2016/04/28 - 2016/05/05
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sunnyさん
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4月の仕事のビジーシーズンが終わり、やってきた日本のGW。
弾丸では週末ちょこちょこ国外脱出してますが、久しぶりの1週間以上の休暇。
今年のGWは、2年前の花見のリベンジでインドのラダック再訪と決めていました。2014年の春、4月中旬にこの地カルギルを訪れたときには、時期が早すぎて、真冬の景色だったから。。
しかし今年は一転し、暖冬のおかげですでに花は散ってしまっていました…
周辺の村に足を延ばしてみると、所々咲いている村もあり、一応花は愛でることができました。
昨年はパキスタン側のスカルドゥ・ギルギットで花見だったので、この辺りは3年連続で通っています。
写真は印パ国境の村、Hunderman
2年前
http://4travel.jp/travelogue/10858706
☆スケジュール
4/28 成田~デリー(JAL)、デリー泊
4/29 デリー~レー(Jet Airways)、レー→カルギル(Share Taxi)
カルギル泊
4/30 カルギル→Sanku(Bus)、Sanku泊
5/1 Sanku→カルギル→レー(Share Taxi)
5/2 レー散策、レー泊
5/3 周辺のゴンパ散策、レー泊
5/4 パンゴン湖へ、レー泊
5/5 レー~デリー、デリー散策、夜行便で帰国(JAL)
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ジェットエアウェイズ (運航停止) JAL
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-
28日は1日有休をとって1日前倒しで満席のJALで成田からデリーへ。機内で日本からのツアーも何組か見かける。
約9時間のフライト、順調に飛行を続け、オンタイムでランディング見込みだったが、夕方のデリー空港混雑のため上空待機。
デリーの現在の気温、42℃との機内放送に悲鳴が上がる。。
報道によると、熱波でたくさん死者が出てる様子。 -
予定より30分ほど遅れてランディング。
デリー空港のオンアライバルビザ。
3月にトライした友人からは時間かかるって聞いてたけど、インドビザセンターに行く時間なかったので、アライバルで取得。
指紋採取の機械が壊れてたり、係官が不慣れすぎた(ビザの有効期限とパスポートの有効期限を混乱して書いてしまうという・・・)
何度も聞かれた質問は、「両親はパキスタン人じゃないよね?」
なお、私のパスポートにある4つのパキスタンビザは全く問題視されず。
この制度、今のところ日本人対象なので、日本人の多いJALやANAでデリーに来る場合は必然的に時間かかる。
ともあれ、1か月のシングル観光ビザを2,000ルピーで無事取得。
クレジットカードも使えるが、なぜか私のカードはどれもエラーになったので、日本円で支払っておつりもらった。レートは、若干悪く10,000円が5,730ルピー。
空港近くのホテル泊。シャトルバスサービスが無くなっていて、タクシーでホテルへ。しばらくお湯シャワーとお別れなので、ゆっくりバスタイム。 -
4月29日、旅2日目。
6時15分デリー発のJet Airways(9W)でレーへ向かう予定だったが、
チェックインしてボーディングパスを見ると、なぜか出発時刻が9時半発…
ディレイだという。
何としても午前中にレーに着かないと、今日中にカルギルまで移動できないので、空港内にある予約窓口に行って、1本早い5時40分のフライトに変更してもらう。
いい席取ってあげたよ、という通り最後の非常口席通路側を用意してくれた。
すでにボーディングが始まっているので、とにかくゲートまで走れと。
セキュリティー厳しく時間かかり、9Wの国内線の搭乗ゲートが離れていている。。
小走りでギリギリにボーディング。
