いざMOCKBA！特典航空券と休みが取れてしまったから行くモスクワ世界遺産巡り　⑤最後のミッション、コローメンスコエの主の昇天教会へ。そして赤の広場をもう一度

2016/10/07 - 2016/10/11

JALの特典航空券モスクワ往復が取れてしまい、おまけに望み通りの有休もとれてしまったので、行くことなった10月初旬のモスクワ3泊5日旅行。

これまで行ったモスクワ（近郊）の世界遺産は以下の通り

「モスクワのクレムリンと赤の広場」　⇒前前前回、前前前前回の旅行記
　http://4travel.jp/travelogue/11179729
　http://4travel.jp/travelogue/11183513
「ノヴォデヴィチ修道院の建造物群」　⇒前々回の旅行記
　http://4travel.jp/travelogue/11186413
「セルギエフ・ポサードの至聖三者セルギイ大修道院の建造物群」
　http://4travel.jp/travelogue/11189946

そして今回訪れるのが
「コローメンスコエの主の昇天教会」　　⇒本旅行記
となります。

セルギエフ・ポサードからモスクワに戻ったのが4時過ぎという事で、大分ギリギリのスケジュールとなりましたが、何とか4つの世界遺産を見る事が出来ました。
コローメンスコエの後は、また赤の広場へ行き、夜の姿を初日とは違った角度で周って来ました。

もうモスクワから帰って来てから2か月も経ってしまいました。
何とか今年中には書き終えたいと思います。

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

セルギエフ・ポサードからのバスを降りたそこには大きな公園。
向こうにブランデンブルク門っぽい建物が。

右向こうに見えるのがメトロのヴェー・デー・エヌ・ハー駅。
大分日が落ちてきて夕陽が眩しいです。

時間があればトロリーバスにも乗ってみたかったな。

ベー・デー・エヌ・ハー駅入口脇にあるのが、宇宙飛行士記念博物館のオベリスク。
よーく見るとてっぺんがロケットになってますね。

ヴェー・デー・エヌ・ハー駅もなかなかの雰囲気。
近代美術館ぽい感じ。

ヴェー・デー・エヌ・ハーはこう書きます。
В・Д・Н・Х一応変換できました。文字化けしてたらすんません。

という事でコローメンスコエに向かいます。
まずは6号線に乗ってトレチャコフスカヤ駅まで。

トレチャコフスカヤ駅で、2号線に乗り換え。
駅名がノヴォクズネツカヤ駅へと変わります。
ここも天井が凝ってます。

もうすっかりこの駅名表記にも慣れました。

入線してきました。
中に人は無し。ここ始発って事？

モスクワに来て初めてこんな空いている地下鉄乗りました。
この時はラッキーとしか思ってませんでしたが、後にこの理由を知る事になります。

ノヴォクズネツカヤ駅から3駅目、コローメンスコエ駅に到着。

駅周辺地図の左側3番の脇に赤い線で描かれている建物が目的の教会。
2番出口を出て、徒歩20分との事。

2番出口を出た所。
このまま真っ直ぐ進みます。
正面のマンション、共産圏ぽい感じです。

しばしこのような木々の間を歩いていくと

どうやらこれがコローメンスコエ公園の入口。
入場ゲートらしきものがありますが、全く稼働してません。

ここは345ヘクタールある自然保護公園。
目的の世界遺産登録されている教会は、公園の中ほどにあります。
モスクワ市民の憩いの場らしく、夕方5時で暗くなりつつこの時間でも沢山の人が訪れています。

冬の散歩道を進みます。

途中にあるスパスキエ門。ここをくぐって先に進みます。
屋根の部分が木造で特徴的な形してます。

なおも冬の散歩道を進む。

途中、別の教会らしき建物が。
カザンの生神女聖堂との事。
目的の教会はここではありません。

門の間からチラッと見える白い建物が目的の教会です。

ふと左に目を向けると、木造平屋の建物が。
元々この辺りに建られていた木造・石造の建物がこちらに移築されて保護されています。

で、門をくぐった先には目的の教会。
「コローメンスコエの主の昇天教会」として、この建物だけが世界遺産登録されています。
別名というか正式名称はヴォズネセーニエ教会らしいです。

