほぼ定刻にセビーリャ空港に到着.
再び沖止めで機体全体の写真を撮りたかったのですが,ダメでした.セビリア空港 (SVQ) 空港
-
空港から市内へはこちらの空港バス(Linea EA)にて.
-
1ヶ所規制されているところがあり,遠回りをして45分ほどでアルマス広場のバスターミナルに到着.
まずは歩いてホテルへ.プラザ デ アルマス バスターミナル バス系
-
セビーリャでのホテルはこちら Petit Palace Sevilla Canalejas.
1時過ぎくらいでしたが,チェックインできました.Petit Palace Canalejas Sevilla ホテル
-
客室はこのような様子.
荷物を置いたらすぐに観光へ. -
まずはヌエバ広場へ.
ヌエバ広場 (セビリア) 広場・公園
-
ヌエバ広場には市庁舎があります.
セビーリャ市庁舎 建造物
-
またヌエバ広場に観光馬車が待っています.
-
カテドラルを後ろから.
-
こちらがカテドラルのファサード.
大きすぎて画面に入りきりません.
こちらは1401年,モスクの跡地に建設が開始され,1519年に完成.スペイン最大,ヨーロッパでもバチカンのサン・ピエトロ寺院,ロンドンのセント・ポール寺院に次ぐ規模を誇り,奥行き116m,幅76mという大きさです.セビリア大聖堂 (カテドラル) とヒラルダの塔 寺院・教会
-
入口から入るとまずセビーリャの絵画美術館があります.
-
美術館を抜け,カテドラル内部へ.
-
こちらカテドラル全体のマップです.
主祭壇,聖歌隊席,奥内陣に加え,27の礼拝堂があります.
また,聖具室や宝物室も備えられています. -
カテドラル西側にある聖母被昇天の扉.
-
こちらはサン・アントニオの礼拝堂.
ここにはムリーリョの「サン・アントニオの礼拝」が飾られています. -
サン・アントニオの礼拝(ムリーリョ).
-
聖歌隊席北側のパイプオルガン.
-
聖母被昇天の扉前から主祭壇側をのぞむ.
ただし,聖歌隊席があるため見えているのは奥内陣です. -
奥内陣.
-
聖歌隊席南側のパイプオルガン.
おそらく北側のものと同じだと思います. -
こちらはコロンブスの墓.
-
コロンブスの墓は,当時のスペインを構成するレオン,カスティーリャ,ナバーラ,アラゴンの4人の国王が柩をかついでいます.
-
コロンブスの墓は,当時スペインを
-
主祭壇前から見た聖歌隊席.
左右(南北)にパイプオルガンが設置されています. -
聖歌隊席内部の様子.
-
聖歌隊席前から見た主祭壇.
-
主祭壇の飾り窓.
聖書のエピソードを1000体以上の彫像と45のレリーフにより再現したものとのこと. -
主祭壇の両脇には説教壇もあります.
-
聖杯の礼拝堂.
こちらにはこのカテドラルのために描かれたゴヤの「聖ユスタと聖ルフィナ」が飾られています. -
聖ユスタと聖ルフィナ(ゴヤ).
-
主聖具納室.
聖職者たちが着替えをするための部屋とのこと.
部屋の中央には聖体顕示台が置かれ,両壁にはムリーリョらの絵画が飾られています. -
中央祭壇にはペドロ・デ・カンパーニャの「十字架降下」.その前には「聖フェルナンド」と「無原罪の御宿り」の彫像が置かれています.
-
こちらは参事会室.
この部屋は楕円形の部屋になっています. -
天井がドーム状になっており,中々見事です.
壁上部に飾られているのはムリーリョの「無原罪の御宿り」だそうです. -
宝物室.
-
様々なカトリックの宝物が展示されています.
-
聖ペドロの礼拝堂.
真ん中上部にはスルバランの「無原罪の御宿り」. -
こちらがヒラルダの塔の入口.
ヒラルダの塔は高さ97mで,12世紀末にモスクのミナレットとして建てられ,16世紀にプラテスコ様式の鐘楼が付け加えられたそうです. -
高さ70mの展望台へ上る途中,鐘楼を見上げることができます.
