2016 初のACL遠征で韓国へ【その１】初めての韓国上陸

2016/02/22 - 2016/02/24

基本、Ｊリーグの観戦で出かけることが多いのでドメ専（国内専門）の遠征、そして旅行記でしたが、棚ぼたでまさかのＡＣＬ（AFC Champions League）というアジアのクラブとの対戦をする国際リーグに応援しているＦＣ東京が出場することになりました。出場自体は2012年に次いで4年ぶりなのですが、前回の大会の時には躊躇などもあり行かなかったのですがそれが後悔にもなっていました。そして今年出場すると言うことで行ける試合は行こう！ということでついに海外遠征です。
そもそも海外に行くこと自体も10数年ぶりということで、事実上、初めての海外旅行に近い状態でしたが、観戦仲間と一緒に行って「海外旅行もそんなに難しくないな」ということを実感した遠征でもありました。
備忘を兼ねて。対戦相手は全州にある全北現代というチームです。
ここ最近の日韓関係の悪化でいわゆる「反日感情」なども気になりましたが、旅行中はそういうのは一切感じませんでした。

まずは久々の海外旅行、そして初めての韓国上陸です。先に書いた様に「反日感情」が気になったり、ちょっと気が張った上陸となりましたが、そんなことは無く韓国の雰囲気にも慣れることができた気がしました。日本出国からホテルまでです。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅立ちは羽田空港から。前に海外旅行に行ったときはまだ羽田は国際線がなくて成田オンリーだったのですから隔世の感です。そしてやっぱり羽田は近くて便利ですね。
この日も午前中仕事をして一旦帰宅して空港へとやってきました。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

チェックインカウンターでチェックインをして航空券を受け取ります。最近は国内線はスマートフォンでタッチして搭乗していたので久しぶりの航空券にテンションが上がります。

そして実は今のパスポートを2007年につくったのですが、今まで押印が０でした（笑）なので初めての押印です。
ちなみに出国は事前に指紋登録をしておいたのでので自動化ゲートからの出国でした。ちょっと慣れずに手間取ってしまいましたが無事に出国できました。
自動化ゲートで出国しても横にある事務室でこのように出国印を押してもらえます。せっかくなので押してもらいました。

☆この時の野暮用が実は自動化ゲートの登録でした
http://4travel.jp/travelogue/11167128

実は国内線ばかり乗っているのですが、JALのステータスホルダーなので出発前にサクララウンジが使えます。せっかくなので入ってみます。
やっぱり国内線のラウンジとは段違いですね。

羽田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

サラダにペンネ、メゾンカイザーのパンにスープそしてJALオリジナルビーフカレーをいただきました。ちょうど午前中仕事を終えて、そのまま空港に来たのでお昼ご飯を食べていなかったので、ランチとなりました。

羽田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

いよいよ出発の時間になったので搭乗口へ。JL93便ソウル行きに搭乗します。KE5710とのコードシェアです。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

搭乗するのはB787です。JALではB787は基本、国際線のみ就航なので国内線専門で乗っていた自分には縁のない機材です。
一度だけ成田から中部空港で間合い運用で充当されたときに乗ったきりで2度目の搭乗になります。
顔の部分と翼が特徴があるので一目見てわかります。

☆成田〜中部　B787搭乗記
http://4travel.jp/travelogue/10990327

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

窓側の座席だったので窓越しにB787の翼を。
先が尖っているのが特徴ですが、最近の最新機材にあるウィングレットやウィングチップは付いていません。

国内線では機内食が廃止されたので本当に久しぶりの機内食です。
オムライスにサラダ、チキン竜田揚げでした。ふたにはJALのマークが。

ふたを取ってみました。
そして先ほどラウンジでがっつり食べたのに、貧乏性なのと久々の機内食にテンションが上がってしまい？またまた全部食べてしまいました（苦笑）イナゴだから仕方ないかな。

国際機材なのでパーソナルモニターも付いていました。ただ韓国まではフライト時間は２時間前後と言うことで映画は見ずに音楽と機器ながら読書をしていました。
モニターには地図だけ表示を。いよいよ朝鮮半島に到達です。

飛行機は韓国に到着しました。
韓国は着陸時？窓の外の写真を撮ってはいけないそうで、その旨のアナウンスがあったのでその写真は撮りませんでした。
飛行機を降りるときに機内の様子をパチリ。

はじめてのソウルそして初めての韓国に足を踏み入れました。
よく日本に着くと「醤油の匂いがする」と言い、韓国に着くと「キムチの匂いがする」という話を聞きますが、キムチの匂いはしませんでしたが、日本では嗅いだことのない独特の匂いを感じました。（それは後日、中国に行ったときも同じ匂いを感じました）

