余震が心配だったけど、高雄に行ってきた③(2日目 前編) 街歩き～軽軌 蓮池潭 駁二芸術特区～

2016/02/20 - 2016/02/22

http://4travel.jp/travelogue/11106288
http://4travel.jp/travelogue/11106445
に続いて､高雄2日目となりました｡

ホテルから散歩を兼ねて寿山に行こうと思い(途中で道がわからず断念)鹽てい埔まで歩き､蓮池潭を一周して､中央公園から鹽?結埔を通って西子灣まで歩き､街中をぶらぶら何となく歩いて行ったら本日の歩行数は45,357歩となってしまい､さすがにこの日は疲れました｡

この日の天気は曇り(ちょっと晴れ)､気温は22℃でちょっと汗ばむ位の気候でした｡

2月20日(土)　12:45成田発 JW123 16:18高雄着
2月22日(月)　16:45高雄発 JW124 20:49成田着

◇余震が心配だったけど、高雄に行ってきた① 東京→高雄◇ http://4travel.jp/travelogue/11106288
◆余震が心配だったけど、高雄に行ってきた②(1日目)　高雄燈會藝術節◆ http://4travel.jp/travelogue/11106445
◇余震が心配だったけど、高雄に行ってきた④(2日目 後編) 街歩き◇ http://4travel.jp/travelogue/11107175
◆余震が心配だったけど、高雄に行ってきた⑤(最終日) さよなら、高雄!◆ http://4travel.jp/travelogue/11107288

【表紙の写真】龍虎塔

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: バニラエア (運航停止)
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目 6:30 朝食を食べに興隆居まで歩いてきました｡

人気のお店のため､朝早くから既に沢山のお客さん｡
観光客よりも地元の人が多かったかな？日曜の朝早くから結構若い人たちも食べに来ていました｡

興隆居 地元の料理

湯包×2個､豆漿
湯包は肉汁たっぷり！

NT$100渡したらNT$58戻ってきました

朝食後に高雄の街中を散歩

6:50 近くにある三鳳宮へ
こちらは幸福川の畔にある道教のお寺で､300年の歴史がある由緒ある寺院だそうです｡

三鳳宮 寺院・教会

立派な狛犬 背後の建物よりも大きい(もちろん遠近法と撮影角度のためですが…)

龍もいました

御本尊

正面の建物の裏に回ると階段があって上階へ上ることができます｡

因みに｢風調雨順｣とは物事がすべてうまく運ぶようにとの願い事で､元々の意味は天気が良く(風､調子宜しく､雨､順調)て作物豊作のことからきた諺だそうです｡

このお供えはNT$16,800(約5万円)もするらしいです！

建国三路を歩いてたら道の真ん中にいきなりこんなの現れる！
變形金剛
三塊?簡肉圓嫂 というお店の前にありました｡

高雄市三民區建國三路389號

http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/kaohsiung/restaurant/10527704/

三塊厝肉圓嫂 地元の料理

7:20 愛河･建国橋の西岸にまたまた絢爛な寺院発見！
【鼓山慈仁宮】
高雄市慈仁宮供奉主神，保生大帝，神醫也。日治時代，台灣為農業社會型態，交通不便，醫藥非常缺乏，民眾麗疾病就醫困難，百姓的精神寄託，全部以宗教信仰為主，尤以郷村出外謀生者，更以宗教信仰為生活的中心。當時，高雄市鹽埕結區有一部落，名之北野町，此地大部份囲居民，皆是出外到高雄謀生之出外人，因離?背井故水土不服、病苦纏身，毎毎憶念在故郷膜拜的神聖，保生大帝，能保佑其身體健康、逢凶化吉。(慈仁宮HP｢歴史沿革」より)

要は保生大帝という医療の神様らしい｡

中を覗いてみました

西臨港線自行車道 旧西臨港線跡を利用した自転車用道路で､日曜日の朝ということもあって早朝散歩している人なんかも結構います｡

大公路を通って鹽埕埔站へ向かう｡
7:50 大公路と建國四路の交差点の傍にある保安宮｡

鹽埕埔站から捷運で移動します

日曜日の朝だからか､車内はガラガラだぁ〜

地下鉄 高雄捷運 (高雄MRT) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

8:30 空港へ

昨日入国した際に買ったCIMカード 実はうまく設定できてなくて使えませんでした(先ほど寿山に行けなかったのはこのせい）｡なので再設定してもらいにわざわざやってきました｡

CIMフリーにしたのはいいけど､どうもCIMカードを交換した時の設定の仕方わかりません…

高雄国際空港 (KHH) 空港

ということで無事にスマホも使えるようになり､空港方面に来てしまったので､この往復の時間を有効に活用すべく､空港まで来たついでに試運転中の環状軽軌に乗ってみることにしました｡

