2016/10/08 - 2016/10/10
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satochanさん
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10月の三連休。
ある日、フォートラの地図を眺めていて
「穴が空いてるのが気になる」
アジアをかなりたくさん行き、ロシアと行くと、行った国の色塗りが出来上がるが、穴が空く。
そこは。。。モンゴル。
モンゴルと言われても相撲とかスーホーとかゲルとか寒いとか思い出すぐらい。
草原で馬に乗る!と言われても結構色んなところで馬乗ってるし。
と、行くに及ばずだったモンゴル。
しかし穴が気になる。
三連休で行けないものかと検索したらフォートラつながりさんの日記があった(笑
「あ、行けるんだ!」
そう思って今回の旅。
10/8 HND-GMP、トランジット、ICN-ULN
10/9 ウランバートル観光、ULN-
10/10 ICN、トランジット、GMP-HND
エアはナッツ航空。。。じゃなくてKorean Air。
モンゴル滞在24時間と数分です。
寒かったけど色々学べた24時間でした。
- 旅行の満足度
- 3.0
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-
始まりは羽田から。
今日はKorean Airで、平民なのでラウンジなしです。たまにはラウンジ行かずに待ち合いベンチの風景を見たりするのも悪くはない。
3連休なので結構な人。ベンチの前に座るのはバブル経験者っぽい女性2人組。バッグが二人ともゴヤール、そして読んでる雑誌の名前が「ブランド」となんかそのままだ。未だにソウルってブランドショッピングなのか。
飛行機は定刻出発。
Korean Airの良い所として、オンデマンドでクラシック項目があり、必ずバレエの作品が1つあること。
今回はパリオペラ座のマノンだった、しかもオレリー・デュポンのアデュー公演。
これだけでもめちゃくちゃ褒めたいKorean Air・別名ナッツ航空
デュポンが引退とは、私も年を取ったなー。素晴らしかった。彼女は今パリオペの芸術監督さん。 -
2時間ほどで金浦に到着。バスに乗ってイミグレへ。
イミグレはそこまで待たずにスルー。さて市内へ行こう。
と思って出たらこれ。待ち構えてるってことはそろそろ出てくるのか。
中になんかのアイドルでもいたんでしょうか? -
行く所は決まっている。鐘路5街の広蔵広場。
いつも活気がありますね。 -
目的はただ一つ、レバ刺し食べに。
食べる物はもうレバオンリー。ビールもいりません(お腹いっぱいになっちゃうからってだけですが)。
ぴかぴかのレバ刺し、うまいです。。。。
帰りはユッケ食べに来ちゃおう。 -
さてまだ時間があるので観光もします。
歩いて10分くらいのところにある宗廟。
入場料は1000ウォン。土曜日だけガイドなしのフリーで歩き回れる日だそうで。 -
なかなか色々あって面白いです。
-
広い。ここで式典やったりとか。
-
現地の人でも見学してるし、まぁ入場料が1000ウォンと安いしね、気軽に皆さん来てる感じ。
だがしかし色々祭られる「神聖な場所」なのでベンチで寝転んで寝るとか禁止。注意されてた。 -
終わって時間があったのでカフェに入ってアイスラテを飲み、ウダウダしてたらそろそろ空港行く時間になったのでソウル駅に向かい、エクスプレスに乗ってしまう。早いし、8000ウォンかと思ったら6900ウォンだった。ちょっと安くしてるのかしら。
1時間ほど、寝てたら着いた。
キオスクでチェックインしようとしたらカウンターに行けという表示になってしまい、長蛇の列に並ぶ。ああJALだったら早いのに。。。たまにはしょうがないか。
カウンターに行ったら「え、1日だけ?!」と驚かれる。だよね。。。。
PPの使えるラウンジでちょっとだけつまんで飛行機に乗ります、ウランバートル行き。結構空いていた。まぁ冬だしね。
またまたバレエを見て、三大テノールのビデオ見て(懐かしー)あと色々見てたら着いちゃった。 -
イミグレはそんなに時間がかからず、荷物も預けてないからさらっと出て頼んでいたお迎えと合流。
外は寒い!!!数日前まで大雪だったらしい。
今回使ったのはMagestic Gobi Tour Guesthouseとそこのツアー会社。
http://www.majesticgobitour.com
オーナーのBaatarさんは日本にも行ったことが何度かあるという方でおしゃべりでなかなか面白い。
20分くらいでウランバートル市内に到着。ホテルは満室ってことで別の知り合いの所のゲストハウスに案内された。1部屋USD20。悪くないしまぁいいか。
早めに就寝。 -
次の日は9時からツアーってことで8時ぐらいに起きて朝食(ついてる、パンだけだけど)食べて準備。
9時にお迎えが来た。
今回は1日だけなので郊外も十分見たいので1日ツアーを申し込んだ。USD120と安くないですが一人で行くとよくわからないし時間かかるし、なんてったって24時間しかないしね。
