2015/12/26 - 2016/01/02
1247位(同エリア3770件中)
ユカリンさん
フィレンツェの街に溶け込んだ永遠のランドマーク 大聖堂。白と緑とアクセントにピンクの大理石も使われ幾何学模様がとても美しい。
ローマのボルゲーゼ美術館から始まり、バチカン美術館、パラティーナ美術館、ウフィツィ美術館、アカデミア国立博物館・・・などなど
そのほか気になる教会もくまなく歩き巡りました。
クリスマスイルミネーションで賑わうローマ、フィレンツェで芸術三昧の1週間。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
12月26日夜0:30に羽田を飛び立ち、パリ経由でローマフィウミチーノ空港に到着したのが同日朝9時。長い空の旅ですが、機内食も美味しく、映画も楽しんで快適。
リスボンから到着する家族を待つ間この自販機でカプチーノを買ってホッと一息。
左側がスケルトンになっていて製造工程が見えて面白い。 -
空港からテルミ二駅行きの電車の切符を買おうとしたら、「今からテルミ二駅行きの乗り合いタクシーが出発するから乗って行きな〜!」という感じで、元気な明るいお兄さんに案内され、宿泊先のホテルGiobertiまで約40分。途中コロッセオも見えて気分は盛り上がり、快適なドライブとなりました。(料金は切符代と同じ)
ホテルに荷物を預け、スペイン広場を目指して地下鉄でSpagna駅まで。いたるところで馬車を見かけました。この歩きにくい石畳でも馬車なら平気? -
スペイン広場の階段は修復工事中でも観光客でいっぱい。
トリニタ・デイ・モンティ教会まで登ってみる。 -
やっぱりここでジェラートを食べないとね!!
ポカポカ陽気でとけだしそう。 -
スペイン広場から15時に予約をしておいたボルゲーゼ美術館を目指して歩く。
背の高い松がいっぱいの広大なボルゲーゼ公園を気持ちよく散歩。 -
≪芸術鑑賞その1 ボルゲーゼ美術館≫
完全予約制なのでゆったり鑑賞。 -
ベルニーニ『プロセルビーナの略奪』
本物は迫力あるわ〜 -
ベルニーニ『アポロンとダフネ』
ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた・・
うーん納得 -
ボルゲーゼ美術館からポポロ広場へ向かって歩く。
いつの間にかピンチョの丘にたどり着いていたらしい。
ポポロ広場にそびえ立つオベリスクと遠くにはバチカンのクーポラも見える。 -
12月27日 7:00
やっぱりローマの朝食はあまーいデニッシュ。ちょっと塩味のききすぎたスクランブルエッグも美味しくいただいて、今日はコロッセオへ出発! -
まだ外はうす暗い。
歩いて20分程でコロッセオが見えてきた。
日がのぼりはじめ、だんだん明るくなってきた。 -
コンスタンティヌスの凱旋門。パリのエトワール凱旋門のモデルとなったもの。
-
今日も晴天です。さあどこへ向かいましょう?
気ままな一日となりそう。 -
コロッセオから朝日を背に、フォリ・インぺリアリ通りを散策。
ローマの歩道に伸びた自分の影がとても長い。
南にカエサルのフォロが見えてきました。
三本の円柱はカエサル一族の守護神ヴィ−ナスのための神殿跡。 -
カエサルさんあちこちに立ってます。
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真っすぐ進むと、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂にたどり着いた。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
ローマで最初に建設されたシンプルな外観の教会。
異端審問を受けたガリレオ・ガリレイが裁判で有罪になった後、自らの地動説を否定することを誓約させられた場所。 -
ラファエロが眠るパンテオン。
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ナボーナ広場 四大河の噴水
ダンブラウン「天使と悪魔」のここでのシーンを思い出します。 -
ネプチューンの噴水
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サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会
ミサが終わるのを待ってカラヴァッジョの「聖マタイの召命」「聖マタイと天使」「聖マタイの殉教」を鑑賞。 -
今日もこの時点でかなり歩いてます。
テベレ川を眺めながら一息つく。この後まだまだ歩きます。
朝通りすがったドーリア・パンフィーリ宮殿(美術館)が気になって、行ってみることに。 -
トレビの泉でコインを投げ、おみやげのオリーブオイルと赤い名刺入れを買った後、テルミ二駅まで戻り、海鮮リゾットを食べてしばし休憩。
次はサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会へ。
ベルニーニ作『聖テレジアの法悦』を鑑賞後、さらにローマ国立博物館で古代の彫刻、壁画、モザイクなどを見て回る。 -
ライトアップされたトレビの泉。
昼間見た感じとまた違って幻想的な雰囲気。
2日目もかなり欲張ってローマを満喫。 -
12月27日 ≪芸術鑑賞その2 バチカン美術館≫
Ottaviano駅から歩いて5分位。行列ができていましたが、9時からの事前予約を入れていたので、優先で入ることができました。プリントアウトしたバウチャーを渡すと「アテネの学堂」のプラトンとアリストテレスが印刷されたチケットがもらえます。まずはピーニャの中庭へ。 -
いきなり 「ラオコーン」像
「八角形の中庭」の一角にあります。
オーディオガイドによると、
ラオコーンは槍を投げつけることによってトロイの木馬がギリシャ軍の計略であることを暴露しようとしたが、女神アテナによって遣わされた海蛇に襲われて彼の2人の息子と共に殺された・・・こんな物語だったのですね。 -
「アテネの学堂」
ラファエロの間の中で最も有名な「署名の間」にあります。
最後にシスティーナ礼拝堂「最後の審判」もゆっくり鑑賞。礼拝堂内部は撮影禁止で、時々“お静かに・・”とアナウンスが流れる。 -
バチカン美術館から一旦外へ出てしまったので、サンピエトロ大聖堂へ入るのにまた荷物検査で並ぶことに・・・
-
ミケランジェロ作「ピエタ像」
大理石とは思えないやわらかなドレープ -
ローマを後に、フィレンツェまで高速列車で1時間半。
テルミ二駅構内の電光掲示板でホーム番号が表示されるのを待ちます。
チケットは事前予約で割安でしたが、時間の変更はできません。 -
12月29日
Buongiorno!