機内食はカレー。飛行時間は1時間。
レーに近づくにつれ、眼下に雪山が広がってきた。 -
午前7時過ぎ、標高3,500の気温10度を下回るレー空港へ到着。
空港からタクシーで直接、Kargil行きのシェアタクシースタンドへ。定額の250ルピー。
人が集まるまで待ったりして、Lehの町を出発したのは8時半頃。
6人乗りで良心的なドライバー。
Kargilまでは800ルピーで途中休憩いれて5時半半ほど。 -
Lehからkargilまでは、約210キロの道のり。
途中Khalsiの手前でチェックポイントがあり、パスポートで外国人登録。
Khalsiで休憩。隣のシートに座っていた人にお茶とお菓子を御馳走になる。
カルギルへ通信ネットワークの仕事で1泊2日で行くらしい。
Mulbekhの手前で2度目の休憩。
ここまでくるとムスリムが多く住む村でモスクが目立つようになる。 -
ちらほら花が見えてきた。
でもね、Kargilは2週間前に満開ってどなたかのブログで確認済み。
リベンジの結果がわかってるだけに悲しい。 -
私の春の風物詩は、桜よりも杏・アプリコットの花見。
ピンク色の花とポプラの木、雪山を背後のコラボがたまらない。
この風景を見に、毎年この時期に来たいくらい。 -
これは2年前の4月に訪ねた時の写真。
まだ真冬…。 -
こちらは今年の4月終わり。
Kargilに入る手前で一気に山道を下って行くのだけど、その時目の前に広がる、眼下に広がる風景は絶景。
2年ぶりに帰ってきたよ、ただいま。 -
緑がまぶしい。
初夏ですなあ。 -
メインバザール。
朝と午後は、学校へ通学する子供たちであふれ、
それ以外はほぼ99%が男性ばかりの大通り。
空が青い、抜けるような青空。 -
予約サイトで取ってた今回のホテル。
メインバザールに面して場所は最高によいが、シーズン始まったばかりで掃除がなされてない。。
そしていつもレセプションに人がいない。。
最後は、予約サイトの価格より3倍の値段を請求されそうになる。 -
シーズンオフに行くとこういうのが痛いが、
部屋の窓からはこの眺め・・・
ごみごみした東京に戻りたくなくなるなあ、窓開けると、家しか見えない部屋に。 -
さて、ここでの花見は絶望的なので
周辺の村の開花状況についてリサーチしたところ、車で10キロほど行った村では、まだ咲いているという情報を得て、行ってみることにした。
タクシーをチャーターしてパキスタンの国境近くまで北上。 -
山肌を縫うように車は進んでいく。
川を挟んで対岸の道路を進んでいくと、パキスタンに抜けられるそうだ。
外国人はNGだけどね。 -
そして、印パ国境の村、インド側最後の村の、Hundermanに到着。
咲いてる咲いてる。 -
満開のアンズ、、、というわけにはいかなかったけどね。
途中、明らかにお酒を飲んでた人たちがいて、ムスリムなのに人前で?と思ってたら、ネパール人のシェルパーだった。
ここも出稼ぎ多いのね。 -
村の中までは車両が入れないので、車を降りてハイキング。
アップダウンが多くて大変だ。
去年しばらく暮らしてたパキスタンのフンザもそうだったな。 -
民家の裏庭に侵入?しつつ、段々畑のなかを歩く。
畑仕事してる地元の女性たちに、道を尋ねながら。 -
天にそびえるように伸びるポプラの木。
新緑まぶしいのカルギルから、車で10キロ走っただけの場所、
まだ春が訪れたばかり。 -
-
こんな村で、のんびりまったり過ごしたい。
毎日の地獄の通勤電車は忘れたい。 -
印パ国境。
山頂には、国境監視台があるみたい。
あの山の向こうは、バルチスタンのスカルドゥ。 -
初期の印パ戦争の頃は、ここはパキスタンの領土だったという村。
今はインド領域。
途中で道を見失い、最後はドライバーのおじさんに救出されたw
そろそろKargilに戻りましょうか。 -
カルギルに戻り、いったん部屋で一休み。
wifiないというので(予約サイトではありになってたが)、同じ建物の地下にあるネットカフェへ。
1回60ルピー、かなり遅い。
昨日会ったネットワークエンジニアが3G、4Gの世界にはまだほど遠いと言ってた。
