2015/07/25 - 2015/08/03
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ぢゃっくさん
ご覧いただき、ありがとうございます。
本レポートは、パート2です。アメリカ・ニューアーク国際空港近郊のホテルからバスを乗り継いで、フルムーンリゾートに向かうお話です。
ドッグキャンプとは、米ロックバンド「The Winery Dogs」が主催する合宿型のミュージック・キャンプです。開催地は、アメリカ・ニューヨーク州のフルムーン・リゾートという場所でした。マンハッタンからハドソン川沿いに300kmほど北上したキャッツキル山地の中にあります。ここで、約1週間にわたって、バンドメンバーや世界各国から集まった参加者たちと楽しく交流することができました。今年が2回目の開催で、日本人参加者は僕を含めて3名でした。
僕自身は、渡航経験わずかに2回、海外一人旅は初めて、アメリカも初めて、旅行代理店を通さない完全個人旅行も初めて、しかもガイドブックにも載っていない山の中に行くという初めて尽くしの旅で、僕にとっては人生最大のチャレンジでした。
渡航前の2か月間、「ドッグキャンプへの道」というメルマガを立ち上げて、僕が調べた内容や検討したことを配信しました。
この旅行記は、そのメルマガの内容をもとに、実際に出発から現地に到着するまで、そして現地から帰国するまでの道のりを振り返るための実践レポートとなっています。
このため、やたらと細かい記述が多いですがご了承ください。また、少しですがマンハッタンを散策できましたので、それも書いていきます。
キャンプ中の詳細については、僕のブログ「ビリーシーンスタイルの探求」の方で紹介していますので、ご興味のある方はそちらもご覧ください。
参考になれば嬉しいです。(´▽`*)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7/27(月)曇り。今日は、ドッグキャンプ開催地であるフルムーンリゾートまで移動します。
7:00に目覚ましをかけて寝たのですが、なかなか眠つけず。さらに勝手に6:00に目が覚めました…汗だくで(笑)。まあ早く起きられて良かったです。やはり、ベッドに横になれるだけでも、疲れがとれますね。
お天気はどんよりと曇ってます。起きてカーテン開けても朝っぽくないので、まさか夕方の6:00じゃないよね?(°_°)とか思ってゾッとしました。時計は香港で飛行機に乗った時からニューヨーク時間に合わせましたが、何度確認しても不安です(^_^;)。
6:15ごろにロビーで朝食をとります。日本のビジネスホテルのように無料のサービスです。まだ人は少なく、のんびりできました。ブッフェ形式ですが、種類はさほど多くないですね。Holiday Inn Express Newark Airport Elizabeth ホテル
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朝食。ベーグル2個とオートミール少し食べたらお腹一杯です。
上のシナモン風味のレーズンが入ったベーグルが美味しかったです。下の黒いツブツブはチョコかと思ったらケシの実でした(^_^;)。Holiday Inn Express Newark Airport Elizabeth ホテル
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ベーグルは、切り込みが入っていて、挟みやすいようになってました。
Holiday Inn Express Newark Airport Elizabeth ホテル
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オートミール初めて食べましたが、基本的には全く味がしないんですね。ナッツやフルーツをトッピングして、好みの味に調整して食べるようです。自分で焼く甘そうなワッフルもありましたが、食べずでした(笑)。
Holiday Inn Express Newark Airport Elizabeth ホテル
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朝食後、少し外に出てみました。昨晩はわからなかったホテルの外観。目の前に大きな道路(ハイウェイ?)があって、すごい数の車が行き来してました。それにしても、スピードが速すぎです(°_°)。
Holiday Inn Express Newark Airport Elizabeth ホテル
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ちょうどシャトルバスが帰ってきました。カラフルなデザインです。乗れるのは10人位。30分おきに出ていて、予約不要で無料で乗れます。
Holiday Inn Express Newark Airport Elizabeth ホテル
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昨晩、お湯の出し方が分からず、かなり格闘したシャワーの栓。
CとHの表記があるので、真ん中の矢印型ノブは左右に動くのかと思ったら大間違い。左にしか回らないので、Cを通過して、Hのところまで大きく開けないと、お湯にならないんです。
最初はそこまで思い切る勇気がないので、少しだけ開けてみるんですが、そうするといつまでたっても、冷たい水しか出ないわけです・・困りました(--;)。Holiday Inn Express Newark Airport Elizabeth ホテル
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シャトルバスも混むと次の便になるらしいので、早めにチェックアウトして、ニューアーク国際空港に移動することにしました。チェックアウトはカードキーを返却するだけ。
8:30発のシャトルバスに乗車できました。ほぼ満席です。多くなると次の便になるので、早めに出て正解でした。なんか住宅地みたいなところを抜けるのですが、結構スピード出てて、ちょっと怖いです(^_^;)。
