2015/04/28 - 2015/05/06
3位(同エリア52件中)
MARIELさん
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イランは未訪問国のなかでも特に期待が大きく、ゆえに優先順位も高い国でした。
しかしながら冬は極寒、夏は灼熱と聞いてGWを狙って放置するこ早数年。ついにチャンスがやってきました!
この旅を見据えて、昨年夏の中央アジアの旅から敢えて外したトルクメニスタンも、もちろんセットで♪
エアーはスケジュールが悪くてもTK(トルコ航空)と決めていたのと、9日間で2カ国は意外にタイトで、大胆にも首都テヘランを切って(首都は大抵面白くないので)、アシガバット(トルクメニスタン)とマシュハド・イスファハン・シラーズ(イラン)の4都市を巡ることにしました。
まずはイスタンブール乗り継ぎでトルクメニスタンの首都アシガバットへ。
「中央アジアの北朝鮮」の異名を取る独裁国家トルクメニスタン。噂によると北朝鮮をも凌ぐヘンテコな国なのだとか。
2006年にニヤゾフ大統領が亡くなって以降トーンダウンしてしまったのではと心配しましたが、ヘンテコっぷりは健在で思いっ切り楽しませていただきました。
私的「行って良かった国ランキング」(「好きな国」ではない・笑)を作ったら、かなり上位に来ると思います。
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4月28日(火) 旅1日目
出発前夜。出先での仕事を終え、22時頃に荷物を置きにオフィスに寄ったところ先輩に捕まる(^^;;
めっちゃ熱い且つシリアスな話だったので切り上げる訳にもいかず、話を聞くこと3時間・・・。
結局退社したのは1:30。ハイ、徹夜決定。
家に帰って荷造りして、お風呂入って、ジェル直して、仕事して、6:45東京駅発の1000円バスで成田へ。
ANAラウンジでかき揚げうどんの朝ご飯。 -
続いてシャワー。
受付のお姉さん、「May I have your boarding pass please? 」
何でこうなるかなあ。
確かに私はよく「クウォーター(たまにハーフ)ですか?」って訊かれるけど、日本で出会った日本人に「コイツ日本語解らない」って判断されるほど日本人離れはしていない。
ちなみにシャワー浴びて出る時は日本語に変わる。
ボーディングパスの名前確認してるからね。 -
10:05発TK(トルコ航空)イスタンブール行き。
バルクが真ん中しか空いてなくて、仕方ないので後方で2席確保。
最初のミールはコフテ的な?
さすがTK、素晴らしい☆ ていうかさすがDO&CO。
徹夜明けだし基本寝てたけど、FURY とthe Other Woman(←キャメロン・ディアスの。日本公開しない?)観た。 -
今日のアメニティはペンケースタイプ(青)。
年始に黒のヤツをガイアナで無くしたのでちょうど良かった☆
もちろんスリッパも貰える。
Yのアメニティは相変わらずTKが世界一だわ。 -
購入した時は有償UGを狙ってたんだけど、2月に深夜便と機材がスワップしちゃって残念。昨年9月に引き続きA330のPY無し、Cがめっちゃ少ない機材。
日中フライトなのに、ミールとミールの間はずっと完全消灯。なにゆえ?
到着前のお食事はパスタ。
これももちろん美味なり♪ -
6時間戻って16:50アタテュルク。
次の便は日付け変わってからなので余裕で街に出られるんだけど、今夜も4時間に満たない深夜フライトで明日は朝から動かなきゃなんだよね。イスタンブールの夜景はまたお預けだな。
ってことで大のお気に入りのラウンジへ〜。
特にこのカフェスペース可愛くてスキ(≧∇≦) -
今日はおばちゃんが作ってくれるトルコ風トルテリーニ(マントゥ)のコーナーがあった。
挽肉を包んで茹でた小っちゃいパスタにヨーグルトとトマトソースをかけたもの。
トルコが西洋と東洋の狭間にあるって実感できる料理だよね。 -
座ってばっかだからちょっと身体動かしたいかもー。
ここってプール以外なんかあったっけ??
ってゴルフ練習場があるじゃん!
でも、一人でココに入っていく勇気はナイ・・・。 -
そろそろシャワーかなって思って受付に行ったら45分待ち(>_<)
ちょっとノンビリしすぎた。
でも浴びないって選択肢は無いので順番待ち。
ローブとスリッパあるのは◎だけど、何かイマイチなシャワールーム。
まあスッキリできたのでOK! -
24:45発TKアシガバット行き。
お隣のKIX行きゲートとは激しく異なる空気が漂う。
そして、この民族衣装は!!
