母とのんびり湯治旅・その1.湯西川温泉.金井旅館に泊まる

2016/09/12 - 2016/09/12

第42部-194冊目　1/3

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

登山を計画していたのですが、又しても予報は雨！
それならと‥母を誘って温泉に行く事にしました。
栃木県の湯西川温泉へ母と湯治の旅です。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。

表紙写真‥湯西川温泉の風景。

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平成28年9月12日～14日 2泊3日

9月12日( 月) 第1日目 晴れ

①京浜東北線.大宮行‥310円
鶴見.7:41→新橋.8:10
↓
②都営地下鉄浅草線.青砥行‥220円
新橋.8:16→浅草.8:29
↓
③東武鉄道･快速.会津田島行
浅草.9:10→下今市.11:03
↓
④東武&野岩鉄道･区間快速.会津田島行
下今市.12:50→湯西川温泉.13:35
↓
⑤日光交通.湯西川温泉行
湯西川温泉駅.→湯西川温泉.

宿泊‥湯西川温泉･金井旅館。

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JR東日本‥310円
東京都交通局‥220円
東武鉄道‥4730円
松屋浅草駅前店‥650円
餃子今市店‥420円
ベイシア今市店‥148円
みちくさ‥1650円
金井旅館‥7332円

エリア 湯西川温泉(栃木)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

皆様、こんにちは。
母と温泉に行く事になりました。

JR京浜東北線と都営地下鉄浅草線に乗って向かったのは‥

①京浜東北線.大宮行‥310円
鶴見.7:41→新橋.8:10
↓
②都営地下鉄浅草線.青砥行‥220円
新橋.8:16→浅草.8:29

8:37
浅草です。

隅田川から東京スカイツリーを眺めます。
手前のビルはアサヒビール本社です。
ウ○チではありませんよ。

東武鉄道.浅草駅です。
ここで母と合流しました。

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

まるごと鬼怒川 東武フリーパスです。
これ1枚で浅草から鬼怒川周辺のフリー区間往復ができ、4日間有効なおトクなきっぷです。
今回はこれで、湯西川温泉に向かいましょう。

