春節（旧正月）の台北　1日目

2017/01/27 - 2017/01/30

中国での春節（旧正月）7連休を利用し何処かへ行きたい！
（上海在住者です）

この時期の中国発のフライト料金は日本の年末年始同様に、極端に高くなっています。中国国内は何処に行っても大混雑は必至。

時遅く、東南アジア系は予約も取りづらく、韓国ソウルは極寒で辛そう。では沖縄はどうかと探すも、この時期は完全なオフシーズンにも関わらずフライトもホテルも高い料金設定。

消去法で2回目の台湾台北が急浮上し決定！
でも台湾も同じ中華圏で春節であるため、フライトもホテルも1.5倍？以上の料金設定であることと、観光施設や食事処が通常営業しているかが心配。おまけに天気予報的には極端に寒く雨が続く予報が出ていました。
選択失敗か？それとも納得のいく旅になるのか？

★1月27日（旧暦除夕）
　上海⇒台北　桃園国際空港
　梁記嘉義鶏肉飯？⇒忠烈祠⇒円山大飯店⇒士林夜市？
　
　1月28日（旧暦春節）
　十分⇒猫村⇒熱炒

　1月29日（旧暦初二）
　国父記念館⇒中正記念堂⇒金峰魯肉飯？⇒淡水⇒漁人碼頭？⇒士林夜市

　1月30日（旧暦初三）
　赤峰街？⇒台北駅⇒鼎泰豊⇒台北駅⇒桃園国際空港
　台北⇒上海

フライト：中国南方航空
　　　　　上海浦東⇔台北桃園　＠3,449元（約57,000円）
ホテル　：ロイヤルイン台北南西
　　　　　デラックスツイン朝食付き3泊4日　43,740円
両替　　：空港・・・・2,642
　　　　　ホテル・・・2,470
　　　　　三越・・・・2,599　　3回の平均　1元≒3.9円

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: 中国南方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

上海浦東国際空港　第2ターミナル

タクシーにて自宅を4:45に出発。
5時までが深夜割増料金のためか猛スピードで激走。
5:15空港着　約40km　164元（約2,600円）※中国人民元　1元≒16円

昨年12月にベトナムへ旅した時には、早朝にも関わらずカウンターが長蛇の列だったのに今回はガラガラ。
（他のカウンターは混雑していました）
1フロア下の2階で予約しておいたWi-fiの受取

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

搭乗ロビー

外はまだ暗く、ひとも少ないです。

中国南方航空
CZ8469　7:55発

D228ゲート　今回もバスにて搭乗　7:15バス乗車
機体をまじかに見られ毎回もワクワクします。

A320　3-3席

予想通り個別モニター無し
後続のバスと離陸の順番待ちで
8:25離陸

軽食？

中国系エアーの予想を裏切らないクオリティー
水以外は手をつけませんでした

桃園国際空港　第2ターミナル
9:55到着

10:20荷物を受取り到着ロビーへ
トラブル無くスムーズです。

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

両替

到着ロビー内の銀行両替所
10,000円＝2,642元（手数料含む）
1元≒3.8円

空港リムジンバス

市内までのバスチケット購入
＠125元
どこのバス会社がどのルートなのか、ホテルに一番近いバス停がある会社がどこだかも分からず、旅行記でよく拝見する國光客運のカウンターでホテル名を言って購入。

10:45発

10～15分間隔で出発とのことで、5分くらい待ちバスが到着。

國賓飯店前（アンバサダーホテル）　

11:25着　約40分
市内5ヶ所目のバス停

道路の車も、歩道の人も少なく寂しい感じが気になる・・・

アンバサダー ホテル 台北 ホテル

ロイヤルイン台北南西

スーツケースを引きながら歩いても約10分くらいでしょうか。
中山北路を南下し南京西路を右折して直ぐの雑居ビルです。
8階から11階がホテルです。
1階は39元ショップのダイソーなど店舗が、その他の階は中華レストランやマッサージ店が入居。

ロイヤル イン タイペイ ナンシー MRT ヂョンシャン ステーション ホテル

8階ホテルフロント

12時前だったので部屋の準備が出来ていないとのことで荷物だけ預けて外出。
皆さん日本語が堪能で、このベテランと思われる女性は特に丁寧な対応でした。

ホテルの2軒くらい先のビルの前に出ているサンドウイッチ屋台

台北での1食目

焼いた豚肉と目玉焼きを挟んだサンドウイッチ
小肉蛋40元（大肉蛋60元は2枚の肉を3枚のパンで挟んだもの）
チーズを追加すると＋10元

これが実に旨い！

また、このお兄さんの感じの良さにも感心しました。
最初は写真を撮らせて頂いていただけだったのですが、嫌な顔せず笑顔で応じてくれました。昼飯の予定はあるけど買うことに。
で、美味い！

