広島旅行記～2015 福山市編～

2015/04/16 - 2015/04/17

NHK朝ドラ“まっさん”の舞台、広島の竹原に行きたくて、瀬戸内を旅しました。
東の端を岡山市、西の端を広島市にして、山陽本線と呉線沿線を観光して来ました。
最初に訪れた場所は、福山の鞆の浦。
想像以上に雰囲気の良い街でした。

1日目…大阪市内→福山市内(鞆の浦界隈・福禅寺・常夜燈・いろは)→広島市内(泊)
2日目…広島市内→呉市内(大和ミュージアム・てつのくじら館・呉港界隈)→竹原市内(街並み保存地区)→岡山市内(泊)
3日目…岡山市内→大阪市内

エリア 鞆の浦・鞆公園(広島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

●JR相生駅サイン＠JR相生駅

友人と待ち合わせの岡山に移動中です。
ちょっとけちって、JR相生駅まで、JR大阪駅から新快速で来ました。
ここからは、新幹線でワープ。

●新幹線ホーム＠JR相生駅

猛スピードで走り去っていく新幹線を目撃したい！
ドキドキ待ちます。

●JR相生駅前＠JR相生駅新幹線ホームから

ちょっと市街地から離れているので、寂しい感じの駅前。
相生って何があるのだろう…。

●新幹線＠JR相生駅新幹線ホーム

おっと、やって来ました。
カメラで追いかけるのが大変なスピードです。
かっちょいい。
You Tubeに猛スピードの新幹線を通過駅のホームで見学して、はしゃいでいる動画がアップされてたりしますが、まさしく僕もそんな感じです。

●発車案内板＠JR相生駅新幹線ホーム

次のこだま号に乗車します。
JR相生駅は、こだまと一部各停のひかり専用です。

●こだま739号＠JR相生駅新幹線ホーム

やっほい、レールスターだ。
個人的にレールスター大好き！個室もあります。

(JR新大阪駅 10時32分発)JR相生駅 11時23分発 JR岡山駅 11時39分着(JR博多駅 15時07分着)こだま739号

●JR福山駅

友人とJR岡山駅で合流して、JR福山駅までやって来ました。
広島の東の玄関口ですね。

福山駅 駅

●JR福山駅前

人口46万人を持つ広島第2の都市福山市。
駅前には、天満屋があります。
今から、バスに乗って、鞆の浦に向かいます。

●鞆の浦

JR福山駅からバスで約30分。
鞆の浦に到着です。

●本堂＠福禅寺

一番初めに、鞆の浦を代表するお寺、福禅寺へやって来ました。
創建は平安時代の950年頃、空也による創建と伝えられます。

福禅寺 對潮楼 名所・史跡

●対潮楼からの眺め＠福禅寺

そうです、この景色を見たかったのです。
本堂と隣接する対潮楼からの眺めです。
有名な景色です。
対潮楼は、1694年に、憲意上人によって本堂が改築された際に、新しく建てられた客殿で、朝鮮通信使三役の迎賓館として使われてきました。
1711年、朝鮮通信使の李邦彦は「日東第一形勝」と賞賛しました。

●対潮楼からの眺め＠福禅寺

仙酔島が見えます。
写真には写ってないですが、実は、目の前で足場を組み始めて、何か作業が始まるところでした。10分も遅かったら、この景色は見れないところでした。ギリギリセーフです。

●サザエさんの1シーン＠福禅寺対潮楼

きっとオープニングのシーンだと思われます。
サザエさんも来てたのですね(笑)。

●鞆の浦の街並み＠福禅寺界隈

細い路地が沢山。
昔、昔な風景です。

●桜＠福禅寺界隈

葉っぱが目立ってますが、桜と出合うことが出来ました。
絵になる風景だな…。

●鞆の浦の街並み

昔からの古い商店街ですね。

●鞆の浦周辺マップ

坂本龍馬ゆかりの地の鞆の浦。
昔、“いろは丸事件”がありました。以下、とあるHPより、抜粋。
“1867年（慶応3年）4月23日、坂本龍馬率いる海援隊の「いろは丸」と、紀州藩船「明光丸」が瀬戸内海の六島沖で衝突。
鞆の浦へ曳航される途中にいろは丸が沈没した。
この「いろは丸事件」発生によって、龍馬と紀州藩との談判は、鞆の浦で4日間行われたが決裂。その後、龍馬は万国公法に基づいて紀州藩から多額の賠償金をとることに成功。”

