ちょこっと台湾

2016/11/03 - 2016/11/06

昨年はだありんの５か月入院という事態で旅行なんて考えられなかったちいちゃん。

なんとか年末に復職し、最近は状態もすこし落ち着いてきたかな、というわけで久々旅行を計画。
だありんが行きたがっていた沖縄を考えていたんだけど、１１月３日発のチケット争奪戦に敗れ茫然自失。

そんなときJALのサイトで台北行きに空席発見、それも６人分。
初台湾です。

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 家族旅行
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

高齢者はお得が大好き。
台湾観光局のキャンペーンに応募したらこんな封筒が届きました。

おっ、悠遊カードが

東北に住んでいるから東京までが旅

フライトは羽田発。

サクララウンジまで遠い遠い

心がはやればはやるほど足がもつれる、悲しき高齢者

たどり着いたぞ

見事なアレンジメント。実によくできた造花です。

飲み放題食べ放題はちいちゃん家族の大好物。

「銀座でこれだけ飲んで食べると一人一万円じゃすまないな」とだありんが。

やめて！お願いだから。

こんなに喜んでくれるなんて。計画した母はうれしいよ。

ちいちゃんチョイス。

バランスがいいでしょ。

お野菜が高値だから、サラダがごちそうに見えるわね。

おっと、だありんと同じ思考に。

カレーは少しだけ。ビールも控えめ。

好きなだけ食べて飲んだあの頃がなつかしいわ。

あの頃っていつとか聞かないでね。遠い昔です。

大盛りカレーは誰だ？

娘たちも気合が入ってネイルもこの通りアジアン。

旅立つ前はのんびりと飲み物片手に飛行機の発着を眺めるのが好き。

なんたって３泊４日という慌ただしい旅が待っているから。

雲一つないすっきり晴れた秋の日。

日が落ちて搭乗ゲートへ。

台北松山空港行きは近距離用のスカイリクライナー。座り心地がいまいち。

このシートならエコノミーでもいいかな。

安定飛行に入るとシャンパンが。

ずっと旅に飢えていたから、ひときわおいしい。

無くなりそうだとすぐに注いでくれる気配りは嬉しいけど、お酒強くないの。

私は洋食を。

チキンのガランティーヌラズベリーソース、サーモンのビーツマリネ、粟麩と生ハムのコンソメスープ。

生ハムに熱が通って、ベーコンかと思ったよ。味音痴だから私。

メインはフィレ肉のグリルマッシュルームソースです。

こちらは和食。

メインは鯛蕪蒸し

鰊燻製卵焼き、エビと野菜の炊き合わせ、柿博多、サーモンたたき

デザートはアイスクリーム。

満席だからCAさん忙しそう。

松山空港で顔写真、指紋をとられ両替をすませ、タクシーで１５分ほどでホテルに到着。

家族旅行なのでシェラトングランデ台北に。

一番安い部屋、たぶん。予約を入れた後メールで３部屋同じフロアにとお願いしておきました。

シェラトンのベッドは固すぎず柔らかすぎず

深さがちょうどいいパスタブ。

こちらはシャワー。ウォシュレット完備。

ウェルカムフルーツは食べると補充してくれるみたい。

必ずリンゴが。ウェルカムフルーツ用のナイフを持参するちいちゃんは、もちろん食べきります。

１１階のフロアーから見下ろすと

下はレストラン。

朝食、アフタヌーンテイ、ディナー、一日中にぎわっていました。

週末には結婚式が何組か。

ホテルからはMRT善導寺駅が至近。

こちらが善導寺。

３泊４日の短い旅行なので、朝食も立派な観光。

翌朝、ホテルから徒歩３、４分の「阜杭豆漿」へ。この看板がある建物の２階です。

長い行列だからすぐわかるよとホテルの人に教えられた通りすご～い人数。

ここでくじけてはいけません。テイクアウトの人も多いから割と早く列が進みます。

忙しそうに立ち働く人を見ながら何を食べようかと考えていても。

「甘い？しょっぱい？」と聞かれてどっちがいいか答えるのがやっと。

英語なんて通じないぜ。

卵をサンドした大きなパン。断りたいのにトレーに乗せられちゃった。これを食べろと言われてもね。

子供たちはこちら。あら、選べるんじゃない。

この混雑の中、要領が悪いというより反応が鈍くなったわが身を憐れむ余裕もないわよ。

ホテルの前は警察署。安心です。何がって、いろいろ。
ぼったくりとか。

MRTに乗って龍山寺へ

台北のパワースポットって言われているし、病人がいると日本だけの神社仏閣じゃ足りません。

地下には占い横丁が。

龍山寺に向かって左の通りは夜市でにぎわいます。

英語日本語OKだって、ありがたいわね。

ホテルやレストラン、大きなショップ以外英語が通じないのにまさか占い横丁でOKとは。

善男善女。

老若男女。信心深い人もそうでない人も。

お線香を三本いただいてお参りします。

池には見事な鯉が。

池の前の注意書き。

「餌を上げないでください」よ、きっと。

「コインを投げ入れないでください」、たぶん。

「爬虫類のようにはい回らないでください」、う～ん違うな。よじ登るな？

漢字だからつい意味を読み取ろうとしちゃうのよね。

小心者のちいちゃん

