舞岡リサーチパークのある山の尾根道

2016/11/17 - 2016/11/17

　舞岡公園から北上する尾根道も田圃と舞岡上郷線で分断されているが、舞岡熊之堂から北にも尾根道が伸びている。ココテラス横濱戸塚の間の道を北上すると、火の見櫓が残されている。この横の階段を上ると尾根に上がり、この尾根道の入り口に石祠がある。このことから、この尾根道はかつての街道であったのだろう。
　この尾根道は比較的平坦で、道も案外真っ直ぐに伸びている。また、この尾根道の西側か両側には山桜が植えられており桜並木になっている。鎌倉市今泉の尾根道のような大島桜の桜並木ではないであろうが、古木も多く見られる。春の桜の頃に訪れて、ただの山桜なのかそれとも大島桜なのか確かめなくてはならないだろう。
　この尾根道から右や左に下る道も何ヶ所かあるが、なるべく真っ直ぐに進むと比較的新しそうな不動明王などの供養塔がある。この尾根道の終点か？と思うと、1体だけではなく、ぽつぽつと何体は建てられている。ではお寺の裏山か？と思ったが、そうではない。尾根道を下りると水田が見え、戸塚区吉田町の八幡山裏手の谷戸の休日には子供たちが野球をしているグランドの先に当たる。山の端の先には舞岡中が見える。この一角には寶蔵院の墓地があり、この一帯は寶蔵院の用地なのだという、まるで、供養塔が建てられた公園のようだ。植えられた山茶花が花を咲かせている。
　鎌倉市まで行かなくてもい、横浜市内のこ
んな近くに桜並木の旧街道が残されていたのには驚いた。そういえば、舞岡公園の尾根にも山桜が植えられた一角があった。ここ相模国鎌倉郡では江戸時代に、尾根道の街道に山桜を植え、桜並木の街道にすることが多く行われたのであろう。歴史のロマンを感じることができた。
（表紙写真は尾根道の入口にある石祠）

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

舞岡熊之堂三叉路。

舞岡熊之堂の火の見櫓。

火の見櫓横の階段。

尾根に上がる。桜並木だ。今は行止りのようだが、看板がある右に脇道がある。

尾根道の入口にある石祠。

桜並木の尾根道。

尾根道の東側の畑跡に咲く皇帝ダリア。

桜並木の尾根道。

尾根道の東側の畑跡に咲く皇帝ダリア。

桜並木の尾根道。

尾根道の西側にも畑跡を挟んで桜並木。脇道の桜並木だろう。

桜並木の尾根道。

舞岡町に下りる脇道。

立木。

舞岡リサーチパークへ下りる脇道。

T字路の一方は階段。

尾根道の西側の檜並木。

十字路。

舞岡町へ下りる道。

吉田町へ下りる道。

尾根道。

檜の木のコブ。

尾根道に欅の木。

三叉路。

舞岡町へ下りる道。

落葉広葉樹の幹のこぶ。

遥か遠くに横浜のビル群が見える。

桜並木の尾根道。

幅の広い尾根道。

尾根道から吉田町に下りる道。グランドが見える。

下りると直ぐにグランドだ。

桜並木の尾根道。

桜並木の尾根道。

桜並木の尾根道。

尾根道の出口にある供養塔。

尾根道の出口にある供養塔。

尾根道の出口にある大型の供養塔。

尾根道の出口にある大型の供養塔。

尾根道の出口にある供養塔。

尾根道の出口にある大型の供養塔。

供養塔の傍らにお地蔵さま。

尾根道の出口の丘にある墓地。ブリジストン前のダイエー寄りにある寶蔵院の墓地だという。供養塔が建つこの一角が寶蔵院の墓地や用地なのだそうだ。

供養塔への参道。山茶花が咲いている。

水田と舞岡中。

南の奥に舞岡熊之堂火の見櫓が見える。左手前はグランド。

寶蔵院の墓地や用地。下り口はUの字になっており、左端の下り口が見える。

舞岡川に架かる元舞橋と日立の社宅の間の道路脇のお地蔵さま。かつてはここに寶蔵院の住職が住んでいたが、亡くなられて今は娘さんが住んでいるそうだ。このお地蔵さまも寶蔵院が管理しているようだ。

元舞橋と日立の社宅の間の道路は4.5m道路であるが、旧道はこのお地蔵さんの辺りに出る1.5m道路がそれだという。社宅を建てるために道路を付け替えたのだという。