2015道東②ヘイゼルグラウスマナー

2015/06/27 - 2015/07/01

2015年道東の旅。
②は1泊目の宿、ヘイゼルグラウスマナー。今回の旅で楽しみにしていた宿。知床(ウトロ）などの観光地には、評判の良い宿は大型の観光ホテルしかない。比較的小規模で個性的な良い宿は数少ない。釧路湿原から知床に向かう途中の宿泊地として、ここを選びました。評判どおり良い宿でした。

【旅の概要】
当初の目的は、「釧路湿原でのカヌー」「知床半島でのトレッキングとクルーズ」でしたが、釧路湿原と知床の中間にも、「摩周湖・屈斜路湖」や「野付半島」など、見所がたくさんあることから、それらも目的に加え、次のような旅となりした。

1日目：釧路空港→釧路湿原(カヌー＆展望台)→虹別「ヘイゼルグラウスマナー泊」
2日目：虹別→尾岱沼(えびまつり)→野付半島（トドワラ）→羅臼→ウトロ「知床第一ホテル泊」
3日目：ウトロ滞在(知床五湖＆知床クルーズ)「知床第一ホテル泊」
4日目：ウトロ→小清水(原生花園)→弟子屈(硫黄山等）「屈斜路プリンスホテル泊」
5日目：弟子屈(津別峠＆釧路川源流カヌー、佐伯農場＆開陽台)→中標津空港

【後記】
釧路川のカヌー体験は、湿原・源流ともに素晴らしい体験でした。お勧めです。知床五湖のトレッキングと知床半島クルーズも天気に恵まれたとこもあり、素晴らし体験となりました。また、多くの動物たちにも出会えました。そのすべてを写真に収めることはできませんでしたが、ヒグマ、エゾシカ、キタキツネ、クロテン、エゾヤチネズミ、アザラシ、イルカ、タンチョウ、オジロワシ、アオサギ、ケイマフリ等に出会えました。一方で、移動距離が長くなり、2日目と4日目は結果的に観光が中心となりました。できれば、「羅臼湖」「藻琴山」「西別岳」にも行ってみたかったのですが、時間的、体力的なことを考えればこれで良かったと思っています。北海道の広さ･大きさ、自然の豊かさを実感する良い旅でした。

エリア 鶴居・標茶(北海道)

釧路湿原でカヌーを楽しんだ後、釧路川を北上し、虹別のヘイゼルグラウスマナーを目指します。多和平付近まで来ると、大きな牧場がいたることにあり、「ザ北海道！」といった風景が広がっています。

