
2015/04/28 - 2015/05/06
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MARIELさん
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イランは未訪問国のなかでも特に期待が大きく、ゆえに優先順位も高い国でした。
しかしながら冬は極寒、夏は灼熱と聞いてGWを狙って放置するこ早数年。ついにチャンスがやってきました!
この旅を見据えて、昨年夏の中央アジアの旅から敢えて外したトルクメニスタンも、もちろんセットで♪
エアーはスケジュールが悪くてもTK(トルコ航空)と決めていたのと、9日間で2カ国は意外にタイトで、大胆にも首都テヘランを切って(首都は大抵面白くないので)、アシガバット(トルクメニスタン)とマシュハド・イスファハン・シラーズ(イラン)の4都市を巡ることにしました。
4都市のラストはシラーズ。
イランが世界に誇る遺跡・ペルセポリスへのゲートシティです。
TKが飛んでいるため最終地に選びました。
中東の3P制覇という長年の夢が叶って満足です!
トランジットのイスタンブールでは1週間振りに肌をさらけ出して、お酒も飲んで、自由の有り難みを噛み締めました(笑)。
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5月3日(日)旅6日目
前日23:45にイスファハンを発ったバスは朝6:40シラーズのバスターミナルに到着。
途中何度か目が覚めたものの、それなりに寝られた。
中国人女性とお別れして、タクシーで目星を付けて来た宿まで。
めちゃ分かり辛い場所にあるんでタクシーで良かったー。ドライバーには有名っぽい。 -
Niayesh Boutique Hotel。
イスファハンで会ったオランダ人からオススメされた宿。
ロンプラにも載ってる。
外から見ると個人経営の小さな安宿っぽいんだけど・・・ -
中はかなりの広さで、伝統的な建物を改築したとあって旅人としては胸キュンな造り。
絶対ここに泊まりたい!!
吹き抜けのパティオ全面を利用したレストランも有名で、別途ロンプラのレストランのページにも掲載されるほど。
ランチやディナー時には西洋人ツアーがじゃんじゃん入ってくるよ。 -
噂通りめっちゃ人気の宿らしく満室。
もしかしたらチェックアウトで空きが出るかもとのことなので、まだ眠くて出掛けたくないし、お昼まで待ってみることに。
チャイハネ風なお座敷タイプのシートがいっぱいあるから、そこでお休みなさい(( _ _ ))..zzzZZ
ちなみにこのホテル、敷地内でもスカーフ脱いでるとすぐ注意される。
外部利用が多いせいか従業員が「ホステルのスタッフ」って雰囲気じゃない。 -
やったー!!
ドミget (^_−)−☆ 1泊$10。
イラン初日にマシュハドで一緒だった中国人パッカーとも再会。
トルコのアンカラ在住の女性2人組など日本人もちらほら。 -
荷物を置いたらそのままパティオに戻ってブランチ。
茄子のトマトシチュー&ライスのセット、トマトの爽やかな酸味が効いててめっちゃ美味!
定番の料理らしいけど、絶対これが一番私好みのイラン料理だな。
翌日のディナーもこれにした(笑)。
ナーンがあるのにライスは不要だから単品で。 -
さーて、そろそろ観光に出かけますかね。
街の中心、ショハダー広場までは歩いて5分の距離。
広場の角にあるのがキャリム・ハーン城塞。
18C、サファヴィー朝滅亡後の混乱期にシラーズを都として興ったザンド朝の初代君主キャリム・ハーンの居城。 -
城塞の前で凄い行列ができてるアイス屋さん発見!
よし、並ぶぞー。
一見シンプルなこのアイス、食感がかなりユニーク。
ファルデという素麺のような見た目のクランチーなアイスが混ざってるっぽい。
2万リアル≒$0.60。 -
絨毯屋さん通り?
