納骨の日。

2017/01/28 - 2017/01/28

1月28日。
今日は父親の納骨で河内長野にある実家のお墓と四天王寺の一心寺へ出掛けました。
四十九日だった1月15日の法要にも来てくれた埼玉の親戚が、今回もまた来て呉れました。
こう言う時しか揃うことのできない親戚同士なので、食事は外食にしました。

あと今日は、こまの誕生日であり、中国の春節で有り、もう一つ･･････あれ？ど忘れ。
ははは。とにかく色んな行事が重なったとしだったみたいです。

しっかしど忘れ、最近多くなりました。はぁ･･･(汗

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

最初に大きい方の遺骨をお墓に納める為、父親の実家だった河内長野に有る先祖代々の墓地を訪れました。
納骨が無事に済み、次は骨仏の奉納で四天王寺の一心寺へ向かいますが、大阪の中心地で昼食となると、車移動中なので面倒が多くなりますし、河内長野で済ませてから出掛ける事にしました。

母親と親戚の方の、さぬきやならではのメニューで手造り寄せ豆腐御膳。
1,134円。
昼からこのボリュームは、高齢者にはきつかったそうです。

逆にこまはこんな感じで、天ぷらそば単品。

親戚は三色蕎麦セット。
1,004円。

窓の向こうに有った書き込み。
粋なイラスト。

昼食後一直線で一心寺へ。
運良く、真向かいのタイムズが空いて直ぐに入れ替えで駐車しました。
土曜日ですし、たった4ヶ所しか無い駐車場なので、ホント運が良かったです。

一心寺 寺・神社・教会

横断中に信号が変わってしまいました。
交叉点の中の島に置いてあった案内板がウケた！
「一心寺前」の案内に、「さま」って足してありました～♪
別に良いって気がしたし、どうせ足すなら、四天王寺さんとか一心寺さんっていうので、「さん」の方がオシャレかなって。

納骨の申し込みが混雑しても仕方が無いと思って来ましたが、駐車場に続いてラッキーなことにガラガラでした。
直ぐに書き込み費用を支払って本堂へ。
費用は、1万，1万5千，2万の３段階のみの設定にしてあります。
明瞭会計で良いのですが、お経はみんな共通時間になっているようで、長さに差別化が感じられません。
以前親戚が、色んな法要をやった時に5万支払ったのですが、月命日で３千円のこま達と、殆ど同じ時間でした。

一心寺 寺・神社・教会

和尚さんに呼ばれたら、祭壇横に並んで待ちます。
納骨堂は、この本尊さんの向こう側に有りますので、焼香が済んだら裏へ進みます。

一心寺 寺・神社・教会

一家族毎に呼び出しを受けると、空いた分前に詰めて行きます。

一心寺 寺・神社・教会

納骨が終わると、アトラクションのように案内指示に従って進めば、この縁側部分に出て来ます。

一心寺 寺・神社・教会

本堂正面に有る鎖樋の雨受けを支える四体の人物。
暑い日も寒い日も、いつもご苦労様です。

一心寺 寺・神社・教会

お骨佛にするための遺骨を納めるお骨堂。
ウチの父親は、11年後になるとのこと･･･。
丁度一つ前のが人数が纏まったそうで、ウチは次の分の初っ端辺りに位置されてしまったようですね。

一心寺 寺・神社・教会

気長に待っててくださいね。と拝みつつ、儀式を一通り済ませたら、一心寺散策をして帰ります。

一心寺 寺・神社・教会

通天閣、もう直ぐ大改装するそうです。
京都も清水寺舞台が大改修するので、2020年まで見られないとのこと。

今日のお線香はいつもよりたくさん。

一心寺 寺・神社・教会

受け付けの有る念佛堂の大屋根。
天気が良いと綺麗に映えます。

一心寺 寺・神社・教会

はとさん。

一心寺 寺・神社・教会

眠たそうに大あくびしてます。
のんきで良いね。

一心寺 寺・神社・教会

みんな眠たそうに。

一心寺 寺・神社・教会

真田丸で有名になった「霧吹きの松」（左の枯れ木）。

大坂夏の陣。
真田軍の突撃を受けた徳川家康でしたが、一心寺にあった松の木が突如霧を吹いたお陰で難を逃れたそうです。
これにより真田軍の勢いが鈍り、その間に幕府の援軍が駆けつけて家康は一命をとりとめたんだそう。

当時は元気な成木だったのですが、現在は残念ながら枯れてしまいました。
隣に見えている松は、別のを植えて育てているのだとか。

一心寺 寺・神社・教会

未だに詳細不明の旭五良八郎のお墓。
前にも書いた旅行記→http://4travel.jp/travelogue/10147197
昔の力士か何かの人のお墓かもしれませんね。

