2016/06/15 - 2016/06/18
437位(同エリア1652件中)
秋穂さん
幻想的な森と透き通った海!梅雨の屋久島ひとり旅1日目・2日目2016.6
の続きです。
〈3日目〉
縄文杉トレッキング。
ガイドツアーで、女性2人旅の方とご一緒させていただきました。
ガイドさんも女性で、女4人で縄文杉へ!
人生で2回目の、縄文杉とのご対面でした。
ちなみにこの日、デジカメにバッテリーを入れ忘れるというとんでもないミス!(;0;)
泣く泣く、スマホで写真を撮りながら行きました…。
- 旅行の満足度
- 5.0
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〈3日目〉
朝4:40にガイドさんが民宿にお迎え。
荒川登山口までは始発のバスに乗り、6:00過ぎにはトレッキングスタートしました。
スタート時に、デジカメのバッテリー入れ忘れに気づき、意気消沈…。
でも、落ち込んだままでは22kmを歩ききれない!
「スマホでも撮れる、スマホで大丈夫」と自分に言い聞かせ、トロッコ道を踏みしめながら、どうにか気持ちを切り替えました…。 -
少し歩くと、深い緑の森が。
今日は曇り。雨上がりの森はやはりきれいです。 -
見えにくいですが、向こう側に鳥居があります。
山の神様らしいです。
ちょっと遠くからですが、みんなで登山の安全祈願をしました。 -
橋からの景色。
川には大きな岩がごろごろ。
大きさの感覚がマヒします。 -
今日も、きれいな苔やシダが迎えてくれました。
屋久島に来ると、苔もシダも美しくて、大好きになります。
私の緑好きのルーツも、3年半前の屋久島だったように思います。 -
トロッコ道は、片道8.5kmくらい続きます。
休憩中、偶然トロッコが通りました!
昔は木材の運搬用でしたが、現在はトイレの整備などの為に走っているそうです。 -
「仁王杉(阿形)」
屋久島の森は、木も切り株も巨大なものばかり。
徐々に木の大きさに慣れてくるのですが、こんなに巨大の木がたくさんある森は、他にないのではないかと思います。
やっぱり屋久島には、ここにしかない魅力があると思います。
ちなみに、仁王杉にはちゃんと‘あ’‘うん’があるのですが、‘うん’の方は倒木になっています。 -
ここでトロッコ道は終わりです。
ここから先は、急な登り。
その前に、休憩をとります。 -
ここには立派なトイレもあります。
その手前の橋からは、川を眺めることができます。 -
「翁杉」
さて、急な登りを頑張ります!
ガイドさんに疲れにくい登り方を伝授してもらいながら、しばらく登ると…。
翁杉が現れます。
2010年に倒れた倒木で、切り株のように折れてます。
ガイドさんより「倒木の後は今まで日の当たらなかった場所に陽ざしが届くようになって、新たに植物が育ったりするから、変化を見るのが楽しいですよ」とのこと。
なので、帰って写真を見比べてみました。
まだ3年半。なので、大きな変化はよくわからないけど…。
よく見ると、看板裏の右側の木肌に、杉の赤ちゃんが育っているように見えます。 -
「2012年の翁杉」
比較のために載せてみます。
変化、わかりますか?? -
「ウィルソン株」
また頑張って歩き続けると、ウィルソン株!
縄文杉トレッキングで、一番楽しい場所だと思います♪
まずは、ツアー参加者で記念撮影。
とても大きな切り株です。 -
表面は苔で覆われてます。
さぁ、中へ! -
ウィルソン株の中から見上げたハート!
今回も見られて嬉しい(^^)
ただ見上げるだけでは、ハートに見えないのですよ〜。 -
ウィルソン株の中には、祠もあります。
木の神様なんだそうです。
ウィルソン株内のスペースは広くて、10畳分くらいの広さがあります。 -
さて、歩きます。
まだまだ登ります。
途中木に、蝉の抜け殻がありました。
6月の屋久島は、もう蝉が鳴いてました。 -
「絞殺しの木」
ヤマグルマという木です。
手を伸ばし捕まえるまでの年月を思うと、執念深いなぁと思います。笑 -
「大王杉」
とても立派な、風格のある屋久杉です!
縄文杉の少し前にあるのですが、縄文杉よりも好き、という人も多いのだとか。 -
魚の頭みたいな木!
ここまで来ると、縄文杉まであとちょっとです! -
「縄文杉」
ついに、たどり着きました!
前回来たときは、縄文杉の展望スペースが半分になっていた時期。
今回は新しい展望台もできており、初めて縄文杉を真正面から見ることができたように思います!