手前にも小さな教会がありますが、こちらは世界遺産ではありません。
中に入れそうですが、この時間は空いていないみたいです。
近くのチケット売り場でヴォズネセーニエ教会への入場券（100ルーブル）購入します。

1532年にヴァシリー3世が後のイワン雷帝の誕生を祝して建設した教会との事。
白い石によって建てられています。

ロケットの様な形をしたこの建物。
中はどのようになっているのでしょうか。

階段登っててすぐのこの部屋が唯一開放されている部屋。
礼拝堂だと思うのですが、中は狭く特に見るべきものはありませんでした。
天井は木造。

他に見る所ないか、教会構内をフラフラ歩いて探します。

正面に見えるのが、先ほど入った門の建物。
大分日も傾いてきました。

反対側にはモスクワ川が見えました。
ここからの景色はなかなかいいですね。

別の方向には白い塔が見えました。名前は不明。
時間があれば足を運んだのですが、ちょっと遅い時間という事で今回はパス。

階段降りた下に扉がありましたが、固く閉ざされてました。
どうやらこんなものみたいです。
100ルーブル払ってまで中に入る価値は無かったかな。

鐘楼や白い建物が教会の周りを取り囲んでいます。
写真右、小さなボックスがチケット売りです。
教会以外の建物の入場券もここで売ってましたが、もうほとんどの建物が閉館間際でした。

この教会は外からその美しい姿を見るというのが正解ですね。
なので、ぐるっと一周してその美しさを体感したいと思います。

ベンチに座ったら冷えてしまうので、皆さん極力立って動いているように見えます。

この角度がいいかな。
空の具合も何かいい感じで、建物を引き立てる背景となっています。

ちょうど飛行機雲が出て来て、雰囲気のある写真が撮れました。

こちらの建物にも飛行機雲が。

さて、これだけ撮れば十分かな。
中は見所ありませんが、この白い姿は美しかったです。

大分冷えてきましたが、まだこの公園で楽しんでいる人が多くいます。
モスクワ市民はこの程度は大した事無いんでしょうね。
私はもうそろそろ限界です。

何か建物の向こう、オーラが出てるような感じになってます。
4つの世界遺産訪れた私を祝ってくれているかのようです（思い過ごし）

やっと見つけた世界遺産マーク。
英語名だと　Church of the Ascension, Kolomenskoy　でした。

セルギエル・ポサードからモスクワに戻ってきたときは、コローメンスコエでどの位時間残されているかなと思いましたが、充分な時間とって見学する事ができました。

遠くに見える月とコローメンスコエの主の昇天教会の写真を最後に、ここを離れます。

近くにショップもあります。
隣に設置されていた自販機でホットコーヒーを購入、冷えた体を温めます。

体も温まったので、駅に向かってまた歩きます。

公園内ショップやレストランが集まっている一角。
流石にこの時間は人少なかったです。

10月9日18時の時点で9℃を差しています。

コローメンスカヤ駅到着。
ホテルに戻る前に、もう一度夜の赤の広場を見に行きますかね。

改札抜けた所には、なにやらレリーフが。
分かる人には分かるのでしょうが、私にはこれが何を指示しているのかわかりません。

コローメンスカヤ駅から2号線一本で、赤の広場最寄のチアトラーリナヤ駅まで行けるのですが、その1つ手前、先ほど乗り換えたノヴォクズネツカヤ駅で全員降ろされた。
どうやら何らかのトラブルがあって、この先は運休となってたとの事。

