2012/11/03 - 2012/11/03
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Poppyさん
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【“観音さん”の次は“お薬師さん”、母と巡る西国薬師四十九霊場打ち始め】
西国+坂東+秩父の「日本百観音」の巡拝が終わって約1年。
今年は、春から四国八十八ヵ所の2巡目と四国別格二十霊場を一緒に順打ちしているが、年内に結願出来そうだと判明するやいなや、先月からは次なる目標として関東八十八ヵ所の巡拝をスタートさせた。
当然のことながら、何かと準備が忙しい。なのに、こういう時に限って更に忙しくなる材料を用意したくなるのだから困ったものだ(笑)。
四国にしても関東にしても、年々益々身体の不具合が進化しつつある(汗)母には、遠い地となってしまい同行出来ない。西国観音のように無理の無い範囲で母も同行出来る霊場は無いだろうかと探すうち、母と私にピッタリだからいらっしゃいと手招きして下さった(笑)のが、“お薬師さん”こと薬師如来の霊場。
薬師如来、またの名を薬師瑠璃光如来と言い、病気を治すご利益で知られる仏様。母も私も何かと医療のお世話にはなっている身で、何の不具合も無い状態に治して頂くのは無理なお願いとしても、症状が軽くて済む・早く治る・寝込まない・相性の良い医者と巡り会える、それに“お薬師さん”に会いに行けるだけの体力を保てたら、それが十分なご利益だろう。
霊場は、近畿2府4県に三重県を加えたエリアに49の札所で構成されていて、マイカーで十分に日帰りが出来る。我が家から離れたエリアは、季節を見計らい・母の体調を伺いつつ、1泊2日ののんびりドライブ旅にするのも良いだろう。西国観音で訪れた札所や、ン十年前に観光して以来の訪問となる寺院も含まれていて、最初のうちは無理だと言っていた母も段々乗り気になってきた。
打ち始めは第1番、結願は第49番の札所と決めた。それ以外は順不同でゆっくりと巡ることにしよう。寒さで外出を躊躇うようになる前に、とりあえずスタートは切っちゃいましょう。
【メンバー】
母と二人。
【ルート】
11/3 自宅−<京奈和自動車道>−木津IC
−<R24他>−薬師寺
(以上の旅行記⇒本編)
−<R24・県道104・R369>−般若寺
−<県道754・京奈和自動車道>−自宅
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11085057)
【表紙の写真】
西国薬師第1番札所・薬師寺の南門入口と西塔。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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-
■11:58 薬師寺の駐車場に到着
自宅周辺で所用を済ませてから、第1番札所がある奈良県へ向かう。
第1番札所は薬師寺。
まだ学生の頃、遠足か社会科見学で学校から訪れた記憶があるし、それ以外にもぶらりと立ち寄ったことがあるが、私も母もン十年ぶりの訪問だ。
祝日の土曜日、しかも出掛けやすい気候で人出の多さを心配していたが、駐車場には十分な空きがあってホッとした。 -
■参道へ
少々長い距離を歩く場合は、杖より手押し車の方が安心・安全になってきた。
そうしてでも歩かなくちゃ、筋肉がどんどん衰えるからねぇ(汗)。
山寺は無理でも、薬師寺のように平坦な札所だけでも一緒に行って、筋力を保つ巡拝にしましょう。 -
■参道
薬師寺へは電車でしか来たことが無いので、駐車場からの参道を歩くのは私も初めて。
石畳の参道を進むと、進路の右側には・・・。 -
■休ヶ丘八幡宮
薬師寺を守る八幡様や・・・。 -
■孫太郎稲荷神社
お稲荷さんもいらっしゃる。 -
■近鉄橿原線
参道の左側には、西大寺駅と大和八木駅や橿原神宮前駅を南北に結ぶ近鉄橿原線が通っている。
ここ薬師寺と、北側に位置する唐招提寺は、橿原線の電車内からも見えるのだ。 -
■紅葉
緑の中に1本だけ色付いているというのも、目を引くものですねぇ。 -
■南門
参道の突き当たりに、門や塔といった伽藍が見える。 -