私はとんでもないことに気付いてしまった。
この衣装の方々、よくこの空港で出会う。そして大陸の某隣国の方々を遥かに凌ぐ、常識を逸脱した行動を見せてくださる(笑)。
その目に余る行動から、私の勝手に作った「世界の嫌な国民ランキング」不動の一位に長年君臨しているのだ。
私は勝手に彼女達はタジキスタン人だと思ってた。
去年、タジキスタンには行ったけど、「あら、思ったよりいい人達だわ〜」と呑気に考えてた。 -
しかし!!
今の私にはハッキリ分かる。彼女達はトルクメニスタン人だ。
この2カ国の服装は似ていて、普通日本人は見分けらんない。(てか、そもそも中央アジアの民族衣装なんて知らない人が多いよね)
ポイントはスカーフ。トルクメの20代〜40代くらいの既婚者の多くが、スカーフの中に輪っかみたいのを入れて帽子のようにしている。
ああ、トルクメニスタンに行くの憂鬱になってきた・・・(>_<)
機内食もパスしてひたすら寝て過ごす。 -
4月29日(水)旅2日目
トルコから2時間進み6:35、ほぼ定刻通りにトルクメニスタンの首都アシガバットに到着。
まるでトルクメニスタン航空の専用ターミナルであるかのように、ロゴが散りばめられてる。パンチ効いてるなー。
visaカウンターには一番乗りだったのに、何とお隣のvisa代を支払う銀行がまだ開いてない!あり得んだろう・・・。
並んでオープンを待つのはアホらしいので、めちゃくちゃ綺麗なトイレでメイク。
終わった頃にはイミグレの混雑もすっかり解消されてて、アライバルビザを諸費用込み$97で取得し、サクっと入国。 -
でも、トルクメ入国の洗礼はここからだった。
何なの?このカスタムの大渋滞は(>_<)
荷物は5分くらいで出て来て(さっさと入国してたら何十分も待たされたということだけど)、しかしながら列は一向に進まない。
てか、この大量の段ボールは何なのだ。後で聞いたらバザールで売る服なんかをトルコで大量に買い付けてくるらしい。
鞄一つな人達が割り込みする流れに便乗したから良かったけど、真面目並んだら3時間くらいかかりそう。
それでも到着から1時間半経ってるし・・・。 -
この国に観光ビザで入国する場合、自由観光は許されない。北朝鮮、ブータンなどと一緒でホテルの事前手配、全行程のガイド同行が義務付けられている。
無事ガイドさんと合流し、8:00に空港を出発。
ガイドのトレさん、何と日本語も話せる。
最初にやって来たのはTEKEバザール。場内撮影禁止。
朝鮮お惣菜が充実しているのが中央アジアらしい。
周辺国ではそんなに見かけけないものとしては薬草が豊富だったかな。 -
場外の食堂に入って朝ごはん。
食のレパートリーは中央アジアの周辺国とほぼ同じ。
コーヒー(1マナト≒$0.29)だけでもいいかなって感じだったけど、せっかくなのでサムサ(1マナト)も。
ちなみに食事はツアーに含まれてないので、その都度お支払い。 -
トルクメニスタン、通称「中央アジアの北朝鮮」。
1991年にソビエト連邦から独立した比較的新しい国。
その首都アシガバットは独裁者・ニアゾフ初代大統領が「世界で一番美しい都市」を目指し、造り上げた(改造した)めちゃくちゃユニークな未来都市である。
ソビエト的な建築物も見え隠れするけど、基本中心部はこのオブジェのようなテイストで統一されている。 -
まず驚くのが、ほとんどの建物が白いってこと。
コレ、全部大理石!!