絨毯じゃなくて普通なお土産買いたいんだけどな。
奥に見えてるのはザンド朝時代のモスク、マスジェデ・ヴァキール。
絨毯博物館を隣接してるようで絨毯屋が多い模様。 -
この旅は本当によくジュース飲んだな。
写真出してなかったけど、食事スキップしてる時とかおやつとか全部ジュースw
イランはどこに行ってこんなジューススタンドがそこらじゅうにある。
特にオススメなのがメロンジュース!メロン嫌いなのに何故か美味しい♪ -
Vakil Bazarバザーレ・ヴァキール。
大通りを越える度に名前が変わるけど、トータルではかなりの規模の市場。
何でも売ってるのに何故か土産物がなーい・°°・(>_<)・°°・。
どっかのエリアにまとまってあるのかもだけど、遂に見つけられず。
イスファハン同様この街も年配者以外チャドル着てないのと、シンガポール調達の「ムスリムセット」にも飽きてきたからスカーフ一枚お買い上げ。 -
日没後もひたすら街歩き。
イスファハンの方がちょっと人口多いみたいだけど、活気があるのは断然シラーズかな。
イランも4日目となって、少しずつイランのこと・イラン人のことが分かって来た気がする。
思ったほど物価安くないこととか
意外に信号はちゃんと守ることとか
「ありがとう」はMerciが多様されることとか -
数々の外交問題とは裏腹に、中に入っちゃえばとにかく安全な国。
夜の女一人歩き、全く問題ナシ。
噂に聞いてたアジア人見下しも然程気にならず。
私が女だからかもしれないけど。
コレは、まばゆいばかりのゴールド通り。 -
今日もディナーはジュースでいいや〜ってことでジューススタンドへ。
だいたいの店に置いてあるけど(夏季限定?)あまり美味しそうに見えず挑戦してなかったハーケシールという花の種を大量に入れてバラ水で香り付けしたドリンク。2万リアル≒$0.60。
不味くはない、というレベル。
お兄さん、アナタのこと撮ってるんじゃありませんから^^; -
夜は宿の最上階にあるバー(と言ってもアルコールは無い)へ。
テラスのテーブルでカルダモン・ティー飲んでノンビリ。
言葉の通じないイラン人の女の子(タニヤちゃん・2歳)と遊んだり、陸路シンガポールを目指しているヨーロピアンの年輩ご夫婦とお喋りしたりして楽しいひと時。 -
5月4日(月)旅7日目
ビュッフェスタイルの朝ご飯付き。
日付が変わる頃には空港に向かうから、実質今日がイラン最終日だな。
7:45にお迎えが来てペルセポリス半日ツアーに出発。
ツアーは昨日フロントで申し込んで99万リアル≒$30。 -
マイクロバスでいくつかのホテルを回って参加者をピックアップし出発。
日本人の一人旅男性とご夫婦もいた。
1時間ほど走って、まずはペルセポリス近郊にあるナグシェ・ロスタムに到着。
アケメネス朝ペルシア(BC550〜BC330)の王墓。
一番右のは何とあのダレイオス1世のお墓だよ!
ずばりペルセポリスを作った人ね。
マジ感動(((o(*゚▽゚*)o))) -
とか言いつつ、一人さっさと抜け駐車場に戻ってお土産屋さんに。
ここで買いたいものがあるの!
楔形文字の自分オリジナルなレザーグッズ。
キーチェーンorブレスレット、好きなチャームを選んで、その場で名前を入れてもらう。 -
シンプルなブレスレットは15万リアル≒$4.50。
カッコいいチャームをチョイス、名前が短いのでフルネームで入れてもらった。
お気に入り♪
お手頃価格だし、時間があったら色んな人の名前で作ってお土産にしたかったな。
他にも欲しそうな人いたけど、時間切れでバスに押し込まれメインの遺跡に移動。 -
ペルセポリス ☆世界遺産☆
アケメネス朝の第3代王であるダレイオス1世がBC520都市建設に着手し、王朝の滅亡まで首都が置かれていた。
でも王様がここで日常過ごしてたのではなく、特別な儀式を行う為の街だったらしい。
BC331年、アレクサンダー大王に滅ぼされて以降今日まで廃墟となったままで、その広大な土地に遺構が残るのみ。 -
ペルセポリスの最大の見所の1つがアパダーナ(謁見の間)の緻密なレリーフ。
詳しく解説して貰ったけど、大量にあるし、すっかり忘れちゃった(笑)。
このライオンが牛を襲ってるヤツがめっちゃ有名なんだっけ?