まるごと鬼怒川東武フリーパス‥4370円。

東武鉄道が誇る特急スペーシア。
グリーン車並みの快適さが自慢の列車です。

さぁ、乗りましょう。
と、言いたいのですが、我々が乗るのはこれではなくて‥

我々が乗るのはコチラです。

追加料金がかからない、快速列車に乗ります。
母よ、貧乏な息子でゴメン。

来ました！。
東武鉄道伊勢崎.日光線で活躍する6050系‥
なんですが、この車両は東武鉄道から会津鉄道に移籍した61201号車です。

③東武鉄道･快速.会津田島行
浅草.9:10→下今市.11:03

東武浅草駅は駅構内が急なカーブ形状となっており、停車位置によっては車両とホームが広く開いてしまうので、安全確保の為、渡し板が置かれます。

では、乗りましょう。

クロスシートが並ぶ車内。
一昔前の急行列車みたいで旅情をそそります。

9:11
浅草を発車しました。
スカイツリーを眺めながら隅田川を渡ります。

朝食です。

母がおかずを作って来てくれました。
感謝.感謝です。
松屋の牛丼と頂きましょう。

松屋牛丼(並)‥350円

利根川を渡ります。

関東平野を北上しています。
車窓の風景がだんだんのどかになってきました。

11:20
下今市に着きました。
ここで下車します。

下今市駅 駅

下今市で、会津田島行きと日光行きがわかれます。
分割作業を眺めましょう。

ガッチャン！

切り離されると‥

そのまま、会津田島に向かって行ってしまいました。
さいならぁ～

11:33
下今市駅から歩いて約10分‥
やって来たのは餃子専門店「正嗣」です。

宇都宮と言えば餃子ですよね。
「正嗣」は有名店で、今市にも店舗があります。
入りましょう。

正嗣 今市店 グルメ・レストラン

この店のメニューは、焼餃子と水餃子の二種類のみです。
ライスやビールなども置いてありません。

旨い！です。
1人前各210円と言うのもお財布に優しいですね。
やっぱりビールが欲しいなあ。

焼餃子‥210円
水餃子‥210円

12:03
いやぁ～、満足.満足。
ベイシアマートに寄りましょう。

栃木と言ったらコレ！
関東･栃木レモン牛乳です。

関東･栃木レモン牛乳.500ml‥148円

12:14
今日は暑いです。
下今市駅前にあった｢みちくさ｣と言うお店。
日光天然かき氷があるみたいです。
ちょっと寄っていきましょう。

｢日光ソース焼きそば｣です。
焼きそばグランプリ大会2015で栃木県内第1位になった焼きそばです。
こってりとしています。

日光ソース焼きそば‥480円

日光天然氷を使用した｢生とちおとめスペシャル｣のかき氷です。

果肉の入ったスペシャルシロップをがのった贅沢な一品で、なんと！1000円。
天然氷はフワフワで、早食いしても頭がキーンとなりませんでした。
たまには贅沢しましょう。

生とちおとめスペシャル‥1000円

12:48
栃木県のB級グルメを堪能しましたね。
下今一駅に戻って来ました。
区間快速列車に乗って、湯西川温泉を目指しましょう。

④東武&野岩鉄道･区間快速.会津田島行
下今市.12:50→湯西川温泉.13:35

下今市駅 駅

関東平野を抜けて、車窓の風景が変わってきました。

13:36
湯西川温泉に到着しました。
駅はトンネルの中にあります。
列車を降りると空気がひんやりとしていて涼しいです。

湯西川温泉駅 駅

さいならぁ～

きれいなイルミネーションですね。

駅を出ました。
トンネルと鉄橋‥
ここは山岳地帯です。

13:50
湯西川温泉駅と温泉街は13km離れていて、歩いて行くと3時間30分かかります。
バスに乗りましょう。

⑤日光交通.湯西川温泉行
湯西川温泉駅.13:51→湯西川温泉.14:09

湯西川と言ったら秘境に行くイメージだったのですが、新しくダムができたようです。

14:09
駅からバスで約20分。
湯西川温泉に着きました。

お宿に向かいましょう。

14:12
お世話になるのは「金井旅館」です。

2015年2月にテレビ東京で放送された「所持金5万円で4泊5日!北関東横断800キロ!温泉めぐりの旅」と言う旅番組を見て、泊まりたいと思っていた宿です。
では、入りましょう。