外に出て見えるこちらはサーカス場。朝青龍が買い上げたらしい。すげー。 -
まずは朝だったので唯一のチベット寺に行きます。
ちょうどお祈り時間だったので見学。
チベット仏教久しぶりー。 -
そもそもチベット仏教もそんなに根付いて発展したものではなく、ある時代の王様が持って来たものらしい。
そしてソ連時代にほぼほぼ壊されたが、1つぐらい残さないと国民感情逆なでするかも!ってことで残ったのがここだそうです。
だからみんなそこまで信仰心もなく、最近は韓国のキリスト教とか入って来てるらしい。
さてここのお坊さんたち、作務衣は変わらないけど、足下がブーツだったのが他の地域とは違う所かな。大体他はサンダルのところが多かった気がする。まぁ寒いしね。
マニ車もあるが、モンゴルではマニとは言わないらしい。 -
さて郊外へのドライブ、ガイドのBaatarさんと色々おしゃべりをします。
・ウランバートルの最近の悩みは公害、なのでお金持ちは郊外に家を持ちたがる。
・経済がもう結構最悪で、原因は主力産業の石炭が売れないから。
・だから失業率も結構高め
・貧富の差がかなり激しくなってきている。
・でも朝青龍は有名人。金持ち。色々あるけど相撲にここまで貢献したモンゴル人ってことですごいなと思う。
・相撲は生中継が放送される、ってのは本当だった。
・ゲルは安いのでウランバートル市内でも普通に立ててる人がいる。電気はあるが水道などはない。
Baatarさんがおしゃべりなので色々質問ができて勉強になりました。
まずは1時間ほどドライブしたところにあるエルデネってところ。
ここになぜか巨大チンギスハーン像がある。草原のど真ん中に、どーーーーんと。
なぜここかと言うと、チンギスハーンがここで馬の指揮棒(?)みたいのを拾ったからということらしい。
なので馬の指揮棒みたいのが金色。 -
中は資料館。有料ですがツアーに含まれてるのでいくらかはわからず。
中はいると馬の指揮棒あります。 -
チンギスハーンさんとその一族の絵が飾られている。
でもまぁ1200年代の方ですからね、想像の域です。でも公式はこれらしい。
一族がどれも似たり寄ったりな顔なのが面白い。 -
フビライもいます。すみませんチンギスとフビライが繋がってるって今知りました。。。
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で、この巨大な像、登れるんです。3階かな、そこから階段登って馬の頭のてっぺんのところに登れます。
目の前にチンギスハーンがどーんと。。。。
うーん、このよくわからない巨大な感じがいい。 -
絶景です。晴れてるし。何も無くっていい。
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駐車場を眺める。
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下に降りると巨大像ギネスの垂れ幕。仏像世界一とか。モンゴル語読めないけど多分牛久大仏だな。
ボルゴグラードの母なる祖国像はいつか見たい。 -
地下は資料館になっている。
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下に降りると騎馬の像もある。これを巨大チンギスのまわりに1万体作る予定らしい。
巨大テーマパーク!しかし経済悪化の今日この頃でそれが出来るかは不明。階段のメンテも全然されてないみたいだし。 -
次にランチへ近くの町へ。ここの町は元々炭坑の町で、それも閉鎖されたので失業率はかなり高いんだそうで。
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モンゴル料理!ってことで勧められたのがこちら、ホーショール。
揚げパンの中にマトンのひき肉ハンバーグが入っている。
マトンが結構いい塩味を出していて美味しい。がしかし3つくらいでギブ。残り1つはBaatarさんにあげた。 -
午後はテレルジの国立公園へ。
広大な公園は国立公園だけどウランバートル市民の週末の行き先でもあるのでホテルがたくさん建設中だったりする。 -
まずはこの石。中が洞窟になってます。100人のお坊さんがソ連時代に隠れてたらしい。
ソ連時代は宗教弾圧で結構なお坊さんが処刑されてるそうで、それから逃げる為にここに隠れたのだとか。
でも隠れきったかは誰も知らない。。。
ちなみにその弾圧まで人口の20%がお坊さんで、彼らは何も生み出さないので、弾圧時にその一部が逃れる為に一般人に復活して労働力になったからそれはそれでよかった、とか言っていた。なんか微妙だ。 -
上に登れますが石が冷たくて結構つらい。
中に入れないことはない。しかし100人いたって。。。すごい深いのかな。
寒いので入らなかった。 -
そのあとは亀石へ。ここから見ると亀っぽいが、近くから見ると。。。ね。
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その先に進むとAryapala Meditation & Initiation Centerという瞑想の場所?みたいなところに着く。
