2014/09/05 - 2014/09/12
8位(同エリア94件中)
0014さん
★2014/09/05(Day1) NRT-PEK 北京の旅行社Koryo Toursでブリーフィング
★2014/09/06(Day2) PEK-FNJ 万寿台大記念碑
☆2014/09/07(Day3) 錦繍山太陽宮殿 大城山革命烈士陵 金日成広場 開城へ移動
☆2014/09/08(Day4) 開城観光 板門店 平壌に移動 主体思想塔
☆2014/09/09(Day5) 建国記念日! 地下鉄乗車 凱旋門 祖国解放戦争勝利記念館
金日成広場付近を散歩 サーカス他鑑賞 遊園地
☆2014/09/10(Day6) 鉄道博物館 人民大学習堂 トロリーバス乗車
☆2014/09/11(Day7) 51/K28列車で平壌から北京へ
☆2014/09/12(Day8) 北京着、解散 北京鉄道博物館 PEK-NRT
NRT-PEK JL863 1045-1350 B737
PEK-FNJ JS222 1330-1600 Tu204
PEK-NRT JL864 1520-1955 B737
旅行社:Koryo Tours http://www.koryogroup.com/index.php
ツアー名:National Day Short Tour 2014
ツアー中の言語:英語
ツアー料金:EUR1,550.00
現地での主な使用通貨:CNY
その他広く使用可能な通貨:USD EUR (JPYも使えるが、CNY USD EURを用意した方が無難)
参考:今回の旅に掛かった金額
EUR+22.00 + JPY303,498 = ツアー代(JPY213.932+EUR22.00)+NRT/PEK航空券JPY52,720+北京宿泊JPY6,831+CNYキャッシングJPY30,015
(ツアー代のEUR22.00は、ツアー代振込時のレート変動による差額調整の為に旅行社で現地払いしたもの)
写真は別の場所にも投稿している場合あり
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 航空会社
- JAL 高麗航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
「近くて遠い国」なんて言われる北朝鮮。
実際、北朝鮮に行くハードルは高い。
しかし、実は主な障害は時間的、金銭的な面である。
北朝鮮に行くにはツアーに参加するしかないのだが、これがまぁ高い。
週末にふらっと数万円で韓国に行けてしまうのに対し、北朝鮮にいくならビザの申請の為に数か月前から旅行社とコンタクトを取らなければならないし、ツアー中にはガイドが2人付く上、北朝鮮で最高級のホテルに泊まらせられるので高くつく。
「北朝鮮に行ってきたよ」というと、だいたい半分くらいの友人が「北朝鮮って行けるんだ」と返してくる。
実は行く気さえあれば結構簡単に行ける。
国籍や職業によっては確かに北朝鮮への入国は許可されないが、ほとんどの一般的日本人は行くことができる。
このへんの規制はいろんなサイトにすでに記載されていたり、旅行者のホームページに注意事項としてきちんと警告されているので、ここでは省く。
写真は北京三里頓の裏路地 -
今回利用したのはKoryo Toursという北京にあるヨーロッパ系の会社。
北朝鮮に行くには朝鮮国際旅行社に許可されたいくつかの旅行会社を通してツアーを予約する必要がある。
日本には中外旅行社というのがあるが、ここは高そうだ。
旅行者が日本語しか喋れない場合は中外旅行社一択になる。
もし英語ができるなら、海外ベースの旅行社が安くて良い。
Koryo Toursは評判も良く、何よりホームページに提示されている情報が充実している。(中外旅行社はいちいち問い合わせなければいけない)
英語ツアーに参加するメリットはいくつかあり、一つは面倒くさい「朝鮮」の呼称問題を無視できるという点。
日本ではあまり朝鮮という言葉にいい意味を持てないが、北朝鮮では朝鮮を良しとする。また、韓国を韓国と呼ばず、南朝鮮と呼ぶ。韓国は朝鮮を良しとせず、北朝鮮を北韓と呼ぶ。あほらしく、めんどくさい。
でも、英語なら全部Koreaの一言で済む。
今回このKoryo Tourに参加して感じたことが一つある。
それは、参加するにはある程度の頭が要るということだ。
ツアーメイトには、なかなか良い(この表現が正しいかはわからないが)職業に就いている人が多かった。
教師、研究者、地方政府関係者、医師等。これらとは別に旅マニア(自分を含む)もいるが。
彼らは好奇心が非常に旺盛で、旅行中に様々な会話や、時には議論をする。そして旅行中、朝鮮人ガイドは「日本はこんなにも悪であり、朝鮮人はこんなに勇敢に立ち向かい日本を打ち砕いた」と何度も言うので、ツアーメイトの好奇心が日本人に向けられることが多い。
そういった時、彼らの好奇心を見たすのはツアーメイトの中でも数が少ない日本人の役割である。
今回は、日本人は自分一人だった。
「なぜ朝鮮人はこんなにも日本を敵視しているのか?」
「日本が朝鮮にしたことは、世界的に見ても特別残忍なことでもないのに?」
「政治的に解決してこなかったのはなぜ?」
等々。
テレビを見てそこに出てたコメンテーターの言葉をまねしただけじゃ、頭の良い彼らはすぐにおかしな点に気づき、少しも満足しないだろう。
久々に頭を使うのはとても楽しかった。
北京で明日の北朝鮮入国を前にドキドキしながら夕食 -
Koryo Toursでは北朝鮮入国の前日に、北京にあるオフィスでブリーフィングを行う。
旅の概要や注意事項がここで伝えられる。
注意事項の詳細はやっぱりいろんなサイトにすでにあるのでここでは書かない。
これからこの旅行記に投稿する写真に、ここで伝えられた注意事項を破ったものがいくつかある。意図的に破ったものも、うっかり破ったものもあるが、真似する場合は自己責任で。
たとえば、「200mm以上のレンズの持ち込み不可」「像を撮るときは必ず全体を写し、一部にクローズアップしてはいけない」「建設中の建物は撮影不可」など。
Koryo Toursのオフィスで平壌メトロのTシャツを買い、興奮。 -
Koryo Toursオフィス(三里頓)付近にとまる
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窓無しの部屋
