2015/08/14 - 2015/08/19
210位(同エリア385件中)
わいちゃんさん
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相変わらず雨と寒さにさらされています。でも今日はハイライトがいくつかあるので、がんばって出発します!だんだん精神修練みたいになってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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網走湖畔は朝を迎えました。今日もどんよりの予報です。オマケに行く手には峠があるので、間違いなく降られるに違いありません。でも今は嵐の前の静けさが女満別に満ちています。
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キャンプ場の早朝というのは総じて静かなものですが、ここは波の音があるせいか、よけいに静かに感じます。女満別駅に列車が到着するのでしょうか、遠くで踏切の音がしています。
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まずは腹ごしらえ。セコマのパンとお手製のバネットで入れたドリップコーヒーをいただきます。バネットは製品でも売っていますが、固めの針金があれば誰でも製作可能なので、手作りをおすすめします。缶コーヒーと違って格別ですよ。
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いきおい出発したのはいいのですが、いきなり雨が降ってきました。今日は小清水峠を越えて摩周湖方面をめざすのですが、この峠、標高があがるに伴って気温がどんどん下がります。さらに霧が立ち込めてペースも上がりません。やっとの思いで屈斜路湖畔に近い川湯までたどり着きました。朝イチでこれはきついなあ。というか朝イチでよかったか。ここでまさかのトレーナー着込みとなりました。8月ど真ん中なんですけどね。
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このバイクにはグリップヒーター(手で握るところがあったかくなる。)が装備されていたので利用しました。8月にこれを使うことになるとは・・・。
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後ろを振り返ると硫黄山の白煙がモクモクと。
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走ってきた方角は霧でかすんで真っ白。寒かったなあ。
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気を取り直して走ります。野上峠を越え、釧網本線を越えて摩周湖方向へ。そして途中を西側へ折れてこんなダートを2kmほど走ると・・・。
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だだっ広い駐車場に出ます。クルマも何台か来ていますね。
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やけに透きとおった池を進んでいくと・・・。
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イチオシ
ありました!「神の子池」です。謎の多い北海道でも特に有名な池なんですね。それにしてもなんという色でしょう。天気が悪いのにこんなに青く見えるなんて。底から次々に水が湧いています。摩周湖と関係があるといわれていますが、ルートや色の理由はよくわかってないみたい。
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イチオシ
しかも倒れて水に沈んだ木が腐らずにずっと形を保っています。なぜなんでしょう。まさに自然の脅威!
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ここは摩周湖の裏手にあたり、観光ルートが組みづらい上に、ダート(ところどころ道がくねくねしているのでバスは無理でしょう。)を走らなければならないので、長い間秘境みたいな扱いをされてたんですね。でも一日つぶしてでも必ず見るべき場所であると申し上げておきましょう。
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「神の子池」の案内看板です。摩周湖の伏流水だろうということなんですね。まわりが工事中だったので、観光整備でも進めるのかな。
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駐車場にはトイレもあります。小さくて汲み取りだけど。
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名残惜しいのですが、先へ進みます。「神の子池」からほど近い場所に「裏摩周展望台」があります。「表」は前に行ったので、今日は「裏」です。事前の調査では寂しい場所と聞いたけど。
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う〜む、寂しい・・・。オマケに今日は「霧の摩周湖」で、しかも木がジャマで一望というわけにいかないです。寂しいワケだ・・・。キレイだけど。
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展望台から駐車場を見下ろした図。クルマとバイクが1台ずつのみ。やっぱり寂しい。こんな感じの場所が関東にあったら親子連れが殺到して大変なことになるだろうに。
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それでもきちんとした案内看板はあるんですね。
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裏摩周展望台のあと、清里町をめざして北上しました。途中「天に続く道」の第2バージョンがあるというところへ立ち寄りました。
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イチオシ
どうです?まさに天まで道が続いているように見えるでしょう。クチコミ恐るべし。今日はこのあと本家本元の「天に続く道」も通るので、見比べてみてください。
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次にここにやってきました。清里町は水の話題が多いところですが、以外と知られていないのがここ「来運公園」です。
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芝生のきれいな公園ですねえ。
