2016/03/27 - 2016/03/27
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funasanさん
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久しぶりにタイ航空のビジネスクラスに乗ってプーケットに行ってきた。今回は妻と2人の熟年旅行である。経路は「名古屋→バンコク→プーケット」。全線ビジネスクラスで空港ラウンジも大いに楽しんだ。
気になるお値段は?この時期、まともにビジネスクラスのチケットを買うと夫婦2人で合計50万円近くになる。これは痛い!安くて豪華な旅を追求する私は今回もマイレージによる特典(無料)旅行である。ただし、マイル獲得のためにかなりのお金を使っているのも事実である。やはりそれなりの資金がなければ豪華な旅は実現しない。
◎私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり)
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3月27日(日)午前8時30分、中部国際空港に到着。天気は快晴で空一面に青空が広がっている。Good.その時、空港沖に巨大なクルーズ船が進むのが見えた。ロイヤルカリビアン社の『マリナー・オブ・ザ・シーズ』(約14万トン)である。
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ビジネスクラスのチェックインカウンターでチェックインを済ませてラウンジ(写真)に急ぐ。ここはスターアライアンスの共同ラウンジで、滑走路に面して横に長い。よって、空港の眺めが抜群に良く旅情を誘う。
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早朝に自宅を出発しまだ何も食べていない。よってここで朝食である。(庶民感情丸出し)さて、何を食べようか?おにぎり2種、サンドイッチ数種類、海苔巻き・稲荷寿司(写真)。食材の物色が楽しい。
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暖かい料理としてパスタ・タコ焼き(写真)がある。このパスタ、意外にうまい。しかし、食べ過ぎは禁物。ビジネスクラスの機内食を楽しむためにはある程度の空腹が必要だ。空腹を満たしつつ、空腹にしておく自己規制が必要だ。
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ラウンジメシとアルコールを存分に楽しみたい方にはビジネスクラスの空港ラウンジを利用できるクレジット・カードを購入する裏技がある。格安エコノミーでもビジネスラウンジに入れるのでコストパフォーマンスがいい。
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ドーナツ3種(写真)。甘党の私にはこれは欠かせない。今から海外旅行だ。食事の最後にほろ苦いコーヒーと甘いドーナツを食べると幸福感が体中に広がる。
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お酒好きの人には朝からビール・酒類(写真)が飲める。海外旅行の前にぐいっとビールで乾杯!飲める人が羨ましい。
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それらを取り揃えてえ私の朝食メニュー・和食編(写真)を作る。炭水化物ばかりで野菜がないのが残念である。
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次に朝食メニュー・洋食編(写真)を作る。時々滑走路の飛行機を眺めたり、妻とお喋りしたりしてこれらの料理を食べる。実に優雅な朝食で、海外への旅立ちの朝にふさわしい。ちょっと食べ過ぎかな?
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名古屋からバンコクまでの機種はボーイング777(写真)である。タイ航空の紫のカラーとシンボルマークが朝日に輝いている。天気が良いので気持ちが一層盛り上がる。
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搭乗開始と同時に私は真っ先に機内に入りビジネスクラスの座席(写真)をカメラにおさめる。他のお客が来る前に瞬間撮影しなければならないので苦労する。ビジネスは横一列に2-3-2の7席。
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ビジネスクラスのシート間隔(写真)が広い。実際に座ってみると自分の足が前の席に届かない。足をバタバタさせて運動ができる。座席で腹筋運動だってできてしまう。(ほとんど意味なし)
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シートベルトを着用すると、前席の背(写真)に入れてある雑誌が取れない、という贅沢な不便が生じる。また、座席をリクライニングしても自分の座席のみが前後に動き、後ろの人に影響しない。
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今日は春休みに入った日曜日のためか、ビジネスクラスが何と「満員御礼!」である。しかも子供2人を連れた若いファミリーも見かけた。
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この春休みの時期、まともにビジネスのチケットを4人分買えば、25×4=100(万円)という数字が出てくる。名古屋・バンコク往復だけでも、20×4=80(万円)なり。庶民感覚の私としては有り得ない(超高額)家族旅行だ。若き起業家か?富裕層の御子息・御令嬢様か?財布の中身をのぞいてみたいものである。
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さて、機内に搭乗するとウェルカムドリンク(写真)がサービスされる。シャンペンもあるが、お酒のダメな私は濃厚なオレンジジュースで我慢する。本日の食事やドリンクメニュー(写真)をじっくり見ながら出発前の一時を楽しむ。
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あまり利用しないが、ビジネスクラスのお客に提供されるアメニティー・セット(写真)を並べてみた。午前11時の出発予定が30分くらい遅れてテイクオフ。バンコク到着も30分くらい遅れるという。これは痛い!プーケットへのトランジット時間が短くなり、バンコクのラウンジ訪問に支障が出る。
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水平飛行に入ってお待ちかねの食事がはじまる。先ずは、お食事前の軽いおつまみ。しかし枝豆(写真)だけとはショボイ…。シンガポール航空ではサテーがサービスされるのであるが。
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お次は…、
前菜のプレートに盛り付けられているのは「海老のムース・スモークサーモンとイクラ添え、生ハム、南瓜と舞茸のグリル、チェリートマト」。それにミックスサラダにパン2種。いずれも美味しく合格! -
さて、メイン料理は「牛肉、豚肉、鳥肉、赤魚」の4種類からの選択。私は「牛肉のソテー・マスタードソース添え」(写真)を選択。これが抜群にうまい。ボリュームもあり完食する。お薦めの一品。
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妻は「赤魚の煮付け」(写真)を選択。しかし、ほんの一口しか食べられない。実は彼女は日本出発の数日前から胃腸風邪になり「微熱と下痢」をかかえたまま海外旅行決行したのである。通院先からもらった薬を持参して…。かわいそう〜。でも、彼女は決して弱音をはかない。熟年女性は強い。
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メインの後に「チーズとフルーツ盛り合わせ」(写真)が出された。てっきりデザートとの選択かな?と思ったら全員に配っていた。チーズ好きな私としてはこのプレートは嬉しい。再び完食!