MRT中山駅

最寄りの中山駅の入口まではホテル前から数十秒
何処へ行くのにも便利です

行き先や乗換え表示は、漢字圏は分かりやすいです。

中山駅 駅

この中山駅からは地下商店街経由で、雨にもぬれずに台北駅まで歩いても10分くらいで行けます。

悠遊カード

前回活躍した交通カードに残金が残っているのでそのまま利用
16元（現金は20元）

松山新店線で一駅先の松江南京駅へ

台北観光はこのMRTで十分網羅できます。
安くて便利

車内

やはり人は少なくすいています。
益々嫌な予感が・・・

梁記嘉義鶏肉飯

鶏肉飯と魯肉飯の両方が美味しいとの情報で来ましたが、無情にもシャッターは下ろされていました。

春節休暇公告1/27-2/1
残念！

梁記嘉義鶏肉飯 （チァイージーローハン） 地元の料理

南京東路

気を取り直し昼食処を探しながらブラブラ
でもご覧のような街の風景です

路地裏

ならばと、お店の看板が多く見える路地に入ってみても、状況は変わらず。
シャッターが上がったお店を発見しても、大掃除をしていたりで閉店中でした。

温州大ワンタン

ホテル側へ向かって歩くも、開いているお店はファーストフードのチェーン店が数軒だけ。
その中で繁盛しているワンタン屋があったので仕方なく入店
（上海から来ているのに中国のワンタンか・・・）

ワンタンとジャージャー麺

まずくはありませんが感動は無し
ビール1缶つけて185元
このレベルでこの値段は高く感じます

けっきょく中山駅まで歩くもシャッターを下ろしたお店ばかりで意気消沈。
ホテルの部屋の準備は2時半頃とのことでしたけど、元気なくしたのでホテルへ行ってみることに。

13：30頃でしたが入室できました。

11階
当初はビジネスツインを予約しましたが、ワンランク上のデラックスツインに変更し予約していました。

バスルーム

バスタブも小ぶりで全体的にコンパクトですが、トイレは温水洗浄機能も付いてまずまず。

スーツケース2個が開ける十分なスペースもあります。
（私たちは二人で1個ですけど）

改装したのでしょうか。雑居ビルの外観の古さとは正反対に、明るく綺麗な
内装です。南向きの窓の障子？からも日差しが降り注いできます。
（障子を開けた外側の窓ガラスは汚れています）

窓あり部屋？

台北のホテル予約時には、一流ホテル以外では窓あり・窓なしを選択するタイプが結構ありました。
このホテルは窓に関して３タイプあるようです。（一部想像）
①普通の？窓あり　フロア図の下側の部屋（正面道路側）私たちは1107号室
　※上側部屋は隣接ビルがあるか未確認
②窓はあるけど　フロア図の中央部1121～1125号室
　窓と言っても中廊下側にあるので景色は無し（屋上に明り取りがあり8階から11階の吹き抜けになっているので明るいですけど。※全館的に防災面では心配も）
③窓がない　右側の部屋1110号室　窓があったとしても隣接ビルとの間隔は極狭

写真左側が吹き抜けに面した窓

1121号室と1122号室の窓です
私たちの部屋はランクアップした結果だとしたら正解でした。
3泊分で＋約1,700円

MRT淡水信義線圓山駅

14:30頃ホテルを出てMRTで円山駅へ　16元
駅南側のロータリーから路線バスで忠烈祠へ（料金忘れました）

円山駅 駅

忠烈祠

バスの降車はボタンを押して合図するのですが、まごついているうちに通過し乗り過ごす。
幸いすぐ近くであったために毎正時（15:00）の衛兵交替式に間に合いました。
入場無料