こんなに枝が広がった木だったんだなぁ、と改めて思いました。 -
縄文杉の幹回りは、16mもあります!
手前の木には、白い花。
こういったところに、季節感を感じることができます。 -
ガイドさんが、縄文杉をしばし眺める図を撮ってくれました。笑
眺めていると、だんだん幹の表面がおじいさんの顔のように見えてきます。
ちなみにこの眺めている間、雨が降ったり、霧がかかったり、明るくなったり…。
天気がころころと変わってくれたお陰で、いろいろな縄文杉の表情を見ることができました!(^^) -
縄文杉から引き返し、下ります。
雨は本降りに。滑らないように慎重に進みます。
途中、ウィルソン株で休憩。
天井に大穴があいてますが、十分雨宿りできます(^^)
これは、中から撮ったウィルソン株の入口です。 -
そうそう!前日のガイドさんに、「ウィルソン株に苔でできた鳥の巣があるよ」と教えてもらっていたのでした!
思い出してこの日のガイドさんに聞いてみると、場所を教えてくれました。
すごい!苔がこんもり!
この巣はオスが作ったもの。
でも、人間が多くて落ち着かないためか、メスはなかなかこの巣に卵を産んでくれないそうです…。 -
これはウィルソン株の表面。
苔やシダが生い茂ってます(^^) -
急な下りを抜け、再びトロッコ道へ戻ってきました。
本降りの雨ですが、全く苦にならないです。
森が美しい。 -
中には、トロッコ道が単調で飽きる、という人もいるようです。
帰りはつい眠くなってしまう、という人も。
きっと眠くなる人は、「縄文杉に会う」という目的意識が明確なんだろうな、と思います。
私の場合。
眠気は全くなく、徐々に近づく屋久島の森との別れが寂しくて…。
この光景を目に焼き付けようと、ガイドさんの話そっちのけでキョロキョロしまくってました。
後で、話がちゃんと聞こえていたか確認されたのですが…。
ガイドさん、ごめんなさい(^^;) -
手すりのない橋。
落ちないように、脇見しないで真っすぐ歩きます。 -
ここまで来ると、ゴールはすぐそこ。
-
最後のトンネル。
まるで、千と千尋のトンネルのよう。
このトンネルを出ると、現実へ…。
名残惜しくて、つい後ろを振り返りました。
トンネルを抜けると…。
17時のバスまであと2分!!
…ダッシュでなんとか間に合いました。
そんなこんなで、やっぱりドタバタと現実に帰ってきてしまいました。笑 -
夕食を食べに、安房の街へ。
この日はおいしい屋久島うどんとさば漬け丼。
お出汁がとてもおいしいです!
最後は、さば漬け丼にお出汁をかけて、出汁茶漬け風に。
このさばが、特においしかった!(^^) -
夜には、民宿の女将さんが、月下香の花を見せてくれました。
初めて見た!
夜に咲く花、なんだか怪しい魅力があります。
雲の多い空模様でしたが、月も少しだけ顔を出してくれました(^^) -
ほんのり甘い香りも。
朝になるとしぼんでしまうとのこと。
月の下で、しばし月下香鑑賞です。 -
民宿にて、そういえば、台所の三岳が気になっていたのです。笑
きっと誰かが置いていったものなのかな?
普段、焼酎は全く飲みません。
でも、屋久島でお酒と言えば三岳!ということで、気にはなっていました。
なので…少ーしだけ、味見させてもらいました(^皿^) -
三岳、良い香りだったけど、ちょっと苦い(^^;)
パッションフルーツジュースで口直し。
これはおいしかった!
トレッキング前日には取れなかったのんびりした時間を楽しみました。
民宿とも、この夜でお別れ。
ずいぶん気ままに過ごさせてもらいました。笑
洗濯機を借りられたのも、助かった!
ただ、2層式の洗濯機で使い方がわからず、1日目の夜は苦労しましたが。笑
お陰さまで、今後はいつでも2層式洗濯機を使いこなせそうです(^^)v -
これは、最後の最後に森が見せてくれた、とても幻想的な風景。
また屋久島の森に帰りたい!!
すっかりヤク中(=屋久島中毒)が重症化しました。笑
今回、2日間ともガイドさんをつけてのトレッキングでした。
屋久島のトレッキングで、ガイドさんをつけるかどうかは迷うところ。
正直、1人で行くことも可能だと思います。
でも私は、ガイドさん達の足取りが好きで…。
ゆっくりだけど力強くて、しっかりとした歩み。
後ろ姿から安心感を与えてくれるって、すごいな、と思います。
私もあんな風に日々を歩みたい、と屋久島から帰ってきても何度も思い返しています。
さて、屋久島ひとり旅の旅行記は4日目に続きます。
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