山を登って、お寺に行きます。 -
週末旅行の小学生たち。
こうゆうの、よくあるらしい。
でも今だからね。もっと寒くなったら、ない。 -
山登りですが、その横にある「いい言葉」を読みながら行くとちょっと楽に感じます(英語ですが)。
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記念写真を激写。この写真撮ってる現地の方が朝青龍っぽかった。
モンゴルって朝青龍に似た人が結構いるので、びっくりします。 -
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登って登って、吊り橋渡って。
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最後の階段登れば到着。
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景色は最高。
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特に寺ってほどのものではないので中は撮影可能。絵と解説が面白くって読む。
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外には地獄絵図みたのがあって面白いです。
さて終わり、戻ります。 -
最後にウランバートルの郊外にある丘に連れてってもらった。
郊外からウランバートル市内を一望出来る。
がしかしここはこれであろう。この社会主義バリバリの像! -
中も素晴らしい、社会主義なモザイク画があって見応えあり。
赤の革命、モンゴルでも影響されます! -
ソ連と組みました!
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戦争ありました!ナチスと日本倒しました!
私たち平和になりました!理想の社会万歳!
いいね、味があります。 -
景色はこんな感じです。
新しいマンションはその辺の国のコンドと変わらない。
でも古いマンションは社会主義時代のなごりの「味気なさ」
味気ないのが、味気あるんだよ、社会主義の建物って。 -
終わってみたら16時過ぎ。21時には空港に向かうので、それまではフリータイム。市内で降ろしてもらった。
まずはState Department Store。ウランバートル市内で最大のデパート(ってことはモンゴルで一番か?)。
両替所もあり、スーパーもあるのでお土産に便利。
でもお土産はGolden Gobiというチョコレートとかロシアのチョコばかり。
うちの部署の人たち、甘いもの食べないんだよね(私もだけど)。てことでお土産はソウルで買うことにします。 -
中ではファッションショーをやっていた。庶民のデパートなのでそのへんで売ってる服のコーディネートのファンションショー。だからタグついたまま。
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ちょっと歩くと郵便局。
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そしてチンギスハーン広場。広い。
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周りは旧ソ連っぽい無駄にゴージャスな建物ばかり。いいなここ。
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像がどーんと。
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国会議事堂の真ん中にはチンギスハーン様が。
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そしてスーパーをのぞいてみる。
モンゴル人は酒が強い。そして本当酒が強い。なんとも酒が強い。
主力商品はウォッカ、理由は酔えるから。これはロシア並みですね。
モンゴルでもウォッカを作っているらしく、結構美味しいんだそうで、別に外の輸入品じゃなくても満足とBaatarさんが言ってた。
Always機内持ち込みの私は買えない。。。 -
さて時間が迫って来たのでビールでも飲みますかね。
まずはオススメされたドイツビールの店とやらに行ってみる。
どーんと出された1リットルビールは7000トゥグルグ、約320円。安いけどこんないらなかった。。。でも飲む。 -
フードが微妙だったので違う店に行く。今度はアイリッシュパブっぽいところ。
ここでもローカルビール。チンギス。5000トゥグルグだったかな。約230円。美味しいー。 -
ごはんも食べます。チベット料理ではないですが、肉が食べたかったので肉。マトン柔らかくてうまー。
最後にもビール。ああ飲み過ぎた。
これがこの後やっかいなことに。。。。 -
21時半になったのでお迎えに来てもらい、空港へ。道路もそこまで混んでおらず、無事に空港到着。