多和平に立ち寄りました。時刻は16：20、コッタロ展望台から約1時間。

多和平は、1300ヘクタールもある標茶町の育成牧場の中にあり、９００草原、開陽台と並ぶ道東の展望地の一つ。

展望台に登りましたが、あいにくの曇り空。

正面の山は、摩周岳（カ?ムイヌプリ）、西別岳か？摩周湖の外輪山が見えるはずなのですが、雲がかかりぼんやりしています。

この日は物すごく寒かったので、車に戻るときは駆け足に。

駐車場にあった青いトラクター。
多和平から今宵の宿ヘイゼルグラウスマナーまでは約30分。

17：00過ぎにヘイゼルグラウスマナーに到着しました。

このプロムナードを通ってホテル正面に到着します。

オーベルジュとして位置づけられており、料理の評判が高く、ランチも人気のよう。

ロビーでチェックイン。

2階の客室へ。

201号。スーペアツインＢタイプの部屋。

最近は、ベットで寝れる宿を選ぶようになってきました。今回の旅でも4泊中すべてベットの部屋を選びました。

すごく良いベットなんでしょうが、位置が高くて、腰掛けられなかったことが、マイナスポイント。
ジャンプしないと、バターンと倒れこめない。

スペースも広く、落ち着いた内装と家具。良い感じの部屋でした。

ジャンプー等のアメニティーも良いものでした。

洗面スペースと分離されています。スタンダードツインの部屋は分離されていないとの情報(未確認）に接していたので、スーペリアの部屋を選択しました。

シャワー浴び、夕食（18：00）までの間、ホテル内の散策に出かけました。

ホテルスタッフも洗練されており、感じがよい方ばかり。館内の写真を撮ることも快く了解していただきました。

建物の裏側に回ってみます。

素敵な佇まいの建物。英国のマナーハウスを模しているとのこと。客室は全部で8室。

裏には広大なスペースが広がっています。敷地は1万坪あるとのこと。

馬が放牧されていました。

乗馬体験もできるようです。

振り返るとホテルが小さく見えます。
こんな広々としたところに住んでみたいものです。

気持ちの良い散歩でした。

馬房。

北海道の川はカタカナの名前が多い。

シュワンベツ川の標識からすぐのところに小川が流れています。

梅花藻。

18：00レストランでの夕食。
最近は、宿の料理としては、洋食のコース料理が一番良いと思っています。まず、クオリティが安定しているように感じます。また、バランスよく、ゆっくり時間をかけて食べるので、一つ一つに量がなくても満足できます。和食の会席の場合、最後にご飯がくるので、食べきれないことが多い。というか、ご飯好きなので、食べてしまし、満腹を超えてしまいます。
ただ、洋食のコース料理を出す宿の場合、ここのように温泉が無いところが多いのが、難しいところ。以前は、旅行イコール山と温泉だったので、温泉が無いところは選択に入らなかった。

コースは2種類あり、メインを肉･魚の両方か片方かを選べます。片方を選び、蝦夷鹿ロース肉のローストをオーダー。実は、牛肉、豚肉以外の羊、馬、鹿等の肉料理は、どちらかというと苦手。でも、本当においしいお肉（料理）食べたことがないだけなのかと思いチャレンジしました。

アミューズ（北海シマエビとフルーツトマト、小さなモッツアレラのアンサンブル）。

冷前菜（スルメイカのヴァリエその肝のソース）。

温野菜（グリーンアスパラのフリットとホワイトアスパラのロティ帆立貝のソテーポーチドエッグを添えて）。

お肉料理（蝦夷鹿ロース肉とその心臓のロティ山わさびを擦りおろして）。
食い意地が張っているので、料理の写真はついつい取り忘れてしまします。このメインも、途中で撮ったので、よくわからない写真となっています。ゴメンナサイ。

夕食後のデザートは、ラウンジでいただきます。

デザート。

料理をおいしくいただき満足でした。明日早起きする予定なので、ゆっくり休みます。
蝦夷鹿ロース肉のローストの感想は？
赤身のお肉で臭みも無くおいしくいただきました。それでも、昔、大峰山に行ったた際に食べた鹿肉のルイベを越えられなかったかも。ソースにもう一工夫あってもよいかと感じました。

7：00から朝食。
早起きして出かけた摩周湖で、すごい雲海を見れたので、すごく良い気分で朝食をいただきました。

摩周湖の雲海については、「2015道東③摩周湖朝霧」の旅行記で。

朝食はアメリカンブレックファーストかヘルシーメニューかを選択できます。

アメリカンブレックフ?ァーストを選択。

サラダ。パンはトーストでした。

メインは、目玉焼きかスクランブルを、ベーコンかソーセージかを選べます。

レストランからの裏庭の眺め。
良い宿でした。
こういうところに泊まると、連泊して、アクティビティや周辺の観光をゆっくり楽しむべきだと感じてしまいます。とは言っても、時間の制約があるなか、行きたいところがいっぱいあり、北海道にはそう頻繁に来れこれないので、どうしてもあわただしく過ごしてしまいます。

2日目（6/28）は、尾岱沼～野付半島～羅臼～ウトロと移動します。
続きは、「2015年道東④野付半島」の旅行記で。