■南受付
南門の左(西)側に入口があり、薬師霊場の第一番との表示も掛かっている。
またまた新たな霊場巡拝のスタートですぅ(笑)。
まずは受付へ向かいましょう。 -
■拝観受付
観音霊場と同じく、薬師霊場は拝観料が必要な札所が多い。
この薬師寺でも、“お薬師さん”に参拝して納経するには「白鳳伽藍」に入る必要があるので、拝観料が必要になる。
「白鳳伽藍」の北側にある「玄奘三蔵院伽藍」も拝観することが出来るのだが、母同行の場合は疲れないよう必要最低限の行動範囲となるので、この先の札所でも“ついで拝観”があまりご紹介出来ないことをお許し願いたい。 -
■手水舎
受付脇の大きな手水鉢を過ぎると・・・。 -
■中門①
南門の丁度背後の位置、回廊の大きな開口部が中門だ。 -
■中門②
中門を守るのは、仁王様ではなく二天王像だそう。
平成に入ってから復元されたそうなので、多分“初めまして~”ですね(笑)。 -
■白鳳伽藍
中門をくぐると、広々とした境内なのに建っている堂宇が大型だからか、何だか圧倒されそう・・・。 -
■東塔
右側に位置する国宝の東塔は、修理のためすっぽりと覆われていた。 -
■西塔
対して、左側に位置する西塔。 -
■金堂
中央に位置するのが金堂で、薬師如来と日光菩薩・月光菩薩の薬師三尊が祀られているのはここ。
薬師霊場の参拝も、用意して来た写経を納め、仏前で読経すると決めている。
霊場のガイドブックや納め札は事前に入手出来たが、納経帳は納経所に専用の物があると聞いていたので、今はまだ持っていない。 -
■大講堂①
金堂の背後、北側に位置する大講堂に納経所があるそうで・・・。 -
■大講堂②
正面の石段を上がらなくても、少し遠回りにはなるけれどスロープで堂内に入ることが出来る。 -
■納経所
金堂・大講堂に限らず堂内での撮影が出来ないので、遠目にここだけでお許しを。 -
■納経帳
買い求めた専用納経帳はバインダー方式。
納経帳自体を持ち歩かなくても、各札所で「バインダー式のもの」と申し出て受け取り、帰ってから自分で綴じれば良いのだそう。
薄いクリアブックを用意しておけば、頂いて持ち帰るのに折りやシワの心配が無いし、拝観券やパンフレットも収められるので便利。
私の場合、先月から始めた関東八十八ヵ所もクリアブックが活躍しているので、時期的には丁度良かったかも(笑)。 -
■ご朱印
参拝日も書き込んで下さるご朱印。
これからはこの状態で頂いて来ることになるが、墨や印肉が乾き切っていない場合を考え、半紙の当て紙も用意しておくことにしよう。 -
■伽藍を出る
さぁ、残るは48カ寺だ(爆)。 -
■駐車場へ
ドングリがたくさん実っているのを見ながら駐車場へと戻り・・・。 -
■一休み
朝食をしっかり摂って来たせいか空腹感はあまり無いけれど、昼を過ぎているし、一休みしようと思い・・・。 -
■AMRIT
駐車場脇にあるAMRITという店に入ることにした。 -
■店内①
薬師寺の門前とあって、壁には羅漢さん。 -
■店内②
カフェスペースが有って・・・。 -
■店内③
奥のレストランスペースは、少々順番待ちの列が出来ていた。 -
■店内④
レストランとは反対の入口側には、売店やキャラリーがある。 -
■カフェ
飲み物とほんの少し甘いもので十分だと思い、カフェスペースでデザートセットを頂いた。
フルーツたっぷりのケーキは、甘過ぎなくて丁度良い。 -
■売店
入店時に通った売店で「わらびもち」が気になった。
夏にはよく見掛ける和のスイーツも、この時期にはちょっと珍しいかも。
母は、ケーキよりこれを味わいたいと言うので、土産用のものを1つ貰い、3分の1ほど皿に取り出して貰って味わってみたら、これが絶品!
その柔らかさと黄粉の香ばしさは、母も絶賛!!
で、薬師寺だけも随分と歩いたので、疲れたから家に帰ろうと言うかと思ったら、どうやら息を吹き返したらしい(笑)。 -
■14:30 薬師寺の駐車場を出発
「近くに、今の時期に行くと良いかもな札所があるんだけれど・・・」と言ってみたら、今の「わらびもち」で元気が湧いたので立ち寄っても大丈夫だと。
これ、既に“お薬師さん”のご利益でしょうか・・・(笑)。
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