よみがえる村上海賊の記憶・・「村上水軍博物館」を訪ねて

2016/06/04 - 2016/06/05

　　　「村上水軍博物館」へ

　伊予大島の「よしうみバラ公園」を見学した後、宮窪という集落にある「村上水軍博物館」を訪ねてみました。

　村上水軍というのは、１４世紀中ごろに瀬戸内海で活躍したいわゆる「海賊」の一族ということはよく知られています。

　２０１４年に本屋大賞を受賞した和田竜氏の歴史小説「村上海賊の娘」で、一躍村上水軍が脚光を浴びたことでも知られていると思います。

　いわゆる「村上水軍」と言うのは、「三島村上氏」と呼ばれ、「能島・のしま」「来島・くるしま」「因島・いんのしま」に本拠を構えた三家から、成り互いに強い同族意識を持って瀬戸内芸予諸島を支配下においていたのです。

　三家の中でも宮窪に本拠をおく、能島（のしま）村上水軍は、最も独立性が強く日本最大の海賊とも言われたほどである。

　ここ「村上水軍博物館」は、２００４年にオープン。能島村上氏の資料などを保存展示している本格的な博物館で、こんなところにこんな立派な建物があるものだと感心しました。

　この博物館は、３階建ての建物で、１階は、ミュージアム・ショップ・カフェテリアや海賊ライブラリー、２階は、常設展示室・企画展示室、村上家記念室、３階は、展望室があります。

　村上水軍の歴史や活動状況がよくわかり、秀吉の「海賊禁止令」によって衰退していった経緯など、時間があればゆっくり見学してみればいいと思います・・

　できれば、和田竜さんの「村上海賊の娘」を一読してから訪れるのもいいでしょう。

　しまなみサイクリングの途中に立ち寄ってみるのも良いでしょう、ここから潮流体験の観潮船も出ているので、タイミングを図って体験してみるのもよいでしょう。

　

エリア しまなみ海道（周辺の島々）(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 自家用車

　こちらは裏の入場口

　正面ギャラリー

　チケット売り場横にある土産物・レストラン

　ロビーにて

　壁には水軍の歴史絵が

　２階案内所

　今治の人気ユルキャラ・・バリイさん

　２階展示室へ

　２階わくわく展示コーナー

　おなじみの書物コーナー

　甲冑が

　兜も

　衣装も貸してくれるとか

　祈念写真も撮れます

　３階へ・・・展望室になっています

　ここから能島が見えます

　この小さな島が、能島！

　再び１階櫓日ロビーへ

　ビデオを見ながら

　外に出てみました

　和船が上架してあった

　城のような建物

　和船が展示してあった

　　全体を

　海賊の娘の記念碑

　海賊の勇姿

　こちらが正面入り口

　村上景親公像

この旅行記へのコメント （2）

• とぼけ老人さん 2016/06/10 14:25:56

  瀬戸内の歴史

  今年の４月に大三島の大山積祇神社へお参りに行きましたが、今治にこんな資料館があったとは知りませんでした…瀬戸内の（村上水軍）の歴史の勉強をさせて戴きました。

  Elliott-7さん からの返信 2016/06/10 15:09:45

  コメントありがとうございます・・

  とぼけ老人さまへ
  
  こちらは大三島でなく大島の方です。
  
  私も初めて行ってみましたが、資料が豊富で大変参考になりました。
  
  
  　　　　　　Elliott-7　　　より