2014/12/30 - 2014/12/30
234位(同エリア387件中)
おこめさん
年末の帰省に合わせて旧友と再会.せっかくだからと少しだけ足を伸ばし,水郷柳川へ.
いつでも行ける所にあるから見逃していたけれど,お堀がある町って歩くだけで結構楽しいのです.
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着いて早々ですが,まずはお昼ごはん.せっかく柳川へ来たのだから鰻でしょう.せいろ蒸しは注文してから少々お時間かかるので丁度良いのです.ポリポリ鰻の骨をかじりながら蒸しあがりを待ちます.
ここは肝吸いだけでなく,南蛮漬けやうざくなど小鉢が数種類付いてくるのでいいですね.それにしても年々鰻のお値段上がっていくなあ.うなぎ処 川よし グルメ・レストラン
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お腹が満たされた所で川下りへ.船頭さんが率いてくれる川下りの舟はどんこ舟と呼ばれますが,冬の間は火鉢を積み込んでこたつ舟に様変わりします.とは言え,乗った場所で温かさにはだいぶ差が出るかな.受付をした順番上たまたま先頭に座ることになりましたが,その分熱源からは遠く,あまりこたつの恩恵を得ることはできませんでした.
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船頭さんは竿一本で巧みに舟を操ります.こんなギリギリの橋の下だって,石壁に舟を全く触れさせることなく通過するのですから見事.雨で水位が上がった日などは本当に頭すれすれで,お客さんも全員身を屈めてくぐり抜けることもあるのだとか.
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お堀沿いに建つ一般の住宅から直接お堀に下りられるようになっていたり,おそらく水上移動用の小舟やカヌーを有する家庭も見られ,生活手段として当たり前にあるのだなあと感心.
ところでカッパの里なの? -
童謡「待ちぼうけ」で有名な歌人の北原白秋は柳川の出だそうで,歌詞とともに待ちぼうけの像が.もちろんここでは船頭さん,待ちぼうけを熱唱.
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川下りも中盤,そこそこ冷えてちょうど温かいものが欲しくなってきた頃,うまい具合にお堀沿いにお店が出現.よくできているなあ.舟から降りることなく飲み物やちょっとしたおつまみを購入できます.
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柳川藩主立花邸「御花」の庭園内のお堀を一周して,約60分の川下りを終えます.
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せっかくなので中にも入ってみることにします.
柳川の伝承さげもんが可愛い.女の子が産まれると,親族総出で手づくりするという毬やお人形をかたどったつるし飾りは,ひな祭りの時季に訪れると街のいたる所で目にします. -
年の瀬であることもあって,この日はさすがにお目にかかりませんでしたが,川下り中,結婚式を挙げる花嫁さん花婿さんの舟と遇することもあるそう.ここでの結婚式,一度お呼ばれしてみたい.
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国の名勝にも指定されているという松濤園を大広間から臨む.カモたちを眺めて過ごす穏やかな時間.
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2階からは今しがた下ってきたお堀が見えます.外からだとこんな感じに映っていたのですね.
帰り道,バスを利用することもできましたが,お堀に沿って歩いてみました.この町は道の脇に水路があることが当たり前で,御花のような建物もなまこ壁もうさん臭くなく存在していて,実は県内で観光地として最も適しているのではないかと思いました.機会はないと思いますが,外国のお客さんを招くことがあったらぜひ連れてきたい.
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