金井旅館 宿・ホテル

玄関ホールです。
お世話になりま～す。

玄関の脇にはロビーがあります。
一昔前の旅館の雰囲気が漂っています。

お部屋です。

このお部屋は番組で、照英さんと花田虎上さん(元.若乃花関)が泊まった部屋だそうです。

ちなみに｢金井旅館｣は平日2名以上で2泊すると2食付き1泊あたり税込み6480円(入湯税150円別)と格安なんです。
3泊以上すると、もっと格安になります。

湯西川温泉･金井旅館
平日2名以上2泊4食‥お一人12960円。
(入湯税別途2泊300円)
※直接電話で予約しました。

お部屋をお貸し(お菓子)します。
又のお越しをお待ち(マッチ)申しあげます。

部屋からの眺めです。
情緒があっていいですね。

こちらも部屋からの眺め。
清流のせせらぎを聞きながら、ゆったりと過ごせます。

トイレは共用です。
最近リフォームされてウォッシュレット付きです。

金井旅館全景です。

15:03
それでは、散歩に出てみましょう。

ひなびた集落を歩きます。

おやっ
吊り橋があるぞ。
渡ってみましょう。

｢天楽堂つり橋｣です。
橋長が85mあり、湯西川地域の名所旧跡を巡るルート造りを目的に架設されました。

秋は紅葉がきれいなんだろうなぁ。

｢平家の里｣です。
壇の浦の戦に敗れた平家一門は、源氏の追討を受け湯西川に落ちのびました。

平家の里 名所・史跡

私も母も見学した事があるので、今回は外から眺めるだけです。

｢平家塚｣です。
平家の落人達は湯西川を安住と地と定め、武装を解き、甲胃･刀剣などを埋めた場所です。

湯西川に沿って、温泉街へ戻りましょう。

藁葺き屋根が瓦屋根になり、数が減りつつありますが、昔からの家屋が今も残っています。

橋の左側にあるのが、我々が宿泊している｢金井旅館｣です。

昔からの家屋がそのままの旅館‥｢清水屋｣さんの看板は年期が入っています。

湯西川温泉　古民家の宿　清水屋旅館 宿・ホテル

何これ？

｢平家夫婦石｣です。

左が男根。
右が女陰。

これを見た人達は子宝運をさづかんものと、これを一途に崇拝したそうです。
へぇぇ。

対岸に我々が泊まる｢金井旅館｣があります。

太鼓橋のたもとにある露天風呂「薬研の湯」。
目隠しも脱衣所もない超開放的な混浴露天風呂です。
私どもが宿泊している金井旅館で管理しています。

対岸には共同浴場があります。

公衆浴場｢薬師の湯｣です。

入口がひとつしかありません。
と、言う事は‥
恐る恐る、そぉ～っと戸を開けてみましょう。

ガラガラガラ‥

こんにちは～。

おやっ、誰もいませんね。
ほっとしました。

脱衣所も湯船もひとつだけ‥
そう、ここも混浴なんです。
地元の方用の公衆浴場ですが、利用する時はマナーを守って、湯銭として200円以上を写真中央の黒い箱にお願いします。

湯西川温泉に一軒だけある菓子舗‥「ふる里本舗」です。

北海道産小豆を添加物を加えず丁寧に作った自家製餡を使った｢平家最中｣を製造販売しています。
金井旅館のお茶うけにありましたが、ほんのりした甘さで美味しいです。
お土産に買っていきましょう。

ふる里本舗 グルメ・レストラン

16:05
｢金井旅館｣に戻って来ました。

金井旅館 宿・ホテル

さぁ、温泉.温泉‥

うわっ！丸見えじゃん。
混浴露天風呂です。
旅館の方いわく、こちらは湯だまりのようで、公にしていないようです。
入浴する時は各自の責任でお願いします。

こちらは男女別露天風呂「薬師の湯」です。
しっかりと目隠しで囲まれていますが、頭の上に橋があるので、角度によっては橋の上から見られちゃいます。

レトロな洗面台ですね。

さて、内湯を見てみましょう。

家族風呂「子宝の湯」です。
二人入ればいっぱいいっぱいのこじんまりとした浴室です。
札をかけて貸切にできます。

内湯は男湯が「将門の湯」女湯が「姫の湯」です。

加水無し。
加温無し。
循環ろ過無し。
入浴剤使用無し。
消毒無し。

源泉100%の温泉がかけ流しです。
極楽、極楽‥

18:00
さぁ、待ちに待った夕食です。
部屋食でお膳で提供されます。

まずは一の膳。

岩魚の塩焼き
湯葉と甘海老の刺身
湯西川名物.高原大根の煮物
蕗と筍の和え物
香物

瓶ビール‥702円

こちらは二の膳。

豚肉と野菜のしゃぶしゃぶ
鰊と野菜の酢の物
自家製手打ち蕎麦
きのこと卵のすまし汁
米飯

わぁ、美味しそう。
山の恵みが並びます。

食べて、飲んだら爆睡です。
では、又、明日‥

続きます。

この旅行記へのコメント （5）

• BTSさん 2016/11/22 16:05:44

  親子水入らず

  オーヤシクタンさまへ
  
  こんにちは〜
  
  旅行記を拝見し涙・涙の連続でした…（笑）
  東武鉄道のスペーシアはいつの間にか車体のカラーを変えているのには驚きです。
  下今市を通るだけあって「いまいち」色のセンスが無いように感じます。（寒）
  
  お母さん手作りの煮物美味しそうです。
  私の母親も旅行時に煮物や漬物を持って来てくれます。
  男って…これが嬉しんですよね〜
  
  6050系は意外に乗り心地が良いですよね〜背もたれや座面のクッションが良いので
  長時間乗っていても腰が痛くならないです。
  私も9月に2駅（野岩鉄道）だけ6050系に乗りました。（旅行記は年明けになるかも…）
  
  下今市ではご当地グルメを色々と召し上がりましたね。
  餃子専門店「正嗣」は、餃子だけなんですね〜驚きです。
  ビールやご飯が欲しいところです。
  「みちくさ」の焼きそば・生とちおとめスペシャルは美味しそうです。
  かき氷の上に栃木県のブランドイチゴ「とちおとめ」が乗っているんですね〜
  良いお値段です〜
  
