2016/02/10 - 2016/02/15
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willyさん
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3日目、2月13日は土曜日。あしたは午後には帰途につくので、1日遊べるのは今日だけです。
とおもって朝ごはんにいくと、外はなんと雨。あらら〜。
それならば本日は博物館めぐりと行きましょう。
2月10日 成田 22:00 カタール航空807 4:30ドーハ
11日 ドーハ 6:50 ターキッシュエアラインズ783 10:50アタテュルク
宿泊:イスタンブール旧市街 レディ・ディアナ・ホテル(3泊)
2月14日 サビハギョクチェン 18:35 カタール航空244 23:45ドーハ
15日 ドーハ 1:15 カタール航空806 16:55成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- カタール航空 ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まずはたった3日の日課、ブルーモスクにご挨拶。
-
ブルーモスクを出て小さなバザールへ右手に折れるとモザイク博物館があります。
予想通り誰もいない。小さい館内ですが、展示はとても良いものでゆっくり鑑賞。
東ローマ帝国の宮殿の床を飾っていたモザイクを丁寧に発掘、洗浄、復元したものです。
いやはや、ギリシアからローマへと発展した文明のなんと高度に成熟していたことかと、こんなところで驚きます。わんこの体のグラデーションといい、こまやかな表情といい。。。 -
これはおさるが背中に鷹をしょって、デーツの実でも取ろうとしているかと思ったら、葉に隠れている鳥を捕獲しようとしているところだと。
なんだか、おさるの腰つきが妙にセクシーで。。。 -
次はこれも昨日前までいった絨毯博物館。イランでいけなかったからぜひにと思い。
初日に連れていかれた絨毯やさんでも思ったのですが、やはり絨毯はペルシャに軍配かな。
博物館には一番古くて12世紀のウールの、単純なデザインによるモスクに敷かれたものが少ししかなく、これはちょっとがっかりでした。
とはいえ、あれだけボロボロになったものを保存していたというのはよかったというかえらいというか。使えない大きな邪魔者をよくぞ捨てずに、と思います。
絨毯やさんで見せてもらったアンティークのものは素晴らしかった。 -
お昼になったので、またサバサンドをたべに。
今日もガラタ橋たもとの広場は大勢の人でにぎわっています。
ここからボスポラスクルーズもでています。
タンタンの冒険でもでてきたこの広場を見るのも楽しみでした。 -
おなかを満たしたらエジプシャンバザールをぶらついてみました。
ものすごい人込みで、満員電車並み。そこをバギーが通ったり荷車が通ったり、大変なさわぎです。土地の人が長蛇の列を作っているコーヒーやさんに私も並んで、後ろのおじさんに手伝ってもらって名高きトルココーヒーを買ってみました。
これはチーズ。 -
そして、これははずせないロクム、ターキッシュデライト。
エドマンドがナルニアの白い魔女にだまくらかされて目がくらむお菓子。
バザールでは種類によって1キロ8TL〜12TLだったのですが、全種類取り交ぜて1キロ10TLで詰めてもらえました。重かった。 -
こんなところにアスラン様が
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ふくよかフェチの御用達でしょうか
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午後はじっくり白眉の考古学博物館へ。素晴らしい博物館です。非常におすすめです。が、改修中でかなりの部分がクローズで残念。なかでも目玉のアレクサンダーの石棺が見られなかったのは痛恨の極み。画像は大王の頭部。
この日、けちって音声ガイドを借りなかったのも後悔しました。
次の最終日、グランドバザールにいくつもりが日曜は休みと知らず(やはり予習はひつよう〜〜〜;;)。
おかげで余った時間でもう一度ここを訪れ、今度はガイドを借りて再度じっくりと感じたり考えたりできて大変よかったです。
併設のショップでみた繊細なトルコ石のブレスレットもほしかったけど諦めたのですが、それも2回目ではご縁ありと思い切って購入というおまけがつきました。 -
見たい博物館はほかにもありますが、カーリエ博物館は距離もあり、次回に回すことにしました。日曜には旋廻舞踊が見られるというガラタメブラーナ博物館は近くまでいったようでしたが見つけられず、しかも土曜日だったのでこれも次回の課題。
こちらはトルコイスラム美術館。改装して綺麗になったばかりのようです。受付の女性二人がかなりの剣幕でケンカしていたのがびっくり。
展示は多くはありませんが、ゆっくりと素晴らしい展示がみられる立地のよい博物館です。
画像は美しく描かれたコーラン。 -
世界初のイスラム文書であるダマスカス文書もありました。
-
最後に番外、動物編。
とにかくねこだらけ。猫好きにはうれしい悲鳴です。
どこにでもカリカリがおいてあって、猫たちはどの子も落ち着いて病気もなく綺麗でした。
でも、街中だけでなく、世界遺産であるブルーモスクやアヤソフィアでもネコのおしっこ臭で満ちていて、トルコの人はおおらかだなぁと感心しました。 -
わんこもあちこちでのんびり寝そべっています。しかも大型犬ばっかり。
犬が怖いひとにはちょっと辛いかも。 -
イズニックタイルに映えるではないか、黒猫くん。
-
番外編その2、お菓子。
大きくておいしそうで、見ているだけでよだれ。 -
ついに魅力にまけてお持ち帰り。
でもとにかく大きくて、2日かかってやっと食べきり。
回りのピンクは紙だとおもうでしょ?