金浦国際空港 (GMP) 空港

全く読めないのですが、ハングルだらけの掲示板に囲まれると「あぁ、韓国に来たんだな」と実感しました。ここで羽田空港で借りたグローバルWi-Fiの電源を入れてスマートフォンの設定を済ませました。

金浦国際空港 (GMP) 空港

入国審査をドキドキしながら受けて（質問されたらどうしよう、とか）、無事に入国しました。
入国後、案内所の所でパンフレットでソウルの地図などを探していたら、いわゆる客引きのおじさんが日本語で話しかけてきて「地図とかあるからこっちに」みたいに言われたので「えっ」って思ったら、案内所のお姉さんが追っ払ってくれて、「ああいうのを気をつけて」とアドバイスをくださってなおかつ日本語の地図までいただきました。
ここで初めて、「カムサハムニダ」を使うことができました。

金浦国際空港観光案内所 散歩・街歩き

とりあえず、ホテルにチェックインすることにしました。
駅に直結している地下鉄乗り場へと向かいます。
地下鉄乗り場に向かう通路にたくさんの露店が並んでいて靴下とか山積みで売っているのにびっくりしました。

金浦空港駅 駅

こちらが地下鉄の券売機。といっても日本の様に紙のきっぷが出てくるのでは無く、乗車券を購入するとリターナブルのICカードが出て来て、降車駅で回収される仕組み。デポジットを払って返却するとそれが戻ってきます。
話は逸れますが日本ではすっかり見なくなったダンキンドーナツがありました。

金浦空港駅 駅

こちらがそのカードです。このあたりは日本より進んでいるのかも、と思ったりしました。

金浦空港駅 駅

日本の大江戸線もびっくりの地下深くまで進んでいく地下鉄乗り場です。

金浦空港駅 駅

空港から地下鉄９号線に乗車します。
地下鉄は時刻表無しで乗れる感じなのかすぐに来てすぐに乗りました。ただ降りる駅がどこなのか、アナウンスだけでは分からず、表示もハングルと英語なので注意して見ていないとわからないのでそれを気にしながらの移動です。

堂山駅（당산）にて２号線に乗り換えます。

堂山駅 駅

さきほどの９号線はそれほどでもありませんでしたが、18時過ぎだったので？、２号線はかなりの混雑でした。それでも日本ほどの混雑ではありません。
そしてつり革ですがスプリングみたいになっているのがおもしろなと思いました。（ちなみに伸びませんが）

乙支路入口駅（을지로입구）で下車をします。
階段には自転車？を滑らせそうなスロープがありました。

乙支路入口駅 駅

改札を出て乗車カードを返却します。

乙支路入口駅 駅

地上に出るために歩いているとこんなものがありました。
一応、韓国は北朝鮮と準戦闘態勢になっているのでテロなどが起こされる可能性もあるのでこういうのがあるのでしょうか。これは日本では見られない光景なのである種のカルチャーショックでした。

いずれにしても無事に目的の駅まで着くことができました。

乙支路入口駅 駅

外に出てみます。はじめての韓国の街中です。気温は天気予報などで零下ということで防寒もしっかりして、身構えて出てみたのですが思ったより寒さは感じませんでした。日本の様な底冷えがないからでしょうか。

高層ビルが建ち並んで丸の内や大手町に来た様なそんな錯覚。
ただ、車が日本と違って右側通行なので異国に来たことを感じさせます。

駅からホテルのある明洞まで歩いて行きます。

途中にあった気になるカフェ。
旅行中には行きませんでしたがググったら台湾発のお店だったそうです。日本上陸はあるのでしょうか。

http://www.happy-lemon.com/

駅からブラブラ20分弱歩いて今回の遠征でお世話になるホテルに到着しました。
ここのホテルにしたのは明日の試合の帰りに全州からソウルまで送迎するバスの終着点に近いことと、ネットで見てキレイだったという理由です。
ロッテ ホテル L7 ミョンドンと言うホテルです。
ロッテグループだから外れもないだろう、と言うのもありました。

L7 ミョンドン バイ ロッテ ホテル

入口にあった黄色いキャブ。なんだかスタイリッシュなホテルです。

L7 ミョンドン バイ ロッテ ホテル

入口のエレベーターホールにはベルボーイがいるしっかりしたホテルでした。階上のフロントでチェックイン。
フロントも黒を基調としたダウンライトな雰囲気ですごくスタイリッシュでした。黒の壁にフロントマンの黄色い制服がすごく映えます。

L7 ミョンドン バイ ロッテ ホテル

こちらが客室です。客室のクッションも黄色。

L7 ミョンドン バイ ロッテ ホテル

シャワールーム。バスタブは無くシャワーのみ。

L7 ミョンドン バイ ロッテ ホテル

ホテルの部屋からの景色。荷物を置いて夜ご飯を食べに外の町に繰り出すことにします。

L7 ミョンドン バイ ロッテ ホテル