655棟あるとかで、もちろんギネス記録。
私が今まで歩いてきた世界の街の中で一番無機質な印象。
生活感が全く感じられない、不思議な街。
治安はすこぶる良いらしい。 -
市内観光は後回しでまずは近郊にある世界遺産のニサ遺跡へ。
現在のイランを中心に紀元前3C〜3Cにかけて(つまりセレウコス朝とササン朝の間)栄えた遊牧国家であるパルティア王国(中国名は安息国)初期の首都の遺跡。
エントランスに車を停めて、ガイドさんと2人で歩いて散策。
展望台から眺める城壁。
手前の芝生が紅く染まってるのがわかるかな。 -
ポピーが満開なの。
現在春の花の季節真っ盛りらしくて、2週間ほどで全部枯れちゃうみたいだからラッキーだった(^^♪ -
ポピーをこんなマジマジ観察したのは人生で初めてかもしれない。
いや、確実に初めてだわ(笑)。 -
カモミールも満開*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
普段花とか全く興味ナイ人なのに、かなり興奮したー。 -
遺跡自体は特に感動もなかったけど、周りの景色に溶け込んで素晴らしい雰囲気。
1930年から発掘が始まったこの遺跡、まだ全体の30%くらいしか発掘されてないんだって。
まだまだお宝が眠ってるんだね。
ちなみに出土品は国立博物館に。
あんま興味ないから行かなかったけど(笑)。 -
施錠されたMuseumの中に全体模型がある。
イメージ膨らませるのにかなり役立つので是非見せてもらいましょう♪
実際見られるのは遺構ばかりで当時の栄華を想像するのは難しいけど、ゾロアスター教寺院とか玉座跡はちゃんと残ってるよ。 -
市街地に戻る途中で立ち寄ったのが魂のモスク。
とにかく大きくて豪華絢爛。
ソビエト時代に信仰の自由が制限されていたせいでイスラム色薄れたトルクメニスタンに、2004年に建てられた。
めっちゃ立派なモスクなのに、スタッフ以外は誰もおらず滑稽な印象を受ける。 -
モスクのお隣にある同じような金ピカのドームはニヤゾフ廟。
荷物は持ち込み禁止なので、近くの植え込みに置いておく。
守衛さんが見ててくれるし、そもそも誰もいないので問題なし。
内部は地下を見下ろす形で、ニヤゾフさんと家族の霊廟が配置されてる。
彼って幼くして父親がWW?で戦死、その後1848年の大地震で母親と2人の兄を亡くしてるんだね。
実際のお墓があるのはお隣の公園内。 -
モスクも写真NGだから外しか撮れずに残念なんだけど、礼拝堂もさることながら地下がヤバい。
めちゃくちゃ綺麗で巨大。
トイレだって何十個あるかわからないくらいだし、地下駐車場は乗用車400台、バス100台停められるらしいよ! -
市内に戻って、まずはランチ休憩も兼ねてロシアバザール。
ここも写真NG。市場が撮影禁止ってのはカザフスタンもそうだったけど、個人で動いてたらこっそり撮っちゃうからガイド付きってマジ面倒。
イランのキャビアを試食させて貰ったけど、イクラみたいで激マズ( ̄O ̄;)
私、ちらし寿司のイクラは一粒残さずよけて食べるほどイクラ嫌いなの。
イランでキャビア買うつもりだったけど、こりゃナシかなー。 -
半地下にあるレストラン。
ここのプロフがトレさんのお薦めって言うんで、迷わずそれ。
私、ニンジン大嫌いだし、牛肉もあまり得意じゃないし、プロフも油っこくて特に好きでもないんだけど(笑)、アツアツを食べれば悪くない♪
お茶をポットでシェアして、一人7マナト≒$2。 -
12:30にチェックインからの一度休憩。
Ak Altyn Hotel
ホテル名は英語でWhite Goldという意味らしい。日本語だとシロガネ?
普段の私じゃ絶対泊らないような一応ちゃんとしたホテル。
この街にホステルはないけど、安宿と言えば旧ソ系のアパートに入っている安ホテルがある。
でも日本で観光ビザを手配すると、自ずとこの手の外国人ホテルにされちゃうんだよね。 -
かなりチープな感じだけど、アメニティも一通り。
ほとんどネット環境が無いと言われるトルクメニスタンだけど、一応Wi-Fi飛んでる。
ロビーに行けばそれなりに速いし。
ただしFBなどは閲覧制限かかって見られない。
VPNでもムリだった。 -
中庭にはバーとかステージがあって、周囲とは切り離されたインターナショナルな空間。
バーで地ビールを買おうと思ったらロシアビールしか無いって。
後で外から買って来よう。
夕方から地元カップルが結婚式やってたよー。 -
15:00にお迎えが来て再び出発。
まずは滞在登録しにお役所へ。
私は車で待ってただけで、トレさんが全部やってくれた。
ちゃんとパスポートにスタンプ押すのね。 -
動いてる車窓から撮ったんでビミョーだけど(^^;;
ドバイのBurj al-Arabみたい!