●保命酒＠岡本亀太郎本店

福山・鞆の浦の地酒“保命酒”
昼間からクイッといきますか(笑)？

●鞆の浦の街並み

団体の観光客が入っているようです。
たまに人の塊に出会います。

●鞆の浦の街並み

江戸時代からの街並みが残っているようです。
福山の市街地は空襲に合いましたが、ここは大丈夫だったようです。

●鼠小僧対策＠鞆の浦

屋根から屋根へと移る鼠小僧。
この鋭く尖った刃物のようなものは、その鼠小僧対策のものだそうです。
団体のガイドさんが話しているのを盗み聞きしました(笑)。

●太田家住宅＠鞆の浦

もともと、保命酒の蔵元“中村家”の屋敷。
明治時代に太田家の所有となりました。
国の重要文化財です。
立派な建物です。

●常夜燈界隈＠鞆の浦

最近、某ドラマでこの場所が使われたようです。
僕は、見てなかったのですが…。
秘かに、熱いスポットのようです。

●常夜燈＠鞆の浦

1859年に作られた、鞆の浦のシンボル的な存在、常夜燈。
この界隈は、豊後水道と紀伊水道がちょうどぶつかる辺りで、“潮待ち港”として栄えました。

●雁木と船＠常夜燈界隈

雁木が珍しくなっているという…。
浮桟橋が現代では主流だから。
松山でもよく見た風景なので、少なくなってきていることに、あまりピン！とこない。

●常夜燈から＠鞆の浦

瀬戸内だな…って思える風景。
何て穏やかなんでしょう。
腰掛けてボーっとしておきたい気分です。

●常夜燈から＠鞆の浦

瀬戸は日暮れて…♪
時間ちゃうな(笑)。

●太田家住宅界隈＠鞆の浦

よし、誰もいない！
時が止まった空間。

太田家住宅 (鞆七卿落遺跡) 名所・史跡

●民芸茶屋 深津屋＠鞆の浦

かすりの暖簾が素敵なお茶屋さん。

民芸茶処 深津屋 グルメ・レストラン

●常夜燈界隈

ちょっと遠くから、常夜燈を。
常夜燈の右に白い蔵があります。そこは、いろは丸展示館。
竜馬達が乗っていたいろは丸から引き上げられた遺物や沈没船の状態が展示されてあります。

●雁木と船＠鞆の浦

この辺りの雁木は、江戸時代のものだそうです。

●いろは＠鞆の浦

ここは宿です。
いろは丸事件が起った時に、竜馬と紀州藩が談判した旧魚屋萬蔵宅。
2003年までは、空き家で老朽化が進んでいましたが、NPO“鞆まちづくり工房”の手で、旅館として再生されました。

いろは丸事件談判跡 （旧魚屋萬蔵宅） 名所・史跡

●店内＠いろは

宿ですが、喫茶も兼ねています。
閉店間際、ギリギリセーフで入れました。
実は、ここ宮崎駿氏がプロデュースしたカフェ。
鞆の浦は“崖の上のポニョ”の舞台。
社員旅行で訪れた際、この街を気に入り、そして単身でこもったそうです。
鞆の浦xいろはx宮崎駿監督ですね。
っていうか、ポニョ見なきゃ(汗)。

●メニュー＠鞆の浦

時間は15時前。
鞆の浦のお店は閉まるのが早い。
これで、閉店間際なんて。
宮崎駿監督と竜馬を思いながら、複雑な気持ちで、美味しくコーヒーを頂きました(笑)！

●沼隈半島観光マップ＠鞆の浦

いいドライブコースかもしれません。
景色も良いし、観光スポットもあるし。

●鞆の浦

実は、中学生の頃に、家族で来るはずだった場所。
瀬戸大橋が開通したとき、松山から船で広島に渡り、鞆の浦によって、瀬戸大橋を渡り帰るというプランで家族旅行をしたのですが、思いの外、時間がかかってしまい、パスされた場所。瀬戸大橋も大渋滞だった…。きっと、今の方が街の良さがわかるな！

鞆の浦 自然・景勝地

●仙酔島

本当は、船で渡りたかった…。
タイムオーバー(泣)。

●遠音近音＠鞆の浦

部屋に露天風呂がついていると、最近、某テレビ番組で見ました。
瀬戸内と島々を見ながら、癒されるだろうな…。

汀邸　遠音近音 宿・ホテル

●平成いろは丸＠鞆の浦

鞆の浦と仙酔島を結ぶ市営の船
その名も“平成いろは丸”
大体、20分に1本の割合で出ているそうです。

この後、バスに乗り、JR福山駅へ戻りました。

平成いろは丸 乗り物