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅近くのホテルGlobusの食堂のおじさんが、毎朝明るく声をかけて、美味しいコーヒーを入れてくれました。
食器をガチャガチャ音をたてて洗うのが滑稽だったけど・・・ -
まずは大聖堂で記念撮影の後、アルノ川に沿ってベッキオ橋へと歩きます。
ちょっと遠回りしたけど、水彩画のような風景が見れました。 -
≪芸術鑑賞その3 パラティーナ美術館≫
ここでフィレンツェカードを購入。72ユーロですが、ほかの美術館・教会にも優先で入れ便利。3日間で約10ヶ所このパスで周ることができて、とてもお得でした。 -
フィリポ・リッピ「聖母子と聖アンナの生涯」
-
ラファエロ「小椅子の聖母」
「大公の聖母」は残念ながら貸出中。 -
ベッキオ橋近くのマーブル紙の専門店 IL PAPIRO で青いマーブル柄の素敵なペン皿を見つけた。
遅いお昼はシニョーリーア広場の一角にあるこのレストランで。
ホットワインとマルゲリータで疲れもとれていい気分。 -
サンタ・クローチェ聖堂
ミケランジェロ、ガリレオ、ロッシー二・・・著名人の埋葬場所。
前が広場になっていて、この美しいファサードをゆっくり眺めることができる。 -
大礼拝堂に描かれた「聖十字架物語」
イタリアでも最大級の14世紀末のフレスコ壁画。 -
夜はSt.Mark Churchでオペラカルメン鑑賞。
間近でアットホームなオペラを楽しむ。
ピアノ伴奏がとても気持ちよく、夢心地・・・ユニークな司会のおじさんが印象的だったなあ。 -
月夜のベッキオ橋
-
12月30日≪芸術鑑賞その4 ウフィツィ美術館≫
ここは1日かけてゆっくり回る予定。体力勝負!
朝早くからフィレンツェカード専用レーンに並びます。 -
ボッティチェリ『 ビーナスの誕生』
本物は淡い色彩です。 -
ダ・ヴィンチ 『受胎告知』
これがはたちの無名だった頃に描いたデビュー作だなんて驚きです。
朝一番で、ソファーに座って貸し切り状態。なんと贅沢な!
右下から仰ぎ見るのを前提に描かれているそう。
上野で見たのが2007年の3月。月日の経つのは早い・・・ -
ドームの内側一面に描かれたフレスコ画。 ヴァザーリらが手がけた最後の審判。
夕方、大聖堂のクーポラに登ってみることに・・・
フィレンツェカードを持っていれば優先して登ることができますが、礼拝堂正面のチケットオフィスでカードを提示して、専用チケットを受け取る必要があります。
500近い螺旋階段を登って、クーポラーの頂上へ。狭くて勾配の強い階段なので、ちょっと覚悟が必要です。小さな子どもに負けないよう一生懸命登りました。このドームは二重構造になっていて、外側と内側の隙間が屋上のテラスへと向かう通路となっています。大変だったけど、高いテラスから見渡すフィレンツェの夜景にも大満足。 -
ホテルから近い中央市場でビーフたっぷりシチューの夕食。
1Fはワインやオリーブオイル、生鮮食料品のマーケットでおみやげが揃います。乾燥ポルチーニもありました。2Fはフードコートになって料理の種類も豊富で、夜遅くまで楽しくにぎやか。 -
12月31日 いよいよ最終日。
まずは、サン・マルコ美術館
かつての修道院を改装した美術館です。 -
フラ・アンジェリコの『受胎告知』は、僧坊への階段を登った突き当たりの壁に描かれていました。
フラ・アンジェリコとは「天使のような修道士」という意味です。 -
≪芸術鑑賞その5 アカデミア国立博物館≫
シニョーリア広場にもありますが、
これが本物のミケランジェロ作『ダビデ像』 -
ベッキオ宮 五百人広間
椅子がたくさん並べてあったので、座ってゆっくり壁画を鑑賞 -
ガリレオ博物館
ガリレオ・ガリレイ自身が考案し、製作した器具が所蔵されています。 -
駅前のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。
駅側から見ると違う建物に見えますが、反対側の幾何学的な白いファサードが美しく、中庭もあって広々とした空間です。
ステンドグラスが素晴らしい! -
夜はフィレンツェに数年前にできた新オペラ座へ。
2015年大晦日の第九をこんな場所で聴けるなんて・・しあわせ。 -
ベッキオ宮殿前のシニョリー広場でオーケストラの生演奏を聴きながらカウントダウンの瞬間を待ちます。
・・Cinque Quattro Tre Due Uno ハッピーニューイアー!!
広場は大勢の人で埋め尽くされ、花火も上がります。 -
2016年1月1日 新しい一年の始まりです。
朝日に映えるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の塔も見納め。
朝もやに佇む大聖堂ともお別れです。
さよならフィレンツェ!
バスで空港へ向かいます。
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