最初のターミナルCで下車。他のターミナルも順に回るようです。ニューアーク リバティ国際空港 (EWR) 空港
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ここターミナルCは、ユナイテッド航空専用のターミナルだそうで、チェックイン・カウンターもユナイテッドのみでした。「Ground Transportation」の案内に従って進むと、ひとつ下の階に下りることに。なんだか薄暗いなあ・・と思いながらも進んでいくと、外に見覚えのあるバスの姿が見えました。
「ニューアークリバティ・エクスプレス」のバスです。これで、マンハッタン中心部の「ポートオーソリティ・バス・ターミナル」まで行きます。ニューアーク リバティ国際空港 (EWR) 空港
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とりあえずバス乗り場がわかったので、建物の中に戻って、チケット・カウンターのベンチでしばし休憩。
今回、バスのチケットはオンラインで購入しましたので、ここで買う必要はありませんが、なんだか近づきにくい雰囲気でした。さらにビデオを撮ってたら怒られてしまいました・・・そういえば、交通機関は撮影禁止のことが多いんですよね、気をつけないといけません(>_<)。
また、ここはWiFiが使えませんでした。アクセスポイントはあって接続も確立するのですが、通信ができません。
居心地も良くないので、早々にポートオーソリティ・バス・ターミナルに向かって、そこでゆっくりすることにします。ニューアーク リバティ国際空港 (EWR) 空港
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ニューアークリバティ・エクスプレスのバス停です。ちょうどバスが停車している姿を見つけなかったら、なかなか気づかなかったかも・・・と思う位に地味なところでした。ここで20分ほど待ちました。
ニューアーク リバティ国際空港 (EWR) 空港
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銀色のボックスの裏面に貼られた案内板。昨晩到着したターミナルBだと「こちらです!」みたいに分かりやすい案内が書いてあったのですが、ここではあまり前面に押し出されていない感じ。見ていると、どうもマンハッタンに向かう別のバスがあるようです。そちらのほうが強いのかなあ?
ニューアーク リバティ国際空港 (EWR) 空港
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バスがやって来ました。なんと、既にほぼ満席です。なんとか一番端の席に座れましたが、シャトルバスでターミナルA,Bまで行って、そこから乗り込んだ方がよかったかなーと少し後悔。
スタッフが乗り込んできて、チケットを確認します。自宅で印刷しておいた紙(Eチケット)を渡すと、手元の機械でレシートを印刷してくれました。往復の場合は、これが帰りのチケットになります。これは無くさないようにしないといけません。ニューアーク リバティ国際空港 (EWR) 空港
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普通の観光バス位の大きさがありますが、バスの前1/3は、荷物を置くスペースになっています。見た目ほどは、沢山の人は乗れないようでした。女性が乗って来たので立ちあがって待ってたら、ドライバーさんに座るように言われました。立ち乗りは禁止のようです。危ないからかな。
10:05に出発。ハイウェイを走るんですが、車が多いし、片側5車線もあるし、なんだか運転が危なっかしく思えてしまいます(^_^;)。途中、「アディロンダック・トレイルウェイズ」のバスとすれ違いました。この後に乗る長距離バスです。別の路線なのでしょうが、知っている外観のバスがいて、嬉しかったです。
事前に4travel.jpのクチコミで予習していた通り、左側席でも途中のループ部分で、少しの間だけマンハッタンの摩天楼が見えました。(*^。^*) -
ハドソン川を渡るリンカーントンネルの付近は、すごい渋滞でした。話には聞いていましたが、トンネル内に10分以上いたと思います。なぜか車内の電気が消されるので薄暗い中で待っていなければいけません。なんか息苦しくなりました。
トンネルを抜けると、ついにマンハッタンです!人もタクシーも建物もまさにニューヨークな感じ。なんか混沌としてますね。というか、クルマの割り込みがひどくて、とにかく危ない!(こればっかり) -
10:50にポートオーソリティ・バスターミナルに到着。あれだけ渋滞しても、所要時間が約45分なので、これが平均ということでしょうか。すぐ目の前に、ポートオーソリティの入り口があります。
ポート オーソリティ バス ターミナル 駅
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荷物は自分で降ろします。
ポート オーソリティ バス ターミナル 駅
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反対側を見ると、遠くにクライスラービルが!すごい!(^o^) 後で気づいたんですが、これはつまり、42nd通りに沿って、西を向いていたってことなんですね。
ポート オーソリティ バス ターミナル 駅
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内部は撮影したら絶対にマズそうなので、入り口だけ…撮りました(^^;)。
中に入りましたが、薄暗くてお店もほとんどありません…なんだかなあ。ひとつ嬉しいことが。ドアマナーのお勉強ということで、ドアを開けて待っていたら、女性から笑顔で「ありがとう」と言われたこと!これは嬉しかったです(^o^*)。
グレイハウンドの近くにチケットカウンターがあるのは予習していたので、その案内に従って地下に降りると、アディロンダック・トレイルウェイズのカウンターがありました。
