１３回目の韓国、紅葉を楽しみました。～(2)水原（スウォン）に行き、シティツアーに参加しました！

2016/11/03 - 2016/11/06

１３回目の韓国、「もう、行くとこなんかないでしょう？」と人からは言われますが、まだまだ満足してません。
しかも案外、晩秋、紅葉の季節に行ってない。

ということで、今回は１１月３日から６日まで晩秋の韓国へ行って参りました。

２日目は、水原（スウォン）へ行きました。
午前中は、水原シティツアーに参加しております。
写真は、「解憂斎（トイレット博物館）」の巨大な便器のオブジェです（笑）。

　①初日、まずはカムジャックとモリゴギ食べて、ＤＤＰを散策！
★②水原（スウォン）に行き、シティツアーに参加しました！
　③水原のシティツアーで「水原華城」を観光！
　④ツアーと離れ、水原華城の西将台まで登りました！
　⑤チョンウプの内蔵山で紅葉を楽しみました！
　⑥全州（チョンジュ）の韓屋村を観光しました！
　⑦久しぶりに「昌徳宮」へ！

エリア 水原(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: チェジュ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルでの朝食です。
種類は決して多くはないですが、トースト、サラダ、ハム、ゆで卵、ピクルス、ミルクを持ってきました。

ヒル ハウス ホテル ホテル

時間が早かったせいか、この欧米人の長身のご老人１人が先客としていらっしゃいました。

迷わず、自作のサンドイッチ！

ホテル入口前にある喫煙所。
ホテル室内は全面禁煙です。

今回の韓国旅行、先ず最初は久々の水原行きです。
水原へは、私は３回目、家内は２回目になります。

ホテル最寄の「会賢」駅から４号線に乗って、ひたすら南へ。
「衿井」駅 で乗換えです。
ここまで約５０分。

衿井駅 駅

「衿井」（クムチョン）駅で１号線に乗換えです。

約２０分で、「水原」駅着。

水原駅 駅

早速、「水原駅観光案内所」にやって来ました。
駅に隣接しており、４番出口を出てすぐです。

まずは、ＨＰから予約しておいた「水原シティバスツアー」に参加します。

水原駅観光案内所 観光名所

シティツアーは２種類ありますが利用するのは「水原華城コース」（大人11,000ウォン）です。
ＨＰから簡単に申込みできます。
なお、代金は当日先ほどの「水原駅観光案内所」で支払います。

http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TMC/TE_JPN_3.jsp#Suwon

水原シティツアー 観光名所

ツアーは、水原駅観光案内所⇒解憂斎⇒華西門経由⇒華城行宮⇒長安門経由⇒華虹門（訪花隨柳亭）⇒錬武台⇒水原華城博物館と周り、約３時間３０分の行程です。

で、最初にやって来たのは「解憂斎（ヘウジェ）」。
別名「トイレット博物館」。

解憂斎 博物館・美術館・ギャラリー

さっそく、ウンチや便器のオブジェが並んでいます。

建物も便器を表しています。

こちらは、元水原市長の故シム・ジェドク氏の便器型デザインの自宅を2010年に博物館としてオープンしたもの。

入館は無料です。
地下鉄１号線の「成均館大」駅からバス便がありますが、結構不便なのでこのツアー利用が一番便利かも。

解憂斎 博物館・美術館・ギャラリー

シム・ジェドク氏は、水原華城をユネスコ世界文化遺産登録に導いた立役者として今でも水原市民に慕われる人物ですが、こちらは氏が実際に使用していたトイレ。

ボタンを押すとガラスが曇る仕組みになっています。

シム・ジェドク氏は、水原市長在職時、美しいトイレづくり事業をはじめとするトイレ文化運動を推進。2007年には人類の保健と衛生の向上を目的とした世界トイレ協会(WTA)を設立しました。

会長職を歴任し、｢Mr．トイレット｣という愛称で呼ばれ、長年住んでいた自宅を便器の形にリフォームし｢解憂斎｣と命名します。
没後、遺族が水原市に寄付し、博物館として生まれ変わりました。

建物内の展示も興味深いのですが、やはり屋外の「トイレ文化公園」の展示が楽しい。

コマウンガ（チビのうんち）。
踏ん張っています（笑）。

便器がプランターに。

トントン門。
肥桶型の門です。

中はこんな感じ。
肥溜めに落ちた・・・？

百済時代の女性用便器だそうです。

こちらは、同じく百済時代の男性用便器。

幼稚園児達が遠足のようです。

巨大なウンチ・・・。

便器を模した巨大なオブジェだった！

肥桶を担ぐ人々。

昔は人糞が貴重な肥料だった。

新羅時代のトイレ。
最古の水洗式トイレだそうです。

昔のチェジュ島のトイレ。

人糞は豚のエサにしていたとか。

おねしょをした子どもたちが箕を被って塩をもらいに行く様子。

昔の韓国の風習で、「お漏らしをしない良い子に育つように」という親の願いと躾が込められています。

宮廷で使われていた王専用の携帯用便器。

用をたしているときに覗かれてびっくり。

こどものおねしょ？

左から古代ローマの便器、中世ヨーロッパの便器、フランスの芸術家マルセル・デュシャンの名作｢泉｣のレプリカだそうです。

用をたしてる様子・・・。

並んでます。

？？

あと少し（笑）。

右側は、さっきのおねしょをした子どもたちが箕を被って塩をもらいに行く様子ですね。

扉のないトイレ。

考える人。

部屋で用をたすときに使ったおまる。
韓国ではヨガンと呼ばれるそうです。

こんなに大きいのはなかったでしょうが・・・。

背負子で人糞を運びます。

紙がなかった時代は、縄で拭いていた。

トイレというより厠と言う方がぴったり。

下は川でしょう。

厠はの語源は、水の流れる溝の上に設けられていた、つまり川の上に掛け渡した屋の意味で 、「川屋」の説が有力とされるそうですから。

朝鮮でも同様だったのでしょうね。

駆け足でしたが、解憂斎（ヘウジェ）、楽しめました。

(3)に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11186666