忠烈祠(台北市) 史跡・遺跡

パーテーションを出したり兵士の制服を整えたりの準備中

凛々しい

本日は陸軍の担当のようです

門横から隊長含め5名が登場

ゆっくる進みます

よほど近づき過ぎない限り、一緒に行進したり写真撮影してもOKです。

大殿の衛兵二人と交替

戻ります

入口の大門の衛兵2名との交替へ向かいます

大門の2名が加わり7名で儀式を

兵士の行進の歴史を感じる靴跡が5本

でも何故5本なのか？

八二三砲戦記念公園

歩いて由緒ある“台北圓山大飯店”へ向かいます

台北圓山大飯店（グランドホテル）

実際はこの写真以上に大きさと風格を感じます

ザ グランド ホテル ホテル

ホテルは高台に建ち、遠くには台北101も見えます

ちょっと古さは感じますが、台湾・中国感を体験したい方は宿泊を。

ただ、街の北側で最寄り駅からも遠いため、団体のツアー以外は不便でしょう。

無料循環バス

ホテル玄関からMRT淡水信義線圓山駅までは無料のバスが出ています。

MRT淡水信義線圓山駅

満員のこのバスで着ました。

MRTで一駅、剣譚駅へ

士林へ来ましたが、こちらもお店は閉まっている所が多く、人も少なめです。

剣潭駅 駅

士林市場

１階はおもちゃ屋さん、果物屋さんが数件のみ営業中。
地下の屋台村は全部お休み状態。
え～

士林市場 市場

このままだと夕食難民になりそうなので、市場の一番奥の向かい側の海鮮焼きのお店へ仕方なく入ることに。（外なので入るとは言いませんね）

私たちが店先に座ったらそれに連れられてか、後から何組も入店です。

店主によると、市場は本日の「大晦日だけお休み」とのこと。

牡蠣とイカを注文し焼いてもらいました。

これはこれで美味しく、ビール1本つけて
260元

大晦日の夜はそう言う物かと。
お腹も気持ちも少し落ち着いたので、ホテルへ戻ってコンビニ弁当でも食べようかと思っていたら。
辺りは静かなのに遠くのほうで何かざわめいている気配。

そちらの方へ行ってみると
「有るじゃんーーー！」

先ほどの海鮮焼きのお店の真裏の通りに、屋台やお店がいっぱい盛大に開店営業中。

お寺でしょうか。
ここを中心に東西の通りいっぱいに屋台があります。

士林慈誠宮 寺院・教会

焼蛤

一皿100元、二皿なら180元
（見学のみ）

何でも焼き

魯肉飯、鶏肉飯（これは店舗）

魚のすり身団子

例のお寺の目の前には麺線の屋台

テーブル席まであります。
コンビに弁当はキャンセルして屋台巡りに変更

小30元

はしごの2軒目
諦め掛けていた矢先の麺線のせいか、出汁が効いてとても美味しい。

阿亮麺線 露店・屋台

辺りが暗くなるとものすごい人込みになってきました。

はしごの3軒目
牡蠣オムレツも食べたくなったので、店先に丸い鉄板のあるこのお店に入ることに。

店の入口両側で調理しています

メニュー

裏面にも各種料理が

数分待ってカップルが食事中の相席に落ち着きます。

牡蠣オムレツにビールで

ビールの奥の料理はカップルさんのもの

魯肉飯

野菜と肉の炒め物

写真奥はカップルさんのものです。
お向かいは次から次へと出てきます。そんな食べれるのか・・・
こちらは頼んだものがなかなか出てきません。

トラブル発生
店員が運んできた料理を受け取りかけると、カップルさんの男性が「それうちの」的な発言で食します。
連れの彼女も食べ始めましたが、何かが違う感じがしたのでしょう「これ違う！」

うちが頼んだものを間違えていました。
「ごめんなさい。これどうぞ」との御挨拶で食べかけのものを返してくれます。

さすがにそうは行きません！

そんなトラブルのずーっと後に最後の田螺炒めが出てきて完食

410元

店の向かいに行列発見

福州世祖胡椒餅 (士林店) 地元の料理

おばちゃんが皮に肉をいっぱい載せて葱の籠に押し付けます。
それを手際よく包んでまとめます。
これは期待できる。

釜の内側に張り付け焼きます。

食べたい。でもお腹は満杯状態。
諦めきれず持ち帰りで購入。
＠50元

はしごの4軒目

某所の麺線

先程のお寺の近くにもう一軒、麺線の屋台がありました。
先ほどのお店は完売の様でしたが、こちらはお暇な様で、まだまだ釜の中には沢山の麺が残っています。（追加しているものでしたら申し訳ない）

駅に向かって歩きます

お腹はいっぱいなのですが、どこも美味しそうに見えます。

こちらは牡蠣オムレツとスープのお店

焼いても焼いても次から次へと消費されていきます。

もっと食べたい未練を残しMRTでホテルへ戻ります。

剣潭駅 駅

胡椒餅

風呂上がりに先程の胡椒餅を食します。
でも、温かい方が旨いだろうな～　との思いから
8階フロント横の朝食ラウンジに電子レンジがありそうな感じだったので見に行きました。

ありません。
フロントで電子レンジがあるか聞いてみたら「従業員用がありますので少しお待ちいただければ」との快答
再加熱でも熱々ジューシーで本当に美味しい！！！

ロイヤル イン タイペイ ナンシー MRT ヂョンシャン ステーション ホテル