-
展望台から見たセビーリャの街の風景.
-
銀の祭壇.
-
カテドラル内部はゴシック,ルネサンス,バロックなど様々な様式が混在しています.
-
規模が大きすぎて,普通の大聖堂とは造りが違っている気がします.
-
カテドラルの建物を出て,オレンジの中庭へ.
-
オレンジの中庭から見たカテドラルとヒラルダの塔.
表紙写真と同じです. -
オレンジの中庭からのカテドラル内部への入口.
-
免罪の門.
現在カテドラルからの出口になっています. -
免罪の門の中には,謎のワニ?トカゲ?が吊るされています.
これでカテドラルからは退場します. -
裏側(東側)から見たカテドラルとヒラルダの塔.
-
こちらはカテドラルのファサード.
-
こちらはインディアス古文書館.
1572年にルネサンス様式で商品取引所として建設され,1784年には新大陸に関する文書をまとめる古文書館になったとのこと.新大陸発見や征服当時の貴重な資料が保存されているそうです.
今回は時間がなかったので入場していません.インディアス古文書館 建造物
-
続いてはアルカサルへ.
イスラム時代の王宮跡を,レコンキスタ後にキリスト王たちが宮殿を増改築したもの.
この時点で結構な人数が並んでいたので,あきらめようかとも思いましたが,結局入場して急いで鑑賞しました.アルカサル デ セビリア 城・宮殿
-
こちら現在入口になっているライオンの門です.
-
アルカサル全体のマップです.
庭部分を含めると相当の広さです. -
ライオンの門をくぐると,ライオンの中庭.
-
ペドロ1世宮殿.
1350年に即位したペドロ1世が建造した,スペイン各地からイスラム職人を集め,グラナダのアルハンブラ宮殿を彷彿とさせる宮殿.乙女の中庭を中心に,それを囲むように執務室,居室などが設けられている. -
乙女の中庭.
周囲の建物の1Fは漆喰装飾が見事な14世紀のムデハル様式,2Fは16世紀にルネサンス様式で増築されたとのこと. -
王の寝室.
-
チャールズ5世天井の間.
-
壁の漆喰装飾が素敵です.
-
大使の間.
宮殿の中枢をなす部屋で,ペドロ1世が最も豪華に仕立て上げたとのこと. -
ヒマラヤスギの円形天井の木工細工が見事です.
-
人形の中庭.
天窓から光が差し込みます. -
フィリップ2世天井の間
-
王子の間.
-
王子の庭.
-
1度外に出て,宮殿2F部分へ.
-
提督の間.
-
参事会室.
-
礼拝堂(ゴシック宮殿).
-
タペストリーの間(ゴシック宮殿).
これで2F部分からは出ます. -
トロイの庭.
-
ダンスの庭.
-
マーキュリー池.
-
ゴシック宮殿下のこちらの通路を進むと…
-
ペドロ1世の愛妾,マリア・デ・パディーリャの浴槽.
-
クルーズの中庭.
-
ゴシック宮殿.
カスティーリャのアルフォンソ10世が建てた宮殿で,イスラム色が排除されています. -
Apeadero(航空機の着陸区域という意味だそうです).
こちらを通り出口へ. -
アルカサルの出口.
-
なぜか1通り観光が終わってから,観光案内所へ.
ここでセビーリャのマップを購入.セビーリャ観光案内所 (コンスティトゥシオン通り) 散歩・街歩き
-
セビーリャの街をプラプラしながらパシャリ.
-
この日の夕食はこちら メソン・セラニート にて.
メゾン セラニート 地元の料理
-
いただいたのはセビーリャ名物のセラニート.
要はセビーリャ風のサンドイッチです.
中々美味でした.
この後はホテルに戻っておやすみなさい.
本旅行記はここまで.続きは↓
次→その2:サンティアゴ・デ・コンポステーラ編 http://4travel.jp/travelogue/11226133
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ゆるりとらべらーさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
メリア リスボア アエロポルト
3.39
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
セビリア(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
114