上海蟹の醍醐味は？★蟹専門店で上海蟹の食べ方を真剣に勉強★

2015/11/15 - 2015/11/15

11月と言ったら、上海蟹が一番美味しい時期。中国ではあの有名な歴史小説「紅楼夢（こうろうむ）」の中にも記載されいているほど、上海蟹は昔から愛されていた。中国人にはもちろん、「上海蟹を食べないと上海に来たとは言えない」ほど世界各地の人々にも愛されている。★実は、この上海蟹については、美味しいだけではなく、様々な道具を使って無駄せずに紳士な食べ方が醍醐味ですよ★今回は、麗麗が上海蟹の専門家の友達と一緒に「成隆行蟹王府」の本店である「南京東路店」に来て、わざわざ上海蟹の食べ方について教えていただいた〜早速みなさんに共有しましょう★このお店は外灘（バンド）にも近いから、上海に観光で来た方も困らずにどんどん上海蟹を堪能してみたらいかがでしょうか？

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満

ステップ１：ハサミで蟹の足を切る。切った足は捨てないでください。

ステップ２：蟹を裏にして、下にあるふんどし（メスは裏側全体、オスは白い三角の部分）を外す。蟹を逆立てにして、三角の部分に手をひっかけて、甲羅と腹側に分ける。

ステップ３：甲羅の部分から食べ始める。ミソを吸いながら舐め食べる。気をつけるのは立体三角の白い部位、これは胃であるため、食べずに捨てる。

スペップ４：次は腹側を食べる。まずはハサミで足の余った部分、口の部分、そして肺の部分を切り捨てる。肺は画面の中の指に抑えられている柔らかくて白い線状の部分である。

スペップ５：スプーンの取っ手で六角形の白い部分を取って捨てる。これは蟹の心臓で食べられません。

ここからはお酢の出番だ〜

ステップ６：スプンで腹側部分のミソにお酢をかけてから食べる。ミソを食べ終わったら、残った分を真ん中から折って、中の白い身の部分が見える。これを全部食べてください。

ステップ７：足の先端部を切って、真ん中の部分をこの先端部で突っ張ったら、中身が出やすいよ。

ステップ8：最後はハサミで鉗脚を切って中身を食べる。

これで紳士に上海蟹を一つ丸ごと無駄せずに堪能できたと思いますよ〜★

では、この食べ方を身につけて、早速蟹の専門店に行きましょう。

南京東路という繁華街にある蟹の有名店「成隆行蟹王府」は現地の人もよく訪れるお店。

古めかしい店内の様子、いつも満席。本当に人気ですね〜★

優雅な一隅。

実は、ここは民族楽器で曲を演奏するところですよ〜

早速、注文へ。

蟹は寒性な食べ物だから、まずは「蟹ミソ豆腐」で胃袋を温めましょう。ミソスープが芳しくて、お豆腐が滑らか、この一品はぜひおすすめ。

軽食も可愛い蟹ちゃんだ〜★

次は「蟹湯包」。中国語発音は「シェータンポー」。なんとストローでお汁を吸いますよ。面白いね〜

次は「酔っ払う蟹」。生の蟹をお酒につけてからの味はフレッシュで美味しい。

次はようやく蒸れた上海蟹の出番だ〜

殼が赤ければ赤いほどミスの色が深い。お酢に付けながら食べたら、実に美味しいわ〜★

上海蟹＋紹興酒。最高の組み合わせだわ〜★

他にも様々な本番料理。

そして、面倒くさがり屋には最適な一品。けど食べるプロセスを抜けると上海蟹の醍醐味は減ってしまい、ちょっともったいない感じがしますね。

食べ終わったら夜も来ました。

お店からバンドまでは近いから、散歩しながら外灘（バンド）の夜景を見に行きましょう〜

美味しいものも堪能でき、綺麗な夜景も満喫でき、そして醍醐味も分かった。短い時間でこんなに沢山の収穫、実に効率的な午後でしたね〜★

地図でも表記されたように、お店は外灘（バンド）からも近いから、効率的に回りたい方にも、泊まる時間が少ない方にも、この半日のコースはぜひおすすめですよ〜上海蟹の醍醐味、一回実感したら、ずっとトライしたくてたまらないわ〜★

この旅行記へのコメント （3）

• KRNさん 2015/11/25 14:50:20

  懐かしい

  このお店、10年前に行きました。
  雌雄1杯ずつ、カニみそ炒め、カニあんかけチャーハン、甲羅焼き2個、お茶で3千円位だったような・・・
  
  2年前に上海に行った時、現地の人が「どんどん高くなってる」なんて言ってましたが、実際どれくらいになったのでしょうか。
  ちょっと怖くて行けません（笑）

  麗麗viewさん からの返信 2015/11/28 11:34:13

  RE: 懐かしい

  花琳さんは10年前にすでに上海に行ったことがありますか？上海とは随分仲深いですね^_^
  成隆行は１０年前３０００円ぐらいでこんなに食べれるのもかなりお買い得でしたね！
  今の値段は10年前と比べたらちょっと高めですが、年に一回ぐらいは贅沢してこんな珍味が堪能できるのも人生の楽しみかも。それに、上海蟹を食べる技をも高めたのもなんだか達成感が湧いてき、食べながら挑戦できることが実に楽しかった└(^o^)┘いい思い出になりましたわ〜★麗麗は今時々東京が懐かしくいつかは訪れたく思っています〜花琳さんも上海が懐かしく思ったら来てくださいね(^o^)/

  KRNさん からの返信 2015/11/29 13:15:52

  RE: RE: 懐かしい

  上海には3回行きましたよ！
  最後に行ったのは2年前。
  蘇浙匯というレストランが美味しかったのでまた行きたいなと思っているところです。
  
  今はやっぱりちょっと高くなってしまったんですね。
  でも年1回の贅沢なら許される範囲のお値段でしょう。
  
  また東京にも来てくださいね。