2013年オープンのYyldyz Hotelっていう5つ星ホテル。
ガイドさんは「スターホテル」って呼んでたからYyldyzは星って意味かな? -
楽しみにしていたウェディングパレス。(結婚式場)
八角形の星型オブジェの中に収まった地球。そして金色に光り輝くトルクメニスタン。
所有してるのは国営放送局。
2011年に出来たってことなので、これはニヤゾフさんじゃなくてグルバングル・ベルディムハメドフ現大統領の趣味ね。
トルクメの結婚事情だけど、女性は18〜24、男性は20〜26くらいで結婚するのが一般的で、恋愛結婚は30%ほどらしい。 -
小高い丘の上に建ってるから眺めは最高。
こう見ると、まだまだ土地余ってるねー。
でも現在2017年のアジア大会に向けて、急ピッチで開発が進められてる。
メイン会場近辺はもうかなり出来上がってて、それはそれは立派でございます。
ちなみに大会開催権(人口下限100万人?)を得るために、アシガバット市は周辺の市町村を吸収合併したって。 -
通りには無意味な電光掲示板多数。
バス停も無意味に煌びやか。
普通リーダーがこんなむちゃくちゃなお金の使い方したら、国民から反感を買っちゃうのは必至。
しかし天然ガスが生み出す莫大な富がそれを可能にする。
医療費、学費、光熱費タダ。ガソリンも一定量までタダ。他にも特典盛りだくさん♪
物価から察するに収入は多くないだろうから海外に出るのは大変だと思うけど、この国で生活する分にはねー。 -
車窓観光の憲法タワー。
貼り着いた5つのエンブレムのようなものは、アハル州・バルカン州・ダショグズ州・レバプ州・マーリ州というトルクメ5つの州を表している。
この「5つの州」って考え方は重要らしく、あっちこっちに5という数字が見てとれる。 -
ALEM(宇宙)と呼ばれる屋内観覧車。
中には6人乗りのゴンドラが24台あって手頃なお値段で乗車できる。
なのに誰も乗ってない。てか、見渡す範囲に人が誰もいない。
結婚式場同様これも2011年。あとTV塔も。独立20周年事業だね。
「ニヤゾフ路線からの離脱」を謳ってるけど、現大統領も大概同じ系統じゃんねー。 -
私がとても感動したもの、それはゴミ箱&ベンチ!!
主だった観光名所の周りにあるゴミ箱とベンチが、全部その名所に合ったデザインになってるの!(^^)!
ココのは観覧車風でしょ。
殺風景だったのでトレさんに登場してもらいました♪ -
この辺りはベルゼンギというビジネス&官庁街。
地球の乗った外務省、本の形をした文科省。
どの建物もとてつもなくゴージャスかつユニーク。
普通に人間が生活している街とは思えない。
このエリアじゃないけど、歯科センターなんて歯の形してたよ・・・。 -
金ピカ・ニヤゾフがてっぺんで輝く、中立のアーチ。
トルクメニスタンって国連に永世中立国と承認された唯一の国なんだって。
他の中立国は自ら宣言してるだけだったり、限定された国に承認されてたり。
本当は上まで登れるハズなのに、営業停止中・・・。
ここも誰もいないからね(^^;; -
さっきから移動はすべて車なんだけど、有名スポット間はかなり距離あって、自力で周るのは大変そう。
トランジットビザで入ったとしても、車チャーターは一つの手かも。
お次は独立広場。中央にそびえる独立タワー。
91mは独立した1991年、上部の27mは独立記念日の10月27日、トータルの118mは承認国の118カ国に由来する。
周りを取り囲むのはトルクメニスタンの偉人たち。
私が「へー、この人ってトルクメンだったのね」と思った人を紹介♪ -
この鎧に身を包んだエルトゥールルさんという方、後にトルコに渡って、その息子(一説には孫)がオスマン帝国(1299-1922)を興したらしい。
オスマンにトルクメンの血が流れていたとは知らなかった。
バックの煌びやかな建物は文化センター。
コンサートホール、図書館、ニヤゾフ博物館が入っている。 -
時代は少し遡って、セルジューク朝(1038-1308)。
左は創始者トゥグリル・ベグの甥で、2代目スルタンのアルプ・アルスラーン。
右はその息子、マリク・シャー。
ニヤゾフさんは2002年にトルクメニスタンの月名を勝手に変えちゃったんだけど、8月は「アルプ・アルスラーン月」と言う。
そんだけ偉大な人だったのね。
ついでに言うと、彼は曜日も独断で改名した(笑)。
因みにパパの方が亡くなった時、息子はまだ17歳のはず。
何故こんな見た目なのだ。時空を越えた共演?? -
そして遂にニヤゾフ将軍様にご対面。
多くは現在の大統領の像にすり替えられているけど、肝心なところにはちゃんといらっしゃる。
そして、こんなメイン観光地にさえ誰もいない。
今日一日、バザールやホテル以外でほとんど人に会ってない。
本当に不思議な国、トルクメニスタン。
例えるならば、SF映画の未来の世界で、未来の地球はめちゃくちゃ発展したけど、その後人類が滅びて街だけが残ってしまった・・・みたいな雰囲気。 -
足元をアーップ。
5頭の鷲が双頭の蛇を踏んづけているというおぞましい図。
5つの頭はもちろん5つの州に由来。 -
サパルムラト・アタイェヴィッチ・ニヤゾフ(1940-2006)
通称「中央アジアの金日成」。
幼くして孤児になるも、ゴルバチョフに見出されてトルクメン共産党での勢力を増していく。
91年のソビエト崩壊に先立つ90年、直接選挙による大統領選で単独候補として98.8%の得票率で当選。独立後の92年には終身大統領となって、超独裁体制を敷いていく。
メロンが大好物だから8月の第2日曜日はメロン記念日。
自著「ルーフナーマ」を聖書扱いさせる。
自分が癌で医師から禁煙を言い渡された為、国民にも禁煙を強要。
興味湧いた人はググってみて!
