2016/12/09 - 2016/12/09
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Tagucyanさん
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所用で山梨の甲府に行くことになりました。
ただし、その所用は午後から。それまで何してようかと考えた結果、久しぶりに小海線に乗りに行くことにしました。
朝自宅を出発して、小諸回りでお昼過ぎには甲府に着くことができます。
そして、乗車する小海線の列車はちょうど運良くハイブリッド列車。小海線内の区間運転が多い中、1日1往復だけ全線走って小淵沢まで向かう列車です。
JR東にはハイブリッド車両が3種類あり、このうち仙石東北ラインで走っているタイプには何回か乗車したことがあります。そしてこの小海線に走っている形式はその元祖とも言える車両で、「営業車として世界初」というのがうたい文句です。その車両に初めて乗ることになりました。
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長編になってしまったので、本編は前半戦。小海駅までです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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北陸新幹線に乗り、やってきた軽井沢駅。
朝の時間帯、高崎あたりまでは降りる客は仕事関係の人が多いが、軽井沢では観光客ばかりである。軽井沢駅 駅
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軽井沢駅の新幹線改札口。
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一方、こちらはしなの鉄道の改札口。
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しなの鉄道のホーム。
かつては信越本線の途中駅だったこの駅も、現在はしなの鉄道の始発駅。 -
もともとJRの115系だったしなの鉄道の電車。
2両編成のワンマンカー。乗客は1ボックスに1~2人くらいだった。 -
かつては首都圏と長野や北陸方面を結ぶ幹線・信越本線だった複線区間を行く。
このあたり、浅間山がよく見えるはずだが、今日は雲に隠れていた。しなの鉄道 (電車) 乗り物
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約25分で小諸駅に着く。
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小諸駅。しなの鉄道の管理である。
小諸駅 駅
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かつては特急列車もすべて停車する信越線の要所だった駅だが、新幹線のルートから外れ、ローカル駅に成り下がってしまった。
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駅前から市街地方向に延びる通り。
駅が一番低い位置にあり、町の中心に向かってずっと上り坂である。 -
少し時間があるので、町の中をちょっとぶらついてみた。
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小諸には、明治時代に島崎藤村が6年ほど住んでいたそうである。
その時住んでいた家の跡地に碑が建っている。 -
当時島崎藤村が使っていたという井戸。今も使えるらしい。
このあたり「藤村プロムナード」というのだそうで。 -
造り酒屋もあった。
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駅前の飲食店があつまった通り。
こういうところを歩くと、地方都市に来たなあと感じます。 -
「平成2年4月」と書いてあるが、昭和チックな看板。
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駅に戻る。
小諸駅はJR小海線の駅でもあるので、JRのみどりの窓口もある。
ただし時間限定。 -
小諸駅の改札口。
しなの鉄道とJRの区別はない。連絡改札口もない。 -
そして、4・5番線がJR小海線のホーム。
これから乗るのが、ハイブリッド車両 キハE200形の小淵沢行き。
今日はイベントがあるらしく、地元の高校生で大混雑。なので、3両つないでいる。
そもそもキハE200形は3両しかないので、総動員ということである。 -
取り損ねたけど、車体の横には大きく「HYBRID」と書かれている。
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先頭車両は「キハE200-2」。
ちなみに真ん中の車両が「3」で、一番後ろの車両が「1」だった。
いまあるのはその3両だけ。 -
ハイブリッド車両の仕組みが書かれている。
ディーゼルエンジンはあくまで発電用、あとはバッテリーとの組み合わせで、電車と同じ仕組みで動いている。 -
小諸駅を出発。
モーターで加速し、ある程度スピードが出てからエンジンがかかる独特の走行音。 -
2つめの乙女駅まではしなの鉄道線と並行して走る。
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最初の駅、東小諸駅。
小海線にのみホームがある。東小諸駅 駅
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東小諸-乙女間。
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2つめの乙女駅。無人駅のはずだが、ホームには駅員が何人も立っている。
なぜかというと・・・乙女駅 駅
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駅の近くに「小諸市文化センター」というのがあり、そこで合唱コンクールがあるとのこと。
車内に大量に乗っていた高校生がここで全員降りる。 -
ということで急に車内が静かになる。
乙女駅を出発。この先でようやくしなの鉄道線と分かれる。 -
乙女-三岡間。
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運転席。
見たところ、操作は最近のJR東の「電車」とまったく同じだった。 -
車内のモニターでは、現在の車両の状況がモニターで表示されている。
この時ちょうどブレーキをかけていたので、モーターで回生された電力がバッテリーなどに送られている様子がわかる。
仕事がら、このへんはよく知ってます。 -
三岡駅。小諸を出発して、最初のすれ違い設備のある駅。
三岡駅 駅
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このあたり、いわゆる「佐久平」といわれている地域。
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新幹線との接続駅、佐久平駅。
新幹線が地上駅で在来線がその上を高架で通り越しているという、通常とは逆の構造の駅。
そのため、この駅の前後が小海線で唯一の高架区間になっている。佐久平駅 駅
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まるで大都市近郊の駅のような雰囲気のホーム。
すぐ後ろにはビジネスホテルが建ってるし。 -
佐久平駅ができた関係で、このあたりの駅間距離はやたら短い。
出発してすぐに岩村田駅に着く。岩村田駅 駅
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相変わらず田園風景の中を行く。
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中込駅に着く。
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中込駅のホーム。
一応佐久市の中心駅だが、今は新幹線駅近くの方が栄えていて、乗降客もそちらの方が多いらしい。中込駅 駅
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中込駅は小海線営業所の所在地。
駅構内は車両基地になっていて、また小海線の乗務員はすべてここの所属であり、要するにこの路線の運転上の要衝になっている駅である。 -
やはり3両だったのはさっきの高校生団体対応で、ここで後ろ1両切り離し、通常の2両編成になる。
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列車内の様子。4人用ボックスと2人用ボックスがあるのは、最近のJR東のディーゼルカーによく見られるパターン。
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座席にはこんなカバーがかかっている。
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中込駅を出発。
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太田部駅。
太田部駅 駅
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龍岡城駅。
函館の五稜郭のような形をしている龍岡城跡から付けられた駅名だが、龍岡城跡は次の臼田駅の方が近い。龍岡城駅 駅
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臼田駅。
佐久市と統合した旧臼田町の中心駅。臼田駅 駅
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臼田駅の駅舎。
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青沼駅。
青沼駅 駅
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羽黒下駅。
羽黒下駅 駅
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羽黒下駅の駅名標。
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羽黒下-海瀬間。
このあたりの千曲川の対岸に佐久穂町の町役場がある。 -
海瀬駅。
一応佐久穂町役場から一番近い駅。海瀬駅 駅
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海瀬-八千穂間。
県道が並行している。 -
八千穂駅。
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八千穂-高岩間。
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馬流駅。
馬流駅 駅
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馬流駅。
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馬流-小海間。
千曲川が見える。
対岸に見える大きな建物がたぶん小海町役場。 -
小海駅に到着。
小海線の名称の由来になっている駅である。 -
ここまでは駅間距離が短く、駅の数ではすでに全線の3分の2ぐらい来ている。
でも、距離にすると全線のまだ4割ぐらいしか来ていない。
おおよそ小海駅を境に、田園地帯の中を行く路線から、山岳路線へと変わっていく。
【その2】につづく。
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旅行記グループ 2016.12 小海線のハイブリッド列車に乗る
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