凱旋駅でレッドラインを降りて､1番出口を出ると目の前に環状軽軌の前鎮之星駅があります｡

1番電車は9:06発 10分ほど待って電車が来ました｡

この軽軌は世界初！！駅で急速充電してバッテリーで走るそうで､架線がありません｡

線路には芝生が茂っています｡

乗り心地はまずまずですが､スピードは決して速くはありません｡

3両編成の車内はこんな感じ　当然ですが､まだきれいな車輛でした｡

ということで隣の駅まで往復してみました｡

再び凱旋駅からレッドラインに乗って…

凱旋駅 駅

10:00 左営へとやってきました

地下鉄 左営駅 (高雄捷運) 駅

駅前には台鉄の新左営駅があります｡
高雄駅よりも大きくて立派な駅舎です｡

新左営駅 駅

新左営駅舎の中央辺りの正面の道をまっすぐと進み､突き当り(写真)の道を渡って左に曲がって道なりに進んでいくと…

駅から歩いて10分ちょっとくらいで蓮池潭に到着しました｡

ここから蓮池潭を一周してみます｡
池の周長は5?程だそうです｡

蓮池潭 滝・河川・湖

蓮池潭の畔では高雄国際馬拉松(マラソン)が行われていました｡

コースは
6:20世運大道スタート ⇒ 高雄巨蛋(5?) ⇒ 愛河之心(7.5?) ⇒ 美麗島駅 ⇒ 中央公園(10?) ⇒ 愛河燈會会場 ⇒ 中都濕地公園(15?) ⇒ 環潭路 ⇒ 蚵仔寮港 ⇒ 高雄大学路 ⇒ 高雄国家体育場 となっています｡

そういえば朝市内の愛河でもマラソン集団に遭遇したっけ…

環潭路 散歩・街歩き

こちらは蓮池潭風景区管理站

蓮池潭の対岸には龍虎塔や五里亭が見えます｡

まだまだあそこまでは遠そうです｡

蓮池潭風景区 史跡・遺跡

途中､屋根の上に大きな仏像が乗っている清水宮がありました｡

左營洲仔清水宮 寺院・教会

ちょっと寄り道…

こちらの柱にも龍の彫刻がありました｡

蓮池潭物産館 その名の通り高雄のお土産を売っている施設のようです｡

蓮池潭物産館 お土産店

蓮池潭に咲く蓮の花 蓮池潭の名前の由来なんでしょうね〜

慈済宮に到着 龍虎塔の目の前にあります｡

慈済宮 寺院・教会

屋根の上の装飾も派手で立派です｡

慈済宮の中

11:00 慈済宮の目の前にある龍虎塔に到着！

高雄のマスト観光スポットです｡

龍虎塔へと続く橋の入口にある像の頭をみなさん撫でていきますので､私も…

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

龍虎塔　さすがに観光客多いですね〜

龍虎塔はパワースポットなんだそうで…

龍の喉から入って虎の口から出ると厄除けになるそうです｡

塔に上ってみました｡
最上階の下階まで上れますが､一気に上るとちょっと辛い､階段は100段もあるらしいので…｡
さすがに虎の塔の方には登れませんでした｡
龍の塔は観光客が多いですが､虎の塔の方は殆ど上る人はいませんでした｡

湖方面を眺める｡
湖の真ん中に五里亭が見えます！

龍と虎の頭の間から慈済宮を眺めてみた

虎の背中からも…

少し歩いて春秋閣の前にある啓明堂｡

啓明堂 寺院・教会

向いにある春秋閣｡
二つの春閣と秋閣を合わせて春秋閣というらしい｡

蓮潭路 散歩・街歩き

こちらも龍の口から中に入れます｡

春秋閣 建造物

この辺は龍の喉辺りでしょうか？

春秋閣から蓮池潭に突き出た橋を渡っていくと五里亭があります｡

五里亭 建造物

五里亭から龍虎塔を眺める

春秋閣

春秋閣 建造物

11:30 高雄文学歩道

公園のようになっている湖畔を歩いて行くと､所々に文学碑のような石碑が建っていました｡

高雄文学歩道 散歩・街歩き

どうも奥に見えるのが元帝廟のようです｡
湖畔からはちょっと奥に入るようで､湖畔の通りにはこの門だけありました

元帝廟 建造物

ほぼその前に北極帝がある｡

玄天上帝 (北極帝) 建造物

この北極帝の像も遠くから目立ちます｡

中にも北極帝

護安宮 他のお寺に比べるとちょっと高い建物です｡

護安宮 寺院・教会

周りに立派な寺院が多い中､紫玄宮だけがガレージのようなところの奥にありました｡
周りの寺院に比べると見劣りします｡

紫玄宮 寺院・教会

天府宮 ここも大きな霊廟でした｡
屋根の上の装飾が尋常じゃないっす｡

天府宮 寺院・教会

お祭りなのか､こんな恰好した人がいっぱい｡

そういえば対岸にいたときからこのあたりで爆竹の音がしたり賑やかでした｡地面には爆竹の燃えカスもいっぱいあったし…

きっとここの神様は派手好きなんでしょう

孔子廟に到着 これでほぼ蓮池潭を一周しました｡

高雄孔子廟 寺院・教会

建物は意外と新しく､敷地は結構広いです｡

が､意外と観光客少ないです｡

御本尊はなく､位牌(写真)らしい｡

12:15 左営の駅に戻ってきました｡

新左営駅 駅

新左営の駅前にあった踏切オブジェ(勝手に名づけました…)