他にもおもしろネタ満載☆ -
将軍様とお別れして西側エントランスへ。こっちが正面かしら。
警護に当たるのは剛健なセルジューク朝時代の衛兵たち。
ちなみにトルクメニスタンは現在も男性のみ2年の兵役があるそう。
公園の警備員(銅像じゃなくて本物の)も兵役の人たち。
トレさんは国境警備隊に行ったんだって。 -
最後にやって来たのはブルーモスクを模してトルコが建ててくれたというモスク。
本当にブルーモスクそっくり!
無料でトルコ映画が上映されたり、トルコ語教室が開かれたりしてる。
トルコ語とトルクメン語は元からかなり近いら、敢えて学ばなくても意思疎通図れるらしいけど。
ちなみにロシア語もよく通じる。
この2年ほど旧ソを集中的に旅してきて(計10カ国)、ここが最後のロシア語圏だったと思うんだけど、ガイド付きだったから使う機会がほとんど無くて残念。 -
以上で観光は終了してディナー。
基本的にガイドの拘束時間に制限は無いんだけど、ガイドさん&ドライバーさんコンビ、明日は3:00待ち合わせで早朝便のお客さんを出迎え、アシガバット観光からの夜は地獄の門(あの有名なガスクレーター)でキャンプってコースだって言うから何か可哀想になっちゃって。
私が貧乏パッカーだって分かってくれたらしく、ディナーは何も聞かずに安食堂に連れて来てくれた(笑)。 -
ドライバーさんも誘ったけど、おうちに夕飯が用意されてるって。
そんなこと聞いちゃうと余計急がなきゃって思っちゃうじゃんね・・・。
まずはトレさんお奨めのサラダをシェア。
コレめっちゃ好み!ニンニク凄いけど(^^;; -
メインはマントゥ。ギョウザね。
どこの国で食べても間違い無いお味☆
お茶をポットで頼んで2人で23マナト≒$6.60。
一応ここはご馳走させて貰ったけど、トレさん、チップは一切受け取らず。(相手によるのかもね)
しっかりしてるガイドさんで良かった! -
近所のマガジン(コンビニ的な存在)に寄ってビールを買い、ホテルに送り届けてもらって19:00に終了。
まだ明るいのでホテルのお庭でお一人様ビール^ ^
トルクメビールのZip、4マナト≒$1.15。 味、フツー。
アシガバットはライトアップが凄くて、夜景がキレイと言われてるからめっちゃ楽しみにしてたんだけど、もう眠くて無理。
ホテルの快適なベッドで寝られるの(ドミじゃなくて)今晩だけだし、早々におやすみなさい。
週末弾丸なら無理してでも出掛けられたので、残念過ぎる!! -
4月30日(木)旅3日目
7:00起床で朝ご飯へ。
めっちゃ残念なバイキング。お粥と写真の揚げパンみたいのがご当地メニューかな。
8:30、昨日とは別のガイドさんが迎えに来てくれて、イラン国境に向けて出発。
一ガイドと言うよりは、この旅行代理店の責任者みたい。
30分くらいの道のりだったけど、彼の英語がめちゃくちゃ堪能なおかげで、色んな話が聞けた。 -
今回この国を旅するに当たって私の頭を悩ませたのが、あまりにも高いツアー代金(ビザ取得のためのインビテーション、ホテル代、ガイド代+手数料)。
トランジットビザならこの問題を回避できるけど、取得日数の関係でリーマントラベラーには厳しい。
費用がネックでトルクメニスタンを見送っている方は多いと思うけど、彼と話している中で光が見えたかも!!
詳しくはクチコミを参照して下さいね。 -
市街地を抜けるとこんな大自然。
9:00過ぎにチェックポイントに到着。まだ国境まではあるけど、ここから先はイランに行く人しか入れない。
30分ほど待って、国境行きのバンに乗車。
進行方向左側は一般の列で右側は国境の町のバザールに日帰りで行く人の列。
25分のドライブでトルクメ側国境に着き、あっさり出国。
徒歩でイラン入管に向かう。
本当に来て良かったトルクメニスタン。
地方も美しいのでしょうが、まあそれは他の中央アジアでも似たような風景に出会えるかもしれません。
しかしアシガバット(あとパスしちゃった地獄の門)はちょっと普通じゃありません。絶対自分の目で確かめる価値アリです。
みなさん是非トルクメニスタンに!!