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翌朝、オフィス近くの駐車場に集合し、バスで北京首都国際空港まで向かう。バスの中では北朝鮮のビザなどが配られる。
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ビザ裏。
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中身はこんなかんじ。すべて朝鮮語で記載されている。
自分は朝鮮語は読めず、どこからどこまでが個人情報かわからないので、とりあえずいろいろ消してます。 -
搭乗するのはJS222便。この日は北京から2便平壌行きがでるようだ。
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PEKでのハンドリングはCAが行っているので、搭乗券はCA仕様。
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高麗航空(JS)のTu204が着いた
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搭乗。
ビジネスクラス。 -
自分が乗るのはもちろんエコノミー。
Tu204はJSの最新鋭機で、機内はB737を長くしたような印象。
シートピッチは少し狭い。 -
機内では入国カードが配られるのでこれを記入していく。
Koryo Toursにもらった旅のしおり的なものに記載方法があるので、これを参照しながら。 -
裏。
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税関・検疫申告書
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現金や貴重品を申告しなければいけないが、ウズベキスタンで経験済みの為、抵抗はない。
裏 -
機内食。ハンバーガーと、よくわからない甘い色つきの炭酸水。
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なかみ
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よくいろんな旅行記で「しょぼい」と言われているJSのハンバーガーだが、具の貧相さよりも、量の少なさの方が個人的には深刻である。
当たり前に普通の量の機内食が供されるものだと思っていたから、全然足りない。
北京で食べてくれば良かった・・・ -
平壌順安空港(FNJ)に着陸。
滑走路脇には、古い機体が放置(駐機しているだけ?)されている。
エストニアやベトナムでも見た風景。 -
いくつかは飛ぶようだが・・・
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降機。
北朝鮮のコンクリートを踏みしめる。 -
建設中のFNJ新ターミナル。
すでに完成しているようで、今後はこのターミナルに到着し、搭乗橋で外に出ることなく直接ターミナルと機内がつながるようになる。
上の写真はもう撮れない可能性が高い・・・ -
北朝鮮の出入国スタンプは、パスポートではなくビザに押される。
ビザは出国時に回収されてしまうので、北朝鮮入国を証明する書類は、今回の搭乗券くらいしかない
(帰路は鉄道利用だが、切符はもらえない) -
当時のターミナルをでたところ。
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到着後朝鮮国際旅行社のバスに載せられる。
Koryo Toursのツアコン一人と、
国際旅行社の運転手一人、
ガイドは通常二人のところ、研修の為三人
ツアー参加者十九人。
バスのマイクはなぜかエコーがかかっていて笑える。
まずバスが向かったのは、万寿台大記念碑。
一番「北朝鮮に来た!」と思える場所だ。 -
隣接する公園から、人民大学習堂を望む
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こどもたち。
-
Koryo Toursに参加して良かったことの一つ。
ツアーメイトは殆ど欧米系で、ザ・外人の集団である為、我々が朝鮮人に興味を示すように、朝鮮人も我々御一行に興味を示す。
だからこんな写真が簡単に撮れる。
自分一人だったり、日本人ツアーに参加したりしていたら、
きっとそこら辺の朝鮮人民に溶け込んでしまい、子供たちのこんなにテンションの上がった姿は見られなかっただろう。 -
鑑賞
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日が暮れた直後、所謂マジックタイムに連れてくるあたり、憎いと思う。
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良い感じの像が両脇に立っている。
説明を受けたが、なんの像だったかは忘れた。 -
像
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千里馬像と、道を見下ろす。
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千里馬像。
何故か知らないが、これ以上は近づかなかった。 -
実は撮ってはいけない写真の例
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社会主義という非日常感に興奮する。
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良い感じに暗くなってきた。
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北朝鮮は金一家を良く見せる才能はあるらしく、
今回の旅行を通して金一家を尊敬しそうにさえなった。 -
このツアーの平壌での宿泊先は羊角島国際ホテル。
北朝鮮にある最高級ホテルの一つ。
他の旅行記では監獄と評されることもある。
平壌を流れる川の中州に立ち、中州から出る為の橋は1本しかないので、事実上この島からこっそり出ることはできないのだ。 -
国の最高級ホテルとしてはしょぼいが、
「北朝鮮って意外と豊かなのかな?」と旅行者に錯覚させるには十分な施設。 -
部屋。
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