「小心者のあなたは階段を踏み外します」と言われているみたいで気になる。

もちろん人生の階段を。

この旅行記へのコメント （9）

• noriqさん 2017/01/31 00:18:15

  小心は…。

  コメント失礼します
  
  旦那さまお元気になられたようで何よりです
  
  中国語で小心は気をつけてという意味になります。
  なので階段踏み外さないように気をつけてって感じです。
  ちなみに安全を願う意味もあり、路上小心は、道中気をつけてなどで、良い旅をみたいになりま～す。
  すみません、脱線しました。
  
  その他はみんなほぼ正解です！さすが！

  ちいちゃんさん からの返信 2017/04/05 13:48:17

  RE: 小心は…。

  > コメント失礼します
  >
  > 旦那さまお元気になられたようで何よりです
  >
  > 中国語で小心は気をつけてという意味になります。
  > なので階段踏み外さないように気をつけてって感じです。
  > ちなみに安全を願う意味もあり、路上小心は、道中気をつけてなどで、良い旅をみたいになりま?す。
  > すみません、脱線しました。
  >
  > その他はみんなほぼ正解です！さすが！
  
  noriqさん、ご返事を差し上げるのが遅くなって失礼いたしました。
  小心は気を付けてということなんですね。私は筋金入りの小心者だからすべてに気をつけて生きろということなのかしらね。幸い今のところオレオレ詐欺にも引っかかっていません。
  夫は抗がん剤の治療を受けています。術後転移も見つかったので延命のための治療です。
  先日も渡瀬恒彦さんの訃報にがっかりしていたような。
  
  それにしても初台湾は楽しかった。はまる人が多い理由がわかるような気がします。
  闘病中の夫に９０代の母。それでも旅人でいたいちいちゃんです。

• forestさん 2016/11/19 19:09:05

  ちょっとひと息を

  ちいちゃんさん
  約半年もの間、本当に大変でした。ごぶさたしています。
  
  私は14年前に不治の大病を患いましたが、何とか会社に援けていただき、感謝しつつ働き続けています。
  
  ところが昨年末、妻に1箇所癌が見つかり、約1か月間入院。3月には2個所とリンパに遠隔転移で約4か月間入院。
  
  妻から「GWは独りでゆっくり旅して来ていいよ」と云われ、以前から予約していた台湾旅に出るべく羽田まで行きましたが、前泊先でキャンセル。そのまま東北新幹線で妻の病室に戻りました。私が突然戻って来たので涙目になっていた妻に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
  
  驚いたのは、10月には仕事が出来るくらいまで回復したことと、4トラ重鎮で同じ市内に住む蔦之丞さんが妻の病室までお見舞いに来てくださったこと(私はまだお逢いしたことがないのに!)
  
  ご家族の大病・台湾・みちのくの南部人。今年は偶然にも同じ境遇に思えましたので、とりそぎ応援メッセージを届けさせていただきます。
  
  どうかお独りで抱えず、ご家族みんなでご主人様を支えて頂ければと存じます。
  
  forest
  
  

  ちいちゃんさん からの返信 2016/11/20 10:48:01

  RE: ちょっとひと息を

  > ちいちゃんさん
  > 約半年もの間、本当に大変でした。ごぶさたしています。
  >
  > 私は14年前に不治の大病を患いましたが、何とか会社に援けていただき、感謝しつつ働き続けています。
  >
  > ところが昨年末、妻に1箇所癌が見つかり、約1か月間入院。3月には2個所とリンパに遠隔転移で約4か月間入院。
  >
  > 妻から「GWは独りでゆっくり旅して来ていいよ」と云われ、以前から予約していた台湾旅に出るべく羽田まで行きましたが、前泊先でキャンセル。そのまま東北新幹線で妻の病室に戻りました。私が突然戻って来たので涙目になっていた妻に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
  >
  > 驚いたのは、10月には仕事が出来るくらいまで回復したことと、4トラ重鎮で同じ市内に住む蔦之丞さんが妻の病室までお見舞いに来てくださったこと(私はまだお逢いしたことがないのに!)
  >
  > ご家族の大病・台湾・みちのくの南部人。今年は偶然にも同じ境遇に思えましたので、とりそぎ応援メッセージを届けさせていただきます。
  >
  > どうかお独りで抱えず、ご家族みんなでご主人様を支えて頂ければと存じます。
  >
  > forest
  
  
  forestさん、温かいメッセージありがとうございます。
  昨年の４月病気が見つかった時はすでに末期で膀胱、肺、肝臓へ転移がありました。
  
  夫は消化器専門の内科医なので、自分の状態はだれよりもよくわかる立場ですから、手術を選択した時は主治医を始めみんな驚いたものです。
  
  ただ、夫のような状態になると一つ癌をとっても次々と現れるというもぐらたたきだから、私のイメージだと体の中に種子をばらまいたような、お花ならきれいだけど癌細胞なので厄介です。
  