ちなみにトルクメンが「世界一嫌な国民」かどうかは判りませんでした。
殆ど人に会ってないので(笑)。
いずれにせよ再来年は日本のメディアにも頻繁に登場するのでしょうから今から楽しみです(^_^)v
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2015GW トルクメニスタン&イラン
この旅行記へのコメント (18)
-
- teddyさん 2019/12/07 03:43:28
- はじめまして & ありがとうございます
- MARIELさん
こんにちは、はじめまして。
teddyと申します。
南北キプロスを一筆書きで旅行する際にMARIELさんの旅行記を知ってから、度々参考にしています。
今回も参考にしてMARIELさんが紹介されていたBavaさんにお任せしてトルクメへ行ったのですが、その際に旅行というカテゴリをこえて、私の今まで生きてきた中で一番素晴らしい経験ができました。
生きていく中で今後も様々な経験をするはずですが、人生の最期に素晴らしかった出来事を振り返ってみたときに、今回の経験は間違いなく五指に入るはずです。
Bavaさんに連絡するきっかけを与えてくれたMARIELさんに非常に感謝しています。
旅行した時期とは違いますが、私的に区切りのよかったこのタイミングでのお礼になりました。
どうもありがとうございます!
ちなみに私、以前(昨年の7/14)JFK空港の入国審査待ち時に、MARIELさんだとは認識していないままMARIELさんだろうと思われる人に声をかけたことがあります。
後日になってから、私が声をかけた人はもしかしてMARIELさんだったのかも?と思い返しました。
違っていましたらごめんなさい!
- MARIELさん からの返信 2019/12/07 21:14:33
- 凄い旅人発見!
- teddyさん、
こんばんは、はじめまして^ ^
なんか、凄い旅人さんに出会っちゃったなーという感じです。
世界じゅうで走ってますね!
南北キプロス、もう随分と昔だけれど、見つけて下さりありがとうございます。
トルクメニスタン、Bavaさんのところで行かれたのですか!
あのクチコミは結構多くの方が読んで下さっているようなのですが、実際使ったというご報告は頂いた事がなく、ちょっと心配してました。
Bavaさんが良かったかは分かりませんが、旅自体は素敵なものであったようで良かったです。
旅行記で詳細が読めないのが残念ですね。何があったのか気になります笑。
ところでJFKですが。確かに同じ便ですね。
どんなお話しましたか?
もし私だったとしたら、たぶん凄く機嫌悪かったと思うのでお恥ずかしいです。
あの時、サッカーワールドカップの3位決定戦が始まってしまっていて、一番応援してたベルギーの試合だったので、イミグレでスタックしてイラついてたんですw
Mariel
-
- itaruさん 2016/09/07 18:11:48
- 私のガイドもトレさんでした
- MARIELさん
こんにちは
私の時のガイドもトレさんだったので、懐かしい気持ちがありコメントさせてもらいました。私がトルクメニスタンに行ったのは2014年の11月下旬なので半年ちょっと前の話ですね彼は真面目でいい人。だけど、市場の写真とかちょっと真面目すぎるかなという気はしました。
私は半日自由行動の日があったのですが、私が街を自由に歩き回ることを結構気にしていました。観光VISAで入国しているので、責任を旅行会社が負うことになるから、トラブルを避けたいのでしょうし、その気持ちは十分に分かります。一生懸命仕事していますから。お国柄仕方ないわけですし。
ただ自由時間にちょっと裏道に入ったら、普通っぽいお店(雑貨屋)があって、普通に人々が買い物をしていました。アシガバードで生活感を感じたのはこの時だけだったのを覚えています。
- MARIELさん からの返信 2016/09/08 21:47:37
- トルクメニスタン旅行記、楽しかったです♪
- itaruさん
こんばんは、初めまして。
最近初めてお伺いして、凄腕トラベラーさんっぷりに驚いています。
トルクメニスタン、私の半年前に行かれたんですね。今、旅行記拝見しました。
何と同じガイドさん!というか同じ代理店でした。
本当に真面目な方ですよね。ちょっと揶揄いたくなりましたが遠慮しました(笑)。
それにしても、私と殆ど変わらない日数でアシガバート3泊確保されたとは驚きです。
まあ自分は往路日中便、復路朝帰りだったとは言え、イランも同じ3都市+テヘランまで行ってらっしゃるし!