ちょっと気になるオブジェです｡

高鐵左営駅も新左営駅の奥にありました｡

高鐵が停車中｡

高鉄左営駅 駅

12:30 捷運で高雄駅に戻ってきました｡

駅前には高雄鐵路地下化展示館があります｡

2002年に始まった旧駅舎の移築は総重量3500ｔの駅舎をそのまま台車に乗せ､1日に6m､14日をかけて東南の方向へ82.6m移動させたそうです｡
ここは移動された高雄の旧駅舎を利用した展示館となっていますが､将来的には新高雄駅の入口としても利用される予定となっているそうです｡

高雄車站　旧駅舎 史跡・遺跡

旧駅舎の天井

内部には旧駅舎を移動した際の工事の様子なんかが紹介されていました｡

高雄から捷運で中央公園へ移動

中央公園駅 駅

中央公園駅直結の公園は南国ムード満載です｡

高雄中央公園 広場・公園

13:30 昼食を食べに龍袍湯包に来ました｡

龍袍湯包 中華

昼間から台湾麦酒 NT$80

昼食は龍袍湯包 NT$100 と 黒醤乾麺(甘口ジャージャンカンメン) NT$100

どちらも美味しかったで〜す！

愛河 高雄橋まで来ました｡
夜はランタンフェスティバルで多くの人が訪れていた会場も､昼間は結構閑散としています｡

愛河 滝・河川・湖

夜のお祭りに備えてランタン準備中

14:20 高雄市立歴史博物館へ

高雄市立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

なかなかレトロ調の建物です｡

すぐそばの二二八和平公園｡

二二八和平公園 広場・公園

大勇路上の鹽埕埔駅の2番出口の前に座る猫

塩テイ埔駅 駅

とにかく バイク 多いです

大勇路を進んで行き…

大勇路 散歩・街歩き

14:50 駁二芸術特区にやって来ました！

ここは元々倉庫だった場所を改装してできたアートスポット｡

こちらは特区内にある古い倉庫を利用した誠品生活です｡

駁二芸術特区 博物館・美術館・ギャラリー

電車の壁画

廃線の跡

倉庫に佇む二人

やたらと足が長いロボット

チン獣?

壁画

高雄港の門

ムンクの叫び…？

日本では正月でもあまり見なくなった凧ですが､沢山凧揚げをしている人たちがいました｡

15:30 芸術特区を歩いていたらそのまま線路が沢山ある広場のようなところに出ました｡凧揚げはここでやっていました｡
駁二芸術特区と打狗鉄道故事館の間には､特に敷地の区切りはないようです｡

【CT259号機】日本統治下にあった時代に台湾総督府向けに納入されたC-55形の最終機で､戦後台湾鉄路管理局に引き継がれCT250形となる｡1938年三菱重工業製｡

◇D51 231号機(東京上野公園･静態保存)◇http://4travel.jp/travelogue/10990768
◆D51 858号機(東京飛鳥山公園･静態保存)◆http://4travel.jp/travelogue/11016696
◇C58 230号機(静岡沼津駅南口･煙室扉と動輪)◇http://4travel.jp/travelogue/11055768
◆C58 322号機(静岡三島楽寿園･静態保存)◆http://4travel.jp/travelogue/11063936
◇C58 363号機(埼玉秩父鉄道･現役活躍中)◇http://4travel.jp/travelogue/11006172
◆NUS 5号機(千葉千葉公園･静態保存)◆http://4travel.jp/travelogue/11092539

旧打狗駅故事館 (打狗鉄道故事館) 博物館・美術館・ギャラリー

ここは日本統治時代に貨物専用の高雄港駅で以前は打狗駅と言われていたそうです｡
昔のSLや電気機関車､客車なんかが青空展示されています｡

【L03】(左)1986年MA公司製 意外と新しい
【35BK32952】(右)1970年日本車両･日立製作所製(1988年台湾唐榮鐵工廠改造)

地元の人々にとっては､単なる凧揚げ広場みたいです｡

【35SP32426】(青い車輛)1966年川崎重工業製

昔の駅舎を利用した故事館の中には鉄道資料室なんかもあったり…

すぐの所にオレンジラインの終点･西子灣駅がありました｡

写真が100枚となってしまったので､次の旅行記
http://4travel.jp/travelogue/11107175
に続きます｡

西子湾駅 駅