友を訪ねてバンクーバー　12

2016/08/21 - 2016/08/28

１日目　出発―到着　市内観光
２日目　ダウンタウンをひとりで散策
３日目　友人夫婦とウィスラーへ
４日目　ホエールウォッチング＆ビクトリア観光
５日目　ノースバンクーバーへ 　　　
６日目　ＵＢＣとオリビアコンサート　←今回はココ
７日目　帰国


６日目　ＵＢＣへバスで行きます

エリア バンクーバー(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

”ＵＢＣ人類学博物館”へ入ります！
受付で入館料　Ｃ＄１６．７５を払うと小さな固い紙のクリップをくれるので、それを見えるところに付ける。
この博物館は屋外にも展示があるのでそういうシステム★

UBC人類学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

まず、入ると傾斜路の左右には、北西太平洋地域のアーティストによる彫刻品やバンクーバー地域の先住民の作品が。

UBC人類学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

そしてガラスの壁に囲まれた”グレートホール”へと続く

はるか昔に作られた多数のトーテムポール・ハウスポストなどが並ぶ。

その数は１９もあるそう。

それらが、ガラスごしの自然光に映し出され、圧倒される。

ただ、ただ、すごい！！

UBC人類学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

この博物館では先住民アートを現代によみがえらせたビル・リードやエミリー・カーなど著名なアーティストの代表作品にも出会う事が出来る。

特設コーナーでは太平洋の島々（オセアニア）の先住民アートが公開されていた。


これは・・・お産！？

男性に肩車してる女性像

子孫繁栄は今も昔も永遠のテーマだね。

見ごたえがある展示が続く

再びカナダ先住民のお面　いろいろ

天狗より長いお面もある！

かぶるの大変そう。

UBC人類学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

カゴ

いろいろな生活用品も展示してあった。

世界のアートや文化を紹介するエリア。

今はヨーロッパの中世の陶磁器の展示。

屋外へ出まーす。

ハイダ族の住居が再現

トーテムポールは”家紋”の意味があるそう。

〇さんの家っていう感じですね。

ココの凄い所は、家を再現するのにそのエリアを含めて再現しているところ。

広大なんです。

小川が流れ、小高い丘の向こうに集落があるのがわかります。

柱やトーテムポールが看板のような役目を持っているのも一目瞭然。

スケールがちがう！

UBC人類学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

館内へと戻ってきました。

ミュージアムショップで先住民アートのお土産をひとつ買いました。

人類学博物館を後にして、次の場所へ。

構内の広い道。街中と変わりません。

バスも走ってますよ★

次にやってきたのは”新渡戸記念庭園”

日本庭園です。

土塀の先に庭園の入口があります。

海外で日本庭園を見た時に、日本人なら必ず感じる違和感・・・

それが全くないの。

新渡戸記念庭園 広場・公園

「太平洋を越えて日本との懸け橋になりたい」と言い残し、1933年にブリティッシュ・コロンビア州のビクトリアで亡くなった新渡戸稲造を記念して造られた庭園です。

日本にはみられない高い木があるけど、違和感なし！

しかし、ここまでよく作られた海外の日本庭園はおめにかかったことがない。

茶室もあった！

新渡戸記念庭園 広場・公園

この茶室は１９９４年に京都の裏千家家元千宗室が監修援助のもと、改築された。

完璧だ！！

庭の景色をあの畳に座って眺めながらお茶をいただいてみたい♪

この日は、庭師が手入れをしていた。
日本人の様だったので話しかけてみる。

「水屋はどこにあるんですか？」
「上がってご覧になっていいですよ！」

ラッキー！！
おじゃましまーす。

おう！水屋があった。

時々使われているようだ。

人数によって、部屋が変わる。

この座敷、いいな★

ほら！ここからの眺め、やっぱり最高だった(^^♪

庭師の方は手元をとめずに私の話につきあってくれた。

この庭を手掛けてまだ7年。
日本の植物も多いが日本庭園にないカナダの植物も景観に調和するように大切に植えている。

ここは、日本と太平洋の懸け橋になると言ってこの地で亡くなった新渡戸さんの庭だから！と・・・

先生、きっと喜んでますよ。

日本人の庭師がやるとこうなるんですよ！
茶庭を知ってる庭師の仕事。

この垣根の取り方・・・植木をまたいでる。

新渡戸記念庭園 広場・公園

灯籠もちゃんと場所を計算しておいてあるでしょ。

日本では結構あるよね。こういう作りの茶室や庭。

でもここはバンクーバー。

何の違和感もなくそこにあることに感激した。

前後するが、新渡戸記念庭園は、学生のＩＤ持ってないと７＄かかります。

でも、払う価値あると思うよ！

どこを切り取っても、よく作られている手入れの行き届いた日本庭園

「願わくば、われ太平洋の橋とならん」新渡戸稲造

新渡戸記念庭園 広場・公園

小川や滝もある。

枯山水　

学生たちがグループでやってきて、なにやら話し込んだりしていた。

誰にとっても居心地のいい場所なんだね。

池泉回遊式庭園のつくり

一回りして、新渡戸庭園を出ました。

メインモールへ戻って来たよ。

お腹がすいたのでカフェへ立ち寄る★

ハンバーガーショップ

珈琲とチーズバーガーで一服。

コーヒーもハンバーガーも大きい！！

他の建物にも寄ってみよう。

ここも博物館

大きな骨の標本がお出迎え。

多分、くじらか、シャチですね。

このエントランス以外は有料。

そのままスルーしてまたメインモールへ。

またバスに乗って
ダウンタウンへ戻りますが、往きのバスがキツラノを通っていたので、途中下車して少し散策してみようかな？

１３につづきます。

この旅行記へのコメント （2）

• くろねこだりゅんさん 2016/10/07 17:25:29

  ピクルスも大きい！

  続けてコメ入れさせて頂きますね♪
  
  これって日本では県立公園or国立公園ランクの充実度。
  これが大学の敷地になるのか…
  日本でも大学の敷地が広い場所もありますが、規模が違いますね〜
  
  日本庭園はやはり日本人が手入れをしないと違和感が出ちゃうのかもしれません。
  今の時期は周りが黄色く色づいてもここだけは赤く染まるのでしょうね…見ごたえありそうです(#^.^#)
  

  ころちゃんさん からの返信 2016/10/09 07:17:29

  RE: ピクルスも大きい！

  
  そうですね。規模が大きいです。
  敷地が大きな大学・・・日本では北大？？ちょっとイメージが違うんですけどね。
  日本庭園もやはり日本人がしっかり手入れし続けてあのクオリティーをキープ出来るのでしょうね。
  紅葉はきれいだろうな〜！！
  見てみたいですね★