ここでトルクメニスタン×イラン国境で一緒だった日本人ツアーに再会。
何人かに記念撮影を頼まれた・・・。 -
コレ知ってる!双頭の鷲。
有名だよね?
イラン航空のアイコンはここから来てるらしいよ。 -
一通り説明聞いた後は自由行動。
遺跡を見る、と言うよりはブラブラ散歩しながら雰囲気を楽しむ。
ペルセポリスって遺跡そのものにも憧れはあったけど、それ以上に中東の3Pを潰したいって気持ちが強かったんだよね。
2008年のGWにパルミラ(シリア)とペトラ(ヨルダン)は行ってるので、これで制覇! -
ラストはダレイオス1世のタチャラ(冬の宮殿)。
これはかなり保存状態いいね。
エントランスで再集合、皆んなでバスに戻ってアイスが配られ、半日ツアーの私含め数人はタクシーに乗せられてシラーズの中心部で解散。
バスは午後もツアーが続くみたい。 -
一度宿に帰ってノンアルビールで休憩したら再び出発。
通りに出たところにローカル線のバスターミナルがあるんで、バスに乗ってみようかな。
たくさんの人に助けられ正しいバスを見つけ、
車内でもまたみんなに親切にしてもらって目当ての場所で下車。
バスを降りてからも同じ目的地のカップルが道案内してくれる。 -
エラム庭園 ☆世界遺産☆(イラン国内の他8つの庭園と一緒に「ペルシア式庭園」として)
ペルシア式庭園で有名なのは何と言ってもインドのタージ・マハルだよね。
あと、この半年後に行くことになるパキスタンのシャリマール庭園も世界遺産。(共にムガル帝国のシャー・ジャハーン帝が建てた)
シンメトリーに美を見出すところとか、チャハルバーグ(庭園を四分割にした様式)なこととか、共通点が感じられてちょっと嬉しい。 -
バラが特に有名なこの庭園。
5〜6月が見頃と言うから、そろそろシーズンのはずなのに全然バラないぞー。
まあ、その他の花がそれなりに綺麗に咲いてはいる。 -
地元の子供たちにとっては遠足だか課外授業で来るような場所らしい。
入場料が15万リアル≒$4.50もしたんだけど、ローカルはめっちゃ安いんだろうな。もしやタダ?? -
ザンド朝時代は大富豪のお屋敷として使われてたり。
でもその後のカージャール朝時代にはシャーが買収して。
現在はシラーズ大学が所有してるのかな??
よく分かんないけど、真ん前はシラーズ大学。 -
引率の先生から「子供たちと一緒に写真入って貰えませんか」って頼まれた。
是非♪
こっちも撮らせてもらった☆
先生も一緒に! -
別の学校の子たち。
なんか女の子ばっかなんだけど、小学校も男女別なのかな。 -
イランもピースする文化だね〜。
2人やってるもんね。
こっちからは頼んでないよ。 -
バラは申し訳程度にひっそりと咲いておりました。
地図には「バラ園」と書かれたゾーンが存在するのだけど、そこは何か工事中みたいな感じ・・・。 -
警官だか警備員のお兄さん達も快く写真に応じてくれた。
割とイケメン?!