  昨年の１１月から仕事に復帰して、今年の１月から抗がん剤の治療を選択して延命に努めています。
  
  だからって暗そうな家庭を想像してはいけませんよ。夫も私も覚悟をしているのでその分割り切って話ができます。
  
  私は努めて、それが数日後でも未来を語るようにしています。
  
  ちいちゃん
  >
  >

• fuzzさん 2016/11/13 21:46:27

  良かった！

  待ってました。
  あえて、こちらから連絡せずに大人しく待ってました。
  嬉しいです。

• 164-165さん 2016/11/13 15:06:38

  お帰りなさい。

  ちいちゃんさん　お久しぶりです。
  ５か月の入院生活の看病お疲れ様でした。御主人も回復されたようで安心です。
  我々もいつ何時具合が悪くなるか解らない年代に成り、話す事は健康問題（体調）の話と近所の誰それが無くなったと言う話ばかりです。
  これから益々寒くなり、体調管理が大切なので、健康に留意され、楽しい旅行記をお願いします。
  
  　　　　　　　　　　　【164-165】

  ちいちゃんさん からの返信 2016/11/13 19:41:38

  RE: お帰りなさい。

  > ちいちゃんさん　お久しぶりです。
  > ５か月の入院生活の看病お疲れ様でした。御主人も回復されたようで安心です。
  > 我々もいつ何時具合が悪くなるか解らない年代に成り、話す事は健康問題（体調）の話と近所の誰それが無くなったと言う話ばかりです。
  > これから益々寒くなり、体調管理が大切なので、健康に留意され、楽しい旅行記をお願いします。
  >
  > 　　　　　　　　　　　【164-165】
  
  164-165さん、ありがとう
  実は夫は末期だったのであちこち大変な手術でした。今は抗がん剤の治療で定期的に医大に通っています。
  
  夫を連れての旅行は実に大変でした。何かをしてもらうのが日常になっている人なので。何度か本気で切れそうになりましたよ。
  
  あとどれくらいの時間が残されているかわかりませんが、神様がくれた時を大切に過ごしたいと思っています。
  
  ちいちゃん

  164-165さん からの返信 2016/11/14 05:15:40

  RE: RE: お帰りなさい。

  ちいちゃん お早うございます。
  軽率に、回復されて良かったなんて言い、すみませんでした。
  心境を思う時、いかばかりかと悔やまれました。
  皆様の楽しそうな写真が良かったなあ、と単純に考えてしまいました。
  
  　　　　　　　　　【164-165】

  ちいちゃんさん からの返信 2016/11/14 15:11:35

  RE: RE: お帰りなさい。

  > > ちいちゃんさん　お久しぶりです。
  > > ５か月の入院生活の看病お疲れ様でした。御主人も回復されたようで安心です。
  > > 我々もいつ何時具合が悪くなるか解らない年代に成り、話す事は健康問題（体調）の話と近所の誰それが無くなったと言う話ばかりです。
  > > これから益々寒くなり、体調管理が大切なので、健康に留意され、楽しい旅行記をお願いします。
  > >
  > > 　　　　　　　　　　　【164-165】
  >
  > 164-165さん、ありがとう
  > 実は夫は末期だったのであちこち大変な手術でした。今は抗がん剤の治療で定期的に医大に通っています。
  >
  > 夫を連れての旅行は実に大変でした。何かをしてもらうのが日常になっている人なので。何度か本気で切れそうになりましたよ。
  >
  > あとどれくらいの時間が残されているかわかりませんが、神様がくれた時を大切に過ごしたいと思っています。
  >
  > ちいちゃん
  
  164-165さん
  
  うちのだありんは専門なので、余計な同情とか慰めがいらないのが救いです。
  だから私も診察室で主治医に「余命はどのくらいですか？」とか平気で聞いちゃいます。
  
  でもねやっぱり抱えているものが大きいのでfuzzさんや164-165さんのようになかなか４ト
  ラに訪問できないのがつらいところです。
  
  おひとり様修行とかしていたから罰があたったのかしらと自分を責めた時もありました。ほんのちょっとだけど。
  
  私にはストレスだけど、楽しい旅を計画して家族を大切にしたいと思っています。