2015/06/12 - 2015/06/13
155位(同エリア471件中)
RAINDANCEさん
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千葉県南西部、安房地方の西部に位置する町である鋸南を訪れました。富津市と南房総市に挟まれた比較的小さな町ですが、北部には霊場として名を馳せる鋸山を構え、海にも面した自然豊かな町です。
★鋸山一帯が境内という、関東最古の勅願所とされる日本寺を訪問。
★鋸南町内ではありませんが、南房総市との境界付近にある岩井海岸のコンドミニアムホテルにて、海の幸付のプランでリーズナブルにステイ。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京湾アクアラインを通って千葉房総半島へ。
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この日は平日でしたのでガラガラです。
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房総半島上陸後、まずは鴨川市の「大山千枚田」へ。
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田植えが済んだ千枚田。
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この、湾曲した斜面を最大限に活かすべく配された大小幾百枚もの田が、何故か人を惹きつけます。
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鋸南町から10数kmにある日本屈指の規模を誇る棚田です。
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さて、続いてこの日の宿にチェックイン。鋸南町の南隣、南房総市に入ってすぐのホテルです。
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岩井海水浴場の真ん前に建つ高層コンドミニアムホテル「グランビュー岩井」。
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海岸まで徒歩2分という好立地。
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客室は広く...
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高層階なら眺望も良いです。
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チェックイン後、ちょっと海岸を散策。
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遠浅で広い砂浜が広がる海水浴場です。
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トビが打ち上げられた魚を食べてます。
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岩井川の橋の欄干には「南総里見八犬伝」。
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ホテルへ戻って夕食です。岩井漁協直送の船盛を部屋に届けてくれます。これが美味しくてかつボリューム満天!すき焼きまでついてます。
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鴨川の地酒、寿萬亀の純米吟醸原酒をお供に。
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画像はありませんが、最上階には展望温泉があります。ゆっくりつかり、この日は休みにつきます。
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翌朝...
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ビジネスホテルっぽいビュッフェ方式と思いきや、全品そろえるとこのように立派な旅館の朝食。立地も良いしコスパに優れた宿でした。
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チェックアウト後、再び海岸へ。何かイベントの様です。
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あ、これはトライアスロン?
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いえ、スイミングとランニングのミニトライアスロンの様です。
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こちらは残念ながら、スイミングでリタイヤの方。
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ランニングを終えてゴール!お疲れ様でした。
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海岸通りの花。
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さて、岩井海岸から北へ5kmほど戻り、鋸南の最大の見どころとも言える鋸山の日本寺へやってきました。
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寺伝によると、約1300年前に聖武天皇の勅詔を受け、行基によって開かれたそうです。駐車場のある入り口は表参道ではありませんが、ここから入ります。
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日本寺といえば、まずここでしょう。大仏広場。
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日本一大きい大仏「薬師瑠璃光如来」。高さは約31mで、鎌倉高徳院の阿弥陀如来(約13m)、奈良東大寺の盧舎那大仏(約18m)を大きくしのぐ大きさです。
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ですが、現在の大仏は昭和44年(1969年)に復元されたもので、原型は天明3年(1783年)に木更津の名工であった大野甚五郎英令が27人の門徒とともに、岩山を3年かけて彫刻した高さ約24mのものだったそうです。
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昭和14年(1939年) に、山火事により仏像や本堂を含む文化財を焼失してしまったそうです。その後、復興計画が立てられたが、戦争での要塞化や資金、国定公園指定化などにより復興が遅れてしまった様です。小さな仏様たち。
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境内を山頂へ進みます。
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不動滝。
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羅漢エリアに入ります。
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弘法大師の護摩窟。
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維摩窟。
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奥の院無漏窟への路。
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奥の院無漏窟。
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日牌堂。
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百躰観音。...といったように、先に登場した大野甚五郎英令が、これまた27名の門徒と共に刻んだ1553体の石仏が所狭しと並びます。
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山頂へ。そもそも、この鋸山もひとつの見どころです。
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この山の正式な名称は乾坤山(けんこんざん)というらしい。その山頂からの眺望。
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江戸〜明治時代には石切り場として多くの石が切り出されたそうです。
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展望台。
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まさにノコギリ山。
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有名な地獄のぞき。ここで修行をしていたわけでは無いでしょうが。
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切り開かれた岩の間を行くと...
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百尺観音。意外にもその歴史は新しいものでした。
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昭和41年(1966年)に石切り場の後に造られたものだそうです。戦争犠牲者や東京湾近辺の事故の犠牲者の供養のため、6年の歳月をかけて刻まれたのだとか。
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十州一覧台。
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達磨石と大蘇鉄。
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登り下りと結構歩きました。休憩しましょう。「茶処 呑海楼」にて。
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庭園で涼みながらお茶と甘味で。
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美味しい...
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茶屋と庭園。
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さて、散策を再開。
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仁王門。
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弘法井(こうぼうのい)。
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表参道へ下りて行きます。
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ようやく下りて来ました。
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表参道の階段は、予想以上に段数がありました。
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1300年も前に起源を持ち、源頼朝や足利尊氏にも目をかけられ、徳川幕府から朱印状を与えられていたとされるにもかかわらず、地味な存在に感じます。
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やはり、先述の復興の遅れをひきずっていることで、古刹としての趣を取り戻しきれてないという側面があるのでしょうか?色々な事情があるのでしょうが、修験道そして霊場としての雰囲気は抜群なので、しっかり歴史をひも解いて自治体などの本腰が入ると良いですね。
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