憧れの北海道バイクツーリング　ｖｏｌ．５（2015）　～雨と寒さの道北道東～　第３日目

2015/08/14 - 2015/08/19

幌延の快適なキャンプ場では、雨の音で目が覚めました。がっかり･･･。でも進むしかありません。雨雲レーダーで行く手を確認し、さあ出発！

エリア 女満別・美幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

小雨降る中テントを撤収し、出発します。大降りでないだけマシと思わなければならないのがテント泊のつらいところです。このキャンプ場はとなりが学校なので、近所感がたまらないところでした。また来たいな。

本来は幌延を出発してサロベツ原野を見渡せるビジターセンターへ行く予定でしたが、雨なので直接天売国道を南下してオロロン街道へ出ました。ここで雨が大降りになり、やっと晴れ間が見えたのがここ「道の駅ロマン街道しょさんべつ」でした。

ここにも温泉施設やキャンプ場があります。けっこう利用者もいるみたい。

なんと海側には天文台もあるようです。別の施設かな。

天気のいいときは走るときとばかりに休憩もそこそこにしてさらにオロロン街道を南下しました。次に訪れたのは「道の駅風Ｗとままえ」です。このへんは風が強いので有名で、それを生かしたネーミングなんでしょうね。

ここにも温泉施設があり、なんと無料の足湯まであるんです。誰もいなかったけど。

途中通過した羽幌から連絡船が出ている天売島・焼尻島が遠く見渡せます。ああいい天気になったなあ。

道の駅の中のようす。コンパクトながらとてもキレイです。

バイクを停めた前の売店のおばちゃんがおいでおいでをしていたので、フラフラと吸い込まれ、今回初の「ゆでとうきび」をいただくことにしました。粒が大きくふっくらしていて甘く、なんかなつかしい味がします。北海道来たらこれ食べなきゃね。

昨年に続き、今年も相棒はＢＭＷのＲ１２００ＧＳです。１０年選手ですが、タフなバイクです。でも足が短いのでちょっと苦労します。

さて、苫前からはオロロン街道に別れを告げ、霧立国道を東進します。また、雲が出てきました。写真は、苫前町上平のウインドファームにある風力発電塔のようすです。スゴイ数の風車がグルグル回ってます。

霧立国道は、その名のとおり霧立峠を越える走りやすいワインディングロードなのですが、途中からザーザー降りの雨となり、昨日経由した添牛内を横切って士別まで一気に走りました。気が付けば昼。給油のあとでここ「道の駅絵本の里けんぶち」に入りました。

雨にもかかわらず外の屋台は観光客でにぎわっています。

いただいたのはごく普通の味噌ラーメン。でもあったまりました。ごちそうさま。

道の駅のレストラン店内は木のテーブルといすでなんか児童館みたいな雰囲気です。でもキレイでした。

本当は士別から岩尾内湖経由で滝上・遠軽と行くつもりだったのですが、雨なので予定を変更し、和寒から道央道・旭川紋別道を利用し、網走方面をめざすことにします。ところが道央道に乗ったとたん、スンゴイ雨！カッパも泣きが入るほどの豪雨になり、それがなんと遠軽町の丸瀬布ＩＣ（つまり１２０キロかなたの道路の終点です。）まで延々続きました。その後も雨は降り続き、やんだのは美幌の町に入ってから。休憩もなにもあったもんじゃなかったので、写真はいきなり女満別空港になります。管制塔が見えますね。美幌のとなり大空町です。この時点で午後５時くらい。

女満別で有名な「メルヘンの丘」です。国道沿いにあり、天気や時間で様々な風景をみせる名所です。今日は雨まじりの曇りなので、ちょっと風情がないかな。今日は旧東藻琴村でキャンプするつもりでしたが、だいぶ時間を食ったので網走湖沿いのキャンプ場にすがることにしましょう。

やってきたのは女満別湖畔キャンプ場です。木立に囲まれ開放感は薄いですが、私は林間キャンプ場が好きなのでここに決めます。あんまり人もいないし。ちなみにバイクの下は砂浜になってます。

バイクの位置から１８０度振り向くとこの光景です。網走湖はかなり大きな湖で、漁船が通ると波打ち際がチャプチャプと音を立てます。すぐ裏手は女満別の駅なのですが、列車はまばらなので気になりません。そもそも鉄道好きだし。

さて、お風呂。昨日今日と温泉三昧です。キャンプ場のすぐとなりに女満別温泉「美肌の湯」があります。今日は日中ずぶ濡れで冷え切ったので、すっきりさっぱりほかほかできました。日帰り入浴４２０円だったかな。

お風呂のあとは晩ごはんです。静かで真っ暗な中、セコマ（セイコーマート）で買ってきた野菜とジンギスカンをコッフェルで煮ます。うまいんだな、これが！しこたま食べて飲んでそのままバタンキューと相成りました。