2015道東⑥知床五湖

2015/06/27 - 2015/07/01

2015年道東の旅。
⑥は３日目（6/29）、いよいよ知床です。まず最初は知床五湖のトレッキングです。

【旅の概要】
当初の目的は、「釧路湿原でのカヌー」「知床半島でのトレッキングとクルーズ」でしたが、釧路湿原と知床の中間にも、「摩周湖・屈斜路湖」や「野付半島」など、見所がたくさんあることから、それらも目的に加え、次のような旅となりした。

1日目：釧路空港→釧路湿原(カヌー＆展望台)→虹別「ヘイゼルグラウスマナー泊」
2日目：虹別→尾岱沼(えびまつり)→野付半島（トドワラ）→羅臼→ウトロ「知床第一ホテル泊」
3日目：ウトロ滞在(知床五湖＆知床クルーズ)「知床第一ホテル泊」
4日目：ウトロ→小清水(原生花園)→弟子屈(硫黄山等）「屈斜路プリンスホテル泊」
5日目：弟子屈(津別峠＆釧路川源流カヌー、佐伯農場＆開陽台)→中標津空港

【後記】
釧路川のカヌー体験は、湿原・源流ともに素晴らしい体験でした。お勧めです。知床五湖のトレッキングと知床半島クルーズも天気に恵まれたとこもあり、素晴らし体験となりました。また、多くの動物たちにも出会えました。そのすべてを写真に収めることはできませんでしたが、ヒグマ、エゾシカ、キタキツネ、クロテン、エゾヤチネズミ、アザラシ、イルカ、タンチョウ、オジロワシ、アオサギ、ケイマフリ等に出会えました。一方で、移動距離が長くなり、2日目と4日目は結果的に観光が中心となりました。できれば、「羅臼湖」「藻琴山」「西別岳」にも行ってみたかったのですが、時間的、体力的なことを考えればこれで良かったと思っています。北海道の広さ･大きさ、自然の豊かさを実感する良い旅でした。

エリア 知床・ウトロ(北海道)

3日目、知床五湖のガイドツアーに参加。ガイド会社「知床ネイチャーオフィス」の車で知床五湖の駐車場へ。宿泊しているホテルに迎えに来てくれます。

この時期（5/10〜7/31）はヒグマの出没時期なので、ガイドツアーに参加しないと、五湖全てを回る地上遊歩道を歩くことはできません。ただ、ガイドツアーに参加しなくても、高架木道（約800ｍ）を歩き一湖までは行くことができます。

五湖をまわる地上遊歩道は、知床五湖フィールドハウス内に入口があります。

まず、ガイドによるレクチャーを受けます。

9:00トレッキングスタート。

ガイドツアーは10分おきに何人かのグループで歩きます。この時は7人のグループで歩きました。

歩き出してすぐにヒグマの足跡を発見。コース上でヒグマが目撃されると、それ以上進めなくなり、引き返すとのこと。ヒグマを見てみたい気もしますが、歩けなくなるといやなので、遭遇しないことを願います。

トドマツの若木。これで5年とのこと。
ガイドツアーは、ガイドの説明を聞きながらゆっくり歩きます。五湖のコースは普通に歩けば1時間30分ぐらいなのですが、３時間近くかけてゆっくり歩きます。

五湖です。ここからは湖の連続です。

五湖の標識のポイントからの眺め。知床連山が綺麗に見えます。

天気が凄く良いです。幸せです。

新緑のミズナラが眩しい。

四湖です。このコースは、五湖、四湖、三湖、二湖、一湖と順番に周り、最後に、高架木道に合流します。

各湖にビューポイントが確保されています。

四湖の標識のポイントからの眺め。木立の間から知床連山を眺めます。
知床連山の左端、硫黄山が綺麗に見えます。

三湖です。三湖はその3分に2の湖畔を歩きます。

クマゲラなどキツツキの仲間に空けられた大きな穴。

三湖の標識。

三湖の標識のポイントからの眺め。

三湖にある案内図。三湖には展望スポットがいくつも有ります。

三湖の案内図のポイントからの眺め。羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳。

硫黄山が見えるポイントも。

コウホネ。

三湖の中島が近くに見えるポイント。ここで三湖とお別れ。

二湖にある案内図。二湖は面積が一番大きい。

二湖にある案内図のポイントからの眺め。

湖面に知床連山が綺麗に写りこみました。硫黄山は木の影ですが。

クマゲラやアカゲラなどによって穴をあけられたため、枯れてしまったのでしょうか？

二湖の標識。

二湖の標識のポイントからの眺め。ここからは硫黄山が綺麗でした。

各ポイントではツアー参加者が一斉にカメラをかまえます。

二湖と一湖を巡る小ループといわれる地上遊歩道との分岐まできました。まもなく、高架木道に合流します。

一湖の標識。これが最後の湖です。

一湖の標識のポイントからの眺め。一湖と知床連山。

高架木道が見えます。地上歩きはここまで。

ここから、高架木道にあがります。
高架木道には電機柵が張り巡らされ、安全が確保されているため、誰もが自由に歩けます。

高架木道の最終ポイント湖畔展望台からの眺め。今まで歩いてきた地上遊歩道と違って人がたくさんいます。
ガイドの方が、8月になればガイドツアーに参加しなくても五湖を回ることができる反面、混雑するので、このヒグマ時期は静かに歩けると話されていました。納得です。

高架木道からはオホーツク海も望める。

知床連山を眺めながら、高架木道を歩いて、フィールドハウスまで戻ります。
右から、羅臼岳、三つ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳、知円別岳、硫黄山。

フィールドハウスが見えてきました。

知床五湖のハイキングもこれで終わり、歩いてきた高架木道を振り返ます。

11：50フィールドハウスのある駐車場に戻りました。写真は、まだ人の少なかったスタート時のもの。

一旦ホテルに戻り、温泉でさっぱりした後、3:30からゴジラ岩観光の知床クルーズを楽しみました。
知床クルーズの内容は、「2015道東⑦知床クルーズ」で。