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そして、締めはデザート「メープルウォールナッツケーキ」とコーヒー(写真)。甘いメープル味のケーキにほろ苦いコーヒーがよくあう。最初の枝豆を除いて十分満足のいく食事になった。
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ここらでトイレ(写真)に行く。ビジネスクラス専用のトイレがありエコノミーのように待たなくてもいい。
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ビジネスクラスの座席配置(写真)は前後・左右にゆとりがあるので、満席になっていても圧迫感がない。さらにシェル型シートなので後ろの乗客を気にすることなくリクライニングできる。自由気ままに自分の世界に入れる。
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名古屋からバンコクまで約6時間。食事の後は映画、音楽鑑賞、読書。そして、眠くなれば座席をフラット(写真)にしてお昼寝である。ロングフライトも全く疲れない。妻はひたすら睡眠・休養である。
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お昼寝から目覚めたら「カプチーノ」(写真)を注文して読書。『ルポ・老人地獄』朝日新聞経済部著を読み始める。どんどん下層化していく老人たちや、悲惨な老人介護の実態が書かれている。
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楽しい海外旅行中の読み物としては最悪の本だ。選択ミス、しかし「ひとごと」ではないので夢中で読み進む。読書に飽きた頃に「アイスクリーム」(写真)が出てきた。ハーゲンダッツのバニラが甘くてうまい。幸せ〜。
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バンコク到着が遅れたので急いでトランジットを済ませ、コンコースA(国内線)のロイヤル・シルク・ラウンジ(写真)に入る。
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ラウンジの室内(写真)はそれ程広くはなく、しかも相当混んでいる。何とか二人分の席を見つけて確保する。
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空港ラウンジが好きな私はここでのんびりしたいところであるが20分くらいしか時間がない。取り敢えず室内を見学する。
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ドリンクコーナー(写真)のコーヒーマシンでカプチィーノを作る。これが濃厚なコーヒー味にクリームが調和し抜群の味であった。
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野菜不足の体に生野菜(写真)は嬉しい。にんじんの千切りがあるのは珍しい。Good。
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定番のサンドイッチ数種類、フルーツ数種類(写真)、食欲が増すが、お腹は既に満腹状態。
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中華風のパイ包が3種類(写真)。
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デザート2種類(写真)
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綺麗に展示された干しバナナやナッツ類のおやつ(写真)コーナーもある。
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それらを取り揃えて、私のラウンジメニュー(写真)を作る。ほとんど写真撮影目的ながら、食べ始めると食べれてしまう。胃袋の恐ろしさよ!
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搭乗時間開始になったのでロイヤル・シルク・ラウンジ(写真)を後にする。
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さて、バンコクからプーケットは国内線で1時間20分のフライトなので、何も期待せずに乗り込んだ。ところがビジネスクラス(写真)の充実ぶりに驚いた。大いなる誤算である。
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機種はエアバス330-300の大型機でビジネスは横2-2-2の6席、エコノミーは横2-4-2の8席。かってバンコクから海外への長距離路線に就航していた機種である。シートピッチも147cmあり、窓3つ分を一人で占有できる。リクライニングも167度と深い。Very Goodである。
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離陸前のウェルカムドリンクはオレンジジュース(左)にタマリンド・ジュース(右)。
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1時間強のフライトにもかかわらず機内食(写真)が出てきた。独特の風味のタイ料理で私の口に合わない。ほとんど残す。
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何も食べれない可哀想な妻(写真)はひたすら体を横たえて病気回復を願う。ビジネスクラスの座席はベッドになり本当に助かる。不幸中の幸い!
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今まで何回も妻と海外旅行に出かけたが、ここまで体調不良での出発ははじめてである。天の神様・仏様(写真)に向かって祈ろう。明日には良くなりますように!
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夕闇せまる中、プーケット(写真)の先端が見えてきた。
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そして、現地時間午後6時40分頃、プーケット空港(写真)に到着。ビジネスクラスによる優雅なフライトが終わった。
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