ネットカフェのオーナーが車で周辺を案内してくれるというのでお言葉に甘えて。 -
メインバザールからスル川に沿ってBaroo地区へ。
古いモスクにやってきた。
ミナレットに登っていいよ、と言われたのでお言葉に甘えて。
暗いらせん階段をひたすら登る。 -
ミナレットからの眺め。
-
時折人の声と風の音しか聞こえない、現在は平和そのもの。
-
1999年のカルギル紛争(印パ戦争)で多くの犠牲者が出た地域。
ここで話した人たちは一様にこの話をする。 -
その後、Suru川を、ザンスカール方面へ南下しながらドライブ。
川沿いには、夏のシーズンに向けて、ホテル建設ラッシュであった。
水力発電所のあるところまで行って引き返す。
陽が沈んだ後、宿のあるバザールへ戻る。
この後、夕飯求めて食堂を何軒もまわる。7時半なのに、ほとんどのお店が店じまいしていた。
やっとありついたアシアナレストランで食事。ここ、前回イマイチだったんだよな。
そして今回も美味しいとは言えないビリヤーニの夕飯。 -
4月30日、旅3日目の朝、今日も雲一つなく快晴。
パラタが食べたかったんだけど、見つけられなかった。
1年の約半分、ラダック・カルギル地区は、雪のためにLehやSrinagarへ抜ける道が封鎖され、陸路での物流が途絶えるため、物資が底をつく。
この日、暑かったので、炭酸系のジュースを飲みたかったが、何軒回っても在庫ゼロ。
実は昨日、例年より早くスリナガル〜カルギルの間のゾジラ峠が開通したので、数日中にはスリナガルから新鮮な野菜や果物も一気に入ってくるそうだ。 -
ナンを焼いているところで2枚買い、8ルピー。
これをチャイ屋さんに持ち込んで朝ごはん。
近くに座ってた人が一方的に話してきた。
スリナガル観光やハウスボートの宣伝をしてくる。この押しの強さは間違いなくスリナガル商人だ。
唯一興味を持った話題が、Sankuという村の情報。
行ってみようかな。 -
10時過ぎ、Sankuへ日帰りしようかとバスターミナルへ行くと、早朝の便はもう出てしまい、次のバスは午後2時らしい(正確には2時半)。
ここで帰りの便もチェックしとくべきだった。Sankuまでは30分もかからないので日帰り可能だと踏んでいたが、この時間からのローカルバスでの日帰りはほぼ不可能で、車のチャーターしかなさそう。
出発まで時間あるので、スル川沿いを散歩。 -
高いところを見上げると花が少し咲いてる村があった。
ゴンマーカルギル。 -
つり橋を渡って、集落に足を踏み入れる。
-
これから川へ洗濯に行く女性たちとすれ違う。
衣類やカーペット、私のバックパックの何倍の荷物だろう、を背負って運んでいる。
こんないい天気だと家中のものを洗いたくなるね。 -
村を通り過ぎ、さらに進むと、カルギル郊外のセキュリティーのチェックポイントまで辿り着いた。
どこまで行くの。ときかれ、これからバザール(カルギル中心部)まで戻りたいというと、車で通りがかった人たちに私を乗せてくれるよう頼んでくれた。 -
再びバスターミナルへ戻り、運転手にSankuへの出発時刻を聞くと、14:30発と。あと2時間以上。
カルギル戻りは7:30、夜かと思いきや翌朝。。日帰り不可能と判断。
ちぃっと悩んで、カルギルの宿をチェックアウトしてsankuに泊まってしまうことにした。
宿に戻ってチェックアウトしたいが、例のごとくレセプションに誰もいない。同じように困ってる人がいて、話すと実業家。
彼からバスは宿のすぐ近くからも出てると聞き、荷物持って向かうと、ちょうどさっき出たばかりだよと。
仕方ない、2時半のバスで行くか。 -
昼ごはんには少し早かったが、ランチはモモを。
ここで食べておいてよかった。
この日はまさかの夕飯食いっぱぐれ、、 -
出発までチャイ飲みながらお話。最近レーにホテルを買ったらしく準備に忙しいという。
いったんKargilにお別れし、このローカルバスで、次の村Sankuまで移動です。
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