自由行動もあったのは羨ましいです。
やはり異国は自分の足で歩きたいですもんね。
やはりトルクメンも普通に買い物するんですか。当たり前ですけど。
でも当たり前のことが当たり前じゃないのがトルクメニスタンという気もします。
キタには行ったことが無いので何とも言えませんが、経験の中では一番フツーじゃない国でした。
Mariel
- itaruさん からの返信 2016/09/09 02:30:25
- RE: トルクメニスタン旅行記、楽しかったです♪
- MARIEL さん
返信ありがとうございます。
様々な国に行かれているMARIELさんの旅行記はとても楽しく読ませていただいています。西アフリカの旅も楽しみにしています。
itaru
- MARIELさん からの返信 2016/09/11 16:51:22
- RE: RE: トルクメニスタン旅行記、楽しかったです♪
- itaruさん、
こんにちは。
こちらこそお返事ありがとうございます。
次々新しい旅行記がアップされてて嬉しいです。
是非以前行かれた場所も順に書いていただけれればっ☆
楽しみにしています。
Mariel
-
- ぶんさん 2015/06/16 02:38:39
- 観光ビザで入るのも悪くないかも
- MARIELさん、こんばんは。
アシュハバット、こんな風になってるんですね。
イランで仰っていたように、車をチャーターして移動する必要が
やはりあるようですが、それに加えてガイドが付いてちゃんと
説明してもらわなければ何が何だか訳の分からないものが多いように
感じました。
これなら、観光ビザを取得して周るのも一考の価値が大いにありかと思います。
(ってか、一般サラリーマンならふつうこの方法なのですが…)
このあとのイラン編、当然ながらとても楽しみにしています!
ちなみに当方はというと、旅行記を書くようになってから3か月も
続けて(3〜5月)旅行に出かけた事が無いので、旅行記の作成が
一向に進みません^^;。
イラン編の前にUK、カタールと残っているので、イラン編がup
できるのはまだ先になりそうです…。
ぶん
- MARIELさん からの返信 2015/06/17 20:31:54
- 同意見です!
- ぶんさん、
こんばんは。
アシガバット、ガイド付けるのアリだと思います。
でも、トランジットで入国した方のブログ等見ると結構ちゃんと周られてるし(この国で時間が限られているのは皆、共通ですからね・・・)、見所は決まっているので、予習していけば大丈夫なのかもしれませんね。
それでもドライバーは雇った方がいい気がしますが。
そういう意味では帰国後、ビザ代も半分くらいは納得できました(笑)。
イラン編は少なくとも直近では出なさそうです。(^^;;
こちらもタジク 、インド、ソウルと溜めており・・・。
ぶんさんに登場していただくのは少し先のことになってしまうかもしれません。
ぶんさんのイラン旅行記も気長にお待ちすることに致しますね(^_^)v
Mariel
-
- たぬき2号さん 2015/06/12 07:16:35
- トルクメニスタン
- MARIELさん
おはようございます。
GWのイランは、トルクメニスタンとセットだったのですね。
とても楽しく拝見しました。
アシガバード、ますます行ってみたくなりました。
街を歩くだけで、とても楽しめそうです。
クルマの移動は必ずガイド付きなのでしょうが、
単独で少し街歩きするようなことは可能なのでしょうか?
必ず毎日オフィスとやりとりしなければならない私にとって
wifi環境がいまいちというのは少々具合が悪いので、
夏は中央アジアは断念し、年末年始かGWかなと思ってます。
結局、夏は皆さんの旅行記をかなり参考にさせていただき、
ドイツ・ベラルーシ・ウクライナ・モルドバとなりました。
未訪のベラルーシ・モルドバよりも
30年ぶりのベルリンの方が楽しみになってます(笑)
イラン編も楽しみにしてます。
お仕事も大変そうですが、お体ご自愛ください。
たぬき2号
- MARIELさん からの返信 2015/06/15 14:14:24
- お返事遅れてごめんなさい。
- たぬき2号さん、
こんにちは。
トルクメ×イラン国境が現在は非常にハードルが低いので、セットで行きました。
アシガバットは街そのものが見所ですね。
異様な雰囲気が楽しめます♪
あと夜景は絶対お見逃しなく!
トランジットビザの方は自由に歩き回れるので、外国人が一人で歩いていてもお咎めは無いと思います。
街が広範に散らばってるので、ホテルの近所をウロウロしてもなにも無いかもしれませんが。
車移動中はダメかもしれませんね。別途タクシーを捕まえればOKです。
ネット環境を常時整えるのは確かに難しそう。トルクメ以外の中央アジアなら全く問題ありませんが・・・。
夏休みお決めになったんですね。
ベルリンは私も大好きです!