Baatarさんには短くて驚かれましたが色々教えてもらったので良かった。
チェックインをしてラウンジへ。ちょっと喉が渇き過ぎたのでここでは水のみをガツガツ飲む。
さよならモンゴル。
寒かったし1日だけだったが、楽しかったよ。 -
そして搭乗し、爆睡。。。しかし起きたらめちゃくちゃ頭痛でしんどくて困った。
ああ二日酔いーーー。
しかも3時間のフライトだったので全然寝れてない。
なんとか着陸。ゆったりと歩いて行くも途中で辛くてベンチで横になったりし、なんとかイミグレをパス。
出てからもベンチで横になり、始発のExpressでシロアムサウナに行って寝ることにしようと思い、電車のところへ。そこまで待たずに始発のようだったからチケット買ってまた横になり、電車に乗って当然この電車いつも空いてるから2席を陣取って横になり睡眠。 -
ソウル駅到着、もうシロアム直行。明るい時間のシロアムは初めて。この時間だと10000ウォンでいつもの深夜よりちょっと安め。
今回もちょっと慣れきってる感があったのかローカルのいるエリアの鍵を貰った。
すぐさま着替えて仮眠室直行。日曜ー月曜の晩はそこまで混んでないみたいで使われてない場所がいくつかあった。
もう寝る、横になれて温かくて幸せ。チムジルバン最高。
3時間ほど寝たら頭痛もなおってそこそこ元気になった。
お風呂に入り、アカスリしてもらえるぐらいにもなった。アカスリは当然してもらう。いっぱい取れる。 -
10時ぐらいにチムジルバン出発。お腹空いたので参鶏湯食べよう。
有名な店、景福宮の土俗村。11時過ぎに入ったら別館に連れてかれ、すんなり座れた。でもすぐに満席になってた。さすが。 -
黒い鶏肉の参鶏湯。スープがどろっとしててコクがあり、しょっぱすぎない。肉も柔らかい。おお、これはうまいわ。大満足。
店を出てコーヒー飲むためにカフェへ。ソウルだから当然ある。コーヒーは偉大だー。てかカフェイン中毒なんでね。 -
コーヒー飲んだら最後に生肉だ。
広蔵広場です。ユッケ。うまいな生肉。しかし梨はいらん。
満腹になり、元気にもなり、よかった。
さて空港行きますか、金浦。
まぁ色々あったけど満足な三連休だったなーって思って終了。
帰りの機内はやっぱり混んでいた。だよねー、三連休だしね。
モンゴル、穴埋めと思って三連休で行きましたが、やっぱり見足りない気がした。
もうちょっと時間取ればよかったなー。
でも色々学べたしよかった。
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この旅行記へのコメント (4)
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- wakabunさん 2016/10/25 22:06:21
- ガイドさん情報すごい
- satochanさん、こんばんは、
モンゴル短いけど色々と学びがあったようで、私も読んでいて勉強になり、面白かったです。石炭、売れないよねぇ。そりゃモンゴルは大変だろうなあ、とか。以前追ってたプロジェクトどうなったかなあ、とか。ウォッカが好まれる理由もまたwガイドさんつけて正解!私は10日間くらいいってた割に、1週間言葉の全く通じないドライバーと一緒だったので全然学べず。
ソウルでの生肉三昧うらやましい。私も先月行くはずだったのにな。残念。チムジルバンってホントありがたいですよね。
Wakabun
- satochanさん からの返信 2016/10/26 22:07:57
- RE: ガイドさん情報すごい
- wakabunさんこんばんは。
短いだけにガイド雇って良かったです。
色々は見れなかったけど、少しはモンゴルについて学べた気がします。
もう経済が偏ってて大変そう。観光も短い期間しかないからあまり主力になれそうもないしね。
ソウルの生肉は美味しかったです。もう日本じゃ馬刺ぐらいですもんね生肉は。鳥刺しもあるか。
しかしあのレバーは本当美味しいのでまたしても行きたい。
チムジルバン、今回は本当にあってよかったと思いました。朝便で韓国着ならこうゆう使い方もあるんだ!っていう発見です。
-
- kanaさん 2016/10/18 12:02:58
- 懐かしきかなモンゴル♪
- satochanさん こんにちわ♪
モンゴル旅行記懐かしく拝見しました
テレルジの亀石や寺院、ウランバートルのザイサン・トルゴイやノミンデパートなど
ほぼ行ってるとこ被ってました〜
でも、それを24時間でというのが凄すぎます!
ちなみに、もしかしたらソウル帯在の方が長い?
でわでわ
kana
- satochanさん からの返信 2016/10/23 21:20:29
- RE: 懐かしきかなモンゴル♪
- kanaさんこんにちは!
24時間でしたが効率よくツアーで回れましたねー。ちょっと帰りはしんどかったけど。
ソウルの滞在。。。うーんどうかしら?でも結構行きも帰りもいましたね、そして食べ物も大満足出来たし。
それにしてもチムジルバンはありがたいです。
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