  湯西川温泉「金井旅館」良いですね〜
  思わず「ただいま〜」と言いたくなる旅館ですね。
  オーヤシクタンさんの宿選びは、いつも素晴らしいです。
  旅館周辺には秘密の露天風呂や公衆浴場があり、色々な温泉が楽しめますね。
  お母さまも、さぞお喜びのことでしょう。
  夕食は、お膳なんですね〜最近は見かけることが少なくなりました。
  地元の素材をメインに素朴さが良いですね〜
  
  二泊三日なので、翌日はゆっくりできますね〜どちらへ出掛けられるのでしょうか？
  続きを楽しみにしております。
  
  BTS
  
  
  
  

  オーヤシクタンさん からの返信 2016/11/23 09:39:37

  Re: 親子水入らず

  BTS様、おはようございます。
  オーヤシクタンでございます。
  
  急遽決まった、母と40代息子の温泉旅は湯西川温泉です。
  本来なら伴久旅館に泊めてあげたいのですが、予算的に無理で、以前、某番組で見た金井旅館にしました。
  豪華さはないけど、温泉の風情を味わうには最高の宿です。
  二人一部屋で2泊すると、一人税別6000円と言うのは破格です。
  
  東武鉄道は旅の風情を味わうには持ってこいの鉄道ですね。
  JRでは失われたモノが東武鉄道にはまだ残っています。
  6050系のクロスシート。
  テーブルもしっかりとしていて、弁当を広げても何の違和感もありません。
  母のおかずにはいつも本当に感謝です。
  翌日はちょとしたハプニングがあります。
  お楽しみに‥
  
  オーヤシクタン。
  

• とのっちさん 2016/11/21 22:25:29

  利根川の水鏡が…

  オーヤシクタンさま
  
  こんばんは。温泉旅始まりましたね！わが身から目をそむけたくなるくらい親孝行です！
  
  ６０５０系のボックスもさることながら（北千住〜浅草で狙い撃ちして乗ったことが１度あるだけです）、利根川の水鏡とても幻想的です。少し曇り空だったからこそきれいに反射したのかもしれません。
  
  金色スペーシアは不意打ちでした。「自強号」で使用されているＥ１０００型が東武電車との提携で１編成金色塗装になりました。私をフォローしてくださっている台湾病の重症患者の方が、狙い撃ちをして台鐡の職員に運用を尋ねられたそうですが、そのときは車両故障か何かだったそうです。私の目下の宿題は１８００系の臨時快速です。関東私鉄は奥が深い！
  
  北関東は九州の人間にとってご縁の少ない未知の領域です。スカイツリー＆ウ〇コビルは修学旅行の定番です。トンネル内で鉄橋に隣接した駅というのも珍しいです。風情がある温泉旅館に食事つきで宿泊されるのは、定番となってきましたね。ゆったりとした時間の流れが伝わってきそうです。次の旅行記も楽しみにしています。
  
  とのっち
  
  

  オーヤシクタンさん からの返信 2016/11/22 11:49:00

  Re: 利根川の水鏡が…

  とのっち様、こんにちは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  今、関東地区で昔ながらの鉄旅がしたいなら東武鉄道がおススメかもしれません。
  6050系とスペーシアは鋼鉄製車両でかなり古いのですが、完成度の高い車両と見て、あまり古さを感じませんし、まだまだいけるとみています。
  クロスシートで車窓風景を楽しみながら旅をするなんてJRでは厳しいモノがありますが、東武鉄道ではまだまだ可能です。
  東武～野岩～会津鉄道を乗り継げば(乗り換えは会津田島一回のみ) 5時間の楽しい鉄旅が堪能できるのは嬉しいですね。
  あと、季節列車ですが、夏と冬の週末に23:50発会津高原尾瀬口行きの夜行列車が走ります。
  1800系が使われるのは、この列車の事でしょうか？
  あの車両も頑張っていますね。
  
  利根川の風景。
  トラス鉄橋なので、適当にカシャカシャ撮っていたらあの写真になりました。
  気がつきませんてしたが、偶然ながら利根川が鏡のように写せてラッキーでした。
  この温泉旅は2泊3日なので、続編もお楽しみ頂けたら幸いです。
  
  オーヤシクタン。

  オーヤシクタンさん からの返信 2016/11/22 12:01:07

  東武1800系。

  ありました！
  夜行列車ではなく、赤に白帯のりょうもう号仕様‥元祖車両が臨時列車として走ったんですね。
  イヤァ～
  おみそれいりました。