[花旅♪]春の花々を巡る２泊３日の旅（１）～八重桜に彩られた〈妙義山　森林公園さくらの里〉

2015/04/29 - 2015/04/29

今年のＧＷは、連休狭間に２泊３日で群馬＆長野へ花巡りの旅をしてきました。

今回の旅は八重桜と菜の花と花桃を見るのが目的で、花の開花状況やお天気に左右される旅程でしたが、幸いにも３日間とも晴天で、花も見頃に行き合わせることができました。

訪れた場所の花風景は本当に綺麗で、旅行中、テンション上がりっぱなしでした。


★群馬県立森林公園　さくらの里
http://g-kikin.or.jp/sakura/sakutop.html

★園内地図
http://g-kikin.or.jp/sakura/sakumapd.jpg

エリア 下仁田(群馬)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

渋滞を避けるため、朝６時に自宅を出発。

まずは群馬の下仁田にある〈森林公園さくらの里〉へ。

早朝出発のおかげで、現地まで渋滞なしで行けました。ソメイヨシノの満開時期だと、こうはいかなかったかもしれないけれど。

〈さくらの里〉にはいくつか駐車場がありますが、公園に隣接していて、規模も大きそうな「第１駐車場」に停めました。でも、これがあとで失敗だったと気づくことに……。

さくらの里 花見

駐車場の前には、妙義山がどーんとそびえています。

山のこのギザギザ感、行ったことはないけどイタリアのドロミテの山っぽく見える。そう思っていたら、実際、妙義山は日本のドロミテと言われているんですね。知らなかった。

山の麓にある〈中之獄神社〉には巨大な大黒様がいらっしゃいました。神社のサイトによると、日本一大きい大黒様だそうで、高さ20メートル、重さ8.5トンもあるらしい。

この大黒様は木槌ではなく剣を持っています。この神社は野球の神様としても知られていて、野球のお守りも売られているそうです。

このさくらの里、維持管理に費用がかかっているでしょうに、駐車場も公園も無料です。

では、さっそく園内へ。今は八重桜のカンザンとフゲンゾウが見頃らしい。これらの桜は園内全体で見られるみたいだけど、園内の地図を頼りに、ひとまず中央付近まで行ってみることに。

で、歩き出してみたけれど、このあたりには咲いている桜はまったくなく、しかもいきなり下り。階段が下へ延々と延びていて、

ひたすら下りが続いています。しかもかなりの急こう配。

帰りにこの階段と坂道を上ってこなければならないのかと思うと、気分がブルーになっていく。まさに行きは良い良い、帰りは恐い。。。

でも、遊歩道の周りは、新緑もヤマツツジもとても綺麗で、ちょっと楽しくなってきた。

駐車場からひたすら下って、公園のおへそにあたる〈中央園地〉まで来ました。

広場から上に上る長い階段があり、その向こうに妙義山が見えます。ピンクの桜が満開です。

桜の名前がわからないけど、わんさか咲いていて綺麗♪

ここで気がついたことがひとつ。公式サイトで見ていた園内地図にはなかった駐車場が、広場の横にあったのです。知っていれば、ここまで車で来たのに〜。そうすれば、帰りにあの階段も上らずにすんだのに〜。

白い桜と光のコラボ。

延々と続いた下りの階段でテンション下がっていたけれど、ここは八重桜が満開で、すっかり気分はウキウキに。

これはカンザン？

手前の桜はフゲンゾウかな？

ピンクと緑と青い空――綺麗だ〜♪

これはたぶんカンザン。

東屋が桜に覆われています。

この中央園地に立っていた看板には、園地の横に駐車場が記載されていました。これをサイトに載せてくれたらよかったのに〜。

この地図を見ながら、見頃のカンザンとフゲンゾウを見るには、どこへ行ったらいいんだろうと夫と話していたら、年配のおじさまに声をかけられました。どうやら地元の方らしく、園内のことをよくご存知のよう。

おじさまによると、「新開園地」と「一の沢園地」のカンザンとフゲンゾウが満開になっているからそこへ行くといいとのこと。教えていただいて助かった〜！

別れ際、おじさまに車はどこに停めたのかと聞かれ、第１駐車場だと伝えると、「そりゃ、帰りが大変だね。車はこの中央園地に停めるのが一番いい」と言われました。はい、次に来るときはぜったいそうします。

で、おじさまに勧められた場所へ向かいました。

左の山の斜面に桜がモコモコ咲いています。あそこか「新開園地」かな？

新開園地に着きました。

色とりどりの桜が、肩を組んでいるみたいに見える♪

案内板によると、このさくらの里には50品種１万5,000本の桜が植えられているとのこと。すごい！

グラデーションになった桜のピンクと木々の緑がとても鮮やか。

向こうに妙義山が見えます。

新緑と一緒に見る桜っていいもんだな〜。

ソメイヨシノも綺麗だけど、新緑と一緒にはなかなか見られないので、これは八重桜ならではの風景かも。

こちらもピンクと白の桜がこぼれんばかりに咲き誇っています。

八重桜は花のボリュームがあって、迫力あるな〜。

道路沿いにも桜が立ち並んでいます。

では、おじさまに勧められた、もう一つの場所「一の沢園地」にも行ってみます。

細い散策路を登っていきます。

５分くらい歩くと――

右手にピンクの桜が山肌を覆っている場所が見えてきました。ここが「一の沢園地」のようです。

カンザンかな？　まさに今が満開。真ん中に東屋があるのだけど、桜に覆われてほとんど見えなくなってます。

ピンクも緑もとっても鮮やか。

桜は妙義山の手前まで広がっています。

来た道を振り返って。

遊歩道の下にはに澄んだ小川が流れていて、雰囲気のいい木の橋が架かっていました。

こういう風景、和みます。

橋のたもとから。

山の斜面を覆う桜。

ほんとに綺麗。。。

園内の展望台から見た風景。

桜というとソメイヨシノばかりに目がいっていたけれど、八重桜がこんなに綺麗なものだったとは！

園内にはたくさんの種類の桜があるので、花の見頃が長いのもいいです。また桜の季節に訪れたいな。今度はお弁当を持ってこよう。


「春の花々を巡る２泊３日の旅（２）」につづく。。。