モルドバとベラルーシはハードル下げて行った方が良さそうです(笑)。
個人的にはウクライナが羨ましいです^ ^
次はイラン編じゃないものをUPすると思いますが、気長に待っていただければ嬉しいです。
Mariel
-
- worldspanさん 2015/06/07 23:32:07
- 一昔前の旧ソ連圏のチェックイン、カスタムがそうでした。
- MARIELさん
こんばんは。
念願のトルクメニスタンですね!おめでとうございます(笑)
旧ソ連でのカスタムの信じられないような荷物の多さ、そしてコントローラーがやる気があるのかと苛立つほどのんびりした対応、更に割り込みは当たり前。空港のチェックインカウンターやカスタムは本当にうんざりしました。MARIELさんの写真を見ると、当時の苦闘を思い出してしまいました。
私が訪れた時もガイドのご家族と仲良くなりましたが、トルクメニスタンに住むには他国と異なり、生活のギリギリは補償されているので困らないのでしょうが、言論や自由が厳しく統制されている中での生活は、やはり大変でしょうね…。
worldspan
- MARIELさん からの返信 2015/06/08 10:36:01
- その時代の旧ソに行ってみたかったです。
- worldspanさん、
おはようございます。
トルクメニスタン、遂に行って参りました♪
この2年間訪れた旧ソの国々で、特に空港でウンザリなことも無かったので、今回はやられた感満載でした。
以前はどこもそうだったんですね。
そう言った意味ではトルクメは古き良き(?)時代の面影残す貴重な存在でしょうか(笑)。
トルクメンとの交流があったとは羨ましい限りです。
正直この国のことはあまり理解できず帰国しました。
政府に対する国民感情に興味があったんですけど・・・。
規制が多い生活は大変なのか、はたまた国民はそのことに十分に気付かず幸せなのか。
奥深い国ですね。
Mariel
-
- Matt Yさん 2015/06/07 22:10:40
- 行きたくならせ度満点ですね!
- いつもの旅行記に増して、読んでいるだけで行きたくなり度が増してしまう、そんな読後感でした。
そしてやっぱり金ピカ銅像は萌え萌えなのと二代目も突き進んでいる路線がステキですね。実際髪の生え際くらいしか写真で見ても区別つかない感じですが
- MARIELさん からの返信 2015/06/07 23:07:28
- それは光栄です(笑)。
- Matt Yさん、
こんばんは。
Mattさんを行きたくならせられたなんて、非常に嬉しいです。
私は普段そういう路線じゃないけど、現地にいる間は萌え萌えでした。
「将軍さまはどこ⁈ 早くお会いしたい‼︎」みたいな態度にガイドさんドン引き…。
確かに二人は見分け付きにくいですね。
ポイントは生え際なのね!
Mariel
-
- onivnさん 2015/06/07 16:14:25
- 写真見ているだけで
- 近くて遠い某国を彷彿とさせますね。
あと東南アジアみたいに食費のかからない国です。
買い物はどうなんでしょ?
- MARIELさん からの返信 2015/06/07 17:14:44
- 遠い某国に行きたいです(>_<)
- onivnさん、
こんにちは。
やっぱり元祖の方に似てるんですね。
めっちゃ行きたいけど、旅費と日数がネックで・・・。
某国、食事は自由に摂れるんですか?
トルクメは確かに食費は安く上がりそう。
買い物は輸入品ばかりで安くないのと、欲しいものが無さそうです(笑)。
Mariel
- onivnさん からの返信 2015/06/07 21:40:18
- RE: 遠い某国に行きたいです(>_<)
- 私は元祖行ったことないですが
友人が行きました。
旅費が南側の10倍弱とか言ってました
某国は食事も決められた場所で旅費に込です
行く場所もガチガチに拘束されるみたいです。
トルクメニスタンはマスゲームないのですか(笑)
> onivnさん、
>
> こんにちは。
> やっぱり元祖の方に似てるんですね。
> めっちゃ行きたいけど、旅費と日数がネックで・・・。
>
> 某国、食事は自由に摂れるんですか?
> トルクメは確かに食費は安く上がりそう。
> 買い物は輸入品ばかりで安くないのと、欲しいものが無さそうです(笑)。
>
> Mariel
- MARIELさん からの返信 2015/06/07 23:01:29
- RE: RE: 遠い某国に行きたいです(>_<)
- onivnさん、
ご友人が行かれたんですね。
旅費、確かに10倍コースですよね。
食事はやはり自由ありませんか。
そうなると拘束度はキタ、ブータン、トルクメの順でしょうか。
マスゲームちっくなのはあるらしいですよ。
バレエは将軍さまの趣味に合わず禁止されちゃいましたが(笑)。
Mariel
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