一心寺 寺・神社・教会

今ネットで、一心寺には「お墓マップ」なるものが有るとの事。
今度しっかり貰ってこよう！

一心寺 寺・神社・教会

狸の形をしてるやん！

一心寺 寺・神社・教会

こんな感じのお墓なら、全く怖さを感じませんね。

一心寺 寺・神社・教会

盛大堂高橋氏念祖之碑。
安政５年、大阪堂島にて家庭薬剤製造元として、高橋安兵衛により創業した製薬問屋創業者の記念碑。

創業当時、家庭薬の製造販売取次を業とし、大阪最初の薬局として、開設以来年中無休、急な疾病に応じるために徹夜営業も行って、薬局本来の使命を全うすべく努力してきたそうです。
--盛大堂HPより抜粋--

その意思を受け継ぎ、現代も頑張って居る会社のようですね。

一心寺 寺・神社・教会

猪飼史郎之墓（イカイ　シロウ）。

猪飼史郎と言う人も薬品業の人らしく、はらはら薬「翁丸」と言う胃腸薬の製造者。
薬は今も残ってて、今も小倉薬品工業や日本製薬株式会社から販売されているようです。
（amazonや薬店で買える）


以下は当時の広告キャッチコピーなど。

http://www.ne.jp/asahi/hamaikari/yama/koukoku4.html

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
胃病にイカイのビットル散
理想的健胃剤　必ず本剤を店頭に飾られよ

・胸先つかえ酸液がでる。
・悪心･嘔気を催す
・気分が悪く食欲がない
・胃が痛み胸が焼ける
・便通がなく肩が凝る｡
こんな容体の人直ぐにビットル散を召し上がれ。僅か５分で胸がすき痛みも取れてとてもよい気持ち。

胃病ならイの一番にイカイ胃散

主効　飲すぎ・りうゐん胸の痞え
・消化不良・呑酸液水出づ(むねやけきみづ)
・気分鬱に悪心(きぶんふさぎにむかつき)
・便秘頭痛・慢性胃弱等凡て胃病に妙

諸君の胃はイカイ胃散を要求す
本舗　大阪市西区江戸堀　猪飼史郎薬房
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

このビットル散は現在ではなくなっています｡
製造元の猪飼史郎薬房もメーカーとしては残ってません｡

一心寺 寺・神社・教会

お墓の向こうにそびえ立つ鐘楼。

一心寺 寺・神社・教会

オマケで一心寺境内マップ。

一心寺 寺・神社・教会

昔は一心寺の坂道に沢山居たおこじきさん。
昼間は小汚い衣装で坂道に座って居るも、其の実は大金持ちで、普段はベンツを乗り回してた･･･など、化けの皮が剥がれて世間に広まったりしましたね。

一心寺 寺・神社・教会

第二京阪をぶっ飛ばして帰宅します。

空には沢山の飛行機雲が。

ドンだけ飛行機飛んでるん！？

一旦家で休憩後、土曜なので５時にサガミへ。
昼間はうどん屋、夜は蕎麦屋…。
だって、家の近所に食事するところ少ないねん！
ははは。

前回も早めに来たのですが、母親が焦って４時に来ちゃって･･･。

今日は５時なので、ゆっくりオーダーしたら丁度食事時に。

こまのとんかつ定食。
1,380円。

店は思ったほど混まなかったので、急いで来る必要も無かったと思われそうですが、それはあくまで結果論。混んだら待ち時間がもの凄いので。
お陰でゆっくり座ってゆっくり食事して帰って来られました。


みなさん、おつかれさんでした！
（親戚は特に昨夜来られたし、今夜も泊まって明日朝埼玉へ帰りますので、二夜もお疲れさんでした！）

この旅行記へのコメント （2）

• PHOPHOCHANGさん 2017/02/15 09:35:29

  初めて知りました

  いやぁ、びっくり(;ﾟдﾟ)
  読み始めは何のこっちゃ？と全然理解出来ませんでした。
  自分も父が昨年亡くなり、四十九日に納骨を済ませました。が、その前に自分が保管用にミニ骨壺を買い、骨取り分けておきました。今も持ってますよ。
  一心寺って全国的に有名なのも、今回調べて初めて知りました。
  色んな供養の仕方が有るのですね。
  
  

  こまちゃんさん からの返信 2017/02/15 13:08:16

  RE: 初めて知りました

  同じ年のご不幸だったんですね。
  お悔やみ申し上げます。
  
  ウチでは代々の習慣で、前もって葬儀会社に言って、火葬場でお墓埋葬用の通常の骨壺と、一心寺の骨佛さん用の喉佛用に小さな骨壺を用意して貰うよう頼んでいます。
  佛教の教えでは、「分骨」は大歓迎で、沢山の人の手元に分かち合うことを勧めているようで、偶然にもウチの慣習は良い方向で合っていたみたいです。
  分骨された先で、然るべき場所へ丁重にお納めされる事で、故人が寂しがらないという言い伝え（慣わし）みたいですね。
  一心寺の場合、納骨される骨佛さんの中で、沢山の人達と一緒に住まわれると言う事なので、寂しがらない気がして良いのかも知れません。
  
  当方が喪主だった事で、お通夜の準備から始まって結構色々有って大変でしたが、2ヶ月経ってようやく落ち着いた･･って気がします。
  でも未だに、死んじゃったって事を受け入れられてない気がしていますけど･･･。
  
  　こま