しかし、殺風景とはまさにこのこと。人はほとんどいません。カウンターの女性に印刷したEチケットの紙を見せて、「どのゲートに行けばいいの?」と聞くと、紙に「32」と書いてくれました。全く無言です(笑)。まあいいんですけどね、愛想なくても(^_^;)。
とりあえず、32番ゲートはどこだろうと見に行くと、さらに地下に降りたところにありました。確かにアディロンダックのロゴが掲げられています。それにしても、日本人らしき人はひとりも見ませんねえ…というかホテルからずっと一人も見かけない気が…。ポート オーソリティ バス ターミナル 駅
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とりあえずゲートが確認できたので、再び地上まで出ると、そこは結構お店もたくさんありました。スタバやデュアンリードもあって便利そう。
外にでてみると、理由がわかりました。ニューヨークタイムズの建物が目の前に!こちらは8番街の沿いの入口で、こちらがメインのようですね(^o^)。ニューヨーク タイムズ社 建造物
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これがニューヨーク・タイムズの旧本社ビルかしら。
ニューヨーク タイムズ社 建造物
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時間があるので、車内で食べるものを買いに行きます。なんでも売ってそうなコンビニ的「デュアンリード」で済ませました。色々あって面白いです。
モンスターサブ、フルーツスムージー、エビアン、ビスケットを買いました。試しに現金で支払ってみて、初めて小銭をゲット。商品は自分でカゴから出して並べないといけないのを忘れていて、店員さんとの間で、しばらく気まずい沈黙が流れて焦りました…(^_^;)。予習しといて良かった。
ここからだと、2階分地下に下りないといけませんが、32番ゲートまではすぐでした。途中でおじさんが階段で手荷物をぶちまけていたので、手伝ってあげました(苦笑)。みんな重たそうな荷物を持って、狭く急な階段を上り下りしています。古い建物だからか全くバリアフリーではないですね。
32番ゲートに戻ってきた時点で、まだ11:30でした。まだゲートには誰もいません。バスが止まっていたので、首を出してみていたら、遠くから「ノー!」と怒られました。アメリカ人は、本当にハッキリ注意してくれますねえ(^_^;)。こちらではそれが普通なのだから、僕もあまり気にしないことにしました。
12:00を回ると、長蛇の列ができました。並んでいる人達は、性別も年齢も肌の色も本当に様々。このうち何人かはドッグキャンプに行くのかも。ギターのソフトケースを持っている人は確実かな(^o^)。
12:20にゲートオープン。自宅で印刷しておいたEチケットを見せます。「ID?」と聞かれたのでパスポートを見せたらOK。もう支払い済みなので、レシートもなし。スーツケースを預けたときに、どこにいくか聞かれた(気がした)ので「ビッグインディアン」と答えました。荷物には特にクレームタグはつけないみたい。いいのかしら。列の先頭だったので、狙い通り、運転席の真後ろをゲットできました。
これで、あとは乗っとくだけだー!\(^o^)/搭乗中の様子をパチリ。ポート オーソリティ バス ターミナル 駅
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さて出発です。聞いてた通り、各席に電源コンセントもあり、WiFiも無料で使えました。3時間半の長旅なので、これはホントに助かりますね。こちらはデュアンリードで買ったスムージー。ちょっと高かったけど、美味しかったです。
ポート オーソリティ バス ターミナル 駅
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地下からマンハッタン市内に出たときに、エンパイアステートビルの雄姿が見えました。
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モンスター・サブというサンドイッチ的なものを買ったんですが、これは・・でした。美味しいんですが、量が多いので、飽きてしまうというか。結局、道中では食べきれませんでした。
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途中、野外ライヴで有名な「ウッドストック」に停車。ギターの弾き語りをする人も、ここではなんだかカッコイイですね。
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こんな山間の道を時速60マイル(約100km/h)で駆け抜けます。
途中、キングストンでトイレ休憩がありました。そこで路線が分かれるらしく、そのまま乗っていていいものかすごく不安になったので思わず運転手さんに聞きました。結果的には、そのまま乗っていてOKでした。
目的地のビッグインディアンに近づく頃には、携帯の電波も圏外になるほどの山の中でした。 -
ビッグインディアンで下車。待機していた、黄色いシャトルバス(とは名ばかりの旧スクールバス笑)で曲がりくねった山道をかっ飛ばすこと約10分。
ついに、フルムーン・リゾートに到着しました!\(^o^)/
とにかく・・・ものすごい達成感でした。無事に辿り着けてホントに良かったです(´▽`*)。
このフルムーンリゾートですが、編集画面にある「この写真のスポットを検索」や「地図から探す」では見つからないんですね。Google Mapsでは「フル・ムーン・リゾート」で検索すると、なんとかヒットするのですが。
ドッグキャンプの様子については、僕のブログ「ビリーシーンスタイルの探求」のほうに記事を掲載していますので、よければそちらもご覧いただければと思います。「ビリーシーンスタイル」で検索ください。
次回のPart.3では、フルムーンリゾートの建物や食事などについてレポートしますね。
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