2015/06/27 - 2015/07/01
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ottyannさん
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2015年道東の旅。
④は2日目(6/28)の尾岱沼のえびまつりと野付半島の記録です。釧路湿原から知床(ウトロ)に移動するルートとして、①西別岳に登り、裏摩周湖展望台、神の子池、清里のルート、②摩周湖、川湯温泉、ハイランド小清水(藻琴山登山)、小清水原生花園のルート、③尾岱沼、野付半島、羅臼、知床峠のルートの3つのルートを考えましたが、ちょうど尾岱沼でえびまつりが開催されていたこともあり、③野付半島のルートを選択しました。
旅の2日目(6/28)は、尾岱沼えびまつり、野付半島、羅臼を経由して知床半島の観光拠点であるウトロに移動します。
【旅の概要】
当初の目的は、「釧路湿原でのカヌー」「知床半島でのトレッキングとクルーズ」でしたが、釧路湿原と知床の中間にも、「摩周湖・屈斜路湖」や「野付半島」など、見所がたくさんあることから、それらも目的に加え、次のような旅となりした。
1日目:釧路空港→釧路湿原(カヌー&展望台)→虹別「ヘイゼルグラウスマナー泊」
2日目:虹別→尾岱沼(えびまつり)→野付半島(トドワラ)→羅臼→ウトロ「知床第一ホテル泊」
3日目:ウトロ滞在(知床五湖&知床クルーズ)「知床第一ホテル泊」
4日目:ウトロ→小清水(原生花園)→弟子屈(硫黄山等)「屈斜路プリンスホテル泊」
5日目:弟子屈(津別峠&釧路川源流カヌー、佐伯農場&開陽台)→中標津空港
【後記】
釧路川のカヌー体験は、湿原・源流ともに素晴らしい体験でした。知床五湖のトレッキングと知床半島クルーズも天気に恵まれたとこもあり、素晴らし体験となりました。また、多くの動物たちにも出会えました。そのすべてを写真に収めることはできませんでしたが、ヒグマ、エゾシカ、キタキツネ、クロテン、エゾヤチネズミ、アザラシ、イルカ、タンチョウ、オジロワシ、アオサギ、ケイマフリ等に出会えました。一方で、移動距離が長くなり、2日目と4日目は結果的に観光が中心となりました。できれば、「羅臼湖」「藻琴山」「西別岳」にも行ってみたかったのですが、時間的、体力的なことを考えればこれで良かったと思っています。北海道の広さ・大きさ、自然の豊かさを実感する良い旅でした。
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北海シマエビで有名な尾岱沼。6月27日(土)6月28日(日)の二日間、「尾岱沼えびまつり」が開催されていました。
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「尾岱沼えびまつり」はさまざまなイベントが開催されていますが、その中の「ワンコインクルーズ」では、一人500円でグルーズ体験ができます。
10:00の便に乗るべく、8:00に宿を出発し9:30頃尾岱沼に到着しました。 -
結構なスピードで沖合いに出て行きます。
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この日もすごく寒く(最高気温10℃)、まるで真冬のクルーズ。ダウンジャケットを着こんで乗船しました。
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野付半島です。
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アザラシ発見。
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野付半島のトドワラの桟橋。
尾岱沼の通常の観光船は、この桟橋から上陸し、トドワラを散策できます。 -
戻りました。30分ちょっとのクルーズでした。
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観光船の後は買い物。
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北海シマエビ。野付湾の名物です。打瀬舟でのシマエビ漁は、尾岱沼の風物詩。今がその時期ですが、今日は日曜日で休漁日でした。
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花咲ガニ。
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タラバガニ。
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買い物のあとは、腹ごしらえ。
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シマエビ天丼。
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花咲ガニの鉄砲汁。
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尾岱沼を12時前に発ち野付半島に向かいました。写真は、野付半島の付け根付近の「第二しべつ展望パーキング」にある地図。
野付半島は、独特の形(くちばし形)をしており、半島自体が日本最大の砂嘴(さし)です。砂嘴とは、沿岸流により運ばれた砂礫が静水域で堆積して形成される、くちばし(嘴)形の地形のこと。 -
「第二しべつ展望パーキング」からの眺め。野付水道を挟んだ17?先には国後島。曇りで見えませんでした。
尾岱沼からのここまでは20分ぐらいなのですが、途中の橋が事故で通行止になっていて、迂回を余儀なくされ、1時間近くかかかりました。このあたりも北海道らしい。橋を一つ越えるのに、20キロ以上迂回させられました。 -
野付半島は全長26kmの細い砂の半島。両側が海(右が野付湾、左が野付水道)。
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野付半島を通る道路はフラワーロードと呼ばれています。野付湾沿の草地には、ハマナスやエゾカンゾウなどがちょうど見頃となっていました。
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ナラワラの少し手前あたりでは、一面のエゾカンゾウ。
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この景色を見れただけでも、野付半島に来て良かった。
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次のポイント、「ナラワラ」。
野付半島では、かつて原生林だった場所が、地盤沈下による海水浸水により、トドマツ・ミズナラなどの木々が立ち枯れ、荒涼とした場所に変化してしまっている。
トドマツ林の立ち枯れた場所を「トドワラ」、ミズナラ林の立ち枯れた場所を「ナラワラ」と言います。 -
「ナラワラ」は「トドワラ」のように散策することはできず、駐車場から眺めるだけです。
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次は「トドワラ」。
ここ野付半島ネイチャーセンターから散策路が整備されています。 -
ネイチャーセンターにある野付半島の地図。尾岱沼との位置関係がわかりやすいかもしれません。野付湾を挟んでトドワラの向かい側が尾岱沼です。
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トドワラまで、ネイチャーセンターから片道1.3km(徒歩30分)ほど。
馬車も運行されています。 -
トドワラまでお花畑の遊歩道が続いています。
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ハマナス。
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センダイハギ。
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ハマフウロ。
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エゾスカシユリ。
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20分もかからずにトドワラの標識に着きます。
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トドワラ説明文。
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トドワラの標識から先には木道が整備されています。
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昨年末の爆弾低気圧でトドワラの木道の一部が壊れたようで、木道の一部は復旧されておらず、こんな感じで少し離れて見ることになります。
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トドマツが立ち枯れし、荒涼とした景色が広がるトドワラ。
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ナラワラは原生林が立ち枯れしていると理解できますが、トドワラはとてもそう思えません。それだけ、風化が進んでいます。今では枯れたトドマツの姿もわずかで、いずれはなくなってしまうそうです。
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木道は午前中尾岱沼の観光船のグルーズで海から見た桟橋まで続いています。
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桟橋の手前まで行ってみました。
ネイチャーセンターまで来た道を戻ります。 -
14:15ネイチャーセンターを後に、羅臼に向かいます。
ネイチャーセンターを出発してすぐに、タンチョウを見ました。
続きは、「⑤羅臼~ウトロ(知床横断道路)」で。
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