ちょっと遠回りになりましたが、地下鉄を乗り継ぎ何とか赤の広場へ。

2日前、雨で靄っていた赤の広場とは異なり、この日はクリアな赤の広場を見る事ができました。

相変わらずグム百貨店のイルミネーションも輝いています。

寒いので一時百貨店内に避難。
そういや昼飯食べてなかった。

という事で、細長い建物の端にあったここエンポリオアルマーニカフェへ。
こんなカフェあるんだ。（東京にもあるらしい）

なぜ、ここに入ったかというと空いてたというのと、英語で確実に注文できそうだったから。

ホットサンドとビールで中々の金額取られましたが。そこそこリラックス＆リフレッシュ出来たので十分です。

百貨店内噴水を取り囲むベンチには、この日も中国人観光客が意気揚々と座っていました。

なので、私はちょうどレーニン廟正面にある出口から赤の広場へ出ます。

この時間でもワシリーの周りには多数の観光客が取り囲んで写真撮ってます。
そんな中をかいくぐって、人のいない隙を狙って一枚。

ワシリー前にあるこの円形の台は「ロブノエ・メスト」という、かつて死刑執行された場所です。
恐ろしや・・・

ロブノエ メスト 史跡・遺跡

そんな恐ろしい場所から少し離れて、ワシリーの裏に廻ってみましょう。

グム百貨店 百貨店・デパート

赤の広場から見るのとは少し角度を変えて。
上のドームは９つあって、全部そのデザインが異なります。

聖ワシリイ大聖堂 寺院・教会

そして、これが裏側に廻った所。
余りの美しさに、イワン雷帝が設計者の2人が同じものを造らないように、2人の眼をくり抜いたとの事。恐ろしや・・・（その２）

聖ワシリイ大聖堂 寺院・教会

裏に回ったその先には、モスクワ川にかかるボリショイ・モスクヴァレツキー橋が。
少し進んでみましょう。

赤の広場から出る人、赤の広場へ向かう人、まだまだ多くの観光客が行き交っています。

聖ワシリイ大聖堂 寺院・教会

赤の広場の延長戦といった場所でしょうか。
やたら広いです。

クレムリンの城壁。そしてその向こうにはライトアップされた大クレムリン宮殿。
城壁、川沿いを歩く観光客もチラホラ。

モスクワ川の先にはライトアップされた救世主キリスト教会が見えました。

これらの写真を撮った場所。若者がたむろして騒いでました。
1人橋げたの下に降りようとしてたぞ。ロシア人無茶しすぎ。

さて赤の広場に戻りますか。

ボリショイ・モスクヴァレツキー橋。
そういえば橋の途中には、ここで暗殺された野党指導者ネムツォフ氏を偲び、遺影とその周りに沢山の花が飾られてました。

これで見納めかもしれないので撮っておきます。スパスカヤ塔。

そしてワシリー寺院。
結局中に入らなかったなぁ～。

聖ワシリイ大聖堂 寺院・教会

最後に少し離れた所からのワシリーショット。
これでももう十分です。

聖ワシリイ大聖堂 寺院・教会

ではホテルへ戻ります。

ヴァスクレセンスキー門を抜けてメトロ駅へ。

ヴァスクレセンスキー門 現代・近代建築

もうすっかりおなじみとなったプローシャチ・レヴォリューヴィ駅の建物。

只今夜の20時。
地下鉄内、危険な雰囲気は全くありません。
まぁ観光スポット近くの駅ですからね。

勿論、最低限の注意は必要ですが、まぁ日本で日頃心がけているレベルで十分かな。

スモレンスカヤ駅に到着。
こちらが駅隣接の24時間営業のスーパーマーケット。
中はとても広く品揃えも充実、ここでビールとつまみ調達です。
結局土産のチョコレートもここで購入。

あ、そういえば大陸の団体の人達もここで土産やら何やらを大量購入してました。
しかも喧しく。本当どうしたもんやら・・・

で、こちらがスーパーにて調達した今日の夕食。
サラミとイカ、そしてビールこれで十分です。

明日の夕方にはもう帰国。早いっす。
帰る前にもう一度さらっと街を歩きます。