まあ言うほどの施設じゃなかったけど、こういう地元の人たちとの触れ合いが楽しいのでOK。 -
帰りは徒歩で♪
3kmくらい?じゅうぶん徒歩圏だったわ。
宿に戻ってディナー食べて、今日も昨日のバーで出発までまったり。
これでイランともお別れなんだなあ。
イラン、「ここまで取って置いた感」が強くハードル上がってたからか特別な感動は無かったかな(マシュハド以外)。出会った欧米人たちも同じようなこと言ってる人が多かった。やっぱ私にはアラブの方が合うのかも。
でも、もちろん素敵な国!! -
23:30、今朝同じツアーだったシアトル在住のメキシコ人の男の子とタクシーをシェアして空港へ。一人5万リアル≒$1.50。
出発までは3時間以上あるのにラウンジ無い、お店少ない、カフェ激高な暇過ぎ空港。
Wi-Fiアリと自分で手帳に走り書きしてたけどネットした記憶がナイ・・・。
とにかく話し相手がいて良かったε-(´∀`; )
イスタンブール経由で次はレバノン行くんだって。 -
5月5日(火)旅8日目
03:35発TKイスタンブール行き。
飛行時間が3:45しかないのに加え、朝ご飯もサーブされる為ほぼ寝られない。
時差で1時間半戻り、50分ほどディレイの7:00にアタテュルク。
8時前にはメトロで街に向かう。 -
終点のアクサライで降りてぶらぶら。
ああ、もう肌を出してもいいんだ〜。凄い解放感!!
でも気付くとウッカリ前を合わせているのが可笑しい。
Thank youって言おうとしてMerciとか言っちゃうしw
とりあえず前から良さそうと思っていたカフェでいかにもトルコな朝ご飯。3.50リラ。 -
最近トラムは高いんで乗りません。
メトロのアクサライ往復以外は徒歩で。
この暑いのにヒジャブかぶってる人とか見ると「ご苦労さま〜」とか、もうすっか他人ごと(笑)。
グランド・バザール脇の小路を入ってヌルオスマニエ通り。 -
ここに来た理由は一番お気に入りのスタバ♪
何度もチャレンジしては失敗してたトルコバージョン、ついにゲット!
トルコは世界で唯一の一個売り。エジプトも一個売りと言えなくもないが、あれはセットをバラしてるだけ。
ここは一個用の箱をわざわざ作ってる。
コレクション♪
http://4travel.jp/travelogue/10358824 -
続いてブルーモスク前。
先週ここにいた母からフラワーカーペットが綺麗って聞いたから来てみた。
ちょっと花のピーク過ぎちゃってるっぽい。。。 -
カーペット無いなあ。
アヤソフィアの中なのかな?
入場料高いからアヤソフィアっていつも避けちゃうんだけど、諦めて入ろうとしたらこの行列。
並ぶのイヤなんで、もうカーペットいいや…>_<… -
母の写真を拝借。
アヤソフィアの中じゃなくて、やっぱりブルーモスクとアヤソフィアの間の広場らしい。
つまり、もう撤去されてた訳ね・・・。 -
ふと何処からか微かなスパイスの香りが漂ってきて、あっという間に都会の喧騒に掻き消された。
あの濃厚なスパイスの匂いが懐かしくなって、ああ、もうここはイランじゃないんだと急に悲しくなる。
通りを歩いていると一人のトルクメン女性とすれ違った。
あの独特なスカーフの巻き方。もう間違えない。
感動のあまり思わず声を掛けそうになる。 -
正午頃には空港に戻って、大好きなTKラウンジでランチ。
きっとこの後の機内食もリガトーニだけどいいの。このリガトーニ美味しいんだもん。
そして1週間振りのアルコール。
いや、日本じゃ数週間飲まないことなんてザラなんだけど、ダメって言われると欲しくなるのよね。 -
13:50発TK成田行き。
憶えてないけど、テーブルの形状から察するにEXIT or バルクを取りそびれた模様。
というかTK(特にoutbound)は近年いつもキビシイ。
やっぱりリガトーニだったね(笑)。
私が選ばないだけで、もう一つのチョイスはもちろんお肉だったと思うけど。 -
復路のアメニティは缶タイプ。この柄は持ってないのでお持ち帰り。
中身は往路と同じなんで割愛。
エンタメ充実のTKかつ日中便だけど、昨晩寝てないのでひたすら寝る。
日本到着も朝だしね。 -
5月6日(水)旅9日目
二度目のミールはスクランブルエッグにチーズトーストだったかな?
フレッシュOJの載ってない日本便はチェリージュースで♪
定刻より早い7:00には成田。
最終日の朝に着いちゃうって勿体無いけど、身体はめっちゃ楽だね。
GWは(私にしたら)長旅だから、明朝帰国のエクストリーム出社にしなくて良かったー。
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