チョコなんです♪ -
ガラスにはいったムース類もあまりに魅力的で、こちらもつい・・。
食べ終わったガラス器は綺麗にあらって、記念にと荷物にいれたのですが、
預けてしまったばかりに帰ってみたらこなごなになっていました。嗚呼。 -
スルタンアフメト駅近くの超繁華街の店先で。
-
番外編その3は植物編。
エジプシャンバザールのイエニモスク側広場はエクステリア、ガーデニングエリアのようでした。
珍しい球根や種、見たことのある苗・・・、興味がつきません。 -
そしてチューリップ。芽吹いたばかりです。
どんな花がさくんだろう。
溢れるほどに咲くんだなぁ、見たいなぁと来る春を思いながら
3泊4日のイスタンブールにさようならしました。
帰りはアジア側のサビハ・ギョクチェン空港から。
あらかじめ混載シャトルを予約していましたが、客は私だけだったようで、専用車状態でした。渋滞を心配しましたが、橋を渡ってしばらくだけで、トータル1時間半ほどで無事到着しました。
ドーハの乗り換え時、セキュリティが長蛇の列で驚きましたが、無事機上の人となりました。突然思い立った気楽な、でも思いの詰まった良い旅になりました。
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この旅行記へのコメント (8)
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- ひなこさん 2024/02/09 22:18:57
- ナルニア国物語
- willyさん、
ナルニア国物語、私も好きでした、読み始めたのが高校生の頃と遅かったのですが。アスラン様、ですね。
イスタンブール、モスクは美しく、食べ物はおいしそうで、タイルや絨毯も。ホテルの朝食レストランの絶景、一つ一つどれもこれも興味深いです。トルコイスラム美術館の美しく描かれたコーランに惹かれました、いいですねー。
青いタイル、懐かしいような?と思ったら、タイル屋さんで購入したという大きな絵皿が、ずっと壁にかけてありました。丸めて肩に抱えて帰ったという小さな絨毯、何十年経つうちに埃だらけになり、丸めて屋根裏にしまってしまいかわいそうなことしちゃったなあと思ったり、、、willyさんの旅行記のおかげで我が家は盛り上がりました、ありがとうございます。(自分のことばかりですみません。)
何度もお世話になったカタール航空も懐かしいです。あの頃は、格安航空券がぼちぼちっとありましたよね。
今年はどこにお出かけになるのでしょうか、拝見するのがとても楽しみです。
森のお話、ありがとうございました!原因は人間なのが哀しいです。
ひなこ
- willyさん からの返信 2024/02/10 15:07:31
- Re: ナルニア国物語
- ひなこさん
コメントありがとうございます。
高校生でも早いのでは?私は大人になってからです^^;
子供向けの物語は、子供の時はそれなりの刺激や夢を与えてくれるでしょうが、大人になって読んだ方が作者の意図やその含蓄は味わえるんだと思います。高校生という多感な時期に読むのもまたインパクトが大きそうですね。
子供で読んだ息子はナルニアは好きでないと言いますし、面白いものです。
そしてやはり本物のバックパッカーでいらっしゃるご主人が担いでこられた絨毯がおありなのですね、タイルも。すごいです、尊敬します。イスラム教の街はいくつかきましたが、タイルは総合してイスタンブールが1番美しいと思います。
カタール航空、このころは本当に良かったですね。ヨーロッパまで往復5万でありましたよね。今では夢のようです。
そして明日からベトナムに鳥を見に弾丸で行ってきます!
willy
- ひなこさん からの返信 2024/02/10 16:35:05
- 楽しみです
- willyさん、
ベトナムに鳥を見にいらっしゃるのですね。
お天気に恵まれてたくさんの鳥さん達に出会って楽しい旅になりますね、きっと(*^^)v
ひなこ
-
- スーポンドイツさん 2020/04/21 15:08:04
- ロクム
- willyさま
スーポン2号がBSの「オスマントルコ外伝」にはまっています。ロクムを見て「これに毒が入っているんだよ~」って。
トルコは新しい空港が出来て旧市街から遠くなりました。乗り継ぎ時間が長い場合、無料の市内観光があります。この春その予定だったのですが・・。5月に関空から就航するはずだった直行便もお預け。
今度は是非ブルー―モスクの近くに宿を取り、イスタンブールだけ満喫したいです。
モザイクはチュニジアと似ています。
サバサンド、レモンが沁みて・・これはきついわ!
すーぽん
- willyさん からの返信 2020/04/21 15:54:12
- RE: ロクム
- すーぽんさま
ご訪問ありがとうござます。わたいのほうはやっとウズベキスタンにたどり着いたところです♪
さて、ロクム、毒が??存じませんでした。ナルニア国物語でエドマンドが白い魔女にたぶらかされるターキッシュデライトだったり、いろいろといわくのある食べ物ですね。それだけ貴重な有名なものだったんでしょうか
実は昨年11月、またまたイスタンブール2泊という弾丸を決行したので、空港が遠くなってさらに連絡が悪いのも経験しました。すごく不便になりましたよね。
そして無料のツアーってドーハですよね?その市内観光、有料になっています。
簡単なメモ程度ここにまとめました。
http://umiyamiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-0c608a.html
この時はみそこなったセマーをどうしても見るためだけに行ったのに、見られず、どこもかしこも改装で全く見られず、何のために時間とお金をかけていったのか、ほんとうにがっくりしすぎて記事にする気にもならない旅行となりました。
スパイスバザールも綺麗になっちゃったし、サバサンドも今一度!とおもったのですが橋の下の薄暗いところにいってしまって、とにかく何もかも残念でした。。。
willy
- スーポンドイツさん からの返信 2020/04/21 16:30:34
- RE: RE: ロクム
- willyさま
こわ〜い内容ですので私は見ていません。ロクムは大好きなのですが。
イスタンブール2泊という弾丸ツアー、さすが!そんな行動力に憧れます。
Touristanbulという無料の市内観光は、ターキッシュエアラインズの国際線航空券を持ち、6〜24時間の滞在時間がある国際線乗り継ぎ客に限ります。言葉足らずですみません。
バザールは雑然としたところが魅力なのに、なんだか残念な状況になっているようですね。
メモ程度?いえいえ、それにしてもぴったりのお名前です。
イラン入国の時パスポートではなく適当な白紙にスタンプを押してもらえば、米国上陸時も心配せずに済むという話を聞いたことがありますが、本当かな〜?
すーぽん
- willyさん からの返信 2020/04/22 13:20:15
- RE: RE: RE: ロクム
- 怖い内容?!興味しんしんです。でもBSは地上波のある局しか見られない・・。
そして失礼しました。ターキッシュもそんなサービスをしてるんですね〜。
スパイス(エジプシャン)バザールはアメ横ビルみたいにきれ〜になってました。あのひしめく混沌がよかったのにね。この旅は、初トルコの友人にいろいろ見せてあげたかったのにことごとく裏切られました。
別紙にスタンプはイスラエルでよく聞きますが、世の中電子制御になっているから、調べればいくらでも入国履歴はわかるらしいです。こればかりは到着地のイミグレで回れ右なんて絶対嫌なので慎重の上にも慎重にと思いました〜。
willy
- スーポンドイツさん からの返信 2020/04/22 20:34:59
- RE: RE: RE: RE: ロクム
- > 怖い内容?!
題名は「オスマン帝国外伝」(BS日テレ)でした。裏切り、暗殺があの美しいハーレムで次々と起こります。私はネットでネタバレだけ見てパス。
> 別紙にスタンプはイスラエルでよく聞きますが、世の中電子制御になっているから、調べればいくらでも入国履歴はわかるらしいです。
失礼しました。イスラエルの話です。そうですね、ちょっと検索すればバレバレ。古い頭の中はまだ紙の世界でした。
中国のように進んで個人情報が筒抜けになるというのも怖いものです。
イスタンブール旅行はあらま、ビンゴ!ビンゴ!お疲れ様でした。
人出の多い時期は避けたいですが、オフシーズンに修復とは残念です。京都なら冬の旅と銘打って非公開文化財の特別公開もあったりするのですが。
空港もオープンし、遺跡も修復していよいよ観光シーズン到来という時にこのコロナ禍、どこも大変ですね。
すーぽん
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