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クルマで来ても大丈夫なくらい広いです。鳥居の先に「来運神社」があります。
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ここにもたくさんの湧水が湧いており、しかも「来運」という名前から地元のみなさんがたくさん訪れます。
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私が行ったときも、地元らしき方が水を汲みにきていました。
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せっかく来たので、神社にもお参りしていくことにしました。水汲み場から200mくらい山道を登ります。
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お堂は意外とカラフルな感じでした。運が来ますように。
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園内の川にかかる橋。手作り感満点です。
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その川です。湧いたばかりの水がゆるやかに流れていきます。ああ癒される・・・。
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さて、癒されたあとは、給油と早お昼にします。やってきたのは知床半島の玄関口・斜里町です。ここに「しれとこ里味(さとみ)」というお店があります。
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ちょうど開店時間だっとので一番のりしました。中はカウンターと小上がりとテーブルが少々。私は一人なのでカウンターに。
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ここの名物は「つぶ貝のかき揚げ」と「田舎そば」なので、「かき揚げ丼レギュラー(つまりふつう盛り)」と「もりそば」を注文しました。
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イチオシ
これが「かき揚げ丼」です。塔状のかき揚げとなっており、中につぶ貝がたくさん入ってます。コリコリして食感がいいです。味噌汁とおしんこがついて750円なり。
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そして「もりそば」。さきほどの来運公園の湧水を使っているそうです。こちらも大変おいしくいただきました。550円なり。
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お昼に大満足し、次に「名もない展望台」にやってきました。斜里国道に向かって一直線に伸びる元祖「天に続く道」にあるやつです。誰が作ったんでしょうね。
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イチオシ
その横からの風景。まさに「天に続く道」!ここは近年有名になり、ツアー客がバスで訪れるようになったのだそうです。私が行ったときも、ミニバスのツアー客がたくさん写真を撮っていました。
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本当は「天に続く道」のあと、久しぶりに知床横断道路を走ろうと思っていたんですが、あいにく知床連山側は真っ白な霧に覆われて雨が降っているとのことなので、予定を変更し通称「サーモンロード」で中標津へ向かうことにしました。途中幾品川にかかるアーチ橋の遺構に再会!
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国鉄未成線の根北線のために造られた橋ですが、ついにここを列車が走ることはなく計画はとん挫し、さらに国道拡張のため一部を切られてしまったのです。いつまでもそのままの姿でいてほしいものです。
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相変わらず降ったりやんだりの繰り返しですが、何とか「開陽台」までやってきました。
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地球って丸いんだということを実感できる場所です。天気も良くなったし、ああいい気持ち・・・。
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まわりには広大な牧場と格子状防風林の景色が広がります。
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そして、開陽台で忘れてはならないのがこれ!「はちみつソフトクリーム」です。濃厚なソフトクリームにはちみつがかかってて絶妙な甘さがあります。ぜひ!
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そしていま一つ。開陽台の入り口にあるライダーの聖地「北19号線」です。美しい直線道路はいつみても素晴らしい!
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本日の宿営地方面に雲がかかりだしたので、急いで弟子屈方面へ走り出します。途中、養老牛温泉近くのモアン山の斜面に「牛」の字が!ここも密かな名所かも。
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やがてバイクは弟子屈の南、標茶町にある「多和平キャンプ場」に到着しました。もうすぐにでも雨が落ちてきそうな状況です。ほんとはここで満天の星空を眺める計画だったのに・・・。
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でも天気が悪くても、キャンプ場としては天国のような場所です。広大な牧場、きれいな芝生、整った設備、有料だけどごみも捨てられるし、まさに言うことなし。
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天気も牛には関係なし。モーモー言いながらそこらじゅうを好き勝手に歩き回って草を食んでいます。
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今日のお風呂は弟子屈の町営温泉「いずみの湯」(なんと200円!安っ!お湯はかなり熱め。)で入りました。(写真忘れました。)キャンプ泊の3日間とも温泉に入れたのは最高でした。天気には恵まれませんでしたが、明日あの展望台できれいな朝